2012年5月16日水曜日

12' Draft Watch - Draft Board 1 (College-RHP)

ポジション別に分割していきます。まずはカレッジのRHPから。ぼちぼち更新していきます。Mark Appelがやはりピリッとしないことも多く、Kevin GausmanやMichael Wachaも最近今一つ。Kyle Zimmerの株が急上昇しましたが、それも少し落ち着いたカンジで、未だに全体No.1の有力候補が見えてこない。


[12' Draft Board (College-RHP)]

Mark Appel, RHP, Stanford (Jr.)


B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 195
Last Drafted: 15th round (09') by DET
Projection: Possibly #1, at Least Top5

Comments: 現在カレッジでNo.1の投手と言われ、最速99 mphほどまで出る速球を持つ。まだわずかに細いが、身長も投手としては理想的。現状では、全体#1の有力候補。Justin Verlanderに似ているそう。メカニクスはクリーンだが、ややバックモーションが大きく、そこから身体を持ち上げるように動くため、少しフォロースルーが乱れることも。身長の割には投げおろす感が小さい。アームスロットを変えて投げることもある。速球は非常に球速があるが、ややフラットで、球速にこだわるよりも、2シームなど、もう少しボールを動かした方が良いと言われる。スライダーは水平に変化するクラシックなタイプのもので、コマンド、変化の安定があれば、しっかり空振りを奪えるアウトピッチになるだろう。チェンジアップも球速があり、まずまず評価が高いが、握りやアームの振りがまだはっきり定まっておらず、現状では平均以下。まずまずストライクゾーンには投げれるが、コマンドは平凡。ここ数年の上位投手ピックの選手たちと比べて、Sophomore時の奪三振率が下から2番目とあまり成績を残せておらず、Gerrit Cole (PIT)と同じく、スタッフの割に成績が...というタイプ。Juniorの今年は、被打率、BB%と向上しているが、ドミナントとも言い難い。


Kevin Gausman, RHP, Louisiana State (So.)


B/T: L-R
Height: 6-4
Weight: 180
Last Drafted: 6th round (10') by LAD
Projection: Possibly #1, Likely Top 5

Comments: 10年のドラフトでも最速96 mphまで出る速球でドラ1級の評価をされていたが、直前で評価を落とし、また要求の高さからスリップした。長身で、まだ非常に細い。非常にアスレティックで、アームスピードが素晴らしく早く、モーションもとても素早いが、バックモーションが大きく、沈んでから身体を持ち上げるようなメカニクスで、フォロースルーも大きく、1B側に倒れがち。速球は最速97~98 mph程度まで出る速球派で、大きく沈みながら右打者に食い込むムーブも良く、手元で変化する85~87 mphのハードスライダーもしっかりしたアウトピッチだ。チェンジアップは以前はイマイチだったが、握りとアームスピードが安定し、卓越したそのアームスピードにより打者を欺ける。メカニクスが安定していないため、コマンドが不安定。


Kyle Zimmer, RHP, San Francisco (Jr.)


B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 210
Last Drafted: Never Drafted
Projection: Likely Top 5, at Least Top 10

Comments: 昨季のSuper Reagional Gameで11年の全体No.1のGerrit Cole (PIT)に、Sophomoreながら投げ勝った右腕。20-80で80とも言われるトップクラスのアスリート。今季の開幕戦で、常時97 mphと素晴らしい速球を見せ、一気に全体No.1の候補として名前が挙がるようになってきた。素晴らしいサイズと運動能力を持ち、凄まじいアームスピードがある。メカニクスはシンプルで、クィックなターンから、爆発的なほど素早いモーションで投げる。速球は最速98~99 mph。現在は常時90 mph中盤を計時するようになった。ムーブは少し沈むが、凄く大きくはない。上から投げ下ろすため、角度はついている。球威をイニング深くまで維持する能力に関しては、まだ向上が必要。75~77 mphのカーブはクラシックな12-to-6のハンマーカーブで、良いボールはプラスからプラスプラスとも言われる。ただまだスナップが安定しておらず、高めに抜けてしまうことも。高校生時に投手転向した選手で、キャリアが浅いのもあり、チェンジアップはまだ平均以下。球速が出すぎてしまう傾向にあるし、変化も小さい。才能はトップクラスの選手だが、昨年に比べれば随分と進歩し、しっかりした「ピッチャー」になって来てはいるが、やはりカレッジの選手としては未完成感が強い。


