2021年10月8日金曜日

21' Minor League Stats - Worcester Red Sox (AAA)

AAA Worcesterのスタッツです。W74-L54と今季はチーム力が優秀だった。Seabold、Duran、J. Downsなど、期待されたほどにはステップアップできず、躓いた選手もいましたが、MLBのデプス、来季以降にMLBに上がる可能性のある有望株の終盤戦の昇格などAAAチームならではの役割も十分に果たせて良いチームだったと思います。


[Pitchers]


Connor Seabold, RHSP (20'-Acquired from PHI)

21' Stats (FCL) : W0-L0/3.18 ERA/2 G/2 GS/0 CG/0 SV/5.2 IP/3 H/2 R/2 ER/0 HR/3 BB/12 K/1.06 WHIP/0.40 GO/AO
21' Stats (AAA) : W4-L3/3.50 ERA/11 G/11 GS/0 CG/0 SV/54.0 IP/43 H/24 R/21 ER/6 HR/19 BB/52 K/1.15 WHIP/0.49 GO/AO
21' Stats (MLB) : W0-L0/6.00 ERA/1 G/1 GS/0 CG/0 SV/3.0 IP/3 H/2 R/2 ER/1 HR/2 BB/0 K/1.67 WHIP/0.75 GO/AO

評価:D。昨年PHIから獲得時は制球とチェンジアップの良い、ローテ下位タイプと言われていたが、秋からSTにかけて球威が少し伸び、またスライダーも向上していることもあって、即戦力のローテ中位の可能性が出て来ていたが、右肘を痛めて出遅れ。TJこそ回避したものの、一時伸びた球威がまた90 mph前半の平凡なレベルに落ち、チェンジアップへの感触も少し失っていると残念な結果に。AAAではそれでも持ち前の制球で素晴らしいアウティングもあったが、捉えられる日もあり、MLBで活躍するにはケガをしっかり癒して良い時期の状態に戻る必要があるだろう。

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Kutter Crawford, RHSP (17'-16th)

21' Stats (AA) : W3-L2/3.30 ERA/10 G/10 GS/1 CG/0 SV/46.1 IP/33 H/17 R/17 ER/7 HR/5 BB/64 K/0.82 WHIP/0.79 GO/AO
21' Stats (AAA) : W3-L4/5.21 ERA/10 G/9 GS/0 CG/0 SV/48.1 IP/49 H/29 R/28 ER/5 HR/15 BB/67 K/1.32 WHIP/0.67 GO/AO
21' Stats (MLB) : W0-L1/22.50 ERA/1 G/1 GS/0 CG/0 SV/2.0 IP/5 H/5 R/5 ER/1 HR/2 BB/2 K/3.50 WHIP/0.33 GO/AO

評価:B。18年は良かったが、TJもあり少し忘れ去られた存在となっていたが、今季は開幕からAAで素晴らしい投球を見せ、COVID-19の代替選手ではあったが、MLBの切符まで掴んだ。三振が取れるのに加え、AAでは46 IPでたった5四球。AAAでもK/BBは高水準。TJ前はさほど制球が目立つ選手ではなかったが、その部分は良い方向に。ドミナントな選手ではないが、しっかりコマンドを駆使して適応すればローテ下位の可能性はある。

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Josh Winckowski, RHSP (21'-Acquired from NYM) :

21' Stats (AA) : W8-L4/4.14 ERA/21 G/20 GS/0 CG/0 SV/100.0 IP/100 H/54 R/46 ER/10 HR/30 BB/88 K/1.30 WHIP/1.23 GO/AO
21' Stats (AAA) : W1-L1/2.25 ERA/2 G/2 GS/0 CG/0 SV/12.0 IP/5 H/3 R/3 ER/1 HR/3 BB/13 K/0.67 WHIP/1.09 GO/AO

評価:B。AAで序盤は傘下全体でもBelloに次ぐぐらいの良い投球内容を披露していたが、夏場に調子が下落。速球の球威はあるが、変化球の質に少し欠け、前半戦も奪三振率自体は飛び抜けていないかったが、それが更に低下する形に。しかし終盤調子を取り戻すとAAA昇格後の2試合も出色の出来。110 IP投げた後でAFLでも投げるようで、チームもワークホースの先発タイプとして期待していると思われる。

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Durbin Feltman, RHRP (18'-3rd)

