今年のレッドソックスについてどう思いますか?

2016年12月8日木曜日

16'-17' Offseason Boston Red Sox -Dec.-

12月です。ウィンターミーティングが始まり、トレード好きのあの人が生き生きとまた傘下をぶっ壊してくれました。GMやフロントのトップにとって、目先の勝利が自分の評価なのだからそれを優先するのはわかるし、1回のWS制覇は数年の低迷に勝る、という人もいるでしょう。でも自分はそれ以上に悲惨な負けシーズンを1年見る方が苦痛。焼野原になったマイナーを抱えて、現在のコアを引き留められなかったら、5年後にはどんな未来が待っているんですかね(前記事はこちら)。


[Transaction]

○ 12/2
Non-tendered C Bryan Holaday.

Bryan Holadayには予想通りテンダーせず。ノンテンダーの候補とも見られていたAbad、Workmanにはテンダーしました。


○ 12/6
Acquired LHP Chris Sale from Chcago White Sox for RHP Victor Diaz, RHP Michael Kopech, 2B/3B Yoan Moncada, and CF Luis Alexander Basabe.

CWSからSaleを獲得。言わずと知れた、MLBを代表するエース。見返りはマイナー全体でも#1を争うYoan Moncadaに、最速105 mphで次代のエース候補だった、全マイナーでも最高峰の右腕Michael Kopech。そしてツールがあり、上限の高いLuis Alexader Basabeに、102 mph投手のVictor Diazまで付けてあげました。

SaleはCWSの10年ドラ1。当時のドラフトでは奇しくもウチのPomerantzと、カレッジ左腕Top 2と評価されており、直前まではPomerantzの方が上と見られていましたが、最後に追い抜いた感じ。その勢いのままその年にMLBデビュー。次の年はイニングを抑えるためにリリーフとして投げた後、12年以降は、MLBを代表するエースとなっています。

13年に早めに延長したことが功を奏し、これだけの選手にも関わらず、17年は確定契約の最終年ながら$12M。さらに、18、19年と$12.5M、$13.5M(バイアウトは各$1M)と非常に割安の契約がある。その点が更にトレード価値を高めていた。

Rail Thinと形容されるような長身ながら、非常に細身の選手。サイド気味に近いフォームと力の入った投げ方は、カレッジ時代は先発適性やケガへの耐性に疑問を投げかけられていたが、今のところどちらも想像を遥かに超えて良好。そのフォームから非常に角度のある速球が武器となっており、球速も90 mph中盤を頻繁に計時する。

ただ以前は平均でも95 mph前後だったのが、16年は2 mphほど落としている。またスライダーも角度が非常にあり、MLBで最高のスライダーの一つ。チェンジアップはサードピッチだが、なんせ他の二球種が凄まじいため、結果としてこちらも非常に有効となっている。

トレード単体としては確かに見返りは膨大なものの、昨今の市場を考えればむしろ上手くやっている範疇に入るとは思う。Saleが夏にチームと揉めて、CWSが残す、という選択肢を持てなかったのも影響はしているだろう。先発は既に枠を超えて6人もいたものの、Saleの加入自体は勿論戦力の底上げにはなる。

16年は散々先発に苦しんだことも頭にあるだろう。ただ個人的にこのトレードを受け入れる気になれないのは夏のPomerantzのトレードがあったからだ。あの時点で既にSaleのトレードは十分選択肢にあった。勿論見返りでなかなか折り合えなかったのだろうが、Pomerantzのトレードを決めた時点では、デッドラインまでまだかなりの余裕があった。

結果、当時は成績が良かったものの、中途半端感の残る選手を相手に、Anderson Espinozaを奪われるはめに。さらにSDの不手際ではありますが、メディカルの不備が発覚して、調子の上がらないまま肘に不安を抱えて、POではローテ落ちする始末。SD側としてはメディカルの結果があって、もう少し粘ればどうとでもなったように思うし、そもそもあんな中途半端な選手にTop Prospectをつぎ込むくらいなら、最初からSaleにこのパッケージ+αを積むべきだった。

そうすれば今頃余分な先発を抱えることもなく、更にはSaleがFAとなる3年後にエースを狙えるEspinozaか、Kopechのどちらかを手元に残すことが可能だったはず。そもそも今回のトレードも、オフ開幕時点で、先発の補強予定はなく、セットアップが最優先と語っていたところからして、できるだけ見返りを釣り上げたいCWSに、WASの対抗馬として呼ばれたところからスタートしているように見える。

