18' Minor League Stats - Lowell Spinners (SS-A)

SS-A Lowellのスタッツです。W37-L48で負け越し。ここ数年まともな先発投手を獲っていないため、ローテは悲惨な状況。リリーフのFeltmanやドラ7のDuranはインプレッシブだったが、すぐにLow-Aへ。終盤戦にGCLから選手が上がって来るまでは見どころの少ないチームでした。


[Pitchers]

☆ Thad Ward, RHSP (18'-5th)

18' Stats (SS-A) : W0-L3/3.77 ERA/11 G/11 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/0 GF/0 SV/31.0 IP/33 H/21 R/13 ER/2 HR/1 HB/12 BB/27 K/1.45 WHIP/1.35 GO/AO

評価：C。今季は全くと言っていいほど先発を指名せず。リリーフ専門のFeltmanを除けば、一応この選手が最上位か。とは言え、カレッジではブルペンだった選手を先発で使っており、SS-Aですら支配力を感じないスタッツでは先が知れると思うが。

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☆ Yorvin Pantoja, LHSP (14'-Int. FA) : 昨年同様、ローテを守って投げた。奪三振率は低いが安定している。

☆ Brian Brown, LHSP (18'-9th) : シニアーサインの軟投派。経験豊富だけあって、ここではさすがの安定感。

☆ Chris Machamar, RHSP (18'-16th) : ソフモアの選手だが、下位で引き抜けた。カレッジではリリーフだったが、先発で試されている。内容は平凡気味。

☆ Alexander Montero, RHSP (17'-Int. FA) : 昨年途中にDSLに加入し、終盤戦からPOで良い投球。今季はGCLをスキップし、SS-Aで開幕。4 G/19.1 IP/12 H/4 BB/21 Kと素晴らしいスタートで注目されたものの、そこからDLに入って1年を終えた。来季フルシーズンクラスで好投すればProspectと呼べるようになるかも。

☆ Yasel Santana, RHSP (17'-Int. FA) : A. Monteroと似たようなプロフィールで、昨年契約したやや年齢の高い選手だが、こちらはGCLで一年間ローテとして素晴らしい投球。シーズン終了後にSS-Aに昇格して1試合に投げた。Moteroと共に来年に少し注目。

☆ Chase Shugart, RHSP (18'-12th) : 今季の下位契約では、Machamarと共に少し期待されている選手。小柄で本来はリリーフタイプだが、先発で起用されており、速球は96 mphまで投げている。契約後、一旦SS-Aにアサインされたが、ケガなのかデビューが遅れ、一旦GCLで少し投げてから最後SS-Aに戻った。

☆ Jose Gonzalez, RHSP/RP (15'-Int. FA) : GCLでまずまずの投球を見せて、シーズン途中で昇格。SS-Aでは防御率ほど内容は悪くなさそうだが今一歩。一昨年のFILで少し注目されていたが、伸び悩んでいる。

☆ Hunter Haworth, RHRP/SP (17'-22nd) : 95 mph程度まで投げるそうで、SP.comで少し注目されていたが、近年のそのタイプに多いように、やはり試合ではダメ。Low-Aで打ち込まれ、SS-Aへ降格。こちらでは出足はイマイチだったが、向上してトータルではまずまず。とは言え、21歳でSS-Aだし、どうにかなるとも思えない。

☆ Oddanier Mosqueda, LHRP (15'-Int. FA) : 小柄だが、速球は93 mph程度まで、と入団時より成長している。やや四球が多いが、被打率、奪三振率共に優秀。

☆ Andrew Politi, RHRP (18'-15th) : 29.0 IP/43 Kと奪三振率が優秀。被打率は平凡だが。その活躍を買われて、チームのクローザーを任され7セーブ。

☆ Kevin Biondic, RHRP (18'-UDFA) : 三振が取れておらず、スタッツ全般が良くない。

☆ Danny Bethea, RHRP (13'-34th) : 昨年までは捕手だったが、近年多い捕手からリリーフへのコンバートでSS-Aのブルペンで投げた。投手としてはさすがに未熟。シーズン終了後に引退。

☆ Tanner Raiburn, LHRP (17'-33rd) : 制球があまり良くないが、被打率が優秀。GCLとSS-Aの2クラスで投げたので、サンプル数は少ないが。

