そろそろMiLBのシーズンが終了に近づいてきました。各クラスのProspectの今季スタッツまとめです。まずはRk-DSLから。チームはW46-L24でディビジョン優勝。POでは1回戦を突破したものの、セミファイナルで敗退しています。ここは、近年の投高打低というリーグの状況を反映するように、安定した投手陣の力により地区首位でPO進出を果たしている。投手陣はD. Jimenezを筆頭にローテ全員がERA 2点台中盤以下と好投。一方打線では、期待されていた選手たちの多くはやや低調だったが、Acostaのみはパワーを見せて好印象。
[Pitchers]
☆ Jose Almonte, RHSP (12'-Int. FA)
13' Stats (DSL) : W3-L3/2.50 ERA/12 G/12 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/0 GF/0 SV/50.1 IP/38 H/21 R/14 ER/1 HR/5 HBP/22 BB/43 K/1.19 WHIP/1.55 GO/AO
評価:C。序盤は、6月の4 Gで1.00 ERAと素晴らしいスタートを切り、DSLのAll-Starゲームにも出場した。ただ後半戦は被打率、K/BBが悪化し、やや冴えないカンジに。昨季のInt. FA市場でTop 20クラスのProspectとされていて、チームでも最も期待度の高い選手だったにしては、投手有利のリーグの中ではやや平凡。POでも打たれた。被打率やGB%などは優秀で素質は感じるが、来季はUSでさらなる進歩を見せて欲しい。
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☆ Dedgar Jimenez, LHSP (12'-Int. FA)
13' Stats (DSL) : W4-L3/1.50 ERA/13 G/13 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/0 GF/0 SV/60.0 IP/45 H/18 R/10 ER/1 HR/1 HBP/9 BB/55 K/0.90 WHIP/1.72 GO/AO
評価:B。DSLの開幕投手を務めた。シーズンを通じて安定した投球を披露。大きく崩れる試合はほとんど無かった。PO初戦の先発も務めた。国際経験豊富というだけあって、制球なども安定しているよう。9 BBもそうだが、1 HR/1 HBPというのも特筆に値する。凄まじい奪三振率を誇るタイプではなさそうだが、GB%も優秀で、ソリッドな先発へと育つよう期待している。
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☆ Carlos Garcia, LHSP (11'-Int. FA)
13' Stats (DSL) : W4-L3/2.63 ERA/14 G/13 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/0 GF/0 SV/61.2 IP/35 H/21 R/18 ER/3 HR/9 HBP/23 BB/51 K/0.94 WHIP/1.35 GO/AO
評価:B。DSL2年目で、序盤非常に良かったが、7月に大荒れで、三振もあまり奪えずという状態に。しかし8月には調子を戻してきた。被打率、GB%も優秀。来季のGCLのローテ有力候補だろう。
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☆ Daniel Gonzalez, RHRP/SP (12'-Int. FA)
13' Stats (DSL) : W2-L1/0.97 ERA/14 G/12 GS/0 CG/0 SHO/1 HLD/9 GF/3 SV/46.1 IP/24 H/8 R/5 ER/0 HR/3 HBP/3 BB/42 K/0.58 WHIP/1.04 GO/AO
評価:A。ほとんどまだレポートも無い選手だが、個人的に最近気になる選手の1人。まだ17歳だが、6'5"という長身。序盤はリリーフからPiggy-Backという使われ方だったが、シーズンでたった3 BBという安定した制球力で徐々にイニングを増やし、終盤戦は何度か先発で投げた。POでも唯一2試合に登板。スタッツを信用しづらいDSLとは言え、0.58 WHIPは驚異的。長身にしてはGB%はさほどでもないが、被打率・奪三振率と優秀。FILでプレーするようならいよいよ楽しみな選手になってくるかも。
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☆ Victor Ramirez, RHRP (11'-Int. FA)
13' Stats (DSL) : W2-L2/0.91 ERA/22 G/0 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/20 GF/15 SV/29.2 IP/19 H/3 R/3 ER/0 HR/1 HBP/6 BB/31 K/0.84 WHIP/1.20 GO/AO
評価:B。昨年17歳でしっかり投げ、今季は先発かもと見られていたが、逆にチームのクローザーとしてリリーフに集中。チームトップの22 Gに投げ、15 SVを挙げた。ERAを始め、ほとんどのスタッツでほとんど文句の付けようがなく、奪三振率もしっかりしている。DSLでのスタッツということで、まだ上でどうなるかはわからないが、リリーフ専門のProspectとして上手く育ってくれれば。
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☆ Yankory Pimentel, RHSP (11'-Int. FA) : 開幕からチームで唯一、ローテ順の14 G全てに先発した。2.62 ERAに、被打率・K/BBもまずまずだが、既に19歳と年齢も高め。Prospectというより、DSLで3~4年チーム事情に合わせて投げる便利屋か。
☆ Luis Ramos, LHSP (12'-Int. FA) : こちらもローテの一員として安定した活躍。特に57.1 IPを投げて4 BB/1 HBP/0 HRと制球の良さが光る。GB%も非常に高い。18歳ということで、来季GCLに昇格できる可能性はあるが、奪三振率の低さがどう判断されるかな?
