2019年6月30日日曜日

Former Sox Prospect Review: Cameron Cannon, IF

今回は、今季のドラ1、Cameron Cannon。ドラフト前は微妙かな~とも思っていたけど、SSを最低限守れるなら割と良いかも、と思って来ている。MLBまで上がって来た時に、SSがブロックされていて2Bとしてプレーするなら、それはそれでチームとしては良い訳だし。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Cameron Cannon (キャメロン・キャノン)
Full Name: Cameron Charles Cannon
Position: 2B/SS/(3B)
Born: October 16, 1997
Birthplace: Glendale, Arizona
Height: 5-10
Weight: 195
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 2nd round, 2019; 21st round, 2016 by Arizona
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $1,300,000
College: Arizona
High School: Mountain Ridge HS (AZ)
How Left: Selected by Philadelphia in the minor league phase of Rule 5 Draft (December 2022)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

小柄だがラインドライブを放つ能力が高く、二塁打の数ではD-Iをリードしている。走力も悪くない。IFの各ポジションをこなすが、最適は2Bと見られるが、指名はSSとしてで、ひとまずはSSで育てるとのこと。


[Background]

HS時代の16年には、地元ARIに指名されるも、Arizona大へ進学。Arizona大の2Bでドラ2はDustin Pedroiaと全く同じ。ドラフト時のランキングはMLB #79/BA #94/PG #73/FG #47。


[Profile]

19' : プロ入り直後のケガでデビューが遅れ、リハブ気味にGCLで数試合プレーしてからSS-A Lowellへ。打撃は三振の数からいうと、もう少し打率が上がっても良さそうだし、二塁打もそれなりに出ているので、数字ほどは悪くないのかもしれないが、SS守備は落第気味だったようで、シーズン後半は2Bメインに。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : 1年空けていきなりのHigh-A Greenvilleスタートで好結果。HR数は少し伸び悩んだが、二塁打が多いし、BB/SOも良好。AA昇格までは順調だったが、AA Portlandでは2割2分台という結果に。ただパワーは示しているし、四球数や三振数も悪くないレベルなので少し運が悪かったか。

22' : AA/AAA Worcesterで、成績どうのこうのの前にそもそも出場機会がほとんどなく、元ドラ2にも関わらず、数合わせの状態に。

22' Dec. : マイナーのRule 5ドラフトでPHIが指名。

23' : Rule 5でPHIが指名したが、AAで不振で途中リリース。独立リーグへ移っている。パワーや選球眼は悪くないものの、やはり安定したコンタクトを欠く。


[Comment]

身長が低いというのもあって、若干過小評価気味な選手を少しランキングよりも上で指名というのもPedroiaと共通しているし、エネルギッシュなラインドライブヒッターというタイプも似ていると思う。いずれMichael Chavisを他のポジションに移して2Bになってくれれば良いですね。

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