今日から開幕したALCSの第1戦は、POらしい投手戦の末に1点に泣いて敗戦。さすがに1安打では勝てません。投手陣はしっかり働きました。第2戦以降もDETは強力な投手が続きますが、野手陣は奮起して援護してください。
[Report]
Lester : 初回は前回同様96 mph近いボールまであって、飛ばしていった。出来も前回レベルに良かったし、7回途中1失点は、十分にエースとしての仕事をしたと言える。ただ、前回のTB打線より全体的に一回りも二回りも上なDET打線に対し、最初のMiguel Cabreraのファウルになった一撃でやや慎重になってしまったのか、徐々に苦しい投球になって、最後は押し切られてしまった。
Napoli : 審判のゾーンの判定はどうもDET側に有利だったような気がするし、特に序盤BOSの各打者が高いと見送ったボールがほとんどストライクと判定されていた。ただ初回の先制点のチャンスでの三振など、3打数3三振はいただけない。Napoliの打席は比較的甘いボールが来ていたにも関わらず、バットにボールが全く当たらなかった。Napoliに限らず、BOSの各打者は、Anibal Sanchezから多くの四球は奪ったものの、あれだけコンタクトできていなければ、やはり最後の最後で投手に心理的圧迫を与えることはできないし、浅いカウントの甘いボールを簡単に見逃して、投手を助けることも多かった。Navaを参考に、好球必打を心掛けて欲しい。
X. Bogaerts : 1点差9回2死でランナーを1人置いて、打順が回ってきた時は、ここでサヨナラHRを放って、一気にBOSのレジェンドへ駆け上る、未来予想図がチラついたが、残念ながら最後の甘いボールを捉えきれず。ただ見ているだけでも心臓が破裂しそうなあの場面で、ボール球はきっちり見逃し、経験豊富な相手クローザーをすんでのところまで追いつめたのはさすが。最後もああいう状況とカウントになっては、ボール球を期待して、見逃し三振に倒れがちだが、しっかり振って行った結果の凡退というところにただならぬ素質と成熟度を感じる。
Middlebrooksもやや状態が落ちているのを自分でわかっているようで、シーズン序盤戦の反省を踏まえて、右への意識を持って打席に立ってはいるようだが、やはり狙い球を絞り切れずにファウルで簡単に追い込まれる場面が目立つし、個人的にはPOの残り試合のSS/3BはX. Bogaertsを中心に、左投手の時にS. Drewに代えてMiddlbrooksという起用で良いのではないかと思う。
[Lineup]
CF Jacoby Ellsbury : 4 AB/0 H/3 K
RF Shane Victorino : 4 AB/0 H/3 K/1 SB/1 E
2B Dustin Pedroia : 2 AB/0 H/2 BB/1 K
DH David Ortiz : 4 AB/0 H/2 K
1B Mike Napoli : 3 AB/0 H/1 BB/3 K
LF Daniel Nava : 3 AB/1 H/1 BB/2 K
PR Quintin Berry : 1 SB
SS Stephen Drew : 3 AB/0 H/1 BB/2 K
3B Will Middlebrooks : 2 AB/0 H
PH Mike Carp : 1 AB/0 H
3B Xander Bogaerts : 1 AB/0 H
C David Ross : 1 AB/0 H/1 BB
PH-C Jarrod Saltalamacchia : 1 AB/0 H/1 K
[Pitchers]
LHP Lester (L) : 6.1 IP/6 H/1 R/1 ER/1 BB/2 HBP/4 K
RHP Junichi Tazawa : 0.2 IP
LHP Craig Breslow : 1.0 IP/1 H/2 BB
RHP Koji Uehara : 1.0 IP/2 H/2 K
[Results]
Results : BOS 0 - 1 DET (W0-L1)
2013年10月14日月曜日
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