各誌のProspect Rankingの季節です。まずはBAからリーグのTop 20が出てきました。昨季は全球団でもトップの15人をランキングに送り込みましたが、今季はどうかな?また、今季はレポート付きの記事(Subscriber Only)のみで、ランキングのみの記事はこちらに統一されたようです。
[Arizona League Top 20 Prospects]
#1は、今季のドラフトでBOSが熱望していたClint Frazier (CLE)。やはり三振は多そうですが、パワー見せている。今季のMiLBはSSの選手の活躍が目立ったけど、ここも#2~4がSS。個人的にお気に入りのDevin Williams (MIL)は#12か。
[Gulf Coast League Top 20 Prospects]
9. Wendell Rijo, 2b, Red Sox
Rijoが#9にランクインしたのみ。NYYの傘下から6人選出されているのに。Ballは投球イニング数が足りていれば#3~7だったそう。McGrathは球威がイマイチなこと、Denneyはスウィングに穴があってAVGを残せなかったこと、でランク外。#1はAustin Meadows (PIT)。何故彼を差し置いてBallをピックしたのか、今でも納得できない。上位はほとんどが今季の高卒ドラ1。
[Pioneer League Top 20 Prospects]
#1はHunter Dozier (KC)。Sean Manaea (KC)をピックするためにややオーバードラフトしたようなカンジだけど、良いプロでのスタートを切っています。#3~5がCOL傘下。Jonathan Grayも獲ったし、今後1、2年でNo.1のマイナー組織になってもおかしくない。
[Appalachian League Top 20 Prospects]
#1は、昨季のInt. FA市場で最も高額のボーナスを受け取ったAmed Rosario (NYM)。#2のD. J. Davisを含めて、TORから7人がランクイン。ただ少し地味なリストですね。
[New York-Penn League Top 20 Prospects]
7. Manuel Margot, of, Lowell (Red Sox)
10. Simon Mercedes, rhp, Lowell (Red Sox)
15. Jamie Callahan, rhp, Lowell (Red Sox)
3人がランクイン。Margotはケガが無ければ、もうちょっと上だったかも。ランク外では、Stankiewiczは92~95 mphの速球とプラスのチェンジアップと高評価。あと1試合に投げていればランキング対象だったそうで、Top 10には入っていたでしょう。Buttreyも球威が出ておらず、Callahanより下のTop 20圏外。T. Linも打撃で評価を上げないと上位のProspectにはなれなさそう。#1はPITのHarold Ramirez。
[Northwest League Top 20 Prospects]
#1はCHCのKris Bryant。CHCは着実にポジションプレイヤーの層を厚くしていますね。13年ドラフトのカレッジ上位指名選手がランキング上位を占めている。
[Midwest League Top 20 Prospects]
#1はByron Buxton (MIN)。来年のランキングで全体#1になるのが濃厚です。X. Bogaertsは#2~4になりそう。
[South Atlantic Top 20 Prospects]
8. Mookie Betts, 2b, Greenville (Red Sox)
Bettsが#8にランクイン。16チームのリーグとは言え、TEXやATL、COLからは結構な人数が選ばれてるんですけどねぇ...。B. JohnsonやKukukは来年はランキングに入れるようにガンバって。#1はEddie Butler (RHP)。今季大ブレイクした投手の1人。
[California League Top 20 Prospects]
#1はAddison Russell (OAK)。出足は不調だったけど、後半戦好調でトップクラスのSS Prospectの地位を強固にしている。SwihartのライバルAustin Hedges (SD)は#5。
[Carolina League Top 20 Prospects]
4. Henry Owens, lhp, Salem (Red Sox)
5. Blake Swihart, c, Salem (Red Sox)
6. Garin Cecchini, 3b, Salem (Red Sox)
7. Mookie Betts, 2b, Salem (Red Sox)
13. Deven Marrero, ss, Salem (Red Sox)
Top 3は逃したものの、リーグを制したチームから最多の5人をTop 20に送りこみ、しかも#4~7を独占。個人的にはSwihartがCecchiniよりも上に来ているのに驚きました。ブロッキングスキルの向上が素晴らしいようです。肩も良いし、元々のオフェンス面のポテンシャルだけでなく、総合バランスに優れた捕手へ成長中。#1は全体でもトップクラスのSS Prospect Francisco Lindor (CLE)。
[Florida State League Top 20 Prospects]
#1はByron Buxton (MIN)。14年の全体#1 Prospectになるのはほぼ確実。同僚のMiguel Sano (MIN)やJavier Baez (CHC)など、全体Top 10級のProspectが何人もいるレベルの高いリーグでした。
[Eastern League Top 20 Prospects]
1. Xander Bogaerts, ss, Portland (Red Sox)
14. Garin Cecchini, 3b, Portland (Red Sox)
16. Anthony Ranaudo, rhp, Portland (Red Sox)
19. Brandon Workman, rhp, Portland (Red Sox)
X. BogaertsがInternatinal Leagueの#1と二冠。予想よりも全体的に低めでしたが、4人がランクインし、全リーグトータルで14人がTop 20で、さらにBetts、Cecchini、Bogaertsの3人は2リーグでランクイン。ただ厚いリーグとは言え、Barnesがランク外なのは...。
[Southern League Top 20 Prospects]
#1は、MLBでもそのポテンシャルの上限を見せたYasiel Puig (LAD)。ここしばらくキューバからの亡命選手は当たりっぽい選手が多いですね。#2のArchie Bradley (ARI)は同#4のTaijuan Walker (SEA)と共に、来季のNo.1投手Prospectの有力候補。ちなみにBallと同じ指名順位である11年の全体#7指名。
[Texas League Top 20 Prospects]
#1は、マイナー全体でもトップクラスのパワー/スピードのコンビネーションを誇るGeorge Springer (HOU)。Connecticut州出身ということもあって、他チームの傘下では応援している選手の1人です。
[International League Top 20 Prospects]
1. Xander Bogaerts, ss, Pawtucket (Red Sox)
8. Jackie Bradley, of, Pawtucket (Red Sox)
13. Allen Webster, rhp, Pawtucket (Red Sox)
X. Bogaertsが貫録の#1。Wil Myers (TB)やGerrit Cole (PIT)を抑えての#1なんて凄いですね。J. Bradley, Jr.は#8、Websterは#13。それぞれMLBで真価を見せられなかったことで、上に並んでいる選手たちに一歩後れを取ることに。
[Pacific Coast League Top 20 Prospects]
#1はOscar Taveras (STL)。出ていればしっかり打ったけど、今季はケガに悩まされた。#2は昨季の全体#1 ProspectのJurickson Profar (TEX)。MLBでは同ポジションのレギュラーががっちりしていたこともありポジションを固定できず、打撃も冴えなかったけど、まだまだ若い。
[Independent League Top 25 Prospect]
#1のK. C. Serna、#3のTim Adleman、#8のC. J. Zieglerなんかは興味あります。#21のJosue Peleyは以前PITから獲得してそのオフにMiLFAで抜けた選手。
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