☆ Marcus Stroman, RHP/SS, Duke (Jr.)


B/T: R-R
Height: 5-9
Weight: 175
Last Drafted: 18th round (09') by WAS
Projection: Early 1st round, at Least Top 15

Comments: 投手としては非常に小柄だが、昨季のカレッジのベストリリーバーの1人。最速98 mphの速球とハードカーブを投げる。速球は良く沈むし、ゾーンの低めに投げるコマンドも良い。SSも務めるように、身体能力に優れ、肩が強い。今季はスターター一本で投げており、17 Kを奪った試合もあったが、小さい上に、サードピッチは不安定で、力の入ったフォームで投げることから、プロではリリーフになると思われる。


Michael Wacha, RHP, Texas A&M (Jr.)


B/T: R-R
Height: 6-6
Weight: 180
Last Drafted: Never Drafted
Projection: Early 1st round to Mid 1st round

Comments: 非常に長身で、少し筋肉は付いてきているが、未だに細い。腕が長く、身長もあるにしては、メカニクスは比較的安定している。しっかりしたアスリートでバランス感覚が良い。ややギクシャクしたモーションで、少し1B側に倒れる。速球は最速94 mph。少し沈むが、フラット気味とは言われている。ただ身長があり、投げ下ろす角度はある。右投手だが、チェンジアップが非常に良いことで知られている。さほど左右へのムーブはないが、速球と同じ腕の振りから鋭く落ちるし、安定してゾーン低めにコマンドできる。一方スライダーは、水平方向にカッターに近い小さいムーブをするが、コマンド、スピン共に安定しておらず、平均以下のボール。スライダーが伸びれば、その体格からイニングイータータイプになれるが、そうでなければリリーフかも。


☆ Chris Stratton, RHP, Mississippi State (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-6
Weight: 180
Last Drafted: Never Drafted
Projection: Mid 1st round to Late 1st round

Comments: 92~95 mphの速球と変化の大きいスローカーブのコンビネーションで三振を奪う。投球術に長けるインテリジェントな投手。コマンドが良く、今季素晴らしい成績を残し評価を上げてきた。今ならTop 15前後に食い込むかも。最大限育ってローテ中位か、という選手だがHigh Floor。


☆ Pierce Johnson, RHP, Missouri State (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 175
Last Drafted: 15th round (09') by TB
Projection: Late 1st round to Supplemental 1st round

Comments: 最近評価を上げている右腕。速球の球威が伸び、92~95 mphを安定して計時するようになった。シャープなカーブがアウトピッチで、チェンジアップもしっかりしている。


☆ Chris Beck, RHP, Georgia Southern (Jr.)


B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 190
Last Drafted: 35th round (09') by CLE
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: 昨夏のリーグでは最速96 mph程度まで球速が上がった。7回でも95 mphを出していたそう。今年に入ってかなり筋肉をつけており、幅広の肩と併せて、優れたイニングイータータイプの身体になって来ている。メカニクスはコンパクトで、安定している。また上から投げ下ろす角度も良い。速球はハードに投げようとするとややフラットになる。沈むムーブやカット気味のムーブを付けることもできるが、球速・コマンドのバランスにやや苦労している。速球をアグレッシブにゾーンに投げるタイプ。ブレイキングボールは、82~84 mphで水平方向の変化が大きいスライダーに近いボール。コマンドの向上と共にプラスのボールになるだろう。チェンジアップは83~85 mphとやや球速が出すぎている。変化は悪くないので、よりブレーキをきかせることで平均以上のボールになるだろう。Sophomoreの昨季の活躍により、シーズン前はTop 10の評価を受けていたが、今季は、速球のコマンドが悪く、やや打ち込まれた。スタッフも少し落ちているらしい。もう少し完成度が高いかと思ったが、コマンド等、比較的未完成。速球はまずまずポテンシャルがあるが、もう一歩、球威・ムーブで伸びないと上位スターターにはならなそう。