☆ Samir El Halaby, RHRP/SP (12'-Int. FA) : 10 IP以上投げた中では、チームトップの0.61 ERA。1試合にスポットスタートもした。制球が良く、GB%が高い。
☆ Javier Rodriguez, LHRP/SP (12'-Int. FA) : 昨年は途中加入でちょっと投げただけだったが、今季はPiggy-Backとしてまずまず。Almonteが数試合欠場した際は代役先発も務めた。奪三振率が低く、ERAほど内容は良くなさそう。
☆ Algenis Martinez, RHRP (12'-Int. FA) : Piggy-Backのような役割で安定した投球を披露。1点台のERAと共に、チームトップの7勝に対して、たったの1敗。ただ、奪三振率が低く、GB%も良くない。19歳ということもあり、チームのロスターフィラーだったのかと思う。
☆ Carlos Caceres, RHRP (12'-Int. FA) : サスペンションか何かで契約が1年遅れたが、まずまずのProspectと見なされていた、と見た気がするが、K/BBが悪く、今季はイマイチ。
☆ Ritzi Mendoza, RHRP (13'-Int. FA) : 17歳の選手。彼まではしっかりとした出場機会を得ている。K/BBが悪く、1年目は平凡な投球。
☆ Ender Machuca, RHRP (13'-Int. FA) : シーズン開始後途中加入。6.57 ERAとイマイチだった。19歳と年齢も高く、オフにリリースされそう。
☆ Edinxon Pacheco, RHRP (12'-Int. FA) : 6'4"と体格に優れた選手だが、2年目もイマイチ。やはりオフにリリースが濃厚。
☆ Jose Espitia, RHRP (10'-Int. FA) : DSL2年目だった昨季に開幕ローテに入り、2試合に投げて好投していたが、その後はケガに悩まされている。今季も一応6月に試合に出場はしたものの、その後は投げていない。
☆ Wildyn Florian, RHRP (11'-Int. FA) : 7月に4 Gに投げただけ。やはりオフにリリースされそう。
☆ Jervis Torrealba, LHRP (11'-Int. FA) : こちらもERAは優秀で、彼に関しては奪三振率もまずまず。一応DSL2年目で18歳の選手だが、もう一歩支配力には欠けている。
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[Hitters]
☆ Luis Alejandro Basabe, 2B (12'-Int. FA)
13' Stats (DSL) : 58 G/156 AB/30 H/5 2B/4 3B/1 HR/46 TB/25 R/14 RBI/33 BB/48 SO/9 SB/2 CS/.192 AVG/.332 OBP/.295 SLG/.627 OPS/9 E
評価:D。双子のAlexanderと共に、チームの野手としては最も高額のボーナスを受け取っている選手。Alexanderには才能で劣ると言われるように、9番打者として主にプレー。AVGがさらに低いことを除けば、四球率、三振率やスピードでXBHを稼ぐなどスキルセットはAlexanderによく似ている印象。
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☆ Victor Acosta, 3B/2B (12'-Int. FA)
13' Stats (DSL) : 63 G/234 AB/60 H/11 2B/1 3B/8 HR/97 TB/26 R/39 RBI/25 BB/23 SO/9 SB/2 CS/.256 AVG/.333 OBP/.415 SLG/.748 OPS/18 E
評価:B。DSLのAll-Starゲームに出場。文句無しにチームのトップヒッター。何と言っても、チームの他の選手のHRの合計7本を超える、リーグ3位の8 HR。08年以降ではDSLのチーム記録だそう。体格は小さめだが、傘下下層では数少ないパワーの可能性。AVGやOBPは、DSLでプレーした当時のX. Bogaertsと比べれば見劣りするが、打低のリーグの中ではしっかり打てていると言える。制球の悪い投手の多いDSLにしては、四球率は平凡だが、三振もさほど多くない。契約時はSSだったが、3Bを中心に2Bも少し守った。エラー数は多い。来季はGCLだろうが、Deversと3Bで被ってしまうため、他のポジションでプレーしそう。
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☆ Javier Guerra, SS (12'-Int. FA)
