とうとうこの日が来ました！07年にドラフトされて以来、BOSの野手Prospectの中でも、最もお気に入りだったWill MiddlebrooksがMLBデビュー。開幕から調子の上がらなかったYoukilisがDL入りしたため、代役として呼ばれ、さっそく８番3Bで出場。
Brandon McCarthy (OAK)相手に、第１打席に四球を選ぶと、即座に２塁に盗塁を決め、第２打席は内野安打で出塁。第３打席は右中間にラインドライブを放ち二塁打としました。第４打席は三振に終わったものの、3 AB/2 H/1 2B/1 BB/1 Kと素晴らしいデビューを飾ったと言っていいかと思います。
07年のドラ5ですが、フットボールもプレーしており、Texas A&M大へのコミットがあったのが大きな理由で、実際BAでは#36にランクされる選手で、BOSに入団した中でも最も才能ある選手と評判でした。プロ入り後は２年目にSS-A Lowellでプロデビューし、かなりの荒削りぶりを見せましたが、３年目の09年にはLow-A Greenvilleで後半戦まずまずの成績を残すと、10年にはHigh-A Salemで順調に成績を伸ばし、傘下のTop 10近辺の評価に。
そして迎えた昨季は、AA Portlandで開幕し、23 HRを放つなど素晴らしい打棒と守備で一気にBOSのNo.1 Prospectにのし上がりました。今季もSTから好調で、昨季やや苦しんだAAA Pawtucketでも４月だけで9 HRを放つなど、進化を続けています（彼を特集した投稿はこちら）。
Youkilisは来季もオプションを残していますが、現在の健康度合からいうともはやフルタイムの3Bとしては厳しいでしょう。いよいよMiddlebrooksの時代が到来したように思います。未だに「攻守にバランスの取れたレギュラークラス」との評価が根強いですが、広角に打てるパワーと強肩を生かした守備はそれ以上のAll-Starクラスになれるだけのものがあると信じています。さらなる高みに向けてガンバレ！
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