☆ Victor Garcia, RHRP (14'-Int. FA) : 15年にDSLで好投し、1年でそこを卒業したが、その後はRkリーグでくすぶっている。今季は奪三振率が向上したものの、制球難傾向は変わらず。そろそろ厳しいだろう。

☆ Kris Jackson, RHRP (18'-28th) : GCLで6試合に投げて無四球と制球が良さそう。シーズン中にSS-Aへ昇格し、こちらでも良いK/BBを示している。

☆ Francisco Lopez-Soto, RHRP (16'-25th) : 昨年同様、酷い制球難でまともに投げられていない。

☆ Logan Browning, RHRP (18'-24th) : シニアーの選手ながらGCLへ配属となったが、そこでは文句無し。こちらに上がって以降も良い制球と高い奪三振率を残している。

☆ Alex Demchak, LHRP (18'-UDFA) : 少ないサンプル数だが、被打率が高くイマイチ。

☆ Yoan Aybar, LHRP (13'-Int. FA) : 打者として結果が出ず、強肩を生かすために今季投手転向。GCL/SS-Aレベルだが、一応三振はしっかり取れている。Williams Jerezのように、二年目一気に昇格して行ければ、球威のある左腕だし、チャンスは来るかも。

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[Hitters]

☆ Nick Northcut, 3B (18'-11th)

18' Stats (GCL) : 41 G/142 AB/33 H/9 2B/0 3B/1 HR/45 TB/13 R/20 RBI/15 BB/45 SO/0 SB/0 CS/.232 AVG/.319 OBP/.317 SLG/.636 OPS/7 E
18' Stats (SS-A) : 6 G/24 AB/4 H/1 2B/0 3B/1 HR/8 TB/3 R/5 RBI/1 BB/10 SO/0 SB/0 CS/.167 AVG/.200 OBP/.333 SLG/.533 OPS/2 E

評価：C。GCLで、Casasの離脱があったが、それでも3B/DHをHowlettとシェアすることに。途中までは競い合うかのようによく打っていたが、そのまま打ち続けたHowlettと対照的に失速。SS-Aで最後プレーしたが、やはり器用なタイプでは無さそうな印象。

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☆ Brandon Howlett, 3B (18'-21st)

18' Stats (GCL) : 39 G/137 AB/42 H/15 2B/0 3B/5 HR/72 TB/24 R/25 RBI/22 BB/38 SO/0 SB/1 CS/.307 AVG/.405 OBP/.526 SLG/.930 OPS/7 E
18' Stats (SS-A) : 5 G/15 AB/2 H/1 2B/0 3B/1 HR/6 TB/5 R/2 RBI/6 BB/3 SO/1 SB/0 CS/.133 AVG/.381 OBP/.400 SLG/.781 OPS/4 E

評価：A。同期にライバルの3Bが多いが、より指名時の評価の高かったCasasやNorthcutを1年目は圧倒的に上回るパフォーマンス。特にパワー面では近年の指名選手の中では最高クラスの成績を残した。四球もそれなりに選んでいるし、来年が楽しみ。できるならオフに3B以外にトライして、出場機会を稼げるようになって欲しい。

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☆ Cole Brannen, CF (17'-2nd)

18' Stats (Low-A) : 32 G/127 AB/20 H/4 2B/1 3B/0 HR/26 TB/16 R/7 RBI/13 BB/43 SO/9 SB/1 CS/.157 AVG/.246 OBP/.205 SLG/.451 OPS/2 E
18' Stats (SS-A) : 34 G/127 AB/23 H/1 2B/1 3B/0 HR/26 TB/16 R/8 RBI/17 BB/47 SO/12 SB/1 CS/.181 AVG/.276 OBP/.205 SLG/.481 OPS/1 E

評価：F。良い予感もしなかったけど、Low-Aで開幕させてみたが、案の定オーバーマッチ。降格してきたここですらほぼ同様の体たらく。スピードはあるがそれだけ。こんな下のクラスでさっぱりなのは、Trey Ballの指名より酷いレベルかも。この選手を指名することを勧めた関係者は即刻クビか少なくとも選手の発掘、育成部門から外すべき。

