2016年9月6日火曜日

16' Minor League Stats - DSL Red Sox 2 Red (Rk)

そろそろMiLBのシーズンが終了に近づいてきました。各クラスのProspectの今季スタッツまとめです。まずはRk-DSL Red Sox 2から。シーズン途中で、海外FA契約でのペナルティーにより、Albert Guaimaro、Antonio Pineiroを失う、という悲劇もありましたが、タレントもいない中で48勝22敗と大きく勝ち越してPO進出。POではクォーターファイナルを突破しましたが、セミファイナルで敗れ、BOSのDSL 1チームとの決勝とはなりませんでした。


[Pitchers]

Bryan Mata, RHSP (16'-Int. FA)

16' Stats (DSL2) : W4-L4/2.80 ERA/14 G/14 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/0 GF/0 SV/61.0 IP/54 H/23 R/19 ER/2 HR/2 HB/19 BB/61 K/1.20 WHIP/1.31 GO/AO

評価:A。17歳ながら開幕からローテを守り、J. Gonzalezと共にチームで最も頼れる投手だった。完成度が高めな選手に見えるが、被打率や奪三振率も優秀。体格も悪くないし、伸びしろに期待したい。

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Gregory Santos, RHSP/RP (15'-Int. FA)

16' Stats (DSL2) : W3-L3/4.17 ERA/16 G/10 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/2 GF/1 SV/41.0 IP/40 H/27 R/19 ER/1 HR/6 HB/26 BB/25 K/1.61 WHIP/1.94 GO/AO

評価:D。17歳だし、$275Kのボーナスを受け取っていて、チームの開幕投手なので紹介するが、途中でローテ失格気味にPiggy-Backへ移っている。K/BBが悪く、安定感に欠けるが、ゴロ率がかなり高いので、ひょっとすると才能はあるのかも。

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Jose Gonzalez, RHSP/RP (15'-Int. FA) : DSL 2年目。開幕からほぼ先発ローテを守り、チームトップの68 IPに8勝。しかも無敗。三振もよく取れているし、被打率、与四球率も良い。

Jose Zacarias, RHSP/RP (15'-Int. FA) : 昨年も先発、Piggy-Backでよく投げていたが、今季も奪三振率は平凡ながら安定した投球。

Rayniel Moreno, RHRP/SP (15'-Int. FA) : こちらも終盤にかけて先発で好投。奪三振は多くないが、制球も安定しており、安定感があった。

Warlyn Guzman, RHRP/SP (15'-Int. FA) : 2年目は序盤Piggy-Backで登板。終盤先発に移った。K/BBは今一つだが、終盤戦は内容も良かった。

Luis Rivero, RHRP/SP (15'-Int. FA) : ほとんどがPiggy-Backでの登板。こちらも他の多くの選手同様。ボチボチの奪三振率。制球が良く、ストライクを積極的に投げて打ち取るパターンだろう。

Andres Jimenez, RHRP/SP (15'-Int. FA) : 今季ある程度投げた中では、チーム内ではむしろ珍しく悪い成績。被打率が高い。

Gary Calvo, RHRP/SP (14'-Int. FA) : 昨年もよく投げていた選手で、今季は出遅れたが、復帰後は素晴らしい投球。

Shair Lacrus, RHRP (13'-Int. FA) : DSLで3年目。今季はリリーフに専念して、まずまずの好投を見せた。とは言え、このままあと1年働いてリリースかな。

Victor Familia, RHRP (14'-Int. FA) : DSL 2年目も平凡な成績。

Joan Martinez, RHRP (16'-Int. FA) : イニング数はチーム内でも平均的だが、リリーフ専門で投げた選手の中では全体的にスタッツは高水準。多くの試合でGFを記録し、チームトップの9セーブ。まぁもう20歳ではあるが。

Roberto Medina, RHRP (15'-Int. FA) : J. Martinez同様、試合の最後に投げることが多かった。防御率はまずまずだが、K/BBが1を切っている。

Rafael Gomez, RHRP (16'-Int. FA) : 序盤試合に出ておらず、イニング数は少ないが、終盤戦では良い投球を見せた。被打率が低く、三振も取れている。

