2017年7月31日月曜日

17' Today's Topics - 7/30

[Today's Game (Game 106 vs KC)]

Addison Reed (NYM)へ興味、なんて記事が出た矢先にBarnesのBSで敗戦。案の定ファンからはリリーフ獲れという声が出ていますね。X. Bogaertsのエラーで先頭打者を出したので、不運な面もあると思うし、年間で見るとしっかりやってるとは思うのですが、ここのところHembreeと共にピリッとしないことも多く、そういう声が出るのも仕方ないのか。

まぁ個人的にはリリーフのトレードで良い思いをしたことがあまり無いし、どうしてもリリーフはサンプルサイズが小さく、成績が振れやすいという面はあるので、割高になるくらいなら獲らなくても、とも思いますが、今年は去年とかに比べればまだ市場的にはマシなのかな?

Reedはレンタルなので、年俸が高めではありますが、ほどほどの見返りなら、まぁ良いかとも思いますが、Workmanあたりも良くなってきているし、費用対効果という意味では疑問も。NYYやTBがリリーフの大補強をしているので焦っているのかな。ちなみにBOSが興味を持っていたらしい、Justin WilsonはCHC行きが決定。

Result : BOS 3 - 5 KC (W57-L49)

2017年7月30日日曜日

17' Today's Topics - 7/29

[Today's Game (Game 105 vs KC)]

試合よりまず、D. Priceが春先と同じ肘の痛みでDLへ。う~ん...、TJを回避して休養し、投げるという選択を取ってきたのがどうでるか。DDによると、今季中にまた投げられると見ているようで、デッドラインで先発のトレードは、今のところ目指していないようですが(検査して今季絶望となればわからないですけど)。

Priceも最近BOSのメディアと揉めていることもあって、やる気を失いそうなのが怖いな。元々本人的には春先にTJ受けたかったような話も聞いているし、無理させられた挙句こんな状況と思うと不満を感じそうな。ただ手術となると、オフにOpt Outで他球団へ、という道は基本閉ざされるだろうし、BOSからの脱出を考えると投げた方がいいのか?(それでも傷物と見る球団も多いだろうし、まともなオファーは無さそうですが。)

ローテはひとまずFisterを先発へ。B. Johnsonが毎度のタイミングの悪さで、また腕の違和感のよう。Owensは相変わらずだし。エース級とは言わないまでも、バックエンドの先発のトレードは探した方がいいかも。それかAAAで好投しているBeeksを呼んでみるか。

KCへ移った試合は、昨日はやはり得点力不足に悩みましたが、昨日・今日と新加入のE. Nunezがオフへ向けてのアピールか、チームを引っ張っています。使われ方的には、Nunezはほぼ毎日出るものの、PedroiaやX. Bogaertsの負担(特にケガの後者)を減らす目的も兼ねて、内野全般で使われそうですね。また限界が見えつつあるC. Young の代わりにLFもあるかも。特に対左投手では、Benintendi、Deversあたりをベンチに置くことになりそう。

Result : BOS 9 - 8 KC (W57-L48)

2017年7月27日木曜日

17' Today's Topics - 7/26

[Today's Game (Game 103 @SEA)]

辛勝。C. Saleがさすがの投球と、さらにDeversの初安打初HRがあり何とか。それにしてもDeversは素晴らしい。HRの出にくいと言われるSafeco Fieldのバックスクリーン左寄りの深い位置まで持って行くなんて。昨年はHigh-Aの環境もあり、あまり長打が出なかったけど、これを見るに中軸打者としてのパワーは問題無さそうですね。

昨日、E. Nunezの獲得のところに3BでDeversと併用では?と書いたけど、Farrellの言葉によると、Nunezはエブリデープレイヤーで、Deversにはプレータイムを保証しないとか。...何で呼んだんだ...。まぁ、実力で席を勝ち取るだけの才能はあると思うけど、またもマイナー軽視の某フロントトップの印象がちらついて気に食わないですね。

散々マイナーの選手やTravis Shaw (MIL)を出して獲って来たリリーフは全く役に立ってないのがほとんどなのに、またリリーフ獲るみたいだし。そのリリーフでは、BOSが狙っていたらしい、Pat Neshekが今日COLへトレードされましたね。まぁあれくらいの見返りならNeshekを獲っても良かった気もしますが。

Result : SEA 0 - 4 BOS (W56-L47)


[Poll Result]

☆ 最も必要性の高かった3Bの補強は、結局は投票ゼロのE. Nunezを獲ると言う結果に。現状フィットはしているけど、実力的には若干不安もあって、また中途半端な選手の補強にならないと良いけど、なんてネガティブになっていますが。


○ BOSの3Bをどうすべきだと思いますか?(回答47)

1. Rafael Deversを起用すべき。 - 13 (27%)
2. T. LinやD. Marrero、Holtでやり繰りすべき。 - 10 (21%)
3. OAKからJed Lowrieをトレード獲得すべき。 - 7 (14%)
3T. MIAからMartin Pradoを獲得すべき。 - 7 (14%)
5. CWSからTodd Frazierをトレード獲得すべき。 - 5 (10%)
6. それ以外の選手をトレード獲得すべき。 - 3 (6%)
7. PITからDavid Freeseを獲得すべき。 - 1 (2%)
7T. それ以外です。 - 1 (2%)

2017年7月26日水曜日

17' Today's Topics - 7/25

[Today's Game (Game 102 @SEA)]

Hembreeの一発病で同点にされた時点でジエンドでしたかね。Felix Hernandez相手に、3点ビハインドからよく逆転しましたが。Pomerantzは3ランHRの3失点のみで抑えたとは言え、5回で降りてしまったのもバックグラウンドではある。

Barnes、Workman、Kimbrelとリリーフは好投したものの、最後勝ち越したのに、Fisterに続投させざると得ないところまでリードを奪えなかったのでは。Workmanが良いですね。前半戦上がってきた時は90 mph出るか出ないかだった球速が、この頃はコンスタントに95 mph前後。リリーフはやっぱり自前で育てるのが一番ですね。