Saleの加入は確かに大きい。しかし、それが無くても戦えない面子ではなかった。Sale、D. Price、Porcelloと大物を三人並べて気持ちい良いのだろうが、昨今先発をガチガチに固めたから勝ったチームがあるだろうか?PHIはRoy Halladay、Cliff Lee、Cole Hamels、Roy Oswaltを揃えたが、Halladayの故障やらOswaltの下降が。

15年のWASもMax Scherzer、Stephen Strasburg、Jordan Zimmermann、Gio Gonzalezを揃えたが、POにさえ進めなかった。今年のNYMは若手四本柱が猛威を振るうと予想されたが、Matt Harveyが不調の上にTJ。Steven Matzも肘の故障を抱えて、フル稼働とは行かなかった。

ケガや不測の事態は絶対に来る。04年は詳しくないが、07年のBOSは役に立たなかったけど、ブルペンの薄さからEric Gagneを補強。13年はJake Peavyを獲った。WS優勝した年でさえ、補強は必要だったのだ。

そういった不測の事態に対応できるのは、その穴を埋められるだけでなく、その座を奪って次の主軸になり得る若手の存在。それがデプスというもの。勿論若手の存在は、トレードバイトという部分にもつながる。数合わせのSean O'Sullivanでは結局補強に出るしかないのは16年で分かったはず。それなのに、その筆頭候補と言えるMoncadaやKopechをあっさり放出。

来夏、特にPapiの抜けた打線にテコ入れしたくなったらどうする?今年のPOもPapiが不振に陥ったら、打線全体が完全に機能不全に陥っていたのは記憶に新しい。そうなったらDeversを出す?Groomeを出す?その次は?今のやり方では、来年、もしくは再来年は良いだろう。だけど、3年後はチームは落ち目になると思う。契約延長に失敗すれば、X. Bogaertsらもいなくなる。若手は皆無。DETやNYYの少し前の姿を再現する可能性は非常に高い。

出した中でも、MoncadaにKopechは分かる。Saleを獲るのに、彼ら無しでは成立しなかっただろう。だけど、三枚目、四枚目?確かにWASのパッケージを考えればBasabeも仕方ないところかもしれない。本質的には出し過ぎだと思うけど、市場には逆らえない。しかしDiazはどうか。

四枚目のメンツがトレードを左右したとは思えない。一方で、CWSとしては100 mphのアームはもらえるなら当然もらいたい。球速が全てではないが、球速があれば大きく開花する可能性はある。BOSで今年100 mphか、それに近いボールを記録した選手の内、夏のEspinozaを合わせて、Kopech、Diaz、そしてTyler ThornburgのトレードのJosh Penningtonと四人を放出。

傘下に残るのはG. Bautistaのみ。DombrowskiはProspectに興味がないのだろう。カウンターオファーをすることもせず。許容範囲と思えば、向こうの要求通りに支払う。そういった姿勢は個人的には反吐が出るほど嫌い。どこでどんな選手がブレイクするかはわからないが、最大限有利になるように交渉を重ねるべきだし、それがフロントの仕事だろう。CHCは今年も余剰のJorge SolerでWade Davisを獲っているのを見習って欲しい。

勿論期を待ちすぎて期を逃すのはダメだが、そういった姿勢こそが、長く上位を争えるチームを作ると思う。せっかくエースを獲ったのにネガティブなコメントばかりで申し訳ないですが、このトレード単品の収支に文句を言っている訳ではなく、今の姿勢で長期間チーム力を維持できるかどうかに関して不安を感じている次第です。


Acquired RHP Tyler Thornburg from Milwaukee for RHP Josh Pennington, 3B/1B Travis Shaw, and SS Mauricio Dubon.

