2009年8月20日木曜日

09' Draft Results - Summary

交渉デッドラインが過ぎて、雑多ですが、ドラフトの結果をまとめておきます。最後はちょっと適当ですが、時間があればまた見直すかも。


[Draft 09' Signed Picks]

1. Reymond Fuentes, OF (GCL) : 荒削りですが、打てて、アスレティックなCF。Ellsburyタイプ。

2. Alex Wilson, RHP (SS-A) : 被打率、四死球が少ない。90 mph後半を出せて、スライダーもいい。いずれはリリーフ?

3. David Renfroe, SS/RHP (Yet to debut) : 多分野手になる。アメフトのQBも務める、大柄なアスリート。パワーポテンシャルも高く、SSに残れるならとてもいい。スピードは平均的ですが、グラブ捌きは評価されている。

4. Jeremy Hazelbaker, CF (Low-A/SS-A) : 今のところ、パッとしない。アスレティックで打てるという評判。

5. Seth Schwindenhammer, LF (GCL) : パワーのある両翼タイプ。今のところ苦戦。

7. Madison Younginer, RHP (Yet to debut) : 90 mph後半の4シームを持つ、ハイポテンシャルなファイヤーボーラー。レパートリーも多く、上手く育てばフロントラインの可能性だが、メカニクスに難ありで、リリーフと見るスカウトも。

8. Shannon Wilkerson, RF (Low-A/SS-A) : 早打ちですが、打てるRF。上のレベルでも打てるなら面白いピック。

9. Kendal Volz, RHP (Yet to debut) :デッドラインの17日に契約。重いシンカーとスライダーを持ち、Team USAのクローザーを務めた選手。メカニクスに苦しんでいますが、これが克服できるなら、支配的なリリーフになれる。