☆ Pat Light, RHP, Monmouth (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 185
Last Drafted: 28th round (09') by MIN
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: 6'5"と大柄で、速球は97 mphに達する。90 mphに届く高速シンカーも良い。一方、スライダー・チェンジアップは未熟でコマンドも良くないと、未完成な素材タイプ。


☆ Martin Agosta, RHP, St. Mary's (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 185
Last Drafted: 28th round (09') by MIN
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: 小柄だが、腕が強く、素早い振りから、95 mph程度まで投げる。85 mphに届くタイトなスライダーも平均以上のピッチ。同じSt. Mary's大の3B Patrick Wisdomと共に評価を上げている。


☆ Branden Kline, RHP, Virginia (Jr.)


B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 185
Last Drafted: 6th round (09') by BOS
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: BOSが09年にドラ6と比較的上位で指名したが、指名直後から強硬に進学の意志を表明しており、結局契約できなかった。クリーンなモーションからの最速90 mph中盤の速球が売り。現時点ではこれに加えてハードカーブを投げるツーピッチ投手。コマンドはしっかりしている。Brandon Morrowに似ているとも。11年はVirginia大でクローザーを務めた。今季はDanny Hultzenが抜けたあとのエース(Friday Night Starter)になっている。


☆ Dan Langfield, RHP, Memphis (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 215
Last Drafted:
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: 小柄だが、速い腕の振りで97 mphまで出せる。大体91~93 mphだが、右打者に食い込むムーブも良い。平均以上のカーブに、スライダー・チェンジアップを織り交ぜる。投球術にも優れる。ただ体格が小ささと、ハードに投げることから、先発適性に疑問を持つ人も。Massachusetts州出身。


☆ Luke Bard, RHP, Gerogia Tech (Jr.)


B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 182
Last Drafted: 16th round (09') by BOS
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: 09年に$1M近くで契約するのではないかと言われていたが、結局契約できなかった。兄ほどの球威はないが体格に優れた右腕。90 mph前半の速球にカーブ、チェンジアップを投げる。


☆ Dylan Baker, RHP, Western Nevada CC (JC-So.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 215
Last Drafted:
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: 96 mphまで出る速球派。86 mphのスライダーは水平方向に鋭く大きく変化し、プラスプラスになるかもとも。83 mphのカーブもよく落ちる優れたピッチ。JuCoでNo.1のProspectと言われている。


☆ Ross Stripling, RHP, Texas A&M (Sr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 170
Last Drafted: 9th round (11') by COL
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 速球は大体89~91 mphで最速94 mph。プラスのカーブとソリッドなチェンジアップを投げる。制球も良い。昨季はCOLのドラ9を蹴って、今季シニアーでドラフトに臨む。


☆ Kyle Hansen, RHP, St. John's (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-8
Weight: 200
Last Drafted:
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 名前とカレッジ名を見て、もしかしたらと思ったけど、やはりあのCraig Hansenの弟だった。速球は90 mph前半だが、良く沈むし、体格的に球威が上がる可能性が高い。79~80 mphのスライダーはプラスの可能性がある。80~81 mphのチェンジアップは平凡。


☆ Brady Rodgers, RHP, Arizona State (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 170
Last Drafted: 39th round (09') by MIL
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 小柄で、速球は88~92 mphと球威は平凡だが、利き手側に大きくムーブする。12-to-6のカーブも大きくシャープに変化する。優れたアスリートで、スライダー・チェンジアップもしっかりしたピッチ。制球も良い。


☆ Buck Farmer, RHP, Georgia Tech (Jr.)