セットアップの方も気前よくTravis Shawに今年ブレイクのMauricio Dubon。そしてやはり100 mphを記録して評価を上げているJosh Pennington。Thornburgは今年大ブレイク。イニング数を大きく超える奪三振率が魅力です。(追記)ThornburgはMILの10年ドラ3。今オフが初調停となり、保有期間は三年。

比較的成熟度が高く、やや薄い組織ではありましたが、MIL傘下では有望視されていたProspectだった。ただ身長が低く、また最近は矯正されてきているみたいだが、やや捻りの大きい、力の入ったフォームから、リリーフとの見方も強かった。

3年目の12年には早くもMLBに上がり、翌13年は先発、リリーフでそれなりの機会を得るものの、14、15年と平凡な年を過ごした。しかし16年にセットアップとしてブレーク。途中からクローザーも務めている。

球速はさすがに好調な年だけあって、16年は少し伸び、平均で94 mph。リリーフとしては最近のレベルからすると飛び抜けてはいないが、ボールの出どころが見づらいのもあるのか、非常に効果的。セカンドピッチのカーブに加えて、リリーフとしてはサードピッチのチェンジアップも多く投げる。

こちらも球速が伸びており、平均86 mphまで達しているので、スプリッター気味なのかも。元々、制球に関してはそれほど精密なタイプではなく、それなりの数の四球を与えるが、16年は12.09 K/9と素晴らしい奪三振率で支配した。

数字だけみると、セットアップとして申し分ない投手だが、16年は多少出来過ぎ感はある。NLのリリーフにあまり良い印象が無いのも個人的にはある。Kimbrelも16年はちょこちょこ制球を崩していただけに、こういったタイプが後ろ二枚に並ぶことにも多少の不安はある。更にTJは回避したものの、肘を少し痛めているようで、血小板治療だったかを受けている。

16年一気に成績を上げた半面、イニング数もMLBでは大きく増加。15年はマイナーで先発でもそれなりのイニングを投げていることから、そういった意味では基本的には問題ないとは思うが、MLBで、しかも元々先発だった投手がリリーフで、ということで肘へのダメージは気がかり。C. Smithの二の舞にならないことを祈るのみだが。

出したものに関しては、昨今のリリーフ市場を考えれば、それなりの範囲には収まっているとは思う。心情的には、Shawを出すならSandovalを何とかして欲しかったという感はあるけど、現実的にはこれだけ役割が被っていて、Sandovalの契約を考えたら、Shawを動かすしかなかったというのはある。

Dubonに関しても、ドラフト下位指名から、持ち前の守備に加えて、身体ツール面では飛び抜けていないながら、打撃面での長足の進歩を遂げて、全国区でもある程度名前が知られるようになった。ホンジュラス出身の最初のメジャーリーガー(だっけ?)になるのを見たかったのはあるが、実際的には今が売り時だろう。

MLBの正SSとしてはわずかにツール面で厳しい可能性が高く、IF控えや2Bであれば、HoltやM. Hernandezらの選択肢があった。それよりも自分が悲しいのはPenningtonの放出。TJから復帰二年目の今年、大きく球威が伸び、BAから100 mphを記録した選手として認定を受けた。

小さめの体格と、多少制球には難があるが、TJ明けだし、90 mph後半を頻繁に記録する腕は傘下でもトップクラス。来年フルシーズンデビューで評価を上げる可能性もあるし、パッケージの三枚目としてスローインしたくないタイプの伸びしろの大きいロッタリーピックだ。

紙面上は申し分ないセットアップを得たが、あまり16年以上の成績を期待できそうにない点と、健康面への不安。Penningtonの伸びしろ、という点が個人的には高評価を与えるまでに至らない原因。まぁ、昨年からのリリーフ補強が目論見通りに行っていないというのも背景にあるんですがね。


○ 12/8
Signed 1B/OF Mitch Moreland.
Designated LHP Williams Jerez for Assignment.

Papiが引退。Travis Shawを放出した1B/DHにMorelandと契約。$5.5Mの一年契約だそう。(追記)12/8に正式契約。JerezをDFAして枠を作っています。07年のTEXのドラ17でTEX一筋。これまで500 ABを超えたことがなく、完全なレギュラーよりはプラトーンや、いくつかのポジションでの併用体制に組み込まれてきた選手。

TEXでは元BOSのDavid Murphyなんかも同様の起用のされ方だった。最たる理由は、7年間で110 HRとパワーはあるものの、左投手に弱く、平凡な出塁面も含めて、OFや1Bの選手としては全体的なオフェンス面でMLBの平均レベルに満たず、また守備もそれを補うレベルにはないこと。

元々OFだったが、OFの加入が多く、1Bに移ることに、飛び抜けた守備者ではないが、向上傾向にはあり、16年は1Bとしては平均以上のディフェンダーだった。Papiの後釜としては話にならない選手ですが、ペイロールも厳しく、妥協の選択肢ではある。