DeversがMLBデビュー。安打こそ出ませんでしたが、Hernandezの本気の変化球攻めをしっかり見ての四球は素晴らしいし、懸念された守備でも好送球があったよう。E. Nunez獲得前にもう少し継続的に見たかったけど、ともかく初安打が待ち遠しいですね。

Result : SEA 6 - 5 BOS (W55-L47)

17' BOS Midseason Prospect Ranking by Baseball America

ミッドシーズンのTop 10が出てきていますね。BAのランキングだけは紹介しておきます。#3のChavisまでは全体Top 100に名前を連ねていますが、そこから大きな谷が。


[BA: 17' BOS Mid Season Top 10 Prospects]

1. Rafael Devers, 3b
2. Jason Groome, lhp
3. Michael Chavis, 3b
4. Sam Travis, 1b
5. Bryan Mata, rhp
6. Tanner Houck, rhp
7. Cole Brannen, of
8. Josh Ockimey, 1b
9. Mike Shawaryn, rhp
10. Alex Scherff, rhp

2017年7月25日火曜日

17' Today's Topics - 7/24

[Today's Game (Game 101 @SEA)]

弱ぇえ...。James Paxtonはカレッジ時代からスタッフには定評があったし、今季は開花していますが、それにしても...。POで対戦するチームのエース格に歯が立つ気がしない。Deversは今日は移動もあったので出番なし。明日何か変わると良いですが...。

Result : SEA 4 - 0 BOS (W55-L46)

17' Midseason Prospect Ranking by Baseball America

BAからシーズン中間地点でのProspect Rankingが出ました。#1は昨年のこのランキングで全体#1になっていたYoan Moncada。今はCWSですが。Vladimir Guerrero, Jr.やRonald Acunaが大きくランクアップ。それにしてもTop 10に投手がゼロとは。


[BA: 17' Midseason Top 100 Prospects]

1. Yoan Moncada, 2b, White Sox
2. Vladimir Guerrero, Jr., 3b, Blue Jays
3. Gleyber Torres, ss, Yankees
4. Amed Rosario, ss, Mets
5. Eloy Jimenez, of, Cubs to White Sox
6. Rafael Devers, 3b, Red Sox
7. Brendan Rogers, ss, Rockies
8. Victor Robles, of, Nationals
9. Nick Senzel, 3B, Reds
10. Ronald Acuna, of, Braves

17' Minor League Season Memo -7/24~7/30-

つい二週間前の言葉を翻してDeversがコールアップ。せっかく順調なのに、過度の負担を掛けたり、順当な対戦相手からかけ離れたところでやらせてフォームを崩しても、という不安はあるけど、彼のことだから、打つには打つんじゃないかと楽観はしていますが、彼が打ったところで問題は山積みという。前週の結果はこちら


○ 7/24

[AAA] : 3B Rafael DeversがMLBにコールアップ。
[AAA] : RHP Justin Haleyがロスター入り。
[AAA] : RHP Kyle Martinをオプション。
[AAA] : OF Rusney CastilloがDLから復帰。
[AA] : RHP Taylor GroverがDL入り。
[AA] : OF Joseph MongeがDLから復帰。
[A+] : LHP Kyle HartがGreenville (A)から昇格。
[GCL] : 2B Jagger RusconiがGreenville (A)から移動し、DLから復帰。

[AAA] - Box
H. Velazquezが7.0 IP/8 H/2 ER/2 BB/5 K。Dominguezが2 H/1 2B。

[AA} - Box
Ballが5.0 IP/11 H/4 ER/2 BB/3 K。Barfieldが2 H/1 2B/1 HR (13)。Romanskiが3 H、Chavis、Urrutiaが2 H。

[A+] - Suspended (Rain)
6回裏に雨で中断・延期。

[A] - Box
Requenaが5.0 IP/2 H/0 ER/0 BB/5 K。T. Hillが2 H/1 HR (6)。Espinalが2 H。Dalbec (5)、Lucena (3)にHR。

[A-] - Box
Pantojaが5.0 IP/4 H/1 ER/2 BB/7 K。Osinskiが3 H、Campanaが2 H。

[GCL] - Box
Mosquedaが4.0 IP/3 H/3 ER/2 BB/1 K。Downsが2 H/2 2B。

[DSL] - Box
I. Pinalesが4.0 IP/0 H/0 ER/0 BB/5 K。M. Martinez、L. Hernandezが2 H。

2017年7月24日月曜日

17' Today's Topics - 7/23

[Today's Game (Game 100 @LAA)]

ちょうど100試合目ですが、貯金が二桁ギリギリの10まで減少。まぁ打てませんね。オールスター後の平均得点は3点ちょっと。先発がクォリティースタートでも勝てないのだから、そりゃ負けが込みまず。業を煮やしたフロントはAAAで9試合のDeversをついにコールアップ。

守備はともかく、打撃に関しては多少早いとは思うけど、今でもある程度はやると思う。そこは良いんですけど、やはりある程度選択肢がある状態で上げて、徐々に切り替えていくと言うのが理想ではある。しばらくはD. Marreroを併用するらしいですが。

何となく選手の育成プランに沿った昇格とかではなく、見返りという観点からもトレードで選択肢が限られている結果やむなく、という印象を受けてしまう。マイナーのコーチ達は、昨年のYoan Moncada (CWS)よりも成熟している、と太鼓判のようですが。

Result : LAA 3 - 2 BOS (W55-L45)


[Poll Result]

☆ 夏のトレード希望ですが、監督というのを除けば、やはり3Bや(左)リリーフに集中。その3BはTodd FrazierをNYYへ奪われ、Deversをひとまず上げることになりましたが、リリーフと合わせて、デッドラインまで、まだ予断を許さなそうですね。


