2012年5月21日月曜日

Former Sox Prospect Review: Matty Johnson, OF

今回は、小柄なスピードスター、Matty Johnson。BOSの近年の独立リーグ市場への積極投資で獲得したProspectの1人。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Matty Johnson (マティ・ジョンソン)
Full Name: Matthew Taff Johnson
Positions: CF/RF/LF
Born: April 10, 1988
Birthplace: Lewisville, Texas
Height: 5-8
Weight: 165
Bats: Both
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: Contract purchased from Gateway of the Frontier League (September 2010)
Signing Bonus: Not Announced
College: Bellevue
High School: Watson Chapel HS (TX)
How Left: Released (March 2015)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

小柄で、典型的なスピードスタータイプのOF。スピードに関してはプラス以上で、OFの守備範囲も広い。レンジだけならCFでも十分だが、肩、守備は平凡で、BOSではLFが多い。パワーは全くなく、コンタクト能力とスピードを生かして塁に出るのが唯一の武器。ハッスルプレーヤーで、常に全力でプレーする。


[Background]

ドラフトにはかからなかったが、BAから10年の独立リーグのNo.1 Prospectに選ばれていた選手で、独立リーグには珍しい80のツール(スピード)を持つ選手と評されていた。BOSは07年にDaniel Nava、09年にReynaldo Rodriguezと独立リーグのNo.1 Prospectと契約しており、力をかけているのを改めて示した。


[Profile]

11' : SS-A Lowellでデビュー。ここではさすがにレベルが低すぎたか、完璧に打ちこなし、Low-A Greenvilleに昇格。こちらでもコンタクト能力と選球眼を見せた。

12' : High-A Salemで、多くの外野手がひしめき、安定して機会をもらえなかったのはあるが、このタイプの選手が打てないと話にならない。ケガしたのもマイナス。

13' : AA Portland/High-Aでロスターフィラー的な役割のOFとしてプレー。AAでは意外と打ったものの、High-Aでは平凡。

14' : High-Aで特に後半戦は3割を超えるアベレージを残し、チームのリードオフとして、POに進出したチームを引っ張った。パワーは無いが、選球眼も優秀だし、持ち前のスピードで40 SBを達成。

15' Mar. : リリース。

15'-16' : 慣れ親しんだ独立リーグへ復帰。


[Comment]

パワーは全く期待できないだけに、取りあえずバットに当て続けなくてはならない。下層のOFは層も厚く、席を得るだけでも大変だが、同じ独立リーグNo.1 ProspectだったNavaやR. Rodriguezはマイナー上層でも活躍しているし、それを励みにガンバってもらいたい。

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