打つ方はともかく、一応OFを守れる点は、Travis Shawがトレードされたとは言え、H. RamirezやSandovalと言った、C-IFの選手がC-IF/DH候補に多くいることを考えるとある程度フィットはしている。現状だと左投手に強いC. Youngと併用に近い形となるだろうが、Ramirezよりも1B守備は上なので、変則気味のプラトーンに近い形になるだろうか。

16年は投手に苦しんだとは言え、後半戦は悪くなかったし、Papiが引退した中で、限られたProspectをそちらではなく、頭数的には足りていた先発につぎ込み、最も大きな戦力ダウン箇所にはこれ、というのは非常に微妙感を受けるが、Youngと二人合わせて一つのポジションを平均以上とは言わずとも、ある程度平均レベルのプロダクションにできる公算があるという点ではそれなりなのかも。


Selected IF Josh Rutledge from Colorado in the Rule 5 Draft.
Selected RHP Harrison Cooney and LHP Josh Smith in the Triple-A Phase of the Rule 5 Draft.

Rule 5ドラフト関連の指名等のまとめはこちら。指名側では、COLからRutledgeをセレクト。えぇ、昨年もいた彼です。16年はHoltがOFに回る機会が多かった中で、Sandovalなどの故障で空いた枠に上がって来て、少ない機会ながらボチボチ打ってましたが、ケガでシーズンエンド。

DFA後、FAになって古巣COLとマイナー契約していましたが、こんな形で出戻り。D. Marreroには多くを期待できず、Holtが16年同様OFが多くなるなら、M. Hernandezか彼がIF控えということになり、これでHernandezにもう少しマイナーで修行させられることにはなるが。

Morelandなども獲ったし、ケガ等が無ければ、HoltのOF機会もそこまで増えない気はする。Hernandezもマイナーでやることが無いとは言わないけど、もうボチボチMLBでの適応を見る段階だと思うし。素直にマイナー契約で留めておけば良かった感。

またマイナーフェーズで投手二人を指名。Cooneyは16年TJだったし、成績も良くないが、ウィンターリーグで94 mphを投げているとか。J. Smithは27歳のLHPで典型的な左殺し。まぁどちらもMLBに上がって来る可能性はゼロではないにせよ極小。


Los Angeles Angels selected Justin Haley from Boston in the Rule 5 Draft.
Baltimore selected Aneury Tavarez from Boston in the Rule 5 Draft.

獲られる側では、予想通りJustin Haleyに加えて、Aneury TavarezもBALから指名。HaleyはLAAがMINへトレードしています。MINには数年前にRyan Pressly、BALには昨年Jason Garciaを指名されて、そのまま定着された。どちらもRule 5ドラフトの上手いチームだし、他のチームよりリターンの可能性が低そう。

Tavarezも薄いOFデプスとして少しだけ見ていたのもありますが、Haleyのプロテクト漏れは正直失策かと。K. Martinとかプロテクトしてたけど、リリーフならHaleyも同じくらいはすぐにやれる可能性はあるし、数少ない先発デプスでもあった。

ウィンターリーグで評価を上げていたのも、元々微妙なラインだったのに、余計に指名の可能性を上げただけだった。今年の秋冬リーグに行かせたほとんどの選手をここのところのムーブで失っているのはマイナー軽視の愚行に思えて仕方がない。


○ 12/9
Signed IF Junior Lake to a minor league deal.

Lakeと契約。UT気味の選手で、飛び抜けたツールを持たないが、CHC傘下ではそこそこ名前が知られていた。Theo EpsteinさんがCHCに行った時の補償でも噂になってた気がする。


○ 12/12
Signed 3B Matt Dominguez to a minor league deal.

M. Dominguezと契約。元FLAの07年のドラ1。その年のHSからの選手で3Bということで、Will Middlebrooksが傘下にいた時は彼と比べたりしていた。打撃が想定ほど伸びずにAAAA選手をやっている。


○ 12/14
Re-signed C Dan Butler to a minor league deal.
Signed RHP Marcu Walden to a minor league deal.

Butlerと再契約。来季もAAAで控え捕手を務めそうです。また右腕のWaldenと契約。何の変哲もないリリーフ右腕。昨年はMINでプレー。


Chicago Cubs signed RHP Koji Uehara.

