2017年9月10日日曜日

17' Minor League Stats - GCL Red Sox (Rk)

Rkクラスは閉幕。Rk-GCLのスタッツです。チームはW26-L31と負け越し。特にScherffやA. Perryなど、今季ドラフトで期待度の高いHSからの投手が投げなかったこともあり、先発陣が数合わせで連れてきた感の強い、海外FA契約ばかりで酷い状態だった。野手では、K. Suarez、E. Lozada、Castellanosといった海外FA組が好打を発揮。


[Pitchers]

Zach Schellenger, RHRP/SP (17'-6th)

17' Stats (GCL) : W0-L0/6.00 ERA/3 G/1 GS/0 CG/0 SHO/1 HLD/0 GF/0 SV/3.0 IP/1 H/2 R/2 ER/0 HR/0 HB/6 BB/4 K/2.33 WHIP/0.67 GO/AO

評価:-。カレッジ出の選手だがGCLへ配属。リリーフ専門だが、長身で球威がある、と期待していたが、あからさまなノーコンぶり。

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Edilson Batista, LHSP (14'-Int. FA) : 開幕からローテを守り切ったが、特に終盤戦は毎回のように炎上。実力、将来性ともに無い選手を使い続けることには疑問が。

Fernando Rodriguez, RHSP (17'-MiLFA) : 33歳の選手をシーズン最終盤に契約して、GCLでリハブさせて、何がしたかったんだろ。

Oddanier Mosqueda, LHSP/RP (15'-Int. FA) : 開幕投手だが、防御率7点台とよく打たれた。

Rayniel Adames, LHSP/RP (16'-Int. FA) : 昨年DSLでまずまずの投球を見せ、今季はGCLへ。K/BBが昨年同様良くない。

Ritzi Mendoza, RHRP/SP (13'-Int. FA) : Piggy-Back。期待度の低い海外FA投手の後に、期待度の低い海外FA選手がPiggy-Backで投げるというつまらない試合が多過ぎる。

Eduardo Bazardo, RHRP/SP (14'-Int. FA) : シーズン中にDSLから昇格。役割はMendozaとほぼ同じ。スタッツは多少良いが。

Alejandro Rodriguez, LHRP/SP (14'-Int. FA) : 3年目のDSLを開幕投手として迎えた後、GCLへ昇格し、やはりPiggy-Back中心で投げた。制球は素晴らしいが。

Jose Gonzalez, RHRP/SP (14'-Int. FA) : 今季プロ3年目だが、まだ19歳とそこそこ若く、昨年DSLの先発で好投し、少し注目していたが、今季はPiggy-Back中心で、7月をほぼ一ヶ月離脱。貴重な成長の機会を失った。

Andrew Carber, RHRP/SP (17'-30th) : JuCo出身の今季のピック。6'7"と非常に長身だが、まだ未熟な感じでストライクがなかなか入らない状態。

Marcos Lantigua, RHRP (14'-Int. FA) : Raiburnと共にクローザー的な役割。平凡な投球内容。

Victor Garcia, RHRP (14'-Int. FA) : 一昨年、昨年とDSL、GCLで先発として投げ、多少期待度があるかと思ったが、今季はGCL2年目でリリーフへ降格。内容も悪化している。

Francisco Lopez-Soto, RHRP (16'-25th) : 被打率が低く、そこそこ力がありそうだが、K/BBは悪い。GCL 2年目でこれだと厳しそう。

Tanner Raiburn, LHRP (17'-33rd) : クローザー的な扱いで、チームトップの4セーブ。内容は普通だが。

Kory Behenna, LHRP (17'-25th) : Raiburn同様カレッジからのリリーフヘルプだが、GCLですら打たれている。

Hunter Haworth, RHRP (17'-22nd) : JuCo出身のリリーフアーム。契約は早かったが、合流に時間が掛かった。

Jordan Weems, RHRP (11'-3rd) : 今季は投手としてフルにプレー。Low-Aで開幕を迎え、さっさとHigh-A昇格を勝ち取ったが、K/BBが悪化し、平凡な内容。ケガでDLに入った後、GCLで1試合リハブで投げてシーズン終了。

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[Hitters]

Andre Colon, SS/2B/3B (17'-11th)

17' Stats (GCL) : 34 G/99 AB/26 H/4 2B/0 3B/0 HR/30 TB/14 R/10 RBI/14 BB/22 SO/1 SB/2 CS/.263 AVG/.422 OBP/.303 SLG/.725 OPS/7 E

