2015年8月24日月曜日

15' Minor League Stats - DSL Red Sox 2 Red (Rk)

そろそろMiLBのシーズンが終了に近づいてきました。各クラスのProspectの今季スタッツまとめです。まずはRk-DSL Red Sox 2から。今季から2つに分かれたDSLチームで、投手は2人の大物C. Acosta、A. EspinozaをそれぞれDSL 1と2に分け、野手はどちらかというとDSL 1に固めている印象でしたが、結果的にはA. Espinozaが途中でUSに向かうも、DSL 1が大きく負け越したのと対照的に、46勝26敗とこちらのチームは大きく勝ち越してPO進出。POではNYY傘下のチーム相手に二連敗でセミファイナルで敗退。


[Pitchers]

Denyi Reyes, RHSP (14'-Int. FA)

15' Stats (DSL2) : W7-L1/2.88 ERA/15 G/14 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/1 GF/0 SV/75.0 IP/73 H/28 R/24 ER/0 HR/4 HB/3 BB/63 K/1.01 WHIP/1.04 GO/AO

評価:B。シーズン開始前は何も情報が無かったし、通常よりも1歳年上ということで、大物ではないだろうが、開幕からA. Espinozaに次ぐ二番手として好投。何よりシーズン半ばまで無四球という制球が光った。リーグのオールスターゲーム出場者に選ばれ、先発を任されたのがハイライト。そこからやや疲れが出たのか、8月はやや安定感を欠いた。支配力のある選手ではなさそうだが、体格の良さも魅力。

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Victor Garcia, RHSP (14'-Int. FA)

15' Stats (DSL2) : W3-L5/2.40 ERA/12 G/12 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/0 GF/0 SV/45.0 IP/25 H/16 R/12 ER/0 HR/8 HB/25 BB/50 K/1.11 WHIP/0.82 GO/AO

評価:B。こちらもD. Reyes同様、開幕前は無名だったが、好投を見せた選手。同じく体格に優れ、それを生かしている印象。Reyesほど制球は良くないが、被打率が非常に低い。三振も取れている。

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Yorvin Pantoja, RHSP (14'-Int. FA) : 開幕からローテの一角として投げた。開幕ローテでは五番手の扱いだったが、制球は平凡なものの、奪三振率・被打率のスタッツは良い。スタッフも伴っているのであれば、FILやSTでのアピール次第でUS行きの可能性も。

Darwinzon Hernandez, LHSP/RP (13'-Int. FA) : 開幕からしばらくPiggy-Backで投げ、EspinozaやCaceresがUSに向かった後、ローテに入った。K/BBも昨年から大きく改善しており、先発として十分な活躍を見せた。終盤戦はチームで最も頼りになる投手だった。

Gary Calvo, RHSP/RP (14'-Int. FA) : EspinozaらがUSに昇格した後、DSL 1からこちらに移り、ローテに入った。全体的に見ると平凡だが、8月は比較的好投が多かった。

Ryan Oduber, LHRP/SP (14'-Int. FA) : 先発は少なかったものの、Piggy-Backとして多くのイニングを稼いだ。被打率・奪三振率は平凡だが、制球が良さそう。

Warlyn Guzman, RHRP/SP (15'-Int. FA) : シーズン途中でロスター入り。時折光る登板もあったが、全体的には平凡な成績。

Jose Gonzalez, RHRP/SP (15'-Int. FA) : こちらも制球はまずまずだが、被打率・奪三振率といったスタッツはイマイチ。

Jervis Torrealba, LHRP (11'-Int. FA) : DSL 4年目でチームの投手陣で最も古株。しっかりと投げたが、年齢もあるし、オフにはリリースだろう。

Angel Padron, LHRP (14'-Int. FA) : K/BBが悪く、全体的に好成績な投手陣の中では今一つ。

Ramses Rosario, RHRP (15'-Acquired from WAS) : 海外FAの3巡目のスロットの見返りにわざわざ得てきた選手だが、DSL 3年目の選手で、意味のある獲得には思えない。BOS移籍後はまずまず投げているが。

Victor Diaz, RHRP (14'-Int. FA) : 既に21歳と年齢の高い選手で、Prospectというより、チームを勝たせるための戦力という意味合いか。使われ方も、若い選手が慎重に登板間隔を空けるのに対し、こちらは20試合と多くの試合で投げた。クローザーを務めることが多く、チームトップの7セーブ。

Ritzi Mendoza, RHRP (13'-Int. FA) : 昨年ある程度先発機会を与えられた選手だが、今季は劣化。ほとんど三振が取れておらず、オフのリリースは確定だろう。