○ 夏のトレード戦線で補強すべきポイントは?(回答42)

1. 三塁手 - 23 (54%)
2. 左のリリーフ - 11 (26%)
3. 監督 - 8 (19%)
4. 一塁手 - 6 (14%)
5. 先発投手 - 4 (9%)
5T. 右のリリーフ - 4 (9%)
7. それ以外です。 - 3 (7%)
8. 捕手 - 1 (2%)
8T. 控え内野手 - 1 (2%)

2017年7月23日日曜日

Former Sox Prospect Review: Alex Scherff, RHP

今回は、17年組のとりあえずオオトリ、Alex Scherff。典型的なテキサンファイヤーボーラーです。Michael Kopech (CWS)を失った後だし、Kopechのように(成績面で)成長して欲しいですね。

Photo from SoxProspects.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Alex Scherff (アレックス・シャーフ)
Full Name: Alexander Brock Scherff
Position: RHRP/RHSP
Born: February 5, 1998
Birthplace: Colleyville, Texas
Height: 6-4
Weight: 205
Bats: Both
Throws: Right
Drafted: 5th round, 2017
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $700,000
High School: Colleyville Heritage HS (TX)
How Left: Traded to Minnesota for Hansel Robles (July 2021)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

既にかなり体重のある選手だが、40 lbsほど落としてコンディションに気を付けた結果、速球は常時91~95 mph、最速97~98 mph。99 mphを出したとのレポートも。更に非常にボールの回転数が多い。体格的な伸びしろは小さめだろうが、典型的なテキサンファイヤーボーラーだ。また今クラスでトップレベルのチェンジアップを投げる。ブレイキングボールはスラーブ気味。少し力の入った投げ方で、リリーフと見るスカウトも。


[Background]

HSの最初の三年間で三回とも異なる学校でプレー。四年目の17年も別の学校に移る予定だったが、許可が下りず、最初の年にプレーしたHSへ戻った。Texas A&M大へコミット。ドラフト時のランキングはBA #60/MLB #52/PG #47。


[Profile]

18' : 契約後、ケガで投げられず、この年にプロデビュー。開幕Low-A Greenvilleにアサインされたが、制球難と奪三振力の低さで完全に期待外れ。ただしばらくDLで過ごした後、GCLでのリハブを経て、8、9月は防御率1点台に、まずまずのK/BBを示した。

19' : Low-Aでほぼ1年間投げ、最後に1試合だけHigh-A Salemへ。ただ投げてるだけの平凡な投手になり下がっている。

20' : COVID-19の影響でシーズンキャンセル。

21' : リリーフ転向し、球威が復活。最速98 mphの速球でHigh-A Greenvilleの相手をねじ伏せ、昇格したAA Portlandでも好投。傘下トップクラスのリリーフのProspectに。

21' July : フラッグディールでHansel Roblesの見返りとしてMINへ。移籍直後からケガで、MIN傘下での登板は無し。

22' : MIN-AAで四球は多いもののまずまずだったが、6月以降はケガでほとんど投げられず。

23' : AAでは四球はやや多いもののまずまず。AAA昇格後は打たれたが。

24' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

体格的な伸びしろはさほどでもないと思うけど、現状のスタッフからして、傘下でも最も上限の高い投手の一人。上手く先発として育成して欲しい。

2017年7月20日木曜日

17' Today's Topics - 7/20

[Today's Game (Game 96 vs TOR)]

Pomerantzが6.2 IP/1 ERでチーム二桁勝利二番乗り。ちなみにSaleが5.8 WAR、Pomerantzは、あれだけ負けているPorcelloと同じ2.0、復帰後数試合のD. Priceが1.2、E. Rodriguezが0.9。WARだけが全てではないですが、調子は上昇傾向だし、後半戦は勝ち星だけではなく、総合的な部分でチームに貢献してもらいたいですね。

Result : BOS 5 - 1 TOR (W54-L42)

17' Today's Topics - 7/19

[Today's Game (Game 95 vs TOR)]

今日はどうしても勝ちたい、という感じが現れた試合ですね。ビハインドでBarnes、同点でKimbrelを投入し、延長11回には勝ち越しを許し、あと1死まで追い込まれますが、TORのクローザーRobert OsunaからM. Bettsが同点打。最後は久しぶりにH. Ramirezがクラッチ。1Bで今日は起用されており、一応ケガの影響は小さくなってきているのかな?

Result : BOS 5 - 4 TOR (W53-L42)


[Other Topics]

☆ BOS入りが既定路線のような雰囲気だったTodd Frazierが、David Robertson、Tommy KahnleとのパッケージでNYYへ。NYYはFrazierを1Bで使うのかな?1Bとしては、Yonder Alonso (OAK)を狙っていたようですが、最近のOAKの要求はかなり高めなので、Gleyber Torresあたりを要求されて方針転換か。

Robertsonの方も含めてBOSのターゲットなので、BOSの戦力アップを阻止しつつ、自チームの戦力アップにつなげるという一石二鳥作戦。昔BOSがEric GagneをNYYに渡したくなくて獲った挙句大失敗だったのを思い出した。

NYYの見返りのメインは昨年ドラ1のBlake Rutherfordと、Ballと同じ、13年のドラ1左腕Ian Clarkin。Rutherfordは若干もったいないですが、Kahnleは今年ブレイクしたリリーフアームで、言わばオフにBOSが獲ったThornburgと似たような立ち位置。昨今のリリーフ市場からしてもまぁこの程度の要求はあって不思議じゃないし、Tyler Clipperdを年保負担代わりに譲れたので、まずまずじゃないかと。

まぁリリーフ二枚取るよりも先発を補強した方が良いんじゃないかと思うけど、C.C. Sabathiaや田中将大の復活を計算しているのかな?ともかくBOSはFrazierからは方針転換になります。RobertsonとセットでChavisをトレードバイトにする、というのならともかく、あっさりとCWSがNYYへ靡いたところを見ても、BOSがCWSを満足させるパッケージを組むのに苦労していたのは想像に難くない。