13' Stats (DSL) : 60 G/210 AB/52 H/9 2B/0 3B/0 HR/61 TB/27 R/23 RBI/33 BB/40 SO/7 SB/4 CS/.248 AVG/.356 OBP/.290 SLG/.647 OPS/14 E
評価:C。今季のチームの野手陣の中では期待度の高い選手。珍しい左打ちのSS。6月はAVG 1割台だったが、7、8月はAVG 3割前後打っていて、中盤戦以降はしっかりアジャストしたように思える。ただ左投手が全く打てていないし、ある程度四球も選んでいるが、三振も多め。ノーパワーの割には、0 3B/7 SBとスピードももう一歩に見える。2B転向が噂されるのも、その辺りに起因しているのかも。
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☆ Luis Alexander Basabe, CF (12'-Int. FA)
13' Stats (DSL) : 60 G/209 AB/47 H/13 2B/2 3B/1 HR/67 TB/49 R/19 RBI/49 BB/58 SO/18 SB/5 CS/.225 AVG/.385 OBP/.321 SLG/.705 OPS/2 E
評価:C。双子のAlejandroと共に、チームの野手としては最も高額のボーナスを受け取っている選手。才能ではAlejandroよりも上と言われている。AVGはやや期待外れだったが、チームのリードオフとして多くの四球を選んで出塁率は.385。得点も多く稼ぎ、一応チームでの役割は果たした。来季はコンタクト能力を磨きたい。
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☆ Jhon Nunez, C (12'-Int. FA) : チームの正捕手としてプレー。そこそこのAVGに、捕手としては積極的に走っている。
☆ Isaias Lucena, C/1B (12'-Int. FA) : 18歳の控え捕手。四球をよく選ぶ。
☆ Pablo Urena, C/1B (12'-Int. FA) : 序盤戦はあまり機会を与えられなかったが、後半戦はC/1Bとしてまずまず打った。そこそこパワーもありそうだが、相当な早打ち。
☆ Darwin Pena, 1B (12'-Int. FA) : チームの正1Bだが、既に20歳。4本の三塁打を放ったものの、5 2B/1 HRとやや物足りない成績に。三振も多い。
☆ Luis Benoit, 2B/SS/3B (13'-Int. FA) : チームのM-IF控え。出番もあまりなかった。
☆ Gerardo Carrizalez, 3B/1B (12'-Int. FA) : 18歳の控えIF。あまり出場機会無しで打てず。
☆ Rafael Oliveras, 3B/2B (13'-35th) : 今季のドラフトピックながら、プエルトリコ出身という経歴もあり、非常に珍しいケースながら、シーズン中にGCLからDSLへ降格してきた。2クラス合計で11 ABに立ったが、まだプロでは安打無し。
☆ Ricardo Andujar, 3B/SS/2B (12'-Int. FA) : 20歳の控えIF。2年間あまり打てておらず、そろそろリリースが予想される。
☆ Raiwinson Lameda, LF/CF/RF (12'-Int. FA) : 昨年の7月契約の17歳の選手で、チームの正LFを務めた。1年目は全てのスタッツでイマイチ。来季の向上に期待。
☆ Juan Hernandez, LF/CF/RF (12'-Int. FA) : 17歳の選手で、LFでLamedaと併用されながら、CFのバックアップも務めた。やや機会が少なめながら、そこそこ当てているし、スピードもありそうだが、基本的にパワーレスのよう。
☆ Oscar Bartomolde, LF/RF/CF (12'-Int. FA) : 17歳の控えOF。年齢は若めだが、あまり目立ったところもなく平凡。
☆ Franklin Guzman, RF/LF (12'-Int. FA) : チームの正RFで、他のOFの選手と異なり、ほとんどRF専門としてプレーした。チームの中では打った方で、5 3B/11 SBとそこそこスピードもありそうだが、既に21歳ということで、上のクラスに上がっていく選手ではなさそう。
☆ Luis Yovera, RF/LF (13'-Int. FA) : シーズン開始後途中加入した17歳のOF。ほとんど打てず。
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