2013年10月7日月曜日

13/10/05 ALDS Game 2 vs Tampa Bay Rays

ALDSが開幕。TBが必勝を期して送り込んできたDavid Priceを打ち崩し、ホームで2連勝。最高の形で王手をかけて、10/7からは敵地に乗り込みます。Alex Cobbも好投手ですが、こちらもケガ復帰後間もないとは言え、エース格の1人Buchholz、相手に息を吹き返す間も与えずに勝負を決めたいですね。



[Report]

Lackey : 速球はほとんどが、92~94 mph。球威的にはしっかりしていると言えるが、96 mph程度まで出ていた、シーズン中の良い時期に比べれば、若干落ちていたカンジもあるし、特に序盤はカッター気味の速球が、アウトローに決まらず、苦戦を強いられた。初回、タイミング良く併殺が取れたので、良かったが、あれが無ければ、相手に先手を許していたかも。

2回以降は特に対左で落差の大きいダウナーカーブが良く、Ben Zobristを始めとして、要所で三振を奪える要因となっていた。カッター気味の速球が多かった印象だったけど、大きな勝負の分かれ目となった5回のZobristへのフロントドア2シームは良かったし、アウトコースへの制球がイマイチだったのなら、もう少し2シームで右打者の内角を攻めても良かったような。元々球速のほとんど変わらない2シームとカッターを両サイドに散らせらるのが、彼の持ち味だと思っている。


Uehara : この大事な時期に来て、さらにその存在感を増している印象の上原だが、今日も打者3人に、13球全てをストライクとし、2三振3凡と圧倒してみせた。もちろん今のスタイルで完璧に近い実績を残している以上、何かを変えろとも言えないが、投げ方、ボールの手元での変化などを含めて、ストライクゾーンで勝負できる選手ではあるにしても、必ずしも全てのボールが精密なコマンドがついていると言う訳ではなく、出会い頭の一発というのだけは気をつけてもらいたい。


Ellsbury : 会心の当たり自体は少ないし、ボールをじっくり見ている訳ではないが、積極的な打撃、走塁でチームに勢いを与えている。初回Lackeyが何とか踏ん張った後、出塁し、盗塁→悪送球が絡んで、先制のホームを踏んでいる。どんな形であれ、先取点はチームに勢いを与えるし、足のケガの後にも関わらず、積極的に仕掛けてチームを勢いづけたのは素晴らしい。来季のCFはJ. Bradley, Jr.だと今でも思っているけど、現時点ではやはりBradleyよりも数段上の選手であるのは間違いない。


[Lineup]

CF Jacoby Ellsbury : 4 AB/3 H/1 2B/3 R/1 RBI/1 K/1 SB
RF Shane Victorino : 4 AB/1 H
2B Dustin Pedroia : 3 AB/1 H/1 2B/3 RBI/1 K/1 SF
DH David Ortiz : 4 AB/2 H/2 HR/2 R/2 RBI/1 K
1B Mike Napoli : 2 AB/0 H/2 BB/1 K
LF Jonny Gomes : 4 AB/1 H/1 R
3B Will Middlebrooks : 4 AB/1 H
SS Stephen Drew : 4 AB/1 H/1 3B/1 RBI
C David Ross : 4 AB/1 H/1 2B/1 R/1 K


[Pitchers]

RHP John Lackey (W) : 5.1 IP/7 H/4 R/4 ER/3 BB/1 HBP/6 K
 LHP Craig Breslow (H) : 1.2 IP/1 BB/1 HBP
 RHP Junichi Tazawa (H) : 1.0 IP/1 H
 RHP Koji Uehara (SV) : 1.0 IP/2 K


[Results]

Results : BOS 7 - 4 TB (W2-L0)

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