後先考えずにトレードを繰り返した結末かな~と思ってますが、結論はもう少し先になりそうですね。ネクストターゲットはJed Lowrie (OAK)が有力かな~?思い入れのある選手だし、復帰は嬉しくないこともないですが、ケガ耐性とOAKの要求の高さがネックになる感。 さてどうなりますか。

2017年7月19日水曜日

17' Today's Topics - 7/18

[Today's Game (Game 94 vs TOR)]

ここ数試合の打撃不振でメディアがパニック状態ですね。一時の好調の選手に引っ張られるように、調子の良い時期もあったけど、今年に関してはM. Betts、H. Ramirezの状態が大きく上がらない限り、基本的にはさほどオフェンス力のあるチームだとは思っていない。まぁそれもこれも資源を投手ばかりに費やしたので当たり前だと思うのですがね。

Result : BOS 3 - 4 TOR (W52-L42)

Former Sox Prospect Review: Aaron Perry, RHP

今回は、ドラ14のHS卒右腕、Aaron Perry。下位指名では最も期待できそうな彼だけは紹介しておきます。とにかく若いアームが一人でも多く育って欲しいし期待したい。

Photo from SoxProspects.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Aaron Perry (アーロン・ペリー)
Full Name: Aaron Perry
Position: RHRP/RHSP
Born: June 7, 1999
Birthplace: Hurricane, West Virginia
Height: 5-11
Weight: 175
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 14th round, 2017
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $172,500
High School: Hurricane HS (WV)
How Left: Minor league free agency (November 2023)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

体格は小さめだが、ドラフト時から速球は95 mphを記録し、TJを経た21年にはリリーフ転向により100 mphに到達。鋭く変化する82~85 mphのスライダーも平均以上になる可能性。体格の小ささもあり、リリーフになるとも。


[Background]

ドラフトイヤーの春に腕を疲労骨折し、あまり投げられなかった。Kentucky大へコミット。ドラフト時のランキングはBA #438/PG #261。


[Profile]

17' : ケガでデビューできず。

18' : TJで全休。

19' : GCLでようやくプロデビュー。制球が酷いが若いし、TJ明けなので多少は目をつむるところだろう。速球は95 mph程度まで出ているよう。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : 度重なるケガもあり、Low-A Salemでリリーフへ。内容も三振は取れているものの今一歩だが、速球は100 mphまで伸びているよう。またも途中離脱となった。

22' : 今季はケガでシーズンのほとんどを欠場。High-A Greenvilleで3試合だけ投げた試合内容は良かったが。

23' : 長年の故障癖もあり完全劣化。

23' Nov. : MiLFAに。


[Comment]

体格の小ささとケガ歴から、オフにMILへトレードされたJosh Penningtonと被る。彼はTJ後、100 mphを投げて期待度を上げましたが、Perryも上手くスタッフを伸ばせると良いですね。

Former Sox Prospect Review: Zach Schellenger, RHP

今回は、ドラ6の長身リリーフ、Zach Schellenger。近年のミッドラウンドのカレッジリリーフはあまり速球派を獲って来ませんでしたが、彼は球威が戻れば。

Photo from SoxProspects.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Zach Schellenger (ザック・シェレンジャー)
Full Name: Zachary Thomas Schellenger
Position: RHRP
Born: January 9, 1996
Birthplace: Malvern, Pennsylvania
Height: 6-5
Weight: 210
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 6th round, 2017
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $175,000
College: Seton Hall
High School: Devon Prep School (PA)
How Left: Released (March 2022)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

長身からのよく沈む速球は、最速90 mph後半記録したが、カレッジのジュニアーの年は少し球速が落ち、常時92 mph前後、最速95 mphだった。シャープなスライダーがセカンドピッチ。リリーフだけにチェンジアップはあまり投げないが、フィーリングはあるとも。


[Background]

ソフモアからカレッジではクローザーを務めている。16年のCape Cod Leagueではリリーフで好投し注目されたが、ドラフトイヤーは少しスタッフが落ちていた。ドラフト時のランキングはBA #195/MLB #193/PG #228。


[Profile]

17' : GCLでプロデビュー。リリーフ専門だが、長身で球威がある、と期待していたが、あからさまなノーコンぶり。

18' : 出遅れは印象が悪かったが、中盤戦以降、GCLでのリハブを終えてLow-A Greenvilleに来ると、10 IP/7 H/3 BB/17 Kと素晴らしい投球。

19' : アグレッシブなAA Portlandへのアサインが裏目で序盤は制球崩壊。High-A Salem降格後もしばらく苦しんでいたが、7、8月になってまともに投げられるように。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : 制球難とケガがちは相変わらずも、FCLでのリハブを経て、最後の9月だけはまともな内容。

22' : リリース。


[Comment]

傘下はリリーフばかりとは言え、ドラ5以下であればリリーフでも十分。やはり球威は何かとアピールポイントになるし、ボーナス的にも悪くない指名だったと思う。ただカレッジリリーフとしては即戦力タイプよりもどちらかというと素材型で少し時間を掛けて育てないといけなそう。

17' Minor League Season Memo -7/17~7/23-

既にNick Longhiがトレードされていますが、デッドラインまでにリリーフと3Bの補強は間違いなさそう。また今季も投手市場は高騰していそうだし、Chavisを筆頭に数人がトレードされそうで憂鬱。前週の結果はこちら


○ 7/17

[AAA] : LHP Eduardo Rodriguezがリハブ終了。
[AAA] : RHP Shawn HavilandがDLから復帰。
[AAA] : RHP Austin Maddoxをオプション。
[AAA] : IF Tzu-Wei Linをオプション。
[A-] : LHP Roenis Eliasをリハブアサイン。