Marcos Lantigua, LHRP (14'-Int. FA) : DSL1から途中移動。全体的なスタッツはそれほどでもないが、防御率が悪く、失点に絡んでしまっている。試合の最後に投げるGFはチームで第2位。

Luis Rivero, RHRP (15'-Int. FA) : 途中加入の選手。少ない機会ながら、まずまず投げている。

Jeison Medrano, RHRP (15'-Int. FA) : 開幕からロスターにいたものの、シーズンを通してあまり投げず。制球も悪く、期待が持てる選手ではないだろう。

Yeferson Ardiles, RHRP (13'-Int. FA) : 序盤1試合に投げたあと、ずっと投げず、最終戦でまた0.1 IPのみ投げた。リリースされるだろう。

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[Hitters]

Samuel Miranda, C/1B (13'-Int. FA)

15' Stats (DSL1) : 32 G/116 AB/32 H/9 2B/0 3B/0 HR/41 TB/12 R/22 RBI/7 BB/9 SO/0 SB/0 CS/.276 AVG/.320 OBP/.353 SLG/.674 OPS/2 E (Total)
15' Stats (DSL2) : 18 G/56 AB/13 H/2 2B/0 3B/0 HR/15 TB/6 R/3 RBI/11 BB/8 SO/0 SB/2 CS/.232 AVG/.377 OBP/.268 SLG/.645 OPS

評価:C。昨年はケガに泣かされたが、DSLの野手の中では期待されているよう。DSL 1で開幕を迎えてしばらくプレーしていたが、DSL 1はPOの可能性が早々に無くなっていたため、こちらに移動している。パワーはあまり無いが、まずまずコンタクトの可能性は見せている。

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Lorenzo Cedrola, CF (15'-Int. FA)

15' Stats (DSL2) : 67 G/265 AB/85 H/8 2B/7 3B/1 HR/110 TB/61 R/31 RBI/23 BB/33 SO/27 SB/7 CS/.321 AVG/.420 OBP/.415 SLG/.835 OPS/1 E

評価:A。DSL1と2を合わせても、野手の中でも最も活躍した選手。開幕から1番CFに固定。パワーはイマイチだが、スピードである程度の長打も稼げている。DSLのオールスターゲームに出場。POでも二試合とも一人だけマルチを気を吐いた。

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Carlos Pulido, C (15'-Int. FA) : 開幕控え捕手ながら、打撃好調でMc. Martinezからレギュラーを奪いかけたが、直後にDSL 1からMirandaがこちらに移って来たため、以降も控えとしてプレー。

Marcos Martinez, C (14'-Int. FA) : 開幕戦で捕手を務めたが、打撃不振。四球はよく選んでいるが。途中から控えに降格している。

Gerardo Carrizalez, 1B/3B/LF (12'-Int. FA) : 昨季は後半戦予想外に打ったが、今季はまた成績下降。1BでOPS 5割台は許容し難い。

Freiberg Marin, 2B (14'-Int. FA) : SS登録だったが、I. DiazがSSを務め、こちらは2Bに固定されている。同じく打撃面ではあまり貢献できていない。

Jose Lozada, 2B/SS (14'-Int. FA) : IF控えだったが、F. Marin Diaz、Espinalと内野はレギュラーがほぼ固定され、あまり機会を得られず。

Stanley Espinal, 3B (15'-Int. FA) : 1歳年齢が上の選手だが、打線の中心として大活躍。Cedrolaらと共にチームを引っ張った。早打ち気味だが、チームトップの6 HR。エラーが多い点は気になる。

Imeldo Diaz, SS (14'-Int. FA) : 17歳でSSを任されており、チームの中では期待度は高い方だと思うが、打撃ではアピールできず。パワーも全く無い。

Juan Barriento, LF/1B (14'-Int. FA) : 2年目の19歳ということもあるが、パワー面を含め、Espinalと共に中軸打者を務めた。四球は少なく、出塁はイマイチ。

Rafael Toribio, LF/3B/2B/RF/SS (13'-Int. FA) : 開幕戦はDHで出場し、以降も各ポジションのバックアップやDHでの出場がメイン。AVGはかなり上げて来たが。

Juan Hernandez, RF/LF/CF (12'-Int. FA) : 長打はほとんど無いが、安定したコンタクトとスピードが売り。年々成績を上げているが、今季でDSL 3年目。フロントはProspectとしては評価していないのだろう。

Ramfis Berroa, RF/1B (15'-Int. FA) : 開幕RFを務めたが、中盤以降J. Hernandezにレギュラーを譲っている。3 HRなど、まずまずツールは持っていそうだが、Cedrola、Hernandez、BarrientoとOFに好調な選手が多かったのが仇となった。

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