2012年8月26日日曜日

Former Sox Prospect Review: Ivan De Jesus, Jr., IF

今回は、Josh Beckett、Adrian Gonzalez、Carl Crawfordを出すというブロックバスターの見返りでBOSにやってきた、Ivan De Jesus, Jr.。かつては有名なProspectだったのが、めっきり影が薄くなってますが、MLBで貢献できるだけのものは持っているはず。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Ivan De Jesus, Jr. (イバン・テヘスス・ジュニア)
Full Name: Ivan Alvarez De Jesus, Jr.
Position: SS/2B/3B/LF/RF/1B
Born: May 1, 1987
Birthplace: Guaynabo, Puerto Rico
Height: 5-11
Weight: 200
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 2nd round, 2005 by Los Angeles Dodgers
How Acquired: (1) Acquired from the Los Angeles Dodgers with Rubby De La Rosa, James Loney, Allen Webster, and Jerry Sands for Adrian Gonzalez, Carl Crawford, Josh Beckett, and Nick Punto (August 2012); (2) Acquired from Baltimore with Jemile Weeks for Kelly Johnson and Michael Almanzar (August 2014); (3) Minor league free agent (January 2018)
High School: Puerto Rico Baseball Academy (PR)
MLB Debut: April 1, 2011 (Los Angeles Dodgers)
How Left: (1) Traded to Pittsburgh with Mark Melancon, Stolmy Pimentel and Jerry Sands for Joel Hanrahan and Brock Holt (December 2012); (2) Minor league free agency, signed with Cincinnati (November 2014); (3) Minor league free agency (November 2018)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

平均的な体格。ほとんどパワーはないが、バットコントロールが良く、コンタクト能力に優れる。選球眼に関しては、マイナー下層では比較的四球を選んでいたが、上層ではあまり選べていない。スピードは平均的で、肩もさほど強くない。グラブ捌きは評価されるが、SSとしては若干守備のツールが不足気味でトラブルに陥っていたこともあり、2Bがメインポジションになっている。一応IFの3ポジションを守るし、OFも必要ならばこなせるだろう。しっかりMLBに適応すれば、それなりのUTになれるだろう。


[Background]

LADでMLBデビューし、15年間のMLBキャリアを送った、Ivan De Jesus, Sr.の息子。05年のドラ2でLADにピックされ入団。優れたコンタクト能力で、数年前まで傘下でもトップクラスのProspectと見なされていた。


[Profile]

12' : AAAでは打てるが、上ではイマイチ輝きを見せられていないのは、今季も同様。特に移籍後、AAA Pawtucketではよく打ったが、MLBでは平凡。オフにRule 5 Draftのロスター枠確保のためにDFA。プエルトリコのウィンターリーグでは好調。

12' Dec. : Joel Hanrahanの見返りでPITへ。

13' : PIT傘下AAAでよく打っているが、MLBでの出番は今のところ無し。守備もSSでプレーすることが減っており、PIT傘下ではチャンスが無さそう。

14' : MiLFAでBALと契約。AAAではいつも通り、高いアベレージとしっかりした選球眼を見せている。

14' Aug. : Kelly JohnsonらのトレードでBOSへ出戻り。

14' : BOS傘下ではレギュラーシーズンは2試合に出場したのみ。

14' Nov. : MiLFAに。CINと契約。

15' : CIN傘下でUTとしてプレー。前年は、同じく元BOSのKris Negronが務めていたポジション。

16' : 前年同様、CINで内野中心に控えとしてプレー。

17' : MILのAAAで良い打撃を見せたが、チームがPO戦線ギリギリの戦いをしていたこともあり、MLBではチャンスを得られず。

18' Jan. : 三度目の出戻り。

18' : IF控えながら比較的多くの打席を稼ぎ、控えとしてはそこそこの打撃。

18' Nov. : MiLFAに。

19' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

Dustin Pedroiaがいる限り、2Bでレギュラーにはなれないだろうし、来季のSTで何人かとIF-UTの座を争うことになるだろう。すでにオプションも切れており、MLBに定着できるか、AAAAプレイヤーで終わるかの瀬戸際にきつつあると思う。

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