2013年6月21日金曜日

Former Sox Prospect Review: Corey Littrell, LHP

今回は、カレッジからの軟投派左腕、Corey Littrell。数年前に比べて、最近は結構こういうタイプの選手をピックすることが多いですね。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Corey Littrell (コーリー・リトレル)
Full Name: Corey David Littrell
Position: LHSP/LHRP
Born: March 21, 1992
Birthplace: Louisville, Kentucky
Height: 6-3
Weight: 185
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: 5th round, 2013
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $300,000
College: Kentucky
High School: Trinity HS (KY)
How Left: Traded to St. Louis with John Lackey for Joe Kelly and Allen Craig (July 2014)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

しっかりした体格。速球は自己最速94 mphだが、13年は少し球威を失って88~91 mphがメイン。80 mph中盤に落ちることも。スライダー、とチェンジアップも混ぜ、制球力に優れる。チェンジアップがベストピッチ。スライダーは左打者には効果を発揮する。カレッジでゴールドグラブを獲ったように、フィールディングも良い。


[Background]

ソフモアの年にゴールドグラブを受賞したそう。ドラフト時のランキングはBA #130/PG #97。


[Profile]

13' : SS-A Lowellでプロデビュー。ビッグプログラム出身の完成度が高めなカレッジ左腕ということで、さすがにしっかりとした投球を見せた。軟投派という印象だったが、思ったよりも球速が出ており、三振を奪っている。とは言え、例年カレッジ出身でここに来る投手は、短めのイニングを投げることもあり、同様の好成績を残してきたので、これが実力かはまだわからない。

14' : 完成度の高さもあり、Low-Aをスキップし、High-Aで開幕。時折打ち込まれる試合もあったが、イニング数に近い奪三振と被打数で、しっかりと投げていた。

14' July : John Lackeyだけでもオーバーペイなのに、何故か一緒にSTLへトレード。

14' : STLのHigh-Aで投げたが、BOSの時よりも少し成績を落としている。

15' : STL傘下High-Aで序盤やや打たれて一時リリーフに降格したが、調子を上げてシーズンを終えている。奪三振率は平凡だが、制球が良い。

16' : STL傘下でリリーフに専念。AAでは支配的でAAAへ。少しK/BBが落ちたものの、まずまず投げている。

17' : 今季は成績ダウン。特に制球が悪化している。PEDで出場停止も受けた。


[Comment]

ドラ5ということで、リリーフにでもなってくれれば十分なのかもしれないし、実際リリーフ候補でもあるカレッジの左腕を獲っても良いかなとは思っていたけど、この選手を選んだのは少し意外だった。球速を落としているというのはあまりイメージが良くないんだけど。

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