[AAA] - Box
Olmosが0.2 IP/6 H/8 ER/2 BB/0 K。Butlerが3 H/2 HR (2,3)。Courtが2 H/1 HR (8)。Dominguezが3 H/2 2B、A. Tavarez、Menesesが2 H。

[AA] - Box
Stankiewiczが5.0 IP/7 H/4 ER/3 BB/4 K。Chavisが3 H/1 2B/1 HR (6)。

[A+] - Box
S. Andersonが5.2 IP/5 H/2 ER/1 BB/7 K。Madera、Rei、B. Hudsonが2 H。

[A] - Box
J. Diazが6.0 IP/3 H/1 ER/2 BB/5 K。T. Hill、Tubbsが2 H。

[A- (Game1)] - Box
Eliasが2.0 IP/0 H/0 ER/0 BB/2 K。今更どうするんですかね。マルチ無し。

[A- (Game2)] - Box
Houckがプロデビュー。1.0 IP/2 H/2 ER/1 BB/2 K。速球は94~97 mphで、スライダーで多く空振りを取れたそう。Osinskiが2 H。

[GCL] - Box
Padronが5.0 IP/6 H/2 ER/1 BB/7 K。Chathamが2 H/1 HR (1)。K. Suarezが3 H/2 2B、Castellanos、Abreuが2 H。BrannenがLFを守っている。

[DSL] - Box
A. Jimenezが5.0 IP/1 H/1 ER/1 BB/3 K。Houellemontが2 H/1 3B。

2017年7月17日月曜日

17' Today's Topics - 7/16

[Today's Game (Game 92,93 vs NYY)]

延長16回に、ダブルヘッダーと厳しい日程でしたが、最低限の痛み分けはなんとか。NYYも状態は良い訳でもないし、勝ち越してないといけないところですがね。Kimbrelの同点弾被弾はともかく、先発・リリーフは良く投げましたがね。リリーフは少しケガ人が出ていますが、先発はD. Price、Pomerantzあたりが状態上がっている。しかし打線が酷い。

序盤四球だらけのC.C. Sabathiaを打てなかったりとか。H. Ramirezが相変わらずで、X. Bogaerts、Morelandの数字がみるみる落ちている。C. Vazquez、T. Linらの一時の好調もさすがにフロックだった。3B補強は秒読みの感じですが、低打率のTodd Frazier (CWS)一人でどうにかなるんかな...。

Result : BOS 0 - 3 NYY, BOS 3 - 0 NYY (W52-L41)

17' Today's Topics - 7/15

[Today's Game (Game 91 vs NYY)]

オールスターも終了。見てて、やっぱり球の速い選手増えたな~、と。それでも今年はHRが良く出ているようだし(ボールの影響とも言われていますが)、打つ方のレベルもやはり上がっているのでしょう。ドラフトなんかでも球速だけでは最早選手を評価するのは難しいのかも。

そして宿敵との四連戦で後半開幕。昨日は9回裏にAroldis Chapmanを打ち込んで逆転勝ちでしたが、今日は逆にKimbrelが同点弾を被弾して最後は根負け。明日はダブルヘッダーというに、リリーフを酷使してしまいましたね。

Kimbrelもオールスターゲームもそうだったけど、ちょっと簡単にアウト取るのに苦労していますね。まぁJ. Kelly, Jr.がタイミング悪くDLで、イニング跨ぎになってしまったのもありましたが。BOSのリリーフ陣は、Kimbrelはまぁともかくとして、少し変化球でストライク取る能力が低いかなと。速球はRo. Scottを除けば速いんですが。Boyerなんかは簡単に変化球でストライク取るんですけどね。

Result : BOS 1 - 4 NYY (W51-L40)


[Poll Result]

☆ ドラフトの評価の投票が終了。多くの選手と契約できたこともあり、指名直後よりは少し評価が上がっている気はします。昨年ドラフト組が少し期待を裏切っている感じだし、今年の選手は順調に成長してくれれば。


○ 17年ドラフトの契約を終えて、BOSのドラフトをどう思いますか?(回答31)

1. ス-パースター候補に欠けるが、順位からすると良い指名ができた。満足 - 19 (61%)
2. 悪くはないが、取りたてて良くもない。普通。 - 7 (22%)
3. 将来の軸になるような選手がいない。不満...。 - 4 (12%)
4. それ以外です。 - 1 (3%)

2017年7月12日水曜日

17' Draft Result - By Team Draft Review

各チームのドラフト結果のレビューです。今年も早くも契約期間が終わって、ドラフトの盛り上がりも今は昔ですが、ざっと自分の勉強も兼ねて。評価点は、基準があいまいだし、あまり当てにしないでください。


[AL-East]

Baltimore Orioles - ドラ1はトップクラスのHSレフティーのD.L. Hall。体格の小ささは若干気になるが、Top 15前後の選手だったし悪くない。しかし、以降のAdam Hall (SS, Rd.2)、Zac Lowther (LHP, Rd.2s)、Mike Baumann (RHP, Rd.3)と指名順位よりやや下目の選手を指名。さらに保障無しの最上位ピックであるドラ4でJack Conlon (RHP)との契約に失敗したのは大きなマイナス。下位の大物では、Logan Allen (LHP, Rd.16)、Greg Jones (SS, Rd.17)などを指名するも契約できず。全体的な印象はイマイチ。Hallへの期待は高いが、40/100くらい。

Former Sox Prospect Review: Cole Brannen, CF

今回は、ドラ2の若きCF、Cole Brannen。60ヤードの記録は陸上選手並みの快足。既にGCLでデビューしていますが、ボールもよく見ており、なかなか成熟度が高そうな選手です。将来のキラーB'sの後継者になれるか。

Photo from SoxProspects.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Cole Brannen (コール・ブラネン)
Full Name: Coleman Minor Brannen
Position: CF/RF/LF
Born: August 4, 1998
Birthplace: Elko, Georgia
Height: 6-1
Weight: 185
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 2nd round, 2017
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $1,300,000
High School: Westfield HS (GA)
How Left: Released (March 2022)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

