2012年5月20日日曜日

Former Sox Prospect Review: Luis Diaz, RHP

今回は、個人的な今季のダークホース候補に挙げていた、Luis Diaz。着実にRkクラスの階段を上がってきて、今季フルシーズンデビュー。体格が良く、楽しみな選手です。Low-A Greenvilleで4試合に投げた後、肘の違和感でDL入りし、MRIを取っていましたが、特に構造上の問題はなかったそうでホッとしました。もうすぐ復帰予定。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Luis Diaz (ルイス・ディアズ)
Full Name: Luis Diaz
Positions: RHSP
Born: April 9, 1992
Birthplace: Valencia, Venezuela
Height: 6-3
Weight: 210
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (August 2008)
Signing Bonus: Not Announced
How Left: Minor league free agency, signed with San Diego (November 2015)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

以前は細かった身体に、しっかり筋肉を付けてきた。身長は投手として理想的。速球は90 mph前半から、最速で94 mph程度まで出る。元々はカーブを投げていたが、近年は82~84 mphのスライダーに変えている。チェンジアップは平均的。積極的にストライクを投げるタイプで、球数を少なく抑え、長いイニングを投げ切る能力に長ける。


[Profile]

09' : DSLでプロデビュー。リリーフがメインで2 SVを挙げた。

10' : 前年度の好成績から、DSLで先発転向。ERA 3.11とソリッドな成績を残した。

11' : GCLをスキップし、SS-A LowellでUSデビュー。14 GS/2.53 ERA/74.2 IP/57 H/15 BB/41 Kと、奪三振率こそ物足りないが、素晴らしい成績を残し注目されるようになった。

12' : Low-A Greenvilleで、肘を痛めたこともあるが、三振が獲れず、簡単に打たれる場面が目立った。

13' : Low-AでDLから復帰後は安定して素晴らしい登板を続け、シーズン最終盤になって昇格したHigh-A Salemでもしっかり投げている。奪三振率も悪くないが、被打率にK/BBが良く、安定して長いイニングを投げた。

14' : ブレイクとなった前年から引き続き、High-A/AA Portlandでしっかりと投げた。元々三振を奪いまくる選手ではなく、奪三振率は平凡だが、制球も整っており、多くのイニングを稼いだ。

15' : AAに戻ったが、全くの期待外れ。長所だった制球やイニングを稼ぐ能力も全く示せなかった。

15' Nov. : マイナー上層では結果を残せずMiLFAに。SDと契約。

16' : SDのAAで先発として投げたが、被打率が高く、平凡な内容。

17' : LAAのAAAで先発メインで投げたが、内容はあまり良くない。

18' : メキシカンリーグでプレー。


[Comment]

三振が少ないのはセカンドピッチ以降が磨かれていないからだと思う。速球の力はありそうで、しっかり磨けば、伸びしろは大きい。

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