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☆ Tyler Dearden, RF/LF (17'-29th)

18' Stats (SS-A) : 47 G/170 AB/52 H/12 2B/1 3B/4 HR/70 TB/30 R/23 RBI/12 BB/60 SO/0 SB/1 CS/.306 AVG/.364 OBP/.459 SLG/.822 OPS/5 E

評価：B。同期のEsplinよりも良いシーズンに。開幕から安定してアベレージを残し、選球眼は平凡ながら、パワーもまずまず示した。三振が割と多いので、フルシーズンでもこの打撃を維持できるか不安だが、来季その部分で成長が見られれば、薄いOFでは上位の選手になって来る。

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☆ Alberto Schmidt, C (16'-16th) : 同期で同じプエルトリコ出身のA. Marreroよりはマシだったが、それでも酷い打撃。しかもシーズン終了直前にPED陽性で出場停止に。

☆ Alan Marrero, C (16'-8th) : 予想はしていたけど、やはり打撃はお話にならない。ドラ10以内でよくこんな選手を指名できるな。

☆ Elih Marrero, C/SS (18'-8th) : Deven Marreroの従兄弟。その血筋もあってか、HS時代はそこそこ有名なProspectだった。GCLでのプレータイムがほとんどなので実力はまだ分からないが、とりあえずここではしっかり打っている。捕手は薄いだけに多少は期待したいが。

☆ Devlin Granberg, 1B/LF/RF (18'-6th) : シニアーサインだが、SS-Aで良い打撃を見せた。パワーはポジションに割にはもう一歩な感じだが、コンタクト、選球眼と安定している。C-OFになれるなら文句は無い。来年フルシーズンで良ければ少し面白くなるかも。

☆ Trey Ganns, 1B (17'-35th) : 控え1B/DHだが、酷い打撃。1BはGranbergがよく打ったのでさほど影響はしないが。

☆ Grant Williams, 2B/SS/3B (18'-10th) : 典型的なシニアーサインのロスターフィラー。アベレージはイマイチも、三振よりも四球が多く、優れた選球眼を見せた。

☆ Xavier LeGrant, 3B/2B/1B (17'-27th) : 年齢の高いロスターフィラーとしてはもう一歩な成績ながら、多くの出場機会を得て、リーグのオールスターゲームにも出場した。

☆ Korby Batesole, SS/3B (18'-26th) : Colonが全く打てずで、代わってSSのレギュラーに。まずまずのアベレージを残し、リーグのオールスターゲームにも出場した。

☆ Jonathan Ortega, SS/3B/2B (18'-19th) : 同じくColonの不振もあり、そこそこの出場機会を稼いだが、AVG .200とイマイチ。1試合だけAAAでプレー。

☆ Ramfis Berroa, LF/RF/CF (15'-Int. FA) : 昨年はGCLでなかなかの打撃を見せたが、今季はLow-A/SS-Aで全く打てずで出番もあまり無かった。年齢も高いし、厳しいだろう。

☆ Juan Carlos Abreu, LF (16'-23rd) : 2年間GCLで鳴かず飛ばずだったが、今季は打撃で成長。チームでトップクラスの打者だった。フリースウィンガーだが、三振も少ない。また三塁打が多く、身体能力はありそう。上のクラスで通じるかは不明だが。

☆ Lane Milligan, CF/C/LF/RF (18'-17th) : カレッジでは捕手だったが、身体能力があり、OFでの方が多くプレーした。中でもCFを務めているのは驚き。今季のドラフトではさほど高く評価されていなかったが、HS時代はその身体能力でまずまず名前の知られた選手だった。GCLでは良い打撃を見せ、こちらでも最低限は打てている。やや早打ちだが、パワーも悪くない。捕手を務められるなら、今の傘下なら優先して使ってみても面白い気もするが。

☆ Tyler Esplin, RF/LF/CF (17'-7th) : 出足は良く、パワーは示しているが、シーズン中盤は全くと言っていいほど打てず。最後少し調子を上げてフィニッシュしたが、コンタクトには疑問が残る。

☆ Dylan Hardy, RF/LF/CF (18'-13th) : BAのドラフトのTop 500にギリギリだけどランクインしていた選手なので、もうちょっとやるかと思ったけど。さっぱり。