評価:C。最後少し成績を落とし気味にシーズンを終えたが、ノーパワーはともかく、まずまずのコンタクトに、プエルトリコのHS選手にしては選球眼も悪くない。下層で貴重なSSだし、来季はA. Floresが加入するが、しっかりアピールしてもらいたい。

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Tyler Esplin, RF/LF (17'-7th)

17' Stats (GCL) : 22 G/85 AB/23 H/4 2B/0 3B/2 HR/33 TB/16 R/11 RBI/7 BB/26 SO/1 SB/0 CS/.271 AVG/.340 OBP/.388 SLG/.729 OPS/0 E

評価:C。ドラフト時は各誌でTop 500圏外だったが、なかなかのプロデビュー。少し戦列を離れた時期があったのがもったいない。両翼タイプのようで、三振は多いが、ポジションに求められるパワーはありそうな印象。

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Alan Marrero, C (16'-8th) : 一応チームのレギュラー捕手だが、一時戦線離脱。守備型と言われているだけに、やはり打撃面で厳しそう

Alberto Schmidt, C (16'-16th) : 昨年同様、よくボールを選んでいるが、コンタクトはさっぱり。

Eduard Conde, C/2B/3B (14'-Int. FA) : 元内野手で、今季は2年ぶりにIFでもプレーした。DSLではパワーも含めてまずまずの打撃を見せ、ケガ人が出たこともあり、GCLへ昇格。

Eddy Reynoso, C/1B (15'-Int. FA) : 2年間DSLで結果を残したが、今季はHigh-A/Low-A/GCLでケガ人に合わせてDLからアクティベイトされる第3の捕手の役割に。

Carlos Pulido, C (15'-Int. FA) : 控え捕手だったが、7月途中にケガでシーズンエンド。とにかく捕手にケガ人の多いシーズンだった。

Beau Hanna, C (17'-12th) : 捕手では数少ない期待株だが、こちらも3試合出場でシーズンエンドのケガ。

Xavier LeGrant, 2B (17'-27th) : カレッジの選手だが、ロスターフィラーでGCLへ。途中からDL入りしてシーズンエンド。

Jecorrah Arnold, 3B/SS/2B (17'-UDFA) : HSの選手ながら、珍しくUDFAで加入。出足は良かったが失速。身体能力はありそうなので、来季に期待。

Ricardo Cubillan, SS/3B/2B/1B (14'-Int. FA) : 薬物使用で15年を全休後、復帰2年目。昨季途中にGCLに来た。今季はコンタクトが向上も、長打ゼロという結果に。30 BBに対して20 SOと、ルーキークラスにしてはよくボールを選ぶが。 

Juan Carlos Abreu, LF/CF (16'-23rd) : どこがすごく悪い、ということは無いが、全体的にGCLとしてはもう一歩。7月は好調だったが。

Juan Hernandez, LF/CF/RF (12'-Int. FA) : Rkリーグ5年目は、ケガでシーズンの多くを欠場。

Ramfis Berroa, CF/RF/LF (15'-Int. FA) : Rkクラス3年目の21歳ということで微妙なところだが、まずまずのコンタクトに、チームトップの3 HR。ツールは悪くなさそう。

David Durden, RF/LF/CF/3B (17'-20th) : 下位指名のHS選手でロッタリーピック。非常に三振が多く、未熟な印象。

Tyler Dearden, RF/LF (17'-29th) : Durdenと同じく今季の下位指名HS選手。Durdenとは名前の読み方が近く、ファーストネームも同期のEsplinと同じくTylerと、非常に紛らわしい。三振は多いが、最後よく打って、成績を上げてシーズンを終えた。

Chad Hardy, DH (16'-33rd) : PEDでの出場停止が明けて、最後の1試合に出場。

1 件のコメント:

日本BOS さんのコメント...

このクラスの投手はよさそうなの全然いないね(笑)
昨年IntFA獲得してないのが響いてるのかな(笑)

打者は今年のドラフト組のTyler Deardenはよくやってますね、確かにDavid Durdenとどっちがどっちかわからなくなる時がある(笑)
ドラフトの時ちょっと注目してた Tyler Esplinはまあまあという所か(笑)

ここで打ってる選手はやはり上のクラスに移動してる選手が多いね(笑)