オールラウンドタイプの選手だが、特にスピードは70との評価も。60ヤードのタイムはトップクラス。スピードだけではなく、ルート取りも良く、多くの範囲をカバーする。CFとしては肩は強い方。バットは飛び抜けてはいないが、コンタクト・パワー共にまずまずのレベルにあり、二桁のHRを打てるようになるだろう。


[Background]

Georgia Southern大へコミット。ドラフト時のランキングはBA #55/MLB #68/PG #52。


[Profile]

17' : GCLでプロデビュー。スピードに優れたCFタイプとは言え、あまりのパワーレスが少し印象が良くない。スピードに、しっかりボールを見れるのはリードオフ向きだが。コンタクトも徐々に数字を落とした。GCLのシーズン終了後にSS-A Lowellへ。

18' : 良い予感もしなかったけど、Low-A Greenvillで開幕させてみたが、案の定オーバーマッチ。降格してきたSS-Aですらほぼ同様の体たらく。スピードはあるがそれだけ。

19' : 一年間Low-Aでプレーしたが、各月で安定して打率1割後半から2割ちょい。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : High-A Greenvilleで控えとしてプレーも、打率1割台。

22' Mar. : リリース。

22' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

5ツールタイプで可能性を多く持っている反面、体格・現状の打席の雰囲気を見るに、パワーがどの程度成長するかが鍵になりそう。なんとなくかつて傘下にいた選手ではPeter Hisseyを思い出す。上手く運動能力を保ったまま、パワーアップに励んで欲しい。

2017年7月11日火曜日

17' Today's Topics - 7/9

[Today's Game (Game 89 @TB)]

結局TB最終戦も敗れ、前半戦最後のシリーズは負け越し。取りあえずこれでオールスター休み入りですね。マイナーでは、Holt、Sandovalがリハブをしていますが、いつ戻すかは不明。一方、E. Rodriguezは最新のAAAのリハブでは順調な内容。また膝が痛いなんて話もありましたが、無理しない範囲で早く帰って来てくれたら。

リリーフではC. Smithもまだ投げる気配がありませんね。MIAから3Bの補強のMartin Pradoにさらにセットで右のリリーフのDavid Phelpsを獲るのに興味なんて話もありますが、もう無駄なリリーフのトレードはこりごりなんだけど。Ro. Scottも少し落ちて来ているし、獲るなら左のような気もするんですがね。またDeversが後半開幕からAAAに行くよう。3B補強話を吹き飛ばすくらいのプレーを期待したい。

Result : TB 5 - 3 BOS (W50-L39)

17' Minor League Season Memo -7/10~7/16-

オールスター前哨戦のFuture Gameが週末に終了。MLBの方もオールスターブレイクですね。それにしても今年はFutures Gameのボックススコアが見当たらない。どこかにはあるんだろうけど、記事書き散らかすなら、リンクくらい張って欲しい...。まぁそんなFuture Gameに出場したDeversは後半戦からAAAに行くようですね。MLBデビューが射程に入ってきました。前週の結果はこちら


○ 7/10

[GCL] : SS C.J. Chathamをリハブアサイン。

[AAA] - All-Star Break

[AA] - All-Star Break

[A+] - Box
Shawarynが6.2 IP/5 H/1 ER/1 BB/6 K。Matheny、Sermoが2 H。

[A] - Box
Groomeが2.1 IP/5 H/3 ER/2 BB/2 K。う~ん、やっぱり球速が出ていないのが打たれる要因ですかね。今オフはしっかりトレーニングに励んでもらいたい。Baldwinが3 H/1 2B/1 HR (11)。Espinalが3 H/1 2B、Cedrola、Tubbsが2 H。

[A-] - Offday

[GCL] - Box
E. Batistaが4.0 IP/5 H/3 ER/2 BB/4 K。K. Suarez、Castellanos、Brannenが2 H。

[DSL] - Box
A. Rodriguezが5.0 IP/2 H/0 ER/0 BB/6 K。Marin、A. Martinez、Conde、L. Hernandezが2 H。

2017年7月9日日曜日

17' Draft Results

17年のドラフトの最終契約結果です。太字が契約者。( )内は契約額で、+/-は-がスロットより浮いた分、+がオーバースロット分の額です。昨年のJason Groomeのような大物もおらず、上位はほぼ指名相応の選手をピック。ドラ11以降でそこそこ伸びしろのあるHSの選手も契約できて、ソリッドなドラフトになったかと思います。


[17' Draft Signing Result]

1 (#24). Tanner Houck, RHP ($2.6145M (+$0K))
2 (#63). Cole Brannen, OF ($1.3M (+$306.1K))
3 (#101). Brett Netzer, 2B ($475K (-$57.8K))
4. Jake Thompson, RHP ($350K (-47.8K))
5. Alex Scherff, RHP ($700K (+$403.5K))
6. Zach Schellenger, RHP ($175K (-$55K))
7. Tyler Esplin, OF ($250K (+$69.3K))
8. Zach Sterry, 1B ($5K (-145.9K))
9. Tanner Nishioka, 2B ($5K (-$133.6K))
10. Jordan Wren, OF ($5K (-126.4K))
11. Andre Colon, SS ($125K)
12. Beau Hanna, C ($125K)
13. Garrett Benge, 3B ($125K)
14. Aaron Perry, RHP ($172.5K (+47.5K))
15. Marcus Ragan, CF
16. Kutter Crawford, RHP ($125K)
17. Frankie Rios, SS ($100K)
18. Dominic LoBrutto, LHP ($100K)
19. Angel Gonzalez, CF ($75K)
20. David Durden, CF ($125K)
21. Lukas Young, RHP ($40K)
22. Hunter Haworth, RHP ($85K)
23. Donny Diaz, RHP
24. Charlie Madden, C ($5K)
25. Kory Behenna, LHP ($50K)
26. Trenton Denholm, RHP
27. Xavier LeGrant, 2B ($75K)
28. Oraj Anu, RF
29. Tyler Dearden, CF ($140K (+$15K))
30. Andrew Carber, RHP ($5K)
31. Michael Osinski, 3B ($25K)
32. Taylor Ahearn, RHP ($5K)
33. Tanner Raiburn, LHP ($5K)
34. Luis Torres, CF ($50K)
35. Trey Ganns, 1B ($25K)
36. Rio Gomez, LHP ($10K)
37. Carson Teel, LHP
38. Jose Garcia, C
39. Ridge Chapman, RHP
40. Cody Masters, CF
UD. Durin O'Linger, RHP ($1K)
UD. Brendan Nail
UD. Jeccorah Arnold, IF ($50K)