10. Brandon Jacobs, RF/LF (GCL) : 荒削りだが、パワーポテンシャルの高い両翼タイプのOF。アメフトのRBも務め、アスレティック。

11. Jason Thompson, SS/2B (GCL) : アスレティックなM-IF。スティールピックと言えます。スピードや守備力を評価されており、昨季ドラ2のGibsonに似ていると思います。

12. Michael Thomas, C (Low-A/SS-A) : まずまずのパワーに、守備や肩などの評価が高めの捕手。あまり大きく育ちそうでもないですが、今季契約できた唯一の捕手のピック。

13. Chris McGuiness, 1B (SS-A) : 騒がれるような大物ではないですが、パワー、コンタクト、選球眼のバランスのとれた1B。地味ですが、まずまずのProspectになるかも。

14. Willie Holmes, LF/3B (SS-A) : 早打ちですが、SS-Aでまずまず打っています。守備は良くないので、体格に見合ったパワーが欲しいところ。

15. Michael Bugary, LHP (SS-A) : 左腕ではトップピックですが、伸びしろはあまり大きくなさそう。そこそこいいスライダーを持つので、対左で期待か。

18. Renny Parthemore, RHP (Yet to debut) : 思ったより低額で穫れた、スティールピック。将来性はかなり高く、長身なので、もう少し体重が増えてくれば面白い。

19. Tom Ebert, RHP (SS-A) : TJ後ということもあって、今のところあまり良くないですが、大柄で、まずまずのリリーフになれるかも。

20. Alex Hassan, RF/RHP (SS-A) : 当初は投手と考えられていましたが、サマーリーグで打者としてまずまずよく、SS-AでもOFを務めています。アスレティックだし、よく打っている。

22. Jordan Flasher, RHP (SS-A/GCL) : 彼もTJをやっています。90 mph中盤まで出るFBにカーブが良い。

23. Chris Court, RHP (Yet to debut) : 契約後、肩でメディカルに引っかかり、まだデビューしていません。元捕手。

26. Miles Head, 3B (GCL) : 下位では最大のスティールピック。高いパワーポテンシャルを持ち、かなり期待度は高いです。肩が強く、動きも滑らかですが、1Bに移る可能性もあり。

28. Eric Curtis, RHP (Yet to debut) : 捕手でしたが、BOSが投手としてピック。90 mph中盤まで出せる肩の強さがあり、リリーフとして期待。

30. Jeremiah Bayer, RHP (SS-A) : 年齢が高い右腕。今季末には24歳になります。グラウンドボールピッチャー。

31. Timmy Webb, LHP (Yet to debut) : 結局左腕はBugaryとこのWebbの2人だけ。スピードはあまりなく、彼もリリーフだと思います。

41. Kyle Rutter, RHP (SS-A) : 今ドラフトのリリーフ右腕では、今のところ一番成功しています。サイドアームで、まずまず印象のいいピック。

47. Jordan Sallis, 2B (GCL) : あまり期待度の高くない2B。GCLのM-IFはThomsonやRenfroeとの契約が難航しそうだったので、ロスターを埋めたかったのかなと思います。

50. Drew Hedman, 1B/LF (SS-A) : スウィングスピードに欠け、あまりポテンシャルは高くないです。LFにもトライ。

UD. Sean Killeen, C (SS-A) : ドラ30のBayerの同僚。守備力はあるが、打撃はダメ。

UD. Drew Dominguez, 2B/SS (SS-A) : アスレティックなM-IF。カレッジでは結構打っているが、打撃はあまり良くなさそう。

UD. Chez Angeloni, RHP (GCL) : あまり大きな可能性ではないリリーフ右腕。まずまず投げています。

UD. Dan Butler, C (SS-A) : Chenのケガがあって獲得した捕手。打てそうにない。

UD. Doug Wogee, RHP (GCL) : GCLでリリーフ。アスレティックだとは言われています。


[Draft Summary]

ドラフトに$10M以上費やした昨季とは打って変わり、今季はわかっているだけで、ボーナスは$6.7M前後、総額でも$7M以下でしょう。これは、Int. FAのJose Iglesiasに$8M以上使ったりした影響や、やや薄めのドラフトだったこともあるでしょうが、それなりにMinor層に自信があることも大きい気がします。下位でもう少し積めば穫れた選手もいるでしょうが、真のSuper Prospectになりそうな選手はいなかったし、あえてムリはしなかったように思います。実際、ドラ1も早々に決め、デッドラインに数日残して、ノルマはほぼクリアー。深追いはしませんでした。

例年通り、ドラ10付近までは、ハイポテンシャルな選手をしっかりピック。ドラ6のBranden Klineに逃げられましたが、それ以外はドラ15までしっかり確保。十分にしっかりしたドラフトが出来たと思います。RHP : 10人、LHP : 2人、C : 1人、1B : 2人、2B/SS : 2人、3B : 1人、OF : 7人の合計26人と契約(UDFAは除く)。高卒はポテンシャルの高い7人。

ちょっとOFに偏っている印象が強く、逆に1B/3BやC、LHPは薄いです。ドラ1のFuentesの代わりにARIにドラ1sでピックされた3B Matt Davidsonを指名したり、4巡目のHazelbakerの代わりにTBにドラ4でピックされた、C/3B Luke Baileyのような選手をピックできていればもっとバランスが良かったようにも。

それでも、アスレティックなRenfroeをドラ3で穫れたし、Nick Hagadone、Bryan PriceといったProspectをトレードで消費したことも、Younginer、A. Wilsonである程度補填できたと思います。ドラ6と高順位で指名したKlineに逃げられたのは少し痛いですが、同じく高卒でポテンシャルの高い、Parthemoreと上手くまとめています。Thompson、Headという契約のムズカしそうな高卒野手もいくつかスティールできています。

ドラ1が少し弱いこともあって、完璧なドラフトでもないですが、Prospect達のこれからの成長次第では十分にいいドラフトと言えるようになる可能性もあります。今後に期待したいです。

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