21' Stats (AA) : W6-L0/3.29 ERA/22 G/0 GS/0 CG/1 SV/27.1 IP/23 H/11 R/10 ER/5 HR/10 BB/37 K/1.21 WHIP/1.05 GO/AO
21' Stats (AAA) : W2-L1/2.59 ERA/17 G/0 GS/0 CG/1 SV/24.1 IP/18 H/7 R/7 ER/3 HR/4 BB/25 K/0.90 WHIP/0.52 GO/AO

評価:B。もう一歩期待しているようなドミナンスを見せられておらず、今のままだとクローザーはおろか、MLBに定着するレベルになれるかも不明だが、着実にステップアップはしており、Rule 5ドラフトで獲られなければ、来季はMLBで使い始めることになるだろう。

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Eduard Bazardo, RHRP (14'-Int. FA)

21' Stats (FCL) : W1-L0/0.00 ERA/3 G/0 GS/0 CG/0 SV/4.0 IP/2 H/0 R/0 ER/0 HR/1 BB/9 K/0.75 WHIP/0.33 GO/AO
21' Stats (AAA) : W1-L1/8.74 ERA/11 G/0 GS/0 CG/3 SV/11.1 IP/16 H/11 R/11 ER/3 HR/5 BB/12 K/1.85 WHIP/0.69 GO/AO
21' Stats (MLB) : W0-L0/0.00 ERA/2 G/0 GS/0 CG/0 SV/3.0 IP/1 H/0 R/0 ER/0 HR/2 BB/3 K/1.00 WHIP/0.50 GO/AO

評価:C。全く注目されない下層時代から、リリーフ転向を経て一昨年開花。昨オフの40人枠入りにMLBデビューととんとん拍子に出世を重ねて来たが、ケガで三段目のジャンプに失敗。9月にマウンドに戻ったが、調子を取り戻す前にシーズンを終えている。オフは秋冬リーグでスタッフが戻っていることを示す必要があるだろう。

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Raynel Espinal, RHSP/RP (19'-Selected in Rule 5 Draft (MiL phase)) : 2年前のRule 5ドラフトでNYYから加入した選手。今季は元NYY組の活躍が目立ったシーズンだったが、この選手もAAAでローテとして優秀な成績を残り、COVID-19のエマージェンシーでMLBデビューも果たした。MLBで重要な戦力になれるほどではないと思うが、オフにMiLFAの選手だけど、マイナー契約で連れ戻せれば良いかと。

Kyle Hart, LHSP/RP (16'-19th) : 昨年は40人枠に入っていたこともあり、MLBでの機会を得たが、元々速球派でもない上に、更に球威が少し落ちていたようで結果を残せず、ロスター枠からも外れているが、今季は少し上向きだったよう。明確なスプリットのない選手ではあるものの、もう少し制球が良ければ、リリーフで起用してみても良い気はするが、今季は似たようなタイプでもう少し三振の取れるGonsalvesがいたこともあり、声は掛からず。

Stephen Gonsalves, LHRP/SP (20'-Claimed off waivers from NYM) : 制球難気味ではあるが、優れた体格と左腕としてはまずまずの球威があり、元々の経歴もあって、AAAA選手と有望株の間くらいの認識をされている選手。AAAでは先発も務めるが、基本的にはリリーフで使えればという感じの選手で、COVID-19の緊急事態の際に一度出番をもらい、MLBでも三振を取れることを示したが、MLBのブルペンが前半戦は健康で状態も良く、後半はPO争いが過熱していたこともあって、あまり試す余裕が無かった。

Kaleb Ort, RHRP (20'-Selected in Rule 5 Draft (MiL phase)) : NYYからのマイナーRule 5ドラフト組という点でEspinalの1年後輩となる。AAAではクローザーとして文句無し。被打率、四死球率はまずまずだが、比較的球威があり三振を奪える。オフにRule 5ドラフトで再度どこかに取られなければ、来季はもう少しMLBで出番があるかと思う。

Seth Blair, RHRP (20'-MiLFA) : 制球難で15~17年はベースボールから遠ざかっていたが、元ドラ1sの肩書と最速97 mphの球威で夢があり、昨年のATS、今季はAA/AAAで好投を見せているようで、バックグラウンド的にも夢がある選手。せっかくなのでMLBで試して欲しかったが、BOS入り前?にサイドアームに転向したようで、球威も今はそこまでではないのかも。それもあってか、チームもあまり積極的にチャンスを与えようとしているように見えない。