Total Bonus Spending - $5,942,000 (+$274.9K)
Total Bonus Pool - $5,667,100
Pool +5% overage - $5,950,450

17' Today's Topics - 7/8

[Today's Game (Game 88 @TB)]

T. Linの昇格から六連勝で一気にNYYを抜きさり、非常に良い状態だったのですが、ちょっとその神通力も切れてきたか、打線が止まって来ており、ここ4戦で3敗。TBにはイーブン以下が確定しました。オールスターブレーク前の最後のカードだっただけに良い形で締めくくりたかったですが。

それにしてもLinの活躍は予想外でした。守備・走塁はともかく、打席では貢献を期待できないだろうと思っていたのですが。この前のTEX戦を見ていましたが、非常にコンパクトなスウィングで振りぬいており、加えてこのポジションの選手としては選球眼の良さも大きい。

チームもスポットでのコールアップを想定したいたのが、もう少しD. Marreroとの組み合わせを見てみようかと、いう雰囲気になっているようです。ちょうどNBAでJeremy LinというHarvard大出身選手が今年ブレイクしており、"Linsanity" (= Lin + Insanity: Lin狂騒曲?)という言葉で盛り上がっているようで、早くもファンからはLinsanity 2.0の声が。

Result : TB 1 - 0 BOS (W50-L38)

Former Sox Prospect Review: Jake Thompson, RHP

今回は、契約デッドラインギリギリで合意に至った、Jake Thompson。カレッジではRed-shirtジュニアーの今年まで結果を残せていなかった選手ですが、スタッフへの評価を上げて、ドラフトのTop 100にも入っていた選手をドラ4で、しかもスロット以下で上手く捕まえたと思います。よく見る名前でややこしいですが、即戦力として期待です。

Photo from SoxProspects.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Jake Thompson (ジェイク・トンプソン)
Full Name: Jacob Nels Thompson
Position: RHRP/RHSP
Born: September 22, 1994
Birthplace: Florence, Oregon
Height: 6-1
Weight: 210
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 4th round, 2017; 34th round, 2013 by Chicago Cubs
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $350,000
College: Oregon State
High School: Central HS (OR)
How Left: Released (May 2023)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

身長は低めで、少しずんぐり体型。速球はリリーフなら最速98 mph、先発でも安定して93~94 mph。ブレイキングボールが良いセカンドピッチで、チェンジアップも平均的。コマンド・制球は向上しているものの、過去それで悩んで来た。


[Background]

HS時代にCHCからドラフトされるなど、常に才能は注目されていた選手だが、カレッジで安定感を欠く投球を続け、ドラフト資格のあった16年はもドラフト指名されず。しかしRed-shirtジュニアーで迎えた17年はメカニクスをシンプルに整え、スタッフが向上し、全米トップクラスのチームでローテを任され評価を上げた。防御率は17年の全米No.1。ドラフト時のランキングはBA #83/MLB #71/PG #84。


[Profile]

18' : Low-Aをスキップし、High-A Salemで開幕からローテを空けることなく投げ続けたタフネスはあるがそれだけ。年間通じて同じリーグで投げて、これほどまでに成長の跡が見られない選手も珍しい。被打率、与四球率、奪三振率といずれも良くない。

19' : High-Aでリリーフ転向。開幕から4試合にまずまず投げていたが、その後TJへ。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : ようやくマウンドに戻り、High-A Greenvilleではボロボロだったが、すぐにAA Portlandヘ。制球が悪く、ノーインプレッション。

22' : 少し球威が回復し、AAで地道に結果を残していたところで、AAA Wocesterへ昇格。そちらではK/BBが悪いがそれなりに投げた。

23' : 開幕をAAAのDevelopment Listで迎えるなど、数合わせの扱いに。

23' May : リリース。

23' : PHIと契約もボロボロ。


[Comment]

身長の低さはともかく、実績がやや少ないし、制球にも不安はある。年齢の高さも含めて、リリーフで育てた方が良いような気はするけど、その一方で傘下の右リリーフは非常に重なっており、わざわざドラ4で獲ったのだから先発で試したい気も。

2017年7月7日金曜日

17' Minor League Season Memo -7/3~7/9-

お気に入りのNick Longhiのトレードという残念なこともありましたが、先週は海外FA契約で期待度の高い選手を何人か獲得。Groomeもリハブを順調に終えてLow-Aに復帰するし、少し楽しみなことも増えて来ましたかね。ドラ1のHouckも早くデビューしないかな?前週の結果はこちら


○ 7/3

[AAA] : RHP Shawn HavilandがDL入り。
[A] : 2B Jagger RusconiがDL入り。
[A] : LHP Darwinzon HernandezがDLから復帰。

[AAA] - Box
Olmosが7.2 IP/6 H/1 ER/1 BB/3 K。Holtが2 H/1 HR (3)。Sandovalが2 H。

[AA] - Box
Lakinsが2.2 IP/3 H/1 ER/4 BB/3 K。Deversが2 H/1 HR (18)。Sturgeonが4 H/1 3B、Tobiasが2 H。