Ronald Gutierrez, RHRP (15'-Int. FA) G. Santos同様、6桁のボーナスを受け取った選手だが、とにかく制球が悪く、酷い成績に終わった。

Francisco Tena, LHRP (13'-Int. FA) : PEDで出場停止がありながら、DSLで3年目を過ごしているが、今季も2試合のみ。とっくに切られていてもおかしくないんですが、さすがに今オフにはリリースでしょう。

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[Hitters]

Everlouis Lozada, 2B/SS/2B (15'-Int. FA)

16' Stats (DSL2) : 62 G/248 AB/74 H/12 2B/4 3B/1 HR/97 TB/48 R/30 RBI/35 BB/56 SO/17 SB/6 CS/.298 AVG/.390 OBP/.391 SLG/.779 OPS/17 E

評価:B。目玉のいなくなったDSLチームで輝いた野手の一人。彼とCocaが塁に出て、P. Castellanosあたりが返すのが得点源となった。スピードとコンタクトはあるが、体格も小柄でパワーには期待できないだろう。

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Yeison Coca, SS/3B/2B (15'-Int. FA)

16' Stats (DSL2) : 63 G/260 AB/80 H/5 2B/9 3B/1 HR/106 TB/41 R/26 RBI/26 BB/42 SO/12 SB/5 CS/.308 AVG/.372 OBP/.408 SLG/.779 OPS/21 E

評価:B。E. Lozadaと共に二遊間を組み、打線でも1、2番を務めることが多かった。Lozada同様、スピードとコンタクトはあるが、やはりパワーはほぼゼロ。

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Eduard Conde, C/1B (14'-Int. FA) : 昨年は2Bを務めていたが、今季から捕手転向。序盤ベンチに座る場面が多かったが、後半戦はレギュラーを奪い、AVG .273とまずまず打った。捕手としては運動能力は高いだろうし、実際5盗塁を決めているが、守備とパワーの向上が欲しい。

Marcos Martinez, C/LF/RF (14'-Int. FA) : 昨年の開幕捕手だが、今季も打てず、完全に控え捕手に降格。

Pedro Castellanos, 1B/RF/LF/3B (15'-Int. FA) : 1Bを守る中軸として納得の成績。23 2B/3 HRとまずまずパワーも見せた。オールスターゲームにも出場。年齢的に1つ上なので、USで成績を残すまではProspectとしての評価は難しい。

Kleiber Rodriguez, 1B/C (15'-Int. FA) : 時折固め打ちを見せるが、1Bや捕手で打率1割台では。

Angel Hernandez, 1B (15'-Int. FA) : チームには帯同していたようだが、2試合のみの出場。

Ronaldo Pulgar, 3B/LF/2B (15'-Int. FA) : 序盤控え扱いだったが、Pineiroの離脱もあり、多くの機会を稼いだ。序盤戦打っていたが失速。

Reinaldo Ugueto, SS/2B/RF (15'-Int. FA) : 成績的には悪くないが、何故か序盤から出場機会がまちまち。スピードはあるが、パワーは無い。

Fabian Andrade, LF/CF/RF/1B (15'-Int. FA) : Guaimaroの離脱もあり、OFとしては最も多く打席に立ったが打率2割ちょっと。19歳でこれでは厳しい。

Keibert Petit, LF/1B (15'-Int. FA) : 昨年は捕手でプレーしたが、今季外野転向。よくボールを見るが、打てていない。

Dawill Aponte, LF (15'-Int. FA) : ケガなのか、ほとんど試合に出られず。

Juan Hernandez, CF/LF/RF (12'-Int. FA) : 4年目にしてようやくGCLに向かったが、あまり出番はなく、Guaimaroの離脱も重なって送り返された。さすがに安定した打撃を見せたが、時間切れだろう。

Rafael Rincones, RF/CF/1B (15'-Int. FA) : $300Kのボーナスを受け取った選手だが、中盤以降、成績は上がって来たにも関わらず、出場機会が減った。パッケージ契約でのボーナスだったのかも。

Alexander Martinez, RF/LF/CF (16'-Int. FA) : Guaimaroの離脱も関係しているのか、シーズン中に加入。多くの機会は得られず。

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