B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 220
Last Drafted: 46th round (09') by ATL
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 09年もPGのTop 100に入っていた。体格的に完成された右腕で、最速94 mphの速球を投げる。アームスロットを変えて投げることもあり、ムーブは小さい。アームスピードが速く、闘争心も旺盛。ショートアーム気味のモーションで、やや投げ急ぐ傾向もある。メカニクスも安定していない。スライダーは時折鋭く変化するが、安定感に欠け、また速球より小さいフォロースルーで投げる。一方チェンジアップは速球と同じ振りから安定して投げられる。


☆ Alec Asher, RHP, Polk State (JC-So.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 230
Last Drafted: 23th round (10') by SF
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 6'4"の身長から、常時92~94、最速96~97mphに達する速球を投げる。大きく曲がるスライダーにチェンジアップの変化も良い。


Adrian Sampson, RHP, Bellevue (JC-So.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 200
Last Drafted: 16th round (11') by SEA
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 速球は常時91~93 mph、最速95 mphで右打者に食い込むように変化する。カーブとチェンジアップはいずれも良く、年齢の割に投球術にも優れている。肩・膝の手術歴あり。


☆ Hudson Randall, RHP, Florida (Jr.)


B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 185
Last Drafted: 46th round (09') by KC
Projection: 3rd round or Later

Comments: 今季CWS決勝に進出した、Florida大のエース。やや細身で、90 mph前後の速球とカーブ、チェンジアップを使いこなす。さほど球威がなく、成績に反して評価は下がり気味。


D. J. Baxendale, RHP, Arkansas (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 175
Last Drafted:
Projection: 3rd round or Later

Comments: 13年のTop College PitcherのRyne Stanek擁するArkansas大のエース。ただ今季はやや打たれている。91~93 mphの速球は良く動き、カッターも投げる。カーブとチェンジアップも投げ、カーブの方が良い。


Kurt Heyer, RHP, Arizona (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 185
Last Drafted:
Projection: 3rd round or Later

Comments: 90 mph前半のシンカー系の速球を投げる。平均以上のスライダーとまずまずのチェンジアップを投げ、コマンドにも優れている。


☆ Dylan Floro, RHP, Cal. State Fullerton (Jr.)

B/T: L-R
Height: 6-1
Weight: 175
Last Drafted: 20th round (09') by TB
Projection: 3rd round or Later

Comments: 小柄なCS-Fullertonのエース。ボールの出所が見にくいフォームから最速93 mphの速球を投げる。ルーズな腕の振りで、リリーフなどに移ればもっと出るかもとも。プラスのチェンジアップにカーブ・スライダーを投げる。


Josh Conway RHP, Costal Carolina (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 165
Last Drafted: 42nd round (09') by ATL
Projection: 3rd round or Later

Comments: 88~93 mphの速球にプラスのスライダーと平均的なチェンジアップを投げる。コマンドにも優れているが、小柄な点で先発になれるか疑問視されている。


☆ Kevin Brady, RHP, Clemson (Sr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 195
Last Drafted: 17th round (11') by CLE
Projection: 3rd round or Later

Comments: 最速95 mphのノビのある速球に、12-to-6のカーブ。今季カッターを習得した。


☆ Jake Barrett, RHP, Arizona State (Jr.)


B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 235
Last Drafted: 3rd round (09') by TOR
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: Heath BellやJonathan Broxtonを思わせるやや幅広の体格から90 mhp中盤の伸びる速球を投げる。最速は98 mphくらいまで記録しており、プラスからプラスプラスという人も。セカンドピッチはスプリッターが良いそう。体格的にも比較的完成に近い投手で即戦力ではあるが、Max Effortで投げるタイプだし、闘争心旺盛でリリーフに向いているとも言われており、他の選手の伸び如何では下位に落ちる可能性も。今季はリリーフとして投げている。Heath Bellに比較されている。


Austin Maddox, RHP/1B/C, Florida (Jr.)