Zack Kelly, RHRP (21'-MiLFA) : AAで良い投球を見せ、シーズン半ばにAAAへ。被打率、四球率、奪三振率、ゴロ率のいずれも優秀で文句のないスタッツ。MLBへの声は掛からなかったが、マイナー契約で再契約したい選手ではある。

Jose Adames, RHRP (21'-MiLFA) : 100 mph近い球威で、前半戦はAAを牛耳り、MLB昇格に期待する声も聴かれたが、AAA昇格後はダメ。

Caleb Simpson, RHRP (20'-MiLFA) : 昨年途中加入してATSで投げた後、オフにMiLFAで再契約している。球威があり、リリーフとしては面白いと見る人もいるが、今季はケガで出遅れ。復帰後はまずまずに見えるもののサンプル数が少なく、何とも言えない。

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[Hitters]

Connor Wong, C/2B (20'-Acquired from LAD)

21' Stats (AAA) : 50 G/199 AB/22 R/51 H/13 2B/0 3B/8 HR/26 RBI/9 BB/58 SO/7 SB/1 CS/.256 AVG/.288 OBP/.442 SLG/.731 OPS
21' Stats (MLB) : 6 G/13 AB/3 R/4 H/1 2B/1 3B/0 HR/1 RBI/1 BB/7 SO/0 SB/0 CS/.308 AVG/.357 OBP/.538 SLG/.896 OPS

評価:C。MLBのTaxiスカッドで待機の時期もあり、やや出場頻度がまばらになり、前半戦はあまり良くなかったが、Kevin Plaweckiの離脱時にMLBでまずまずのプレーを見せ、自信を深めたか、後半戦はAAAでも良い打撃。早打ち傾向は強いが、捕手としてはオフェンスは悪くない。どのようにMLBの捕手陣を切り替えていくかが焦点になるだろう。

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Ronaldo Hernandez, C/1B (21'-Acquired from TB)

21' Stats (AA) : 92 G/336 AB/44 R/94 H/26 2B/1 3B/16 HR/53 RBI/11 BB/70 SO/0 SB/2 CS/.280 AVG/.319 OBP/.506 SLG/.825 OPS
21' Stats (AAA) : 7 G/27 AB/1 R/9 H/3 2B/0 3B/0 HR/5 RBI/1 BB/7 SO/0 SB/0 CS/.333 AVG/.400 OBP/.444 SLG/.844 OPS

評価:B。コンタクト面の懸念があったものの、終わってみれば、波はあったものの、コンタクト、パワーで優秀な数字。早打ち傾向は強いが捕手としては魅力的なオフェンス力だろう。勿論来季以降上で使う選択肢もあるだろうが、Wongとも少し立ち位置が被るし、守備の未熟さもあって、リビルドチームの方が使いやすい選手ではあるので、高く売れるならトレードバイトにするのも選択肢としてはあるかも。

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Triston Casas, 1B (18'-1st)

21' Stats (AA) : 77 G/275 AB/57 R/78 H/12 2B/2 3B/13 HR/52 RBI/49 BB/63 SO/6 SB/3 CS/.284 AVG/.395 OBP/.484 SLG/.879 OPS
21' Stats (AAA) : 9 G/33 AB/6 R/8 H/3 2B/1 3B/1 HR/7 RBI/8 BB/8 SO/1 SB/0 CS/.242 AVG/.381 OBP/.485 SLG/.866 OPS

評価:A。東京オリンピック参加などもあり、少し試合数が少なく、また一時HRが出ない期間もあったが、2年前はややコンタクトに苦しんだ影は見えず、マイナー上層を問題なく打ち込んだ。チーム待望の左の主砲になる日も遠くないだろう。

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Jeter Downs, SS/2B (20'-Acquired from LAD)

21' Stats (AAA) : 99 G/357 AB/49 R/68 H/9 2B/0 3B/14 HR/39 RBI/38 BB/131 SO/18 SB/3 CS/.190 AVG/.272 OBP/.333 SLG/.606 OPS

評価:E。Mookie Betts (LAD)のトレード見返りで傘下Top 5と高い期待度を一身に背負って飛躍のシーズンとなるはずが無惨な成績に。元々多少懸念されていたコンタクト面で結果が残せなったことで、将来のレギュラー/スターどころか、MLBで戦えるレベルの選手なのか疑問も出ている。パワー、スピード、選球眼といったツールはそんな中でも良好だし、終盤戦は向上を見せて終わったので、全く期待度が無くなった訳でもないが、2Bは22年は今のところ空いているとは言え、Yorkeの足音が予想よりは遥かに早く聞こえており、SSもX. Bogaertsの後釜としてMayerの加入もあった。

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Jarren Duran, CF/RF/LF (18'-7th)

21' Stats (AAA) : 60 G/244 AB/46 R/63 H/11 2B/2 3B/16 HR/36 RBI/30 BB/66 SO/16 SB/3 CS/.258 AVG/.357 OBP/.516 SLG/.873 OPS

評価:C。点数を付けるのが難しいシーズンに。昨年のATSでスウィング軌道を変えて大幅にパワーアップとの噂通り、開幕からAAAでHRを量産。オリンピック代表なども経験し、全国区の有望株に。Alex VerdugoをCFメインで使いたがらないことと、Enrique Hernandezを層の薄い2Bへ持って行くことができることからCFに定着してチームの起爆剤に、と期待されたものの、MLBでは走攻守に未熟な部分を見せた。元々さほど起用なタイプではないところに期待が集中し過ぎた部分はあったのかもしれないし、まずは落ち着いてコンパクトにボールを捉えるところに戻ってもらいたい。

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Johnny Pereda, C/1B (20'-Acquired from CHC) : 肩の強い守備型捕手ながらもオフェンスもまずまずの対応を見せている。今季はビザの問題でSTへの到着が遅れ、上層の捕手が混みあっていたこともあり、あまり出場機会が多くなかった。

Josh Ockimey, 1B (14'-5th) : 例年通り低打率も、出塁とパワーでOPSはしっかりしている。ただ例年右投手はそこそこ打てるが、対左は置物状態だったのが、今季は対左の方がコンタクトしていた。普通のスプリットの方が使いやすいが、左打ちで1B専門だといくらなんでももう少し当てれないと厳しい。

Jack Lopez, 2B/SS/3B/CF (21'-MiLFA) : AAAでコンタクトオリエンテッドながら良い打撃。東京オリンピックに出場し、Jose Iglesias加入までの一瞬の間だがMLBデビューも果たすなど、良い年を過ごした。

Chad De La Guerra, 3B/2B (15'-17th) : 一昨年まではマイナー上昇でも良いプレーを見せており、MLBデビューの可能性もあるかと思っていたが、COVID-19の中断が悪い方向に出て、今季は印象的なプレーがなく、出場機会激減。オフのリリースの可能性が高い。

Jeremy Rivera, LF/SS/2B/3B/CF/RF (14'-17th) : 14年ドラフトの結構な古株で、オフェンスは平凡だが、守備と毎年ウィンターリーグもフル参戦する情熱で昨オフにMiLFAも再契約。今季は初めてOFが最も出場の多いポジションとなった。コンタクトもまずまずガンバっている。

Tate Matheny, CF/RF/LF/2B (15'-4th) : 今季はキャリアの中ではガンバった方で、AAでは良い打撃を見せ、AAAでも途中まではそこそこ打っていたが最後は失速。スキルはあるので、ロスターフィラーや控えでは便利な選手ではある。

Yohan Mieses, RF/LF (20'-MiLFA) : 序盤AAで傘下をリードするHR数を記録するなど絶好調でAAA昇格。そこでもパワーを見せ、ちょっと面白いかもと思ったが、東京オリンピック参加などもあり、中盤戦以降は勢いに乗れず、失速してシーズンを終えた。

Joey Meneses, RF/1B/LF (20'-MiLFA) : Miesesとは同じラテンアメリカ出身で加入時期、ポジション、選手タイプが似ている上に名前もちょっと似ていて色々と紛らわしかったが、成績まで似たような感じで、AAではパワーを中心に活躍もAAAでは失速。

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[Graduates]

Daniel Gossett, RHSP (20'-MiLFA) : 11年のBOSの下位指名選手で、その時は契約せずに進学している。MLBでの実績があり、今季はAAAでソリッドな成績で待機していたが、リリーフ経験があまり無いこともあり、MLBのブルペンのヘルプで呼ばれることは無かった。

Tanner Houck, RHSP/RP (17'-1st)
: マイナーオプション持ちが不利に働く典型で、デプス面での戦略もあって、他の選手が揃っている際はマイナーに送られたり、ブルペンで投げることもあったが、コロコロと変わる状況に文句も言わず、結果を残したことは称賛に価する。多少課題だった制球面も改善傾向。スライダーでMLBでも三振を多く奪い、来季以降の先発の席をしっかり確保した。来季以降は、球種の少なさによる三巡目への対応をクリアすることに全力を尽くしてもらいたい。

John Schreiber, RHRP (21'-Claimed off waivers from DET) : 開幕前にDETからクレームし、それなりの期間40人枠にいて、AAAでの成績もしっかりしているが、あまり特長のない選手でMLBでの出番は少なかった。8先発を記録しているが、オープナーやリリーフゲームの一番手で投げることが多かった。

Austin Brice, RHRP (20'-Acquired from MIA) : 昨オフにノンテンダーで良かった気もするが、チームは傘下に留める選択。AAAではソリッドも、限られたMLBでの機会で結果は残せず。終盤戦のTaxiスカッド等にはいたようなので、本当に誰もいなければ使うのだろうが。

Colten Brewer, RHRP (18'-Acquired from SD) : BloomさんがBOSのトップになって、最初に獲得した選手ということもあってチャンスをもらって来たが、制球面の不足もあり、年々出番が減少。今季はMLB構想からはほとんど外れてしまい、AAAでもケガもあり凡庸。

Phillips Valdez, RHRP (20'-Claimed off waivers from SEA) : 数字全体で見ると平凡だが、要所で出色のパフォーマンスもあり、デプスとしては悪くはない働きをしていると思うが、伸びしろには期待できない中で、ロスター枠を割き続けることについては議論が必要になりそう。

Yacksel Rios, RHRP (21'-Acquired from SEA) : シーズン中にSEAから金銭トレードで獲得。球威はあるがノーコンとの評判通り、K/BBはイマイチだったが、力のあるボールでまずまずの働き。しかし終盤戦はCOVID-19の感染と、ハイレヴァレッジで投げさせるのは難しい点から出番が無かった。

Geoff Hartlieb, RHRP (21'-Claimed off waivers from NYM) : あまり目に留まるような成績でもないが、サイバー的に目が留まったのか、ウェーバークレームしてタイミングを見てマイナーへアウトライト。今季よりは来季に向けた布石だろう。

Chris Herrmann, C/1B/RF (21'-MiLFA) : Wongh、Jett Bandyと代わる代わるMLBのTaxiスカッド待機と、試合勘を戻すためのAAAでプレー。実績はそれなりにある選手だが、MLBでの出番は来なかった。

Jonathan Arauz, 2B/SS/3B (19'-Selected in Rule 5 Draft) : STでは筋力アップした姿を見せ、実際HR数自体は順調に増えているものの、オフェンス面では目立つことなくシーズンを終えた。BB/SOは悪くないので、少し運もあるのかと思うが、せっかくの身体能力を転嫁するスキルに欠けているのか。

Yairo Munoz, 3B/SS/1B/CF/RF/LF (20'-MiLFA) : 昨年終盤MLBで少ないサンプルながら良いプレーを見せ、40人枠を外れたものの傘下に残ったため少し期待していたが、同じくUTなD. Santanaなどを重用したこともあり、チャンスに恵まれず。UTな選手だが、マイナーでは3Bでの出場がメイン。7~8月に傘下の連続試合安打記録を35試合として記録更新。絶好調だったが、MLBに呼ばれてすぐにCOVID-19に感染し離脱するなど不運も。

Taylor Motter, 3B/2B/LF/SS/RF (21'-Claimed off waivers from COL) : COVID-19のアウトブレイクの際にCOLから数合わせでクレーム。便利な選手だし、マイナー契約ならいても良いと思うけど、40人枠を外れて、PO前にさっさとFAに。

Franchy Cordero, LF/1B/RF/CF (21'-Acquired from KC) : Andrew Benintendiの見返りとしてやって来たがMLBではほぼ戦力にならず、AAAへ降格。AAAでは無双でBobby Dalbecと組ませるために1B起用もしてみたが、MLBではやはりダメ。

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