2015年8月18日火曜日

16' Draft Watch - Draft Board 7 (C-IF)

Nick Senzelは素晴らしく打てるけど、ディフェンシブホームが決まっていないタイプの選手で、BOSファンとしては10年でドラ1だったKolbrin Vitekをちょっと思い出す。Josh Loweは身体ツールが凄く高くて、個人的に割と気に入っている選手です。


[16' Draft Board (C-IF)]

Nick Senzel, 3B/2B/SS, Tennessee (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 205
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #6/MLB #7/MB #6
Projection: Likely Top 5, At Least Top 8

Comments: 15年夏のCape Cod LeagueでMVPに輝き、一躍カレッジでもトップクラスのバットとして知られるように。Tennessee大での二年間も素晴らしい成績を残している。優れたバットスピードに、忍耐強さを兼ね備え、アベレージとパワーの両方を発揮する可能性がある。スピードも平均以上。16年は期待通りにカレッジ全体でもトップクラスの成績を残し、Top 5の有力候補となった。一方、守備面に関しては、肩は悪くないが、グラブ捌きやフットワークに疑問を呈されることも。カレッジでも、フレッシュマンの時はDH、ソフモアでは2B、今季から3Bとポジションが固定されていない。SSも少し務めたよう。3Bとしては若干小柄で、OFに移ると見るスカウトも。


Josh Lowe, 3B/RHP, Pope HS, GA (HS)

B/T: L-R
Height: 6-4
Weight: 190
Commitment: Florida State
Ranking: BA #17/MLB #17/MB #13
Projection: Mid 1st round to Late 1st round

Comments: 今クラスでも2way選手としては最高クラスの選手。現状野手として多くプレーしているため、3Bでプロジェクトしているところが多いが、投手としても有望。一応野手としてドラフトされるという見方が強い。優れた体格と高いスウィングスピードで、優れたパワーポテンシャルを秘める。スピード・肩といった身体ツール全般でプラスとの評価を受ける。投手としても、速球は既に常時91~93 mph、最速90 mph中盤と十分。内野の送球では100 mphを記録したことも。ソリッドなスライダーに、チェンジアップも投げる。個人的に気になっている選手。


Will Craig, 3B/RHP, Wake Forest (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 235
Last Drafted: 37th round (13') by KC
Ranking: BA #45/MLB #31/MB #41
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: 素晴らしく打てる選手で、MLBでも20 HRを打てるパワーと、高いコンタクト能力、それに選球眼を兼ね備える。Billy Butlerに似ているとも。一方で、やや太りやすい体質で、運動能力も高くない。現状は3Bだが、将来的には1BかDHになりそう。カレッジではクローザーも務めており、94 mphを投げる。


Joe Rizzo, 3B, Oakton HS, VA (HS)

B/T: L-R
Height: 5-9
Weight: 195
Commitment: South Carolina
Ranking: BA #40/MLB #40/MB #36
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: HS全体でもトップクラスのピュアヒッター。とにかく打てる選手でそれだけで評価が高い。一方、コーナーポジションの選手としてはかなり身長が低く、またパワーも平均的な点が評価を難しくする。2Bでも務められるならいいが、多くのスカウトから、3Bも難しく、1BかLFになると見られている。


Lucas Erceg, 3B/RHP, Menlo College (Jr.)

B/T: L-R
Height: 6-2
Weight: 200
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #72/MLB #56/MB #71
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: 昨季は、名門California大でソフモアながらしっかりプレーしていたが、今季から、NCAAではなく、MenloカレッジというマイナーなNAIAのプログラムでプレーしている。優れたパワーを発揮しており、また十分にアスレティックで3Bに留まると見られる。肩もチームのクローザーを務め、94 mphを投げるほどで強い。問題はやはりトップクラスのコンペティションでプレーしていないことから、プロで打てるか、という点にある。


Jameson Fisher, 1B/C, Southeastern Louisiana (rJr.)

B/T: L-R
Height: 6-2
Weight: 200
Last Drafted: 24th round (12') by CHC
Ranking: BA #64/MLB #75/MB #116
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 14年に順調なソフモアシーズンを送った後、15年に肩のケガで1年アウト。Red-Shirtとなっている。またそのケガの影響により、以前務めていた捕手から1Bへ転向している。またそれなりに運動能力もあることから、LFでもプレーできるだろう。打撃の方はケガの後遺症もなく、今季もカレッジでトップクラスの成績。優れたバットスピードで広角に打ち分ける。


Bobby Dalbec, 3B/RHP, Arizona (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 220
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #118/MLB #88/MB #63
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: プラスとされる優れたパワーが売り。ただ、かなり大物狙いの大きなスウィングで当たれば飛ぶが、三振も非常に多い。以前はカレッジでもトップクラスの選手と見られていたが、この春は懸念が当たり不振。評価を下げている。守備もスピードとレンジに欠け、1B転向の可能性が高いとも。投手も務めており、常時90 mph前半を計時する肩の強さも十分。


Peter Alonso, 1B, Florida (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 225
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #139/MLB #65/MB #112
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: コンタクトに優れたポリッシュなカレッジ1B。ジュニアーの今年は生来のパワーを発揮する術を身に付けて来た。シーズン中盤戦以降調子を上げたが、死球を受けて戦線離脱。名門Florida大でプレーしている点も指名するチームには良い印象を与えるだろう。

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