B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 220
Last Drafted: 37th round (09') by TB
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: 09年のドラフトではトップクラスの高校生捕手だった。Florda大では同期のMike Zuninoがいるため、Freshman時は1Bで出場していたが、ただこちらでもPreston Tuckerや今季はTaylor Gashueにレギュラーを譲っている。パワーがあるが、打撃が粗く、今季もたまに1Bで出ているが、それよりも今季はFlorida大でクローザーを務めており、リリーフとして注目されるようになってきている。速球は最速96 mphまで出るし、84 mphのハードスライダーも評価が高い。今やNo.1 Relief Prospectとも。


Nolan Sanburn, RHP, Arkansas (So.)


B/T: R-R
Height: 6-0
Weight: 170
Last Drafted: 34th round (10') by DET
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: やや小柄なSophomoreの右腕。速球は常時は91~94 mphだが、最速98 mphに届き、またスライダーも素晴らしい。昨季はクローザーで、12年はスターターに挑戦してやや苦しんだが、リリーフに戻って、調子を戻している。即戦力のリリーフとしてピックされるだろう。強いメンタルの持ち主。


R. J. Alvarez, RHP, Florida Atlantic (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-0
Weight: 165
Last Drafted:
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: やや小柄だが、96 mphに頻繁に届く球威があり、腕の強さはカレッジでもトップクラスのリリーバー。78~80 mphのシャープなプラスのカーブにしっかりした81~84 mphのチェンジアップも持つ。先発としても投げられるレパートリーを持つが、やや小柄なのとMax Effortで投げるタイプなので、いずれはリリーフだろう。


☆ J. T. Chargois, RHP, Rice (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 175
Last Drafted:
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: 最速96 mphのシンカーを持ちながら、これまでは成績を残せていなかったが、今季はしっかり投げている。セカンドピッチはプラスのカーブ。バイオレントなメカニクスとも。


☆ Matt Koch, RHP, Louisville (Jr.)

B/T: L-R
Height: 6-3
Weight: 185
Last Drafted: 37th round (09') by BOS
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 91~95 mphの速球にプラスのスライダーを投げるLouisville大のクローザー。09年の下位で指名して、ポテンシャルは高いと言われていたが進学。


☆ Stephen Johnson, RHP, St. Edwards (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 205
Last Drafted: Never Drafted
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 優れた体格と、リリーフで投げていた時には96 mphまで出ていたアームの強さが魅力。カレッジの選手としては非常に未完成で、ブレイキングボールも最近投げ始めたばかりだとか。


☆ Damien Magnifico, RHP, Oklahoma (Jr.)

B/T: S-R
Height: 6-1
Weight: 190
Last Drafted: 5th round (09') by NYM
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 速球は95~98 mphから最速で103 mphに達したこともあるそう。100 mph投手として名高い。チェンジアップとカッターを投げるが、変化球は未熟。


☆ Michael Morin, RHP, North Carolina (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 207
Last Drafted: 40th round (09') by KC
Projection: 3rd round or Later

Comments: 最速95 mphの速球にプラスのチェンジアップ。カーブも投げる。


Matt Price, RHP, South Carolina (Sr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 190
Last Drafted: 6th round (09') by ARI
Projection: 3rd round or Later

Comments: 昨季のCWS制覇に大きく貢献したSC大のクローザー。昨季もARIから指名を受けたものの、低評価だったため、蹴ってカレッジに戻っている。今季は開幕から先発転向でまずまず投げていたが、再びブルペンに配置転換している。空振りを奪える素晴らしいスライダーを持つが、速球が最速92 mphと平凡なため、実績に反してドラフトでの評価は高くない。

0 件のコメント: