2013年6月6日木曜日

13' Draft Watch - My Mock Draft ver.3

個人的なMock Draftのバージョン3(最終版)です。最近はBig 3のTop 3 + MIN-#4でKohl Stewart、CLE-#5でColin Moran、MIA-#6でBraden Shipleyというモックをよく見ますが、同じにしてもつまらないので多少オリジナリティーを(笑)。例年と違ってBOSの指名順位が高いので、ドラ1後半は多少力が入ってないように見えるかもしれませんが。コメント欄にBOSのドラ2までの予想だけ追加予定。


[13' My Mock Draft ver.3]

1. Houston Astros - Mark Appel, RHP : Appel、Jonathan Gray、Kris BryantにColin Moran、Clint Frazierという5人が候補と言われるが、実質前3人すなわちBig 3に確定していると言っても良いだろう。全体-#2のCHCと異なり、Bryantもありうるとは思うが、それも投手2人より大きくボーナスを落とせる場合のみになる気がするし、BryantもAppel同様Scott Borasクライアントで、全体#1で指名されたならスロット額を要求するだろう。Bryantも3Bに留まるなら悪くはないが、1BにはJonathan Singleton、RFにはGeorge Springerと候補はいる。ニーズで言っても仕方ないが、傘下にはエースタイプがいないし、やはり投手の方が欲しい気がする。Appel、Grayのどちらをピックするのかに関しては正直よくわからない。HOUも前日の時点で正式には決めていないんじゃないかと思う。AppelはSeniorだが、全体#1のスロット額を要求すると言われていて、少なくともGray以上の要求がありそう。ただBorasがついていないとは言え、Grayの要求額もそう大きく変わらないかも。ここまで来ればAppelがHouston出身というのも関係はないだろうが、どちらかというとAppelの実績とサードピッチの完成度を好んでいるという噂も。Grayも捨てがたいが、最後の最後でミソが付いたし、Appelをプロジェクトします。


2. Chicago Cubs - Jonathan Gray, RHP : Appel、Grayの両方が残っていた場合にどうするのかはわからないが、基本的には2人の内の残っていた方になるだろう。どちらかと言えばGrayを気に入っている印象があるが、選択権はCHCに無い可能性が高い。投手へのニーズは非常に高い。これ以上ないくらいに予想しやすいピック。


3. Colorado Rockies - Kris Bryant, 3B/OF : Appel、Grayのどちらかが残っている可能性に、COLファンは一縷の望みを抱くかもしれないが、こればかりはどうしようもない。Big 3の内残っている選手にいくのは堅いし、恐らくBryantになるだろう。1BのTodd Heltonの後継者としてうってつけの選手でフィットしている。Nolan Arenadoはいるが、パワー面が平凡なため、3Bに残るならそれでも良いし、Carlos Gonzalezと両翼でコンビを組んでも良い。


4. Minnesota Twins - Kohl Stewart, RHP : 恐らくBig 3が全員獲られた直後にピックが回って来るだろうということで、多くのMINファンは不運を嘆いている。カレッジ選手志向ならMoranになるだろうし、3Bも合わなくはないが、StewartかReese McGuireの2人の噂が非常に強い。R. McGuireやBraden Shipleyの代理人との関係が非常に良いようだが、一時期に比べて即戦力投手のニーズは弱まっている。Shipleyということはないはず。R. McGuireはJoe Mauerの後継者として申し分ないし、少しボーナスを浮かせることができるだろうから、それも現実的にありうる思うが。ただ全体#4でややタレントで劣る選手を選ぶというのも、失敗すれば批判は免れない。エースの器はいつだって貴重だし、今季ずっとStewartをチェックしているそうで、それでいてこれまで興味を示し続けているということはよっぽど気に入っているんじゃないかな。


5. Cleveland Indians - Austin Meadows, OF : 元々カレッジ志向の強めなチームで、Moranの噂が強いし、実際にMLBに適応できていない上にパワーを発揮できていないLonnie Chisenhallのリプレースとしてフィットはする。無難に予想するなら彼になるだろう。ただここで少しオリジナリティーを出してMeadowsを予想してみた。一応これをサポートするものとして、MoranはRegional Seriesで平凡な働きに終わったのが1つ。あとは、MoranでなければC. Frazierとも言われているが、Meadowsの方がプレドラフトアグリーメントで少しボーナスを浮かせられるかもしれない。野手をここでピックするなら、次ピック以降で残っているベストの投手が欲しい。ここでボーナスを浮かせられるなら意味はある。また大きな要素ではないかもしれないが、昨季ドラ1のTyler NaquinはTweenerタイプで、両翼に回る可能性があるため、CF守備に優れるMeadowsの方が良いかもというのもある。投手へのニーズも高く、場合によってはShipleyも考えられると思うが。


6. Miami Marlins - Colin Moran, 3B : オーナーがケチで、ボーナスを抑えられるカレッジ選手にいくという噂が強い。中でも投手ニーズからしてShipleyは良いフィットだ。素直にShipleyを予想しても良いのだけど、Moranが残っているならMoranを指名するのでは?要求がTop 5のものであるなら残っていても回避するかもしれないが、D. J. Petersonなどの噂もあるチームだし、3Bはニーズも強い。MeadowsやC. Frazierも当然可能性はあるが、どちらかと言えばIFの方が必要な印象。


7. Boston Red Sox - Clint Frazier, OF : 繰り返し最も組織にとってインパクトのある選手を獲ると強調しているBen Cherington GMだが、昨年のドラフトを見ると不安もよぎる。Stewart、Moran、Shipley、Meadows、C. FrazierにTrey Ballまでが候補だろう。中でもStewartに強い興味があるそうで、MINが彼を獲らなかった場合は可能性が高い。MoranにShipleyも考えられるが、上限という面で言えばやはりMeadowsやC. Frazierの方が魅力的。最近はトライアウトで良かったらしいこともあり、Meadowsという予想も多く見るが、こう来るならC. Frazierとなるだろう。もちろんMeadowsが残っていてピックするなら全然文句はない。


8. Kansas City Royals - Braden Shipley, RHP : こう来るのがKCにとってのベストシナリオだろうか?投手の噂が根強く、どちらかと言えば即戦力のカレッジ選手を好んでいるそうで、ここでShipleyが残っているなら飛びつくだろう。Shipleyが大方の予想通り消えているなら、次善のBallと予想する人も多い。Ryne StanekはKansas州の出身だし悪くないのではないかとも思うけど、あまり気に入っていないそうだ。Alex Gonzalezも悪くはないが、多少オーバードラフト感もある。


9. Pittsburgh Pirates* - Reese McGuire, C : #9でHSの野手を、#14でカレッジの野手をそれぞれ狙っていると言われている。Ballもフィットしなくはないが、こう来るならR. McGuireが順当か?Michael McKenryや今季はまずまずのTony Sanchezなど捕手はいくつか候補はあるが、R. McGuireのようなCeiling/Floorを兼ね備えた選手とは比較にならない。HSの野手ということで言えば、MeadowsやC. Frazierが残っていれば候補となるだろう。また#14ではD. J. Petersonが第1希望に見えるが、#11~13で指名される可能性も高い選手だし、どうしても欲しいならここで抑えてしまう可能性もあるとは思う。


10. Toronto Blue Jays - Trey Ball, LHP/OF : 例年通り、HSの選手を希望しているようで、Stewart、Meadows、C. Frazierらが残っているのがベストケースだろう。この3人とR. McGuireを除けばやはりBallが抜けているか?HS-LHPはDaniel Norris、Matt Smoralなど獲ってきたし、Jose Reyesがしばらくいるとは言え、J. P. Crawfordも悪くない選択肢だが、Top 10と言うにはわずかにオーバードラフトな印象も。


11. New York Mets - D. J. Peterson, 3B/1B : Meadowsを非常に好んでいるそうだが、それ以外はカレッジ選手の噂が多い。投手で言えばStanekだろうが、今のStanekならば野手の方を獲りそうな気がする。SSは昨季Gavin Cecchiniを獲ったし、J. P. Crawfordの可能性は低め。D. J. PetersonかHunter Renfroeのどちらかになりそう。3BにはDavid Wrightがいることもあり、OFの方がフィットはするが、D. J. PetersonのFloorと実績の方がわずかに上と判断するんじゃないかな?


12. Seattle Mariners - Hunter Renfroe, OF : 毎年のように野手のニーズが強いが、それでも投手を選ぶ年も多かった。StanekをHS時代にピックしたチームでもあるが、Stanekはリスクも高く、High Ceilingな投手は傘下もいるので、こう来れば野手か?J. P. Crawfordの予想が多くなっているが、もう少し打撃寄りのニーズが高い。M-IFはNick FranklinやBrad Millerなどもいる。Dominic Smithという選択肢も魅力的だが、パワーで言えばRenfroeも非常に魅力的。ローカルボーイのR. McGuireが残っているならポジション的なニーズではないが獲りにいくかも。


13. San Diego Padres - J. P. Crawford, SS : 西海岸を中心にHSの選手を狙っているそう。Ian ClarkinやStephen GonsalvesなどのHS左腕がローカルボーイにいるが、ニーズで言えばどちらかと言えば野手だろう。Ballも噂が出るが、これも珍しくOFとして好んでいるチームだそう。D. Smith、J. P. Crawfordの誰かが残っていれば可能性が高い。傘下は豊富なProspect層を抱えるが、SSのデプスのみは欠けており、非常によくフィットする。


14. Pittsburgh Pirates - Ryne Stanek, RHP : D. J. PetersonかRenfroeが残っていればピックするだろうという予想が強い。Ball、J. P. Crawfordなども残っていれば考えられるし、D. Smithはまだ残っているが、1枚がHSの選手ならもう1枚はカレッジから獲りそう。元々比較的セーフティーなカレッジ選手を好むチームだ。しかしこうなればカレッジ野手というのは難しい。Tim Andersonも悪くないが、SSには一応Allen Hansonがいる。ここで多少オーバードラフトするのもどうか?投手のニーズがない訳ではなく、こうなればStanekか?投手であれば評価うなぎ上りのPhil Bickfordもありうるかも。


15. Arizona Diamondbacks - Phil Bickford, RHP : 特にニーズは無く、良い選手をドラフトすれば良い。SSでT. Andersonも面白そうだが、上限で言えばBickfordかな。Stanekなどのカレッジ投手の予想も見るが、どちらかと言えばHS選手志向が強い。


16. Philadelphia Phillies - Dominic Smith, 1B/OF : ここ数年WSを目指して戦い続けてきたため、Minorはかなり薄くなっている。そろそろ立て直しをしておきたいし、上のニーズよりも上限を重視した指名をするはず。投手へのニーズは高いし、Bickford、Hunter Harvey、Ian Clarkinなども候補だ。一方Ruben Amaro GMがD. Smithを好んでいることを公言しているし、かつてのRyan Howardのように強いチームの根幹を成す中軸選手へと期待してもおかしくはない。


17. Chicago White Sox - Alex Gonzalez, RHP : ここも多くのポジションでフィットするし、あまりどこが欲しいと言いづらいチームだ。OFはそれなりにいるが、内野・捕手も欲しいところではある。T. Andersonなどもフィットするだろう。ただやはり投手へのニーズは非常に強い。Chris Saleに次ぐ2番手投手になれる選手が必要だろう。A. Gonzalezはレイトライザーで最近は非常に評価が高い。エースになれるようなタイプではないが、スタッフ・制球のバランスが良く、カレッジでの成績も素晴らしい。ひょっとすると契約額も少し抑えられるかもしれないし良いのでは?


18. Los Angeles Dodgers - Ian Clarkin, LHP : しばらく緊縮財政で、ドラフト指名も安めのカレッジ選手を上位指名するなどしていたが、昨年はオーナーの交代によりペイロールが上昇し、BOSから大型契約を3つ受け入れるなど、一気に悪の帝国化した。ドラフトでも予算増を反映するように、以前のようなHS選手の指名に戻っている。上は各ポジションに大物を抱え、特にOFはYasiel Puigが3人の大型契約者にブロックされている状態。獲るならIF(特にM-IF)か捕手か投手というのが無難だろう。Clayton Kershaw以降、しばらくHS-LHPをドラ1で獲ってなかったし、ClarkinはKershawほどではないだろうが、ローテ上位の可能性を持つ。


19. St. Louis Cardinals - Tim Anderson, SS : 各ポジションに非常に厚いMinorの層を持ち、上のロスター状態も良いことから、ニーズというよりもCeilingを重視してピックを行うだろう。ドラ1に2つのピックがあるし、色んなストラテジーを取りやすい。T. AndersonはHigh Ceilingだし、希少なSSだ。厚い組織を持つが、SSのみはやや弱いので、ニーズ面にもフィットしている。理想的なセレクトでは?


20. Detroit Tigers - Hunter Harvey, RHP : 久しぶりのドラ1ということで、指名は読みづらい。SSのT. Andersonなどもフィットするだろうが、それよりは投手か?Rick PorcelloやJacob Turnerなどの速球派の若い投手も好んできたし、そういった若い選手の方がトレードバイトという面から見ても価値が大きいということもある。BickfordやH. Harveyはそれらの条件に当てはまるだろう。


21. Tampa Bay Rays - Nick Ciuffo, C : 凄まじい投手の層を持つだけに、課題の1Bや捕手、何よりパワーヒッターの獲得に動きやすい。Ciuffoの噂はよく聞くし、このあたりでは妥当な選択肢だろう。ドラ1が2つあるので、パワーヒッターが欲しいことからAustin Wilson、Aaron Judgeなども有力だが、#29にどちらかが残っている可能性も高い。


22. Baltimore Oriols - Eric Jagielo, 3B/OF : 戦力が整ってきていることもあり、昨年からPOを目指した戦いに切り替えている。投手ももう少し欲しい気もするが、いずれにせよカレッジの選手を獲るんじゃないかな?元々オーナーも渋ちんなタイプだ。JagieloはTop 20はややオーバーレイトに見えるが、ここが必要としているパワーを持つ選手。3Bには現在Manny Machadoがいるが、本人はSSをやりたいそうで、J. J. Hardyが抜ける際にはSSに戻るんでは?そうなれば3Bの価値は高い。またOFもLFでパワーのある選手はフィットするどちらでもフレキシブルに対応できるので良いかと。


23. Texas Rangers - Rob Kaminsky, LHP : ずっとCeilingを重視してHSの選手を好んできた。野手の若い選手は非常に豊富な一方で、Minor投手はやや小粒感も出てきた。若いHigh Ceilingな投手は当然ターゲットだろう。Martin Perezがうまくいっていないこともあるのか、左腕を欲しがっている噂も聞く。Clarkin、KaminskyやHunter Green、Matt Krookなど選択肢は多い。またJuCoの左腕Cody Reedを好んでいるという噂もあり、ひょっとするとドラ1のどちらかで獲ってもおかしくない。ここは左腕は比較的小柄でもポリッシュな選手を好んできたし、Kaminskyは優れたブレイキングボールを持ち、ここの好みに非常にフィットしている。


24. Oakland Athletics - Marco Gonzales, LHP/1B : 昨年は野手のAddison Russellだったし、上位で野手を多く指名した。傘下の状態を見ても、投手へのニーズが少し強くなっている。Brett AndersonやTom Miloneなど、速球で押すよりも、チェンジアップなどのオフスピードピッチの良い左腕の活躍しているチームだし、M. Gonzalesはタイプ的にフィットするのでは?


25. San Francisco Giants - Austin Wilson, OF : 超地元San Francisco大のAlex Balogなど、ローカル近辺のCalifornia州の選手の名前がよく出る。投手の噂がよく出るチームで、それもあり得ると思うが、ここ数年Pablo Sandoval以外のパワーバットを欠いているチームで、インパクトのある打者はBuster PoseyとせいぜいSandovalくらい。パワーバットへのニーズは高い。Judgeなども考えられるが、上限で言えばA. Wilsonか?Wilsonはツールの割に成績を残せていないし、Judgeもカレッジの選手としてはポテンシャルは高いが、Judgeも期待されたほどには打てていない。


26. New York Yankees - Phillip Ervin, OF : アンチNYYファンとしては残念だが、ドラ1に3つもピックを持つ羨ましいチーム。KaminskyやJagieloの名前がよく聞こえて来るし、残っていればJagieloはよくフィットする。一方近年はHSの選手に集中しているカンジで、特にOFは多くのHigh Ceilingな選手を抱える。ニーズ的にはIFだろうが、3つもピックがあるのだし、確実な選手を一枚選んでおいても良いのでは?Ervinはもっと上でのピックもあり得る選手だし、ここならスティールだろう。高卒選手ばかりのOF陣の中で、次代のリーダーシップを発揮する選手としても期待できる。


27. Cincinnati Reds - Cody Reed, LHP : Kaminskyを好んでいるそうだが、NYYに獲られるとしているモックが多い。上の投手陣は充実しているが、長くても3年という選手が多く、再契約できない可能性を考えて、投手をピックしておいても悪くはない。野手の方は、SSや3Bなどはいても良いが、どうしてもというほどではない。それならそういったポジションをトレード等で埋める可能性を考えて、投手を獲っておくだろう。ここ2年はHS-RHPのRobert Stephenson、Nick Traviesoを獲ったし、左腕という選択は頷ける。Kaminskyが残っていないなら、次善はH. GreenかKrookかというカンジだが、最近急上昇のC. Reedも悪くないだろう。HSの選手より多少Floorは高いし、体格・球威とCeilingも十分だ。


28. St. Louis Cardinals** - Devin Williams, RHP : 上のピックでSSを獲ったのなら、最早ポジションはどうでも良いし、素直に良い選手を選べば良いだろう。投手は素晴らしい組織だが、投手の重要性はわかっているし、ある程度失敗しても響かないだけの選手層があるのだから、リスクを恐れずHigh Ceilingな選手を選びたい。左腕でH. Green、Krookなどもあり得るだろうが、右腕で言えばKyle Serrano、Connor JonesはスリップするだろうからD. Williamsだろうか。ランキングでは左腕の2人が上だろうが、Ceilingでは見劣りしないし、ローカルボーイというのも注目点。


29. Tampa Bay Rays*** - Aaron Judge, OF : パワーのある選手が欲しいし、ドラ1が2枚あって、ある程度ギャンブルできるとなればA. Wilsonがピッタリに見えるのだけど、このモックでは獲られたことになっている。ギャンブルで言えば、Sean Manaeaを指名してもおかしくない気もするけど、さすがに現在のケガの状態からすると少しリスキー過ぎるだろうか?要求額が安くなっていればそれでも良いけど、Borasが付いており、$4Mを要求とも言われている。現在のCBA下のドラフトではさすがに指名するのはリスクが高すぎる。1Bも欲しいし、Billy McKinneyなんかもフィットしそうだが、OFとしてはHSの選手は多く獲ってきたし、パワー面の押しも少し弱い。あまりここが獲るタイプではない気がするし、やはりリスクは高めだが、パワーポテンシャルを追い求めるならJudgeか?


30. Texas Rangers**** - Jon Denney, C : 上で投手を獲るなら、ここでは1枚野手が欲しいか?M-IFは豊富なチームだし、McKinneyなども好みそうだが、コーナーポジションも若い選手を多く抱えている。捕手が若干弱い気もするし、オフェンスのポテンシャルに優れるDenneyは面白いかもしれない。一時期はTop 10の候補にもなっていたし、捕手に残れるツールも持っている。


31. Atlanta Braves***** - Hunter Dozier, SS/3B : 投手志向も強いチームだが、現状ではどちらかと言えば野手が欲しい。SSには残れないだろうが、Dozierはここが必要とするパワーを持っている。Chipper Jonesが抜けた3Bの将来候補としても良いし、場合によっては2Bなどで試すことも考えられる。C-OFでもプレー経験があるし、ビッグネームが揃う割にややプロダクションに欠けるOF陣の保険としても良いフィットだと思う。


32. New York Yankees****** - Hunter Green, LHP : Denneyもここまで残っていれば、ピックされるという予想が多い。あとは最近HSのピックが多いことも考慮すれば、McKinneyやCord Sandbergなどもありそう。ただ上でOFのErvinをモックしたので、OFで被るよりは1人は投手が欲しい。傘下のProspectはOFが多いこともある。最近はカレッジの投手で成功しているし、Balog、Aaron Blair、Jonathan Crawford、Bobby Wahlなどの選択肢もある。ただ上のピックでKaminskyを狙っているならHigh Ceilingな左腕はフィットする。H. Greenでどうか?


33. New York Yankees******* - Oscar Mercado, SS : あまりポジションのニーズを重視するのも微妙だが、このあたりに残っているのは投手かOFばかりだ。Derek Jeterの後釜も見つかっていないし、希少なSSを加えておく価値はある。最近は評価を落としているが、Mercadoの守備ツールは文句なしで最低限打てればMLBのSSになれる。3枚のピックの内1枚を費やしても損はないだろう。


*: For failure to sign 2012 draft pick Mark Appel
**: For free agent Kyle Lohse
***: For free agent B. J. Upton
****: For free agent Josh Hamilton
*****: For free agent Michael Bourn
******: For free agent Nick Swisher
*******: For free agent Rafael Soriano

3 件のコメント:

赤いイタチ さんのコメント...

MOCK拝見しました、お疲れさまでした。いや、明日からが本番でしたね(笑)。
今年はBOSの指名順が、全体7番目と狙った選手に手の届く位置なので、自分もアレコレ考えがめぐりそわそわしてます。少し前は、BOSの指名に大きく関わるのは、MINかと思ってましたがCLEの指名も注目ですね。
自前でエースを輩出する事の価値も承知してるので、その可能性を持ったStewartもありだと思いますが、自分の希望はMeadowsかFraizerです。なので、管理人さんのこの最終Mock通りになればいいなぁと思ってます。

ララ さんのコメント...

赤いイタチさん

ありがとうございます。いよいよもう数時間後ですね。吉報を楽しみに一眠りしようかと思います。

自分が見た動画では今一つぴんと来ませんでしたが、多くの人がエースの可能性と言っているので、Kohl Stewartももちろん十分に価値のあるピックですね。

いずれにせよ、全体#7ですし、失敗は許されません。GMの宣言通り、インパクトプレイヤーが獲れるのを期待しましょう。

ララ さんのコメント...

[Mock Draft (Comp. Rd. A to BOS's 2nd Rd. Pick)]

Comp. Rd. A
34. KC - Billy McKinney, OF/1B
35. MIA - Chris Anderson, RHP
36. ARI - Dustin Peterson, SS/3B
37. BAL - Alex Balog, RHP
38. CIN - Travis Demerritte, 3B
39. DET - Cord Sandberg, OF

2nd Rd.
40. HOU - Ryan Boldt, OF
41. CHC - Matt Krook, LHP
42. COL - Aaron Blair, RHP
43. MIN - Ryan McMahon, 3B
44. MIA - Andrew Thurman, RHP
45. BOS - Bobby Wahl, RHP

多少恣意的ですが自分が希望しているWahlを#45にプロジェクトしてみました。#7ももちろんだけど、#45もかなり良い選手が獲れるはずだし期待したい。