[A+] - Box
D. Jimenezが7.0 IP/8 H/2 ER/1 BB/2 K。Ockimeyが2 H/1 2B/1 HR (8)。Madera、Mathenyが2 H。

[A] - Box
D. Hernandezが3.2 IP/7 H/4 ER/1 BB/5 K。Espinalが3 H/1 2B/1 HR (3)。Baldwinが2 H/1 2B/1 HR (9)。T. Hill、Gunsolusが2 H。

[A-] - Box
D. Smithが6.0 IP/5 H/1 ER/0 BB/4 K。Benge、Miranda、Nishiokaが2 H。

[GCL] - Box
R. Adamsが3.0 IP/1 H/1 ER/1 BB/3 K。Brannenが2 H/1 BB。

[DSL (Game1)] - Box
A. Jimenezが5.0 IP/0 H/0 ER/0 BB/6 K。Marinが2 H。

[DSL (Game2)] - Box
M. Ramirezが4.0 IP/1 H/0 ER/2 BB/1 K。マルチ無し。

2017年7月4日火曜日

17'-18' International FA - BOS Signing Information

BOSの海外FA契約情報です。二年間のペナルティー、特に昨年はパッケージ契約による違反で契約できないという状態で投稿すら作りませんでしたが、今季はアクティブに動くようです。特に、Daniel Floresは久しぶりの捕手の大物で楽しみですね。(ちょっと時間なくて契約情報のアップが遅れていますが、取りあえずBOSのみ。)


[17'-18' BOS International FA Signing]

Daniel Flores, C, Venezuela ($3.1M) : BA #2/MLB #2。今クラスで最高の選手になる可能性を持つと言われ、海外FAの捕手としては、Gary Sanchez (NYY)以来の大器とも。両打ちだが、現状では右打席の方が優れている。プラスのパワー。守備の方がより現状では完成度が高く、今クラスで最高の守備力とも。フットワーク、グラブ捌き、捕球から送球の動き、肩といずれも高く評価される。(7/2)

17' Today's Topics - 7/3

[Today's Game (Game 83 @TEX)]

Kimbrelが今季初かな?のBSでしたが、Hembreeが粘って勝ち。Porcelloはやはり被弾が気になるけど、まぁこのくらいで投げてくれれば計算は立つかな。チーム状態が良い時に貯金を増やしておきたい。C. Sale、Kimbrel、M. Bettsがオールスターにファン投票選出で、最後の一枠の候補にはX. Bogaertsが残っている。チームは、BogaertsをCHCのKris Bryantとタッグを組ませて、投票を集めるとい面白いことをやってるようですね。

Result : TEX 5 - 7 BOS (W48-L35)

17' Season Boston Red Sox -July-

7月です。Prospect関連では、今季はドラフトも海外FAも動きが早く、粗方契約は終了。あとはトレードデッドラインの動きがどうなるかですね。チームはここのところ好調で、AL-Eastの首位に立ってますが、3B補強の噂は強いです。またオーバーペイするのかなぁ(前記事はこちら)。


[Transaction]

○ 7/1
Placed UT Brock Holt in AAA Pawtucket on a rehab assignment.

控えも薄くなっているし、後半戦の巻き返しに期待。

2017年7月2日日曜日

17'-18' International FA - Int'l FA Board

次の7/2から始まる海外FAのリストです。今季からマーケットサイズ等で各チームのボーナスプールは$4.75M、$5.25M、$5.75Mのどれかになる。BOSはやはり最小の$4.75M。BA Top 50の内の4人と契約すると言われていますが、漏れ聞こえるボーナスを合わせると、$6.8Mになる。自チームのプールの75%の額までは他チームからトレードで得ることができるので、$8.3Mまでは契約可能ですが、近い内にそれ絡みのトレードがありそう。


[17'-18' International FA Board Link]

MLB.com: Top 30 International Prospect

Baseball America: Top 50 International Prospect


[17'-18' International FA Board (BA Top 50)]

1. Wander Samuel Franco, SS, Dominican Republic → TB ($3.825M) : BA #1/MLB #1。Erick Aybar (SD)の従兄弟で、兄二人もWander Francoという名前の元海外FAの有望株で、KCとHOUでそれぞれプレーしている。ちなみに父親も元プロのベースボーラーでやはり名前は同じ。攻守に比較的洗練された選手で、両打席からラインドライブを放つ。守備も評価されているが、肩は平均的でSSよりも2B向きのツールセットとも。中軸よりリードオフタイプ。TBが契約予定。(7/1)
TBと最大級のボーナスで契約。(7/2)

17' Today's Topics - 7/1

[Today's Game (Game 81 @TOR)]

C. Saleは援護が少ないとかなんだかんだありましたが、今日が17 GSで11勝目だから、20勝ペースで来ていますね。もちろんエースの期待をしてはいたけど、キャリアハイのペースで投げてくれることまでは計算していなかった。オールスターから後半戦も息切れせずに頑張って欲しいですね。

昨日のFisterは前回ほどではなく、5 IPで100球降板。初回に甘いボールをHRされましたが、その後は失点はせず。ボチボチですね。リリーフではBarnesがAndrew Miller (CLE)のフォームを真似して、足をすり足気味にしているようで、ここ数試合かなり三振を奪っている。この調子が続けば、投手よりも3B補強を優先できそうですね。

Result : TOR 1 - 7 BOS (W46-L35)


[Other Topics]

☆ サイドバーのProspect Rankingを更新しました。Low-Aデビューで素晴らい投球を見せるMataがジャンプアップ。またJake Thompson (RHP, Rd.4)以外の上位指名が契約し、ランキング入りしています。

☆ 海外FA契約の解禁が日本時間の今夜に迫っています。二年間ペナルティーで大物と契約できなかったBOSは、BAのリストでTop 10の内の2人、Top 50の内の4人と、積極的な契約に動くと見られています。今から慌ててリスト作成に入ります(汗)。