BOS復帰の道が断たれた上原浩二を元BOS好きのCHCが獲得。夏に大枚を支払ったAroldis ChapmanにNYYへ半年で出戻りされましたが、Hector Rondon、Pedro Stropに、トレードでWade Davisを獲得(しかもKyle Schwarberの復帰で余剰のJorge Solerで)。上原まで加えて、先発だけではなくリリーフも良い感じですね。Theo Epsteinさん、BOSが再建期入ったら帰って来て(泣)。


○ 12/16
Signed RHP Brandon Workman to a one-year deal.

Workmanと調停回避。


Outrighted LHP Williams Jerez to AAA Pawtucket.

Jerezがウェーバーを通過してAAAへ。Yslaが40人枠に入ったし、正念場ですね。


Miami signed RHP Junichi Tazawa and RHP Brad Ziegler.

BOSからFAのBrad Zieglerと田澤純一は共にMIAへ。田澤はイチローと同じチームになります。2年$12Mだから良かったですね。


○ 12/19
Released RHP Nicolo Clemente, RHP Mike McCarthy, RHP Kuehl McEachern, RHP Max Watt, LHP Brad Stone, IF Andy Perez, UT Reed Gragnani, and UT Rafael Oliveras.

何人かのマイナー選手をリリース。まぁそうかな、って感じの選手ばかり。


○ 12/20
Philadelphia signed C Bryan Holaday. 

Bryan Holadayはマイナー契約でPHIへ。


○ 12/20
Acquired 2B Josh Tobias from Philadelphia for Clay Buchholz.

Dombrowskiからのちょっと早いクリスマスプレゼントは、Clay BuchholzをPHIへトレードして得たTobias。まぁSaleを獲った時点で、こうなることは予想できたし、本人にとっては良いことなんじゃないかと。BOSへの愛着も口にしてくれていたので寂しいですが、まだ老け込むには早い32歳。顔見知りの打者が減り、DHの無いNLで好成績を残せば、キャリアの最後の大型契約も狙える。

16年は勿論失望の年ではありましたが、Brian Banisterがアドバイザーに就任するや、アームスロットの問題を指摘、それを修正した後の投球を見れば、まだまだ一線で投げる可能性は十二分。というか、個人的には、BOSの豪華先発陣の何人かよりも好成績を残すと思っています。才能の片鱗は常に見せながらも、結局は一皮剥けきれなかったBOSを出て、真の輝きを放つことを期待しています。

見返りのTobiasは15年のドラ10。シニアーサインで、特に見るべきところの無い選手です。Buchholzの年俸、$13Mを丸々PHIが負担したことによるサラリーダンプが主目的なのでしょう。コンタクト能力の高さを買っているそうですが、24歳でHigh-Aで打てていない時点でお察し。BOS傘下にも複数いるFlorida大出身の選手で、それ以前にも11年のドラフトはHSのM-IFの中でそれなりに名前の知られていた選手だった。

たださほどの運動能力が無く、SSはおろか、恐らく2Bとしても平均以上のディフェンダーになるのは難しそう。BOSはペイロールを少し空けて$182M程度になったようです。見返りに関しては、最早評価する気も起らない。先発のマーケットがどう育つかわからなかったので、年俸を全負担してくれる条件に飛びついたようですが。

まぁなんというかこらえ性がないんでしょうね。どっちつかずな案件がある状態に耐えられないのでしょう。Ben Cherigtonとは正反対だけど、もうちょっとバランス感覚を持ったトップはいないもんか。それほど目ぼしい人材がおらず、Ivan Nova (PIT)が3年契約とかもらっている市場だし、もう少し我慢すれば、多少なりともまともな見返りを得ることは可能だったように思いますが。


○ 12/22
Placed C Jake Romanski on the restricted list.

Romanskiが興奮剤の使用でPEDに引っかかり50試合の出場停止。傘下の捕手で最低限の期待を持てる唯一の選手でしたが。来年のドラフトはつまらないカレッジ捕手とかをドラ1で指名しそうな気がしてきた。


○ 12/25
Signed OF Brian Bogusevic to a minor league deal.

OFのデプス契約。05年のHOUのドラ1。Clay BuchholzやJacoby Ellsburyと同期ですね(というかEllsburyのすぐ後ろで指名された選手だそうです)。OF 3ポジションと1Bを守る。LFが一番多いけど、パワーは平凡。


○ 12/26
Signed 2B Jose Rosario and UT Heiker Meneses to minor league deals.

M-IFのデプス契約。Menesesは元BOS傘下の選手。

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