2013年7月16日火曜日

Former Sox Prospect Review: Myles Smith, RHP

今回は、13年のドラフトのドラ10までで最後に契約した、Myles Smith。契約でゴネてみたり、Twitterのやり取りとかを見ている限り、ちょっと変わったキャラクターを持っている印象は否めないですが、それを差し引いても腕の強さはドラフトでもトップクラスの魅力的なパワーアーム。契約してくれて一安心です。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Myles Smith (マイルズ・スミス)
Full Name: Myles Wesley Smith
Position: RHSP/RHRP/(SS)
Born: April 21, 1995
Born: March 23, 1992
Birthplace: Detroit, Michigan
Height: 6-1
Weight: 175
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 4th round, 2013; 16th round, 2012 by New York Mets
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $400,000
College: Lee
High School: Divine Child HS (MI)
How Left: Traded to Arizona for Zeke Spruill (December 2014)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

SSも務める非常に運動能力の高い選手で、速球がカレッジのジュニアーのシーズンに89~93 mphから、常時90 mph中盤、最速97~98 mphまで出るようになった。ただ14年には88~92 mphと平凡な球威に逆戻り。チェンジアップも素晴らしいアウトピッチで、スライダーにも進歩が見られる。スライダーはカッター気味に使った方が良いとも。体格面から言ってもリリーフの可能性が高いが、運動能力と優れた腕の強さを持つ素材型の選手。


[Background]

フレッシュマンの時はMissouri大でSSをメインにプレーしていたが、12年からは投手が本業に。12年はMiami-Dade JCからNYMにピックされたが、契約せずに進学している。13年は球威が一気に伸び、ドラフト直前に評価も大きく上がっていたレイトライザー。ドラフト時のランキングはBA #108/PG #105。


[Profile]

13' : ドラフトでもTop 100前後の評価を受けるカレッジのJuniorだったが、GCLでプロデビュー。やや投手キャリアが浅いことを考慮したのか?4試合に投げただけだが、さすがにここではレベルが違うというカンジ。GCLシーズン終了後、SS-Aへ昇格し、最終戦で先発。

14' : 先発でスタートし、途中からPiggy-Backに移ったが、いずれにしても、K/BBが酷く、全くの期待外れ。

14' Dec. : Zeke SpruillとのトレードでARIへ。

15' : リリーフに完全転向。ARI傘下のSS-A~AAAの4クラスで登板。Low-Aがメインで奪三振率が非常に高かった。

16' : ARIのHigh-AからAAでリリーフとして投げた。ERAは平凡だが、それなりに投げている。

17'-22' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

使い減りしていないアームと、急激に伸びている球威は魅力。経験が浅いだけに、カレッジの選手だけど、伸びしろもまだ十分に大きい。しばらくは先発で育てるでしょうが、リリーフとしてもセットアップ以上に育つ可能性があり、非常に楽しみな選手。

0 件のコメント: