2023年12月31日日曜日

23' Today's Topics - 12/30

[Today's Topics]

年の瀬にバタバタと動きが。Giolitoと2年契約で上位先発をあと一枚獲得する前準備を整えたかと思いましたが、その直後に驚きのChris Saleの放出。

Grissomの獲得については下記した通り、非常に良い印象。一方で投手に関しては、再度2枚獲得を考える必要のある形に逆戻り。現時点ではGiolitoとSaleを入れ替えた形になったが、最大出力はSaleが上だろうが、年間を通じた期待値としては上手く行けばトントンか。

年明けすぐには今永昇太のビッドがあり、まずはそこに参加して上位先発候補を狙っていくと思われる。今永、Jordan Montgomery、Blake Snellといずれも左腕であり、またJames Paxtonとの再契約も模索しているという中で、左右のバランスを考えても、Saleを見返りに2Bを埋めたのは賢い動きと思える。

大物FAのビッドに敗れた場合は、今度は余剰気味になってきた若手スウィングマン(Crawford/Houck/Whitlock/Winckowski)や右のブルペンに若手OF (Duran/Rafaela/Wi. Abreu)を付けてトレードでCorbin Burnesなどエース格を狙っていくのかも。

先発はSP1/Bello/Giolito/SP4/Pivetta or Crawford (+ Houck/Whitlock)という形が最終形になりそう。

一方の野手は、C Wong、1B Casas、2B Grissom、3B Devers、SS Story、LF O'Neill、CF Duran、RF Abreu、DH 吉田に、ベンチがMcGuire、右打ち1B、E. Valdez/P. Reyes、Refsnyderが現状。

2BにSSや3BもできるGrissomが入ったので、オフェンス重視ならValdezをIF控えに置ける。先発をトレードで獲得した場合は、OFが一枚必要になるが、Teoscar Hernandezとの契約やRafaelaの開幕からの起用でカバーしていける。

まだもう少し動かないと完成はしないものの、今後の反攻に向けて正しい線路に乗った印象です。来年が少し楽しみになってきたところで、本年も皆様大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。

Prospect Profile: Richard Fitts, RHP

今回は、Alex Verdugoのトレードのセンターピース、Richard Fittsくん。最近のNYYのカレッジライティーの育成成功例の一人。ドラフト時もケガが無ければ上位指名だったポテンシャルがあり、即戦力として期待です。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Richard Fitts (リチャード・フィッツ)
Full Name: Richard Logan Fitts
Position: RHSP
Born: December 17, 1999
Birthplace: Helensa, Alabama
Height: 6-3
Weight: 230
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 6th round, 2021 by New York Yankees
How Acquired: Acquired from the New York Yankees with Greg Weissert and Nicholas Judice for Alex Verdugo (December 2023)
College: Auburn
High School: Helena HS (AL)
MLB Debut: September 8, 2024 (Boston)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

がっしりとした投手体格。やや堅いモーションだが、速球は常時90 mph前半から最速で96 mph。飛び抜けた球威はないが、制球・コマンドも安定しており、平均以上のボール。スライダーが主なセカンドピッチ。チェンジアップはイマイチ。


[Background]

ドラフト時のランキングはMLB #149。元々はドラ1のポテンシャルがあるといわれていたが、ケガで投げられない時期もあり、下位でNYYへ。22年にLow-Aでプロデビュー。大きく目立った訳ではないが、K/BBの良さが光る。23年はAAでローテを務め安定した投球。評価を上げている。


[Profile]

24' : AAA Worcesterでまずまずの出足の後、夏前にやや安定感が落ちたが、8月以降再び好投。MLBデビューから3連続で5回以上を投げて無失点とMLBデビューも素晴らしかった。


[Comment]

ここまでは特に言うことのないキャリアだが、獲得時にも書いたが、やや球種のバラエティーに欠ける印象で、場合によってはリリーフの可能性も。

2023年12月25日月曜日

23' Today's Topics - 12/24

[Today's Topics]

Merry X'mas !ですが、日本時間の25日は過ぎようとしているところで、大きなクリスマスプレゼントは届かなそうですね。

更新が間延びしてしまった間に、山本由伸が確定して、多くのコメントをいただいたりもしましたが、待望のエース格の加入の目は薄くなりそう(Blake SnellやJordan Montgomeryはエースよりは2~2.5番手?)ですが、$325Mはなかなか張り合うのが厳しい額でした。(近いオファーはしていたというレポートもありますが。)

そんな中、BOSはしばらくは山本に集中していて、それが決まった後で、ということで交渉するらしいのが、Teoscar Hernandez。一昨年まではTORにいたので、比較的AL東実績があり、右打ちかつFenwayに強いデータがあるよう。

まずまずのアベレージに、パワーは20 HR以上をコンスタントに打てる。守備もRFでOFの中ではやや薄目なのでフィットする。マイナス面としては、フリースウィンガー気味なのに加えて、枚数的には足りているOFであること。

DHで吉田と右打ち選手を併用としても、本来はJustin Turnerなどの1Bや3Bのバックアップを兼ねれる選手が良く、場合によっては1B経験が薄いものの、Hernandezと入れ替わり?でSEA入りが決まったMitch Garverも2年$24Mならアリだった感ですが、Refsnyderはトレード、もしくは低額だし、そこまで期待値が高くないのでカットと考えるとHernandezの入る枠はなくもないかもだが。

ただ2Bや1B控え、投手の穴が残っている中で、Rafaelaや左打ちですが、Anthonyもそんなに遠くないOFをこれ以上優先して強化するのもやや微妙に映りますが。

2023年12月13日水曜日

23' Today's Topics - 12/12

[Today's Topics]

大谷翔平のLAD入りについては、コメント欄で多くの議論をいただきましてありがとうございます。ちょっと乗り遅れた感もありますが、個別に返信するよりも、と思い記事を作ってみました。

日本マスコミの偏向報道というか、ブランドに弓引くような日本語記事があまりない中、拙い英語力で報道を見ている限りで、間違ったことを言っているかもしれませんし、個人を攻撃するような意図ではないつもりです。

さて、既にコメント欄でも話題になっている通り、10年$700M、年平均$70Mの内、大谷は各年$2Mを契約期間の10年中に受け取り、残りの各年$68Mに当たる額はDeferral(後払い)という形になるとのこと。

多少誤解されている方もいるかもしれませんが、Deferがあったとしても、契約が10年$700Mなら、CBTの基準となるAAVは契約期間の10年間は$70Mとなる一方、契約期間終了後は大谷が$68Mを毎年受け取ろうが、それはLADにCBTには影響しないはずです。

ただし、$700Mの一部を契約額ではなく、Interest(利息)や貨幣価値基準の変動と扱った場合に、元々の契約額としては$700Mよりも低い額として契約を結ぶことができるという部分をやや拡大解釈気味に利用したということなのだと私的には理解しています。

例えば、24年に単年$10.5Mの契約を結ぶとして、支払いはDeferすることを契約に盛り込み、例えば利息を5%とした場合、球団側は25年に$10M+利息として$0.5Mを支払う($0.5Mは雇用契約の額面ではない)とすると、選手としては同じ$10.5Mを年度は違うとしても最終的には受け取れる一方、Deferしたことにより、CBTへの参入は$10.5Mではなく、$10Mにできて、$0.5Mが浮くという計算になるはずです。

こういった変動分を含めて10年$700Mが大谷の手元に入りますが、CBT上はAAV $46Mとのことですので、契約上は10年$460M+利息やCBT対象外の費目として支払う合計で$700Mということじゃないかと。

初めから$460M+変動額と言えばこんなに問題にならなかった気もしますが。NYMが怒っていたように、大谷側もある程度LAD入りを最優先に考えていた中で想定外の情報リークなのか。

若干今回の経緯に対してネガティブな感想のコメントが多かった点に対しては個人的にもほぼ同意で、ルール上問題なかったとしても、CBTの目的に明らかに反するのはコンプライアンス的には問題があるかとは思います。

大谷との契約前のLADのCBTは$174M程度だったようなので、$46M加算か$70M加算かでは贅沢税の支払いだけでなく、ドラフトや海外FAの獲得でも有利不利のステータスに影響を与える可能性があり、この点で過去のDeferした契約と同列には語れないとは思います。

まぁでも個人的にはTORに来なかったので正直どうでも良いとは思ってます。レギュラーシーズン成績で負けていたとしても。POに出て、勝ち抜けば一発勝負でLADを沈める可能性もあるでしょう。24年なのか、その先が正念場なのかはわかりませんが、BOSはBOSでしっかりと強化の戦略を立てて補強を実行して欲しいですね。

2023年12月9日土曜日

23' Today's Topics - 12/8

[Today's Topics]

トランザクションにも書いていますが、STLから右打ちのOFのO'Neillを獲得。Alex Verdugoが抜けた穴を即座に埋めました。

これで、吉田、Duran、O'Neill、RefsnyderがOFの確定カード。マイナーオプションがあるとは言え、Wi. AbreuもRFの第一候補になるでしょう。それにRafaelaが控える形。

RFがメインがAbreu、プラトーン気味にRefsnyder。CFはDuranをメインに、O'Neillがサポートか。

LFはDHでなければ吉田が出場。あとはO'Neill、Refsynderに、Rafaelaが定着すればDuranがLFにシフトして出場することも増えてきそう。

現状居るメンバーだけで組むとなると吉田はDHほぼ専属になりそうだが、1B控えがどのみち必要なので、Justin Turnerとの再契約等が上手く行けば、吉田をLFで1/3~半分弱は起用していく形になりそう。

捕手2枚(Wong、McGuire)、Casas、右打ちDH兼1B、新2B、Devers、Story、吉田、Duran、O'Neill、Abreu、Refsnyderで12枚。

残り1枚をIF控えができる、P. Reyes、E. Valdez、Rafaelaの3人が開幕ベンチ枠を争う形が最終形か。

新2BがWhit Merrifieldなど、SSをプレーできない選手の場合は、Valdezは自動的に脱落。オフェンスは現状で一番先を行っているし、M-IFのプラトーン面では加えたい選手ではあるが。

ReyesとRafaelaなら将来的には勿論Rafaelaだが、デプスの維持や保有年数のことも含めればReyes開幕というのが可能性は高そう。十分に準備が整えば、Reyesだけでなく、ストップギャップになるO'NeillやRefsynderとの入れ替えも問題ないのでもう少しマイナーで調整してで問題は無さそう。

勿論ケガ人無しならという前提なので、上の選手が欠けるようなことがあれば、Valdez、Rafaela、Dalbecあたりは開幕ロスターの可能性は十分あるが。

2023年12月8日金曜日

23' Today's Topics - 12/7

[Today's Topics]

Rule 5ドラフトが終了(まとめはこちら)。Slatenも悪い選手ではないと思うものの、コンテンダーを目指す上で、自由度に欠けるRule 5ドラフティーを残し続けるのはなかなかにハードルがある。

その一方で傘下に欠け気味の左であるShane Drohanをプロテクトせずにあっさり奪われたのは不満。WeissやLloveraなど置いておく意味があまりなさそうな選手も多い中で返す返す残念。

Breslowのコメントからは、先発が最優先で、右打ちのOFは必須ではないにせよ、CFを守れる選手は物色しそう。

2Bはトレード市場を当たっているようだが、Whit MerrifieldやAmed Rosarioあたりまでは考慮するのかも。

Martin Maldonadoと契約の可能性が高そうですが、現状2人いるので、マイナー契約のつもりなのだろうか?

右打ちの1B/DHはJustin Turnerとの再契約を協議はしているようだが、金銭面で隔たりがあるのかもですね。

23'-24' Offseason Boston Red Sox -Dec.-

12月です。Luis Urias、Alex Verdugoを整理気味に放出。12月は戦力積み増しに集中することになりそうですが、AL東は更に激戦区に(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 12/5
Acquired RHP Richard Fitts, RHP Nicholas Judice, and RHP Greg Weissert from New York Yankees for RF Alex Verdugo.

Alex Verdugoを前から興味と言われていたNYYへ放出。見返りは先発有望株のFittsに、MLBデビュー済のリリーフ右腕のWeissert、さらに長身のロッタリーアーム(Judice)。

Fittsは最速96~97 mph程度の速球とスライダーに、AAでも指折りの制球。やや球種のバラエティーに欠ける印象はあるが、スタッフとフロアーを備え、しっかりした有望株と言える。

Weissertはリリーフとしては球威は飛び抜けていないがスライダーが良いよう。マイナーに置けるリリーフデプスとしては、この前のI. Campbell、夏のRobertsonと合わせて層が厚くなった。

Judiceはプロデビューもまだの今季のドラフティーで、まだ何とも。オフェンスは、余剰気味だった左を整理して、今後右を強化できるのであれば、W. Abreuを筆頭に、ある程度穴埋めできてもおかしくない程度の計算はしても良いし、ペイロールを削減した効果もある。

ただVerdugoもやや出来過ぎ感はあったが、RF守備は現時点でマイナスになっているだろう。既に右のOFを加えるような雰囲気を見せているがオフェンスの上積みでカバーできるか。

2023年12月7日木曜日

23' Today's Topics - 12/5

[Today's Topics]

Alex VerdugoをNYYへトレード。Greyber Torresが来てくれれば2Bの穴も埋まってベストだったけど、ひとまず投手有望株を積み増す形を取り、空いたペイロールやトレードバイトを使って、強化に動くことに。

Luis Uriasと合わせて、戦力を削る動きが先に来ているものの、いずれも調停でやや高く付く可能性が高かった中で、それなりに短期と中長期のバランスを見ながら、傘下の弱点である投手のデプスを強化できたのは個人的には評価している。

先発はトップアームに加え、昨日記事に書いたSeth Lugoや、Lucas Giolitoなどのミッドタイアーと二枚獲りを目指す雰囲気。一方で2Bはトレードを模索しているよう。Greyber Torresは無さそうなので、Jorge PolancoやKyle Farmerなどが候補か。

一方で、右打ち1B/3B控えがDalbecからのアップグレードをしたいところに加え、Verdugoが抜けたOFにも右打ちを加える形になりそう。

Lourdes Gurriel, Jr.やMichael A. Taylorの名前が挙がっていたが、Gurrielは打撃は良いけど、吉田と2人LF/DHはちょっと微妙。Taylorは打撃がやや不安と帯に短し、という感じ。

難しいところですね。Justin TurnerやAdam Duvallとのリユニオンもフィットはしているが、上積みになりづらい感もあるがどうか。

2023年12月5日火曜日

23' Today's Topics - 12/4

[Today's Topics]

ウィンターミーティングがスタートも、例年になく初日は大きな動きがあまりなかったですね。まずは各チーム大谷翔平や山本由伸との交渉に力を割いているということなのでしょうかね。

明日はもう少し動きが出てきそうですが、数少ないBOSの話題としては、Seth Lugoに興味とか。上位先発に加えて、もう一枚というところでのターゲットなのか。KBOからの出戻りとなる、Erick Feddeはどうかな~と思っていましたが、CWSかNYMが有力のよう。

2023年12月3日日曜日

Prospect Profile: Justin Riemer, SS/2B

今回は、今季のドラフトで大量に指名したSSの一人、Justin Riemerくん。指名したトップも既にいない中で、まだケガでデビューできていない選手ですが、ラインキングよりも良い選手と評価する識者も多いので来季が楽しみです。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Justin Riemer (ジャスティン・リーマー)
Full Name: Justin Daniel Riemer
Position: SS/2B
Born: February 6, 2002
Birthplace: McLean, Virginia
Height: 6-0
Weight: 170
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 4th Compensation round, 2023
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $500,000
College: Wright State
High School: St. John's HS (VA)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

安定したコンタクトが売りだが、さほど身体能力は高くなく、パワーやSSを務める肩・スピードを欠く。2BかLFが適正だろう。


[Background]

ドラフト時のランキングはPG #138。


[Profile]

24' : 出遅れもケガが癒え、FCLでのプロデビューからHigh-A Greenvilleでの序盤は好印象だったが、その後トーンダウン。選球眼はさすがの洗練度だが、パワーレスが致命的。


[Comment]

指名した上位4人のSSの内、Antonio AndersonとKristian Campbellは既にSSからコンバートされていますが、こちらはどう起用するのかな?

Prospect Profile: Juan Chacon, OF

今回は、19年シーズンの海外FA契約の中で最も高い評価だった、Juan Chaconくん。コンタクトスキルに優れた選手ですが、コロナ禍でプロデビューが遅れた中でケガもあり、やや埋もれた形に。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Juan Chacon (ファン・チャコーン)
Full Name: Juan Camilo Chacon
Position: RF/LF/CF
Born: December 4, 2002
Birthplace: Valera, Venezuela
Height: 6-1
Weight: 170
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2019)
Signing Bonus: $900,000
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

バランスの取れた体格だが、ややフィジカルツールを欠く。バットスピードは平凡で、ボールは比較的見るものの、パッシブさが目立つ。スピードも平凡で、CFで契約した当初から将来的にはC-OFの方が適正と見られていた。


[Profile]

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : DSLでプロデビュー。安定したコンタクトとBB/SOが示す通り優れたアプローチを示した。一方で線の細さと非力さが目立った。

22' : FCLでUSデビューの後、そちらのシーズン終了後にLow-A Salemへ。打撃で苦戦。CFでの優先度も低めでやや伸び悩みの気配。

23' : Low-Aで出足は悪くなかったが、失速の後ケガでシーズンエンド。パワー不足も懸念。

24' : High-A Greenvilleでプレーも、ケガも多く低空飛行。


[Comment]

コンタクトの才能はあるだけに、HRパワーはつかなくても、しっかりラインドライブを打てるようになれば、4th OFはこなせると思うが、現状はそこも遠い道のりになりそう。

Prospect Profile: Marvin Alcantara, SS/2B

今回は、今季USデビューした、Marvin Alcantaraくん。BOSの好む小柄ながらコンタクトに優れた選手ですが、今季はやや苦戦。若い選手なので伸びしろに期待です。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Marvin Alcantara (マーヴィン・アルカンタラ)
Full Name: Marvin Antony Manuel Alcantara
Position: SS/2B/3B
Born: November 2, 2004
Birthplace: La Victoria, Venezuela
Height: 5-10
Weight: 160
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (January 2022)
Signing Bonus: $30,000
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

小柄ながら運動能力が高く、エネルギッシュな選手。優れたバットコントロールを見せるが、現状は未成熟なフィジカルもあり、ボールに押されることも。ボールを比較的選ぶポリッシュネスはある。パワーは身体の成長次第だが、平均を下回りそう。スピード、肩といったツールも現状欠けているが、SSをこなすスキルはある。こちらも身体能力の向上が待たれる。


[Profile]

22' : DSLでプロデビュー。パワーには欠けたが優れたコンタクトを見せた。2Bで開幕したが、終盤はFraymi De LeonからSSのポジションを奪った。

23' : FCLの開幕SSを手にし、出足は好調だったが、中盤以降失速。比較的早くLow-A Salemに上げて起用したが、そちらでも苦戦。

24' : フルシーズンクラスのLow-Aで苦戦。それでも中盤以降は少し盛り返して、生来のコンタクトは見せた。パワーレスかつ早打ちは気になる。


[Comment]

現状ツールを欠くが、南米の選手だし身体能力が伸びる可能性はあるでしょう。コンタクトのセンスはありそうなので、そうなると一気に化けるんじゃないかと。

2023年11月27日月曜日

23' Today's Topics - 11/26

[Today's Topics]

年末まで一か月余りとなりましたが、Aaron Nola以降あまり大きな動きは無し。前田健太がDETと契約したくらい。NPBを中心としたポスティングの動向がまずは鍵なのか。

BOSはSDと共に、Yariel Rodriguezがプライベートワークアウトを行ったとか。ちゃんと見たことない選手ですが、4年$36MというMLBTRの評価だと多少高い気はしますが、セットアップ以上もしくは先発の可能性も、ということであれば先発1枚プラスαという部分で投資する価値は一考の余地があるか。

2023年11月23日木曜日

Prospect Profile: Kristian Campbell, UT

今回は、今季の補償ピックで指名された、Kristian Campbellくん。指名時はSSばかりでどうかと思いましたが、Antonio Andersonは既に3B、Campbellは2B/OFにコンバート済。身体能力が高そうで割と良い印象。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Kristian Campbell (クリスティアン・キャンベル)
Full Name: Kristian Eron Campbell
Position: 2B/SS/CF/LF/RF
Born: June 28, 2002
Birthplace: Chattanooga, Tennessee
Height: 6-3
Weight: 190
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 4th Compensation round, 2023
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $492,700
College: Georgia Tech
High School: Walton HS (GA)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

M-IFとしては長身だが、アスリート体型で、もう少し筋肉が付く可能性がありそう。カレッジレベルでは高いコンタクト能力を見せて来た。ディシプリンも優れており、洗練されたヒッターだ。伸びる余地はありそうだが、コンパクトにラインドライブを打つタイプのヒッターで、パワーは平均レベルに留まりそう。プラスのスピードがあるが、常時盗塁を狙うタイプではなさそう。カレッジではSSでプレーしたが、長身でありスペシャルなディフェンダーではないことから、スピードを生かしてOFでプレーする方が向いているとの評価も。


[Background]

ドラフト時のランキングはBA #255/PG #131。


[Profile]

23' : FCLでプロデビューの後、Low-Aを飛ばしHigh-A Greenvilleに。ボールを待つタイプなのか、三振の多さはやや懸念されるが、パワーと出塁は良い感じ。

24' : High-AからAAA Worcesterまで駆け抜け、傘下最大のブレイク株に。今や傘下Top 3~4という評価もゆるぎない。打球データ、ゲームパワー、コンタクト、出塁と隙がなく、守備の評価は飛び抜けてはいないものの、身体能力とUT性は申し分ない。


[Comment]

ソフモアで指名されたことと、身体ツールからカレッジの選手の中では伸びしろがありそうなのも魅力。フロアーが特徴になりそうな同じ4C-Rd.指名のJustin Riemerとは対照的。

Prospect Profile: Zach Penrod, LHP

今回は、シーズン中盤に独立リーグから加わった後、短いながら印象的な投球を見せ、AFLにも派遣されて活躍した、Zach Penrodくん。既に26歳ですが、少し注目なので取り上げてみます。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Zach Penrod (ザック・ペンロッド)
Full Name: Zach Penrod
Position: LHSP
Born: June 16, 1997
Birthplace: Nampa, Idaho
Height: 6-2
Weight: 210
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: Not drafted
How Acquired: Minor league free agent (August 2023)
Signing Bonus: Not Announced
College: Northwest Nazarene
High School: Columbia HS (ID)
MLB Debut: September 14, 2024 (Boston)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

平均的な体格で下半身はどっしりしている。速球は92~96 mph。試合序盤は90 mph中盤を頻繁に計時するが、イニングが進むと90 mph前半がメインに。右打者に多く投げるカッターとチェンジアップ、左打者に投げるスライダーとスィーパーと比較的多くの球種を使い分ける。


[Background]

カレッジ最初の2年はCorban大で2way選手としてプレー。無名大でプレーと言うこともあり、ドラフトで指名されず、UDFAで18年にTEXに入団。その後TJとなり、19年にはリリース。COVID-19禍もあり、独立リーグを転々としたのち、23年の独立リーグでの投球に目を付けたBOSへ入団。


[Profile]

23' : High-A Saleで4試合に先発。1試合は打たれたが、他は好投。シーズン後にAFLに派遣され好投し、AFLのオールスターにあたる試合でもプレー。

24' : AA Portlandでは素晴らしいスタートで早々にAAA Worcesterへ昇格。しかしAAAではケガもあってかやや苦戦。オフにMiLFAという事情を恐らく考慮したのだろうと思われるが、ここでリリーフ転向となり、AAAでもルーティンで少し苦労している感はあったが、流出防止で40人枠に囲い込み、迎えたMLBデビューは順調な滑り出しとなった。


[Comment]

Rule 5ドラフト対象なのが少し気にかかるが、指名が無ければ、上手く行けば24年にリリーフで上がって来る可能性もありそう。左腕だけに期待したい。

Prospect Profile: Isaiah Campbell, RHP

間が空きましたが、今回はSEAからLuis Uriasのトレードでやって来た、Isaiah Campbellくん。SEAのファンサイトを覗くと惜しむ声が強く、BOSとしては良いトレードになりそうな感度。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Isaiah Campbell (アイザイヤ・キャンベル)
Full Name: Isaiah Lyn Campbell
Position: RHRP
Born: August 15, 1997
Birthplace: Angra de Heroismo, Portugal
Height: 6-4
Weight: 230
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 24th round, 2018 by Los Angeles Angels; Competitive Balance round B, 2019 by Seattle
How Acquired: Draft
College: Arkansas
High School: South HS (KS)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

速球はカレッジ時代は常時91~95 mph、最速で98 mphだったが、プロではリリーフに移ったこともあり、平均で95 mph程度を投げている。以前はスプリッターも投げていたようだが、リリーフでは得意のスライダーとカッターが主な武器。


[Background]

契約時のランキングはMLB #45/FG #75。出身はポルトガル。16年のサマーリーグで好投したが、17年に肘の痛みで1試合にしか投げられず、Red-Shirtとなった。18年は優れた投球を見せたが、ソフモア扱いなのと健康面の不安からスリップ。LAAに指名されたものの、カレッジへと戻り、rJr.の19年に全体#40でSEAが指名。指名後の19年、COVID-19禍となった20年は試合で投げられず、21年にHigh-Aでキャリアスタートも5試合のみに投げた。カレッジ時代は先発だったが、そこからリリーフで過ごしている。22年はHigh-A/AAで良い投球。23年はAAでスタートの後、飛び級でMLBに昇格し、順調なデビュー。


[Profile]

24' : STでも素晴らしく、Greg Weissertと共に期待のミドルリリーフだったが、開幕直後の腕の痛みを隠して投げて炎上。ケガから一度復帰も状態が戻らずそのままシーズンエンド。


[Comment]

フロアー、上限とも悪くなく、オプション持ちの安価なリリーフは貴重。不安定なブルペンに願ってもない人材を確保できて良かった。

2023年11月18日土曜日

23' Today's Topics - 11/17

[Today's Topics]

ノンテンダー期限で、Wyatt Millsをノンテンダーしたのに加えて、ノンテンダーの予想もあったLuis Uriasは、SEAとトレードがまとまり放出。

McGuireも可能性はゼロではなかったが、こちらはテンダーし、Breslowのコメントからは、24年の正捕手はWongでまずは満足しているようなので、WongとMcGuireでスタートし、途中でTeelが上がって来ればMcGuireをカットということになりそう。

Uriasは元Top Prospectで、伸びしろもあり、SEAもその辺を考慮して、ということなのだろうが、調停で$5M近くになるのがネックだった。前政権下での獲得ということもあり、ノンテンダーの可能性もあった中で悪くない見返りを得られる形となったのは好印象。

I. Campbellは元ドラ2。下層では先発だったが、球種が少ないのかリリーフに移り、今季はAAから飛び級でMLBに上がり良い投球。

投手有利のSEAであることも考えると、まだMLBに定着するには少し早く、24年はAAAで少し鍛えてから、という形になりそうだが、95 mph前後の速球にスライダー、カッターとスタッフはしっかりしており、オプション持ちでデプスには申し分ない。

ラインナップ的に右の補強が欲しく、捕手はアップグレード無しとすると、DH/1B控え/OFローテで1枚に加えて、2B/SSでもアップグレードがあればベストなので、そちらにも動きやすくなったのも願ったりかなったり。

2023年11月15日水曜日

23' Today's Topics - 11/14

[Today's Topics]

BOSには関係ないですが、QOの受諾/拒否の期限と合わせて、Rule 5ドラフトのプロテクト期限が。BOSはW. GonzalezとPeralesをプロテクト。

最低限の対応ではあるものの、性加害で制限リスト入りのBonaciが候補から外れた中で、Drohanをプロテクトしなかったのは失策になる可能性が高い。

勿論指名されない可能性や指名されてもリターンされる可能性もあるが、ロスターに残しておく意味のないAAAAアームが複数いる中で、3年以内には使えるかどうかわかるであろうDrohanをプロテクトしない理由があまりない。

確かにAAAでは苦戦したが、春先のAAからはスタッフが落ちていた部分もあり、単純に壁に当たったという訳でもなく、しっかり調整し直せば24年中にはAAAをクリアしてMLBデビューの可能性があった。

その他、Songという気持ちもあるが、それよりもGambrellも個人的にはプロテクトすべきだったかと。投手を強化したい中でリリーフの方になる可能性が高いとしても、プロテクトして損はなかったと思うが。

まだ傘下の若手を多く見ている訳ではないであろうBreslowに対して、育成部門がどのように言った結果なのかは不明だが、投手輩出に力を入れるべき時にこれでは個人的には不満。

2023年11月12日日曜日

23' Today's Topics - 11/11

[Today's Topics]

補強に注目が集まりがちなBOSですが、主力の内出す方面で可能性が比較的高いのがVerdugoで、夏にも噂のあったNYYはGreyber TorresとVerdugoをメインとした交換が両チームにフィットするのではないかとのMLBTRの記事が。

NYYの主力だけにあまり好きな選手という訳でもないですが、チームに欠けている、右でパワーのある選手で2Bはフィットする。残念ながらSS控えは兼ねられませんが。

トレード路線なら、その前にペイロール削減方針が伝えられていたMINのJorge Polancoあたりも良いかなと思っていましたが、MINがそこまでVerdugoに魅力を感じるかは不明なので、Verdugoで獲れるならTorresとの交換は全然アリですね。

ちゃんと調べてないですが、両者残り1年だし、現状トレード価値もほぼ釣り合っているようですが、場合によっては傘下で#15~20くらいの有望株を多少フィルインしても悪くないと思う。(理想はHamilton、場合によってはHickeyとかPaulinoあたり?)

2023年11月8日水曜日

23' Today's Topics - 11/7

[Today's Topics]

GMミーティングがスタートしたようですね。BreslowはJordan Montgomeryの代理人と会うなどしたようですが、やはり先発補強に力を入れるよう。

スカウティングと相談はしているが、健康度合いが重要とのことですので、昨日MLBTRで予想が出ていたBlake Snellよりは、MontgomeryやAaron Nola、それに山本由伸なのか。

まぁ昨日も触れた投手はそれはそれとして、ファンサイトを見ていると、TORからFAになるWhit Merrifieldが優先度の高いターゲットになるのでは、と言う予想もあるよう。

確かにM-IFの片方が穴になっており、Uriasをカットすれば、$5M弱浮くので2年$18M程度の予想のMerrifieldは 差額と強化幅からすると悪くない。LFメインだがOFも守れるので、Adam Duvallが抜けたOFのデプスにもなるだろう。

一方で右のM-IFを加えるとして、左のE. Valdezを活用し切るには、2BだけでなくSSを守れる選手が良いには良い。となるとコンタクト面では差があるが、パワーやSS対応で上回る、Amed RosarioやTim Andersonあたりの方が総合的に見ると良さそうな気もするが。

まぁMerrifieldは健康度も高いし、P. Reyesなど、もう一枚IFを置いて、Valdezはマイナーと行ったり来たりということならそれもアリかもだが。

23'-24' Offseason Boston Red Sox -Nov.-

11月です。他人事のWSが終わり、いよいよBreslow新体制のもと最初のオフが始まります(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 11/2
LHP James Paxton, SS/2B Adalberto Mondesi, and OF Adam Duvall declared free agents.

James Paxton、Adalberto Mondesi (BOSでは1試合もプレーせず)、Adam DuvallがFA。

2023年11月7日火曜日

23' Today's Topics - 11/6

[Today's Topics]

恒例のMLBTRのTop 50 FAの契約と行先予想が出ていましたね。大谷翔平は12年$528M ($44M AAV)で3人のライター全員がLAD予想。まぁさすがに妥当な予想に見えます。

BOS行きの予想が出ているのは、Blake Snell (7年$200M)、Eduardo Rodriguez (4年$82M)、Mitch Garver ! (3年$39M)、Mike Clevinger (2年$26M)、Brandon Belt ? (1年$15M)、Liam Hendriks (2年$12M)といったあたり。

なんとなく先発上位と、もう一枚ミッドレベルの先発。それに後ろのリリーフとJustin Turnerの後釜(Beltは左打ちなので微妙ですが)あたりを狙いそうということなのでしょう。M-IFはMayerもいるので大型FA(あまりいないのも事実ですが)よりもストップギャップという印象なのかと。

上位先発はSnellはAL東経験があるし、支配的ではあるのですが、数年投手有利のSDだし、四球も激増していて、元々耐久性もさほどではないのでこの額ならちょっと微妙か。

山本由伸も高いですが、Aaron Nolaも高いには高いので、若い山本を長めの低めAAVで狙えると良いかもですが、競合も激しいのでどうなるかな。

もう一枚はBOSが興味との噂の今永翔太(字合ってる?)、前田健太あたりの日本人選手もフィットしているだろうし、James Paxtonの引き留めも前に書いたようにアリかと。

あとは以前にコメントいただいたTrevor Bauerは今季は戻らないのかな?それにFrankie Montasは気になるところ。Marcus StromanあたりもMLBTRの予想レベルの契約なら悪くない。

リリーフは個人的にはあまり知らないが、NPB逆輸入のYariel Rodriguezはやはり気になる存在ではある。リリーフのFAはなかなか若い選手が少ない中で年齢と伸びしろが魅力。

DHは以前にGarverを推したが、この額だとちょっと長いか。Vesting Option込みでこれならアリかもだが。

2023年11月4日土曜日

23' Today's Topics - 11/3

[Today's Topics]

WSはTEXのほぼ完勝で幕。Nathan EovaldiはBOSからのオファーよりも結局低額でTEXに行ったようですが、チャンピオンリングをもう一つ手に入れて良かった。

さてひとまずオプション関連の動きとRule 5に向けたロスター整理でしょうね。Breslowの初仕事が始まります。楽しみにしましょう。

2023年10月26日木曜日

23' Today's Topics - 10/25

[Today's Topics]

WSはTEXとARIのカードに。ALはHOU有利かと思いましたが、ここ数年WSに向けて積極的な補強を重ねてきたTEXが報われた形。

Josh JungとEvan Carter以外あまり生え抜きと呼べる選手の少ないTEXが勝つのは個人的な信条には反しますが、しばらく日の目を見なかったチームだけに気持ちは強いのかも。

まぁそれでも基本的にはMike HazenさんのいるARIを推してはいますが。

そして皆様ご存じの通り、Craig BreslowのCBO就任が正式発表。BOSのマイナーに在籍したことのある選手で、個人的にも紹介ページを作った(こちら)選手がフロントトップになるというのは感慨深いです。

まだイメージだけにはなりますが、良い点で言うと、投手出身でYale大卒のインテリな選手でもあったし、投手陣の再構築へ期待できそうということですかね。

また、どんなチーム構築戦略を取るかは不明ですが、なんとなくオーナー側の最近のペイロール抑制方針とそれを踏まえた育成重視による、ビッグマーケットチームっぽくないチーム作りをある程度踏襲しそうなイメージではいます。

マイナス面は、まだ若いし、GMの経験もないので、海千山千の他球団編成トップや大物代理人にあしらわれないかですかね。はっきりとそういった話は聞いていないものの、Chaim Bloomはそのあたりで苦戦していたのではないかとも思いますし。

まだGMは決まっていませんが、Bloomさんの時は両方を決めてから発表だったのに対し、今回は単独で発表なので、全権を任せるという方針なのかもですね。

若いだけに経験豊富なGMをサポートに付けるてもありますが、それもやりにくいところもあると思うので、傘下に精通したEddie Romeroあたりを付けて、BreslowにはTheo Epsteinさんのように若くして辣腕を奮ってもらいたいですね。

2023年10月22日日曜日

23' Minor League Stats - Ex-Sox Prospects

トレードなどでBOSから離れたEx-Prospectの今季のMiLの成績のまとめです。Gregory Santos (CWS)やGabe Speier (SEA)などが今季は飛躍し、リストから卒業。Jay GroomeやAldo Ramirezは苦戦していますね。MILへトレードされたBradley Blalockが有望株としては注目かな。


[Pitchers]

Jay Groome (SD), LHSP (16'-1st)

23' Stats (AAA) : W4-L10/8.55 ERA/30 G/30 GS/0 CG/0 SV/134.2 IP/171 H/133 R/128 ER/25 HR/112 BB/137 K/2.10 WHIP/0.84 GO/AO

ケガ人の影響で開幕MLBロスター入りかもとも言われたが、結局はAAAで1年投げて終わり。PCLの環境もあっただろうが、かつて期待された姿とはほど遠く。制球も支配力も無く厳しい。

2023年10月14日土曜日

23'-24' Offseason Boston Red Sox -Oct.-

10月です。今季もPOに手が届かずに終戦。Chaim Bloomを解雇し、新体制でチームを改革する準備に入りました(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 10/2
C Caleb Hamilton and IF Christian Arroyo elected free agency.

Caleb HamiltonとChristian ArroyoがFAに。

2023年10月12日木曜日

23'-24' Fall-Winter League Roster

秋季・冬季リーグの各リーグのロスターまとめです。AFLは既に開幕。左腕のPenrodやOFのRosierは少し注目。ただそれよりもMataですね。どうか?Bonaciは未成年に対する性暴行の疑いで制限リストに入って離脱。


[Arizona Fall League]

RHP Felix Cepeda, Glendale
RHP Bryan Mata, Glendale
RHP Wyatt Olds, Glendale
RHP Christopher Troye, Glendale
LHP Zach Penrod, Glendale

C Nathan Hickey, Glendale
SS/2B Brainer Bonaci, Glendale
OF Corey Rosier, Glendale
UT Tyler McDonough, Scottsdale

2023年10月10日火曜日

23' Today's Topics - 10/9

[Today's Topics]

POが進む中、BOSは投手コーチのDave Bushを解雇するなど、一足先に来季に向けて準備を開始しています。

投手の強化が命題なのはそれとして、MLBTRを見ていて、TEXからオフにFA予定のMitch Garverが取り上げられていたので、ちょっと野手補強の妄想などを。

Garverはケガの多い選手で、今季はDHで多くプレーし、それでも87ゲームに留まっていますが、それなりに継続的に試合に出られている年は昨年を除き、率ベースでは良い打撃を見せている。

J. Turnerが恐らくFAになるとして、まずオフェンス面では穴埋めになり得る可能性がある。まぁ今季からは下振れする可能性があるし、これまでの最高でも400打席行ってないので、通年で活躍できない可能性も高いですが。

守備面で言うと、DHは勿論選択肢になるが、吉田がそれなりにDHでも出るとしても、Casasの控えの右打ち1Bでも起用可能だろう。

また契約年数次第では慎重にならざるを得ないが、本来のポジションである捕手としてもフィット感がある。McGuireの貢献度には懸念があるし、Wongに関しても完全に独り立ちしたと言い切れる段階でもない。

まぁケガが多くて計算しづらい面もあるので、あまり高く契約するような可能性はないだろうが、投手に資金を費やした上で、少し肉付けと思うなら考えてもよいのではないか。

もう一人、こちらは完全に仮定の話になるが、TORからFAになるMatt ChapmanをSSで契約するのはどうだろうか?わずかにSSを守った経験はあるとは言え、基本的には3Bの選手だが、3B守備は素晴らしい評価で、守備範囲はわからないが、肩は問題ないだろう。UriasをNon-tenderし、Storyは2Bへ。

なぜそれを思ったかと言うと、Garverを獲るというシナリオでは、3B控えが薄くなるなと思ったので。Deversを完全にDHにする選択肢は今後もあり得るだろうが、フレキシビリティーを考えると、3Bに置いておきたい部分もある。

一方でDeversが休みやDHになると、Turnerが抜けると大幅戦力ダウンなので、Champmanを獲れれば強化幅が大きい。試合終盤にDeversを下げて、守備型SS控えを投入し、Champmanを3Bへスライドして守備固めも可能。

左偏重気味のオフェンスへの上積みも大きいだろう。あまり30代のそこそこの額のレギュラーをあっちこっちに動かすのはどうかとも思うが、最近はフレキシブルなディフェンスアライメントが流行ってはいるし。

まぁ元々13年ドラフトでGarverは割とお気に入りだったので、ちょっとボヤっと妄想してました。

2023年10月2日月曜日

23' Today's Topics - 10/1

[Today's Game (Game 162 @BAL)]

今季が終了。皆さま今年もありがとうございました。負けていれば全体9番目のロッタリー順になり、来季ドラフトの全体Top 10の可能性があっただけに今日だけは負けて欲しかったですが。

終わってみればまたも地区最下位。しばらく、チーム強化が足踏み状態に陥っていたものの、フロントトップを入れ替え、来季は復権の第一歩になって欲しいところです。

ただそんなことよりも悲しいニュースが。レジェンドのTim Wakefieldが脳の病気で57歳の若さでこの世を去ってしまいました。

自分が見始めた時は現役バリバリ。Theo Epsteinさんとの、本人が希望する限り永続的に発生するオプション契約などもあり、いつまでもチームの傍らに存在するものと思っていました。

本当に残念です。惜しい人を亡くしました。昔は良かったとはあまり言いたくないけど、彼やPapiが居た頃の、記憶に残るチームに再び戻って欲しいなと切に願います。R.I.P.

Result : BAL 1 - 6 BOS (W78-L86)

23' Minor League Stats - Worcester Red Sox (AAA)

AAA Worcesterのスタッツです。シーズン成績はW79-L68。投手は苦しみましたが、野手はAAAをクリアしてMLBでも爪痕を残す選手が出て来ており良い感じです。


[Pitchers]


Shane Drohan, LHSP (20'-5th)

23' Stats (AA) : W5-L0/1.32 ERA/6 G/6 GS/0 CG/0 SV/34.0 IP/19 H/5 R/5 ER/1 HR/9 BB/36 K/0.82 WHIP/0.91 GO/AO
23' Stats (AAA) : W5-L7/6.47 ERA/21 G/19 GS/0 CG/1 SV/89.0 IP/103 H/68 R/64 ER/19 HR/63 BB/93 K/1.87 WHIP/0.87 GO/AO

評価:C。AAで投げた前半戦はSTから球威の上昇が伝えられた通り素晴らしい内容で、傘下トップの投手有望株へ台頭。しかし、AAA昇格後は壁にぶつかった。カッターをあまり使わなくなった等もあったようだが、グローイングペインということで来年はAAAを支配してMLBへ昇格を期待したい。

2023年9月28日木曜日

23' Today's Topics - 9/27

[Today's Game (Game 158 vs TB)]

NYYを地区最下位に落とすのだけが最後の望みでしたが、結局今季もそれなりの大差で地区最下位な一方ドラフト順位は#10前後になりそうですね。こうなったら残り5連敗で少しでもドラフト順位を上げたいところですが。

Result : BOS 0 - 5 TB (W76-L82)

2023年9月23日土曜日

23'-24' Offseason By Position Outlook - Outfielder

続いてOF編です。赤字は26人枠の候補。緑字は他ポジションからのコンバートもしくは、マイナーから昇格の可能性によるデプス。青字はFA/MiLFAまたはオプション破棄やノンテンダー濃厚な流出予定者。


[24' Opening Roster Candidates]

LF Masataka Yoshida (24': $18M, under contract through 27')
LF/CF Tyler O'Neill (24': $5.5M, Acquired from STL on 12/8)
CF/LF Jarren Duran (24': min., MiL option: 1)
OF Wilyer Abreu (24': min., MiL option: 2)
OF Rob Refsnyder (24': $1.8M, 25': $2M option, MiL option: 0)


[Depth]

CF/SS Ceddanne Rafaela (24': min., MiL option: 2)
UT Bobby Dalbec (24': min., MiL option: 1)
UT Romy Gonzalez (24': min., MiL option: 2, Claimed from CWS on 1/31)
3B/LF Matthew Lugo (under MiL contract, Rule 5 eligible)
CF/RF Roman Anthony (under MiL contract)
OF Corey Rosier (under MiL contract)
UT Nick Sogard (under MiL contract, Rule 5 eligible)


[Gone/Projected to Go]

RF Alex Verdugo (Traded to NYY on 12/5)
OF Adam Duvall (FA on 11/2, Signed with ATL on 3/14)
OF Bradley Zimmer (MiLFA on 11/16, Signed with COL on 2/5)
UT Ryan Fiztgerald (Selected in Rule 5 Draft by KC on 12/6)

23'-24' Offseason By Position Outlook - Middle Infielder

続いてM-IF編です。赤字は26人枠の候補。緑字は他ポジションからのコンバートもしくは、マイナーから昇格の可能性によるデプス。青字はFA/MiLFAまたはオプション破棄やノンテンダー濃厚な流出予定者。


[24' Opening Roster Candidates]

2B/SS Vaughn Grissom (24': min., Acquired from ATL on 12/30)
SS Trevor Story (24': $22.5M, under contract through 27')
SS/2B Pablo Reyes (24': min., MiL option: 0)


[Depth]

2B Enmanuel Valdez (24': min., MiL option: 2)
SS/2B David Hamilton (24': min., MiL option: 2)
CF/SS Ceddanne Rafaela (24': min., MiL option: 2)
UT Bobby Dalbec (24': min., MiL option: 1)
UT Romy Gonzalez (24': min., MiL option: 2, Claimed from CWS on 1/31)
2B Nick Yorke (under MiL contract)
SS/2B Brainer Bonaci (under MiL contract, Rule 5 eligible)
SS Marcelo Mayer (under MiL contract)
IF Jamie Westbrook (under MiL contract, Signed on 12/11)
IF Chase Meidroth (under MiL contract)
IF Eddinson Paulino (under MiL contract, Rule 5 eligible)
UT Nick Sogard (under MiL contract, Rule 5 eligible)


[Gone/Projected to Go]

2B/3B Luis Urias (Traded to SEA on 11/17)
SS/2B Adalberto Mondesi (FA on 11/2)
IF Justin Turner (FA, $11.4M Player option declined on 11/3, Signed with TOR on 1/30)
IF Christian Arroyo (MiLFA on 10/2, Signed with MIL on 1//24)
IF Yu Chang (MiLFA on 10/13, Signed with TB on 2/19)
IF Christian Koss (Traded to SF on 3/27)
UT Ryan Fiztgerald (Selected in Rule 5 Draft by KC on 12/6)

2023年9月22日金曜日

23'-24' Offseason By Position Outlook - Corner Infielder

続いてC-IF編です。赤字は26人枠の候補。緑字は他ポジションからのコンバートもしくは、マイナーから昇格の可能性によるデプス。青字はFA/MiLFAまたはオプション破棄やノンテンダー濃厚な流出予定者。


[24' Opening Roster Candidates]

1B Triston Casas (24': min.)
3B Rafael Devers (24': $27.5M, under contract through 33')


[Depth]

UT Bobby Dalbec (24': min., MiL option: 1)
UT Romy Gonzalez (24': min., MiL option: 2, Claimed from CWS on 1/31)
C/1B Stephen Scott (under MiL contract, Rule 5 eligible)
C.J. Cron (under MiL contract, Signed on 3/2)
1B/3B Blaze Jordan (under MiL contract)
3B/LF Matthew Lugo (under MiL contract, Rule 5 eligible)
IF Jamie Westbrook (under MiL contract, Signed on 12/11)
IF Chase Meidroth (under MiL contract)
IF Eddinson Paulino (under MiL contract, Rule 5 eligible)
UT Nick Sogard (under MiL contract, Rule 5 eligible)


[Gone/Projected to Go]

2B/3B Luis Urias (Traded to SEA on 11/17)
IF Justin Turner (FA, $11.4M Player option declined on 11/3, Signed with TOR on 1/30)
IF Chistian Arroyo (MiLFA on 10/2, Signed with MIL on 1//24)
UT Ryan Fiztgerald (Selected in Rule 5 Draft by KC on 12/6)

23'-24' Offseason By Position Outlook - Catcher

続いてC編です。赤字は26人枠の候補。緑字は他ポジションからのコンバートもしくは、マイナーから昇格の可能性によるデプス。青字はFA/MiLFAまたはオプション破棄やノンテンダー濃厚な流出予定者。


[24' Opening Roster Candidates]

C Connor Wong (24': min.)
C Reese McGuire (24': $1.5M, 25': arb.3)


[Depth]

C Tyler Heineman (24': min., MiL options: 1, Acquired from NYM on 2/2)
C Roberto Perez (under MiL contract, Signed on 12/14)
C Mark Kolozsvary (under MiL contract, Signed on 12/23)
C Nathan Hickey (under MiL contract)
C Kyle Teel (under MiL contract)


[Gone/Projected to Go]

C Ronaldo Hernandez (MiLFA on 11/16. Signed with ARI on 12/21)
C Caleb Hamilton (MiLFA on 10/2, Signed with LAA on 1/31)
C/1B Stephen Scott (Released on 3/27)

23'-24' Offseason By Position Outlook - Reliever

続いてRP編です。赤字は26人枠の候補。緑字は他ポジションからのコンバートもしくは、マイナーから昇格の可能性によるデプス。青字はFA/MiLFAまたはオプション破棄やノンテンダー濃厚な流出予定者。


[24' Opening Roster Candidates]

RHRP/SP Chase Anderson (24': $0.74M, Signed on 3/24)
RHRP/SP Josh Winckowski (24': min.)
RHRP Kenley Jansen (24': $16M)
RHRP Liam Hendriks (24': $2M, 25': $6M, 26'; $12M Mutual option, Signed on 2/20, Likely on 60-day IL)
RHRP Chris Martin (24': $7.5M)
RHRP Justin Slaten (24': min., Acquired from NYM after being selected in Rule 5 Draft on 12/6)
LHRP Brennan Bernardino (24': min., MiL option: 2)


[Depth]

RHSP/RP Tanner Houck (24': min., Projected as SP)
RHSP/RP Garrett Whitlock (24': $3.25M, under contract through 26'(+2 option years), Projected as SP)
LHSP/RP Brandon Walter (24': min., MiL option: 2)
RHRP/SP Cooper Criswell (24': $1M, MiL option: 2, Signed on 12/12)
LHRP/SP Chris Murphy (24': min., MiL option: 2)
RHRP Zack Kelly (24': min., MiL option: 2)
RHRP Isaiah Campbell (24': min., MiL option: 2, Acquired from SEA on 11/17)
RHRP Greg Weissert (24': min., MiL option: 2, Acquired from NYY on 12/5)
RHRP Wyatt Mills (under MiL contract, Rule 5 eligible, Non-tendered then re-signed on 11/19)
RHRP Andrew Politi (under MiL contract, Rule 5 eligible)
RHRP Justin Hagenman (under MiL contract, Rule 5 eligible)
RHRP Ryan Zeferjhan (under MiL contract, Rule 5 eligible)
RHRP Luis Guerrero (under MiL contract)
RHRP Alex Hoppe (under MiL contract)
LHRP Joely Rodriguez (under MiL contract, $4.25M option declined on 11/4, Re-signed on 2/22)
LHRP Jorge Benitez (under MiL contract, Rule 5 eligible, Signed on 11/22)
LHRP Lucas Luetge (under MiL contract, Signed on 2/11)


[Gone/Projected to Go]

RHSP/RP Bryan Mata (24': min., MiL options: 0, Likely will be DFA'ed)
RHRP John Schreiber (Traded to KC on 2/17)
RHRP Nick Robertson (Traded to STL on 12/8)
RHRP Mauricio Llovera (DFA'ed on 1/3, Claimed by SEA on 1/10)
RHRP Kaleb Ort (DFA'ed and Claimed by SEA on 10/13)
RHRP Franklin German (Released on 3/27)
RHRP Zack Weiss (DFA'ed on 1/31, Claimed by MIN on 2/7)
RHRP Logan Gillaspie (Outrighted and Claimed by SD on 11/15)
LHRP Joe Jacques (24': min., MiL option: 2, Likely will be DFA'ed)
RHRP Kyle Barraclough (MiLFA on 10/10)
RHRP Justin Garza (Outrighted to AAA on 11/3, MiLFA on 11/6, Signed with SD on 3/7)
RHRP Ryan Fernandez (Selected in Rule 5 Draft by STL on 12/6)
RHRP Michael Gettys (MiLFA)
LHRP Oddanier Mosqueda (MiLFA, Signed with NYY on 12/12)

2023年9月21日木曜日

23'-24' Offseason By Position Outlook - Starter

ちょっと早いですが、今季も正式に終戦ということでオフシーズンの展望などをポジションに分けてまとめていきます。まずはSP編から。赤字は26人枠の候補。緑字は他ポジションからのコンバートもしくは、マイナーから昇格の可能性によるデプス。青字はFA/MiLFAまたはオプション破棄やノンテンダー濃厚な流出予定者。MLB関連はトランザクション内容を記録しますが、MiLBはデプスチャートの更新だけにします。


[24' Opening Roster Candidates]

RHSP Brayan Bello (24': $1M, under contract through 29'(+1 option year))
RHSP Lucas Giolito (24': $18M, 25': $19M player option, signed on 1/3, Likely on 60-day IL)
RHSP Nick Pivetta (24': $7.5M)
RHSP Kutter Crawford (24': min.)
RHSP/RP Tanner Houck (24': min.)
RHSP/RP Garrett Whitlock (24': $3.25M, under contract through 26'(+2 option years))


[Depth]

RHSP Naoyuki Uwasawa (24': $3.5M/MiL contract split, MiL option: 3, Acquired from TB on 3/27)
RHSP Wikelman Gonzalez (24': min., MiL option: 3, Added to 40-man roster on 11/14)
RHSP Luis Perales (24': min., MiL option: 3, Added to 40-man roster on 11/14)
LHSP/RP Brandon Walter (24': min., MiL option: 2)
RHRP/SP Chase Anderson (24': $0.74M, Signed on 3/24, Projected as RP)
RHRP/SP Josh Winckowski (24': min., Projected as RP)
RHRP/SP Cooper Criswell (24': $1M, MiL option: 2, Signed on 12/12)
LHRP/SP Chris Murphy (24': min., MiL option: 2)
RHSP Brian Van Belle (under MiL contract, Rule 5 eligible)
RHSP Grant Gambrell (under MiL contract, Rule 5 eligible)
RHSP Richard Fitts (under MiL contract, Acquired from NYY on 12/5)
RHSP Noah Song (under MiL contract, Rule 5 eligible)


[Gone/Projected to Go]

RHSP Corey Kluber (FA, $11M option declined on 11/3, Retired)
LHSP Chris Sale (Traded to ATL on 12/30)
LHSP James Paxton (FA on 11/3, Signed with LAD on 1/24)
RHSP Max Castillo (Claimed from KC on 1/2, DFA'ed on 2/2, Claimed by PHI on 2/7)
LHSP Shane Drohan (Selected in Rule 5 Draft by CWS on 12/6)
RHSP/RP Bryan Mata (24': min., MiL options: 0, Likely will be DFA'ed)

23' Today's Topics - 9/20

[Today's Game (Game 153 @TEX)]

一つは取ったものの、勝ちは遠く。Belloは今日の試合前まではERA 3点台で見栄えが良かったが、今日の炎上でミソが付いた。

一昨年95 IP、昨年153 IPで今季はこれで157 IP。来季200 IP投げて欲しい気持ちもあり、今季165 IP~170 IPを投げて欲しい気もあるものの、昨年はIPの増加量が多すぎたし、今のチーム状況で無理させるのも微妙。

これでシャットダウンで来季180 IP、再来年200 IPでも良い気がする。

ところで、Casasのシーズンエンドに伴い、ようやく出番の来たDalbecが数試合ですが、AAAで自信を取り戻したのか、ここまで良い内容で、今日は今季第1号。

AAAでの数字を見ても、コンタクト能力が劇的に変わったことはないだろうが、それなりに落ち着いてボールを選べている気がする。

J. Turnerがオフにほぼ確実にFA。りサインも含めてFAで手ごろなショートタームの右打ち1B/3B/DHヘルプの補強は必須で、Dalbecはここで活躍し、OAKやCOLあたりから声が掛かればと思っていたが、残り試合このままのプレーなら、ちょっとどうするか考えても良いかも。

上手く行けば、24年の後半に同じ右のJordanの準備が整う可能性もある一方、24年にPOを狙うなら、やはり補強した方がベターではあるだろうが。

Result : TEX 15 - 5 BOS (W75-L78)

23' Minor League Season Memo -9/18~9/24-

AAA以外は閉幕。早いもんですね。前週の結果はこちら


〇 9/18

[AAA] - Offday

[A+] - Offday

2023年9月19日火曜日

23' Minor League Stats - Portland Sea Dogs (AA)

AA Portlandのスタッツです。シーズン成績はW73-L63。Yorke、Mayerがやや足踏み気味となったものの、終盤はAnthony、Teelも上がって来て、近未来の主軸が充実。


[Pitchers]

Wikelman Gonzalez, RHSP (18'-Int. FA)

23' Stats (High-A) : W6-L3/5.14 ERA/15 G/15 GS/0 CG/0 SV/63.0 IP/49 H/41 R/36 ER/5 HR/42 BB/105 K/1.44 WHIP/0.98 GO/AO
23' Stats (AA) : W3-L1/2.42 ERA/10 G/10 GS/0 CG/0 SV/48.1 IP/27 H/15 R/13 ER/2 HR/28 BB/63 K/1.14 WHIP/0.59 GO/AO

評価:A。序盤制球に苦しんだが、その後は毎試合二桁奪三振など、High-Aを圧倒する支配的な内容。AA昇格後も、才能の煌めきは見せた。Mataの二の舞にならないように、ケガと制球はしっかりコーチングスタッフがケアして欲しい。

2023年9月17日日曜日

23' Today's Topics - 9/16

[Today's Game (Game 149 @TOR)]

とうとう借金生活に。Saleが好投も、Schreiber、Weiss、Lloveraとブルペンが守り切れず。Coraが成績不振はChaim Bloomのブルペン軽視のせいだと示すための起用だ、なんて皮肉も。

どこまで真剣な話だったかはともかく、デッドラインでは、VerdugoにHOUとNYYが興味で、NYYはClarke Schmidtを交換要員で提案していたとか。さすがに一対一でということは無いと思いますが、蹴ったなら意味がわからない。

更にSaleの残り年俸引き取りでの獲得の話もあったとか。この2件を成立させて、更にPaxtonとTurnerも出していれば、先発がSale、Paxton→Schmidt + Pivetta?、OF/DHが吉田、Duran、Duvall、Wi. Abreu、Refsnyder、Rafaelaになって、更に有望株を何人か加えられていましたね。

PO消滅=自分のクビ確定を回避するわずかなチャンスに掛けたBloomの保身のために、来季の可能性が下がったと批判されても仕方ないかと。(反論できない状態で死人に鞭打つのもどうかですが。)

Result : TOR 4 - 3 BOS (W74-L75)

2023年9月15日金曜日

23' Today's Topics - 9/13

[Today's Game (Game 146, 147 vs NYY)]

ご存じの通り、試合前にCBOのChaim Bloomを解雇。GMだった、Brian O'Halloranも責任を取らされる形で、編成のポジションには残るものの、GMからは退かされることに。

球団社長のSam Kennedyによると、Cora監督は編成側になる可能性もあるものの、取りあえず留任方向とのことです。ちなみにKennedyによると、Theo Epsteinの復帰の可能性はRule Outと。

コストを抑えつつ、TBで培ったスキルを生かして競争力のあるチーム作りということで、若いながら大役に抜擢された訳ですが、残念ながら他の球団のトップや大物代理人からはまともに相手にされてこなかったのか、目立った動きなく4年を過ごして来てしまった。

後任が誰になるかはわかりませんが、コメントでもいただいているように、自前選手をある程度しっかりコアに据えたチーム作りができるトップを期待したいですね。野手についてはせっかく若手が育ち始めているのだし。

そういう意味では、CBOとGMという二頭体制を取るなら、Eddy Romeroさんのような傘下・育成歴が長い人にGMを務めて欲しいところですが。

Result : BOS 5 - 0 NYY, BOS 5 - 8 NYY (W74-L73)

2023年9月14日木曜日

23' Minor League Stats - Greenville Drive (High-A)

High-A Greenvilleのスタッツです。シーズン成績はW63-L69ながらPO進出。POでは無敗でリーグチャンピオンに輝きました。序盤のMayer、中盤のAnthony、終盤のTeelと傘下でも最も注目された選手たちの誰かがプレーしていたこともあり注目度の高いクラスでした。


[Pitchers]

Luis Perales, RHSP (19'-Int. FA)

23' Stats (Low-A) : W4-L4/3.21 ERA/13 G/13 GS/0 CG/0 SV/53.1 IP/38 H/22 R/19 ER/2 HR/28 BB/71 K/1.28 WHIP/0.72 GO/AO
23' Stats (High-A) : W0-L3/4.95 ERA/8 G/8 GS/0 CG/0 SV/36.1 IP/39 H/24 R/20 ER/8 HR/22 BB/44 K/1.68 WHIP/0.42 GO/AO

評価:B。出足は制球にも苦しみイマイチだったが、その後はLow-Aで支配的な姿を取り戻し、High-Aへ。そちらでも三振は奪ったが、少し打たれた。安定して試合に出始めたのも最近なので少し疲れがあったか。ただ速球の回転が良すぎるのか、FOや被HRが多く、コマンドの向上はキー。

2023年9月13日水曜日

23' Minor League Season Memo -9/11~9/17-

Low-A/High-Aの(レギュラー)シーズンが終了。秋ですね。今年も長い冬になりますね。前週の結果はこちら


〇 9/11

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

2023年9月12日火曜日

23' Minor League Stats - Salem Red Sox (Low-A)

Low-A Salemのスタッツです。シーズン通算はW55-L72。期待のBleisが早々にシーズンアウトなど、野手の有望株の多くが苦戦。投手もHigh-Aに行ったPeralesはともかく、制球難の選手が多く、指導体制にメスを入れて欲しいが、Rodriguez-Cruz、Paezはここまで比較的順調。


[Pitchers]

Elmer Rodriguez-Cruz, RHSP (21'-4th)

23' Stats (Low-A) : W6-L3/2.60 ERA/14 G/14 GS/0 CG/0 SV/55.1 IP/43 H/25 R/16 ER/4 HR/27 BB/51 K/1.27 WHIP/1.64 GO/AO

評価:B。やや健康度に悩まされフル回転とは行かなかったが、随所に才能の煌めきは見せた。大きな弱点がなく、伸びしろもあるので楽しみ。

2023年9月10日日曜日

23' Today's Topics - 9/9

[Today's Game (Game 142 vs BAL)]

23安打を放っても勝てませんかね。Casasがこのところ少しブレーキか。まぁこの状況ですから、E. Valdez、Wi. Abreu、Wongと若手が打っているので良しとするしかないですね。

Saleは来季一応最終年ですが、年俸負担して、有望株を付けてリビルドチームにトレードも真剣に考えないといけないかもですね。

Result : BOS 12 - 13 BAL (W72-L70)

2023年9月6日水曜日

23' Today's Topics - 9/5

[Today's Game (Game 139 @TB)]

追いついたものの、連投、ランナーありでスタートの延長と、使いたくない状況が揃う中で、Jansenを使わざるを得ずあえなく逆転負け。

案の定、昨日4点差で勝ちパターンを次々投入したCoraの采配に批判が。まぁJansenは昨日使わない方がベターでしたかね。

来季に向けて、先発1枚と、ブルペン補強、あとはTurnerなのかその穴埋めなのか、というところ以外は、来季に向けてある程度見通しがあるポジションも多いものの、本当に勝ちたいなら、Jansenに代わるクローザーも欲しいところ。

POなどの接戦で強ラインナップ相手に信頼を持ってJansenを送り出すのは最早難しいでしょう。まぁ年俸が年俸なので、フロントの判断は恐らく現状維持だと思いますが、ミドルリリーフに降格するのもやむを得ないかと。

Result : TB 8 - 6 BOS (W72-L67)

23' Season Boston Red Sox -Sep.-

9月です。大型連勝すればまだPOに手が届かなくないものの、ライバルがひしめく中、なかなか順位が上がらずに時間切れが迫ってきました(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 9/1
Recalled LHP Brandon Walter and 2B Enmanuel Valdez from AAA Worcester.

28枠への拡大でWalterとE. Valdezをコールアップ。最近AAAで少し良くなって来たWalterはマイナー終了まで待っても良かった感ですが。

23' Minor League Season Memo -9/4~9/10-

Wi. Abreu、Rafaelaが相次いでMLBデビューに続き、今週は最後の最後でアグレッシブにTeelとAnthonyをAAへ昇格。来季そこでスタートとなると相当早い昇格になりますね。前週の結果はこちら


〇 9/4

[AAA] : LHP Shane DrohanをDLへ登録。
[AAA] : RHP Logan Gillaspieをオプション。

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday

2023年9月2日土曜日

23' Today's Topics - 9/1

[Today's Game (Game 134 @KC)]

ガス欠のPaxtonがあっさり捕まり、KCにすら大敗。ただ選手たちの能力よりは、この状況でセプテンバーコールアップは若手中心だったにも関わらず、Rafaela、Wi. Abreu、E. Valdezを揃ってベンチというCoraクォリティー。

結局セラーにもバイヤーにも回らず、チームのモチベーションを保てなかったBloomの、それぞれ現場、フロントの長に全ての責任があるのは明白でしょう。

この2人を切らないならオーナー、球団社長にも勝つ気ゼロと判断せざるを得ませんね。球団売却が噂になるチームもありますが、BOSもそれに倣うべき。

Result : KC 13 - 2 BOS (W69-L65)

2023年8月31日木曜日

23'-24' Offseason Boston Red Sox -Rule 5 Draft & MiLFA-

オフにはちょっとフライングですが、POはほぼ脱落ですのでオフに向けて。(前記事はこちら)。


[23' BOS Rule 5 Draft Eligible Players]

RHP - Angel Bastardo, Brock Bell, Royman Blanco, Zach Bryant, Maceo Campbell, Felix Cepeda, Casey Cobb, Nathanael Cruz, Luis De La Rosa, Jordan DiValerio, Juan Daniel Encarnacion, Ryan Fernandez, Grant Gambrell, Franklin German, Wikelman Gonzalez, Justin Hagenman, Gabriel Jackson, Robert Kwiatkowski, Chih-Jung Liu, Ryan Miller, Andres Nunez, Alison Del Orbe, Yusniel Padron-Artiles, Luis Perales, Railin Perez, A.J. Politi, Jose Ramirez, Cesar Ruiz, Victor Santos, Cody Scroggins, Reidis Sena, Chase Shugart, Noah Song, Dylan Spacke, Joey Stock, Luis Talavera, Nate Tellier, Michael Valera, Brian Van Belle, Ryan Zeferjahn
LHP - Cam Booser. Brendan Cellucci, Shane Drohan, Zach Penrod, Jorge Rodriguez, Jeremy Wu-Yelland
C - Rivaldo Avila, Alex Erro, Elih Marrero, Yorberto Mejicano, Oscar Rangel, Ronald Rosario, Stephen Scott, Diego Viloria
IF - Eddy Alvarez, Brainer Bonaci, Albert Feliz, Ryan Fitzgerald, Lyonell James, Christian Koss, Matthew Lugo, Eddinson Paulino, Johnfrank Salazar, Karson Simas, Nick Sogard
OF - Allan Castro, Juan Chacon, Nick Decker, Kelvin Diaz, Jhostynxon Garcia, Bryan Gonzalez, Alexis Hernandez, Gilberto Jimenez, Eduardo Lopez

2023年8月30日水曜日

23' Minor League Season Memo -8/28~9/3-

Rkリーグは今週で終了。DSLのSSの2人とHigh-Aにさっさと行ったTeel以外はあまり目出つ選手のいなかったシーズンでした。前週の結果はこちら


〇 8/28

[AAA] : RHP Kyle BarracloughをMLBへコールアップ。
[AAA] : CF/SS Ceddanne RafaelaをMLBへコールアップ。
[AAA] : UT David HamiltonをMLBへコールアップ。
[AAA] : LHP Chris Murphyをオプション。
[A] : RHP Jhonny Felixをリリース。

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday

2023年8月29日火曜日

23' Today's Topics - 8/28

[Today's Game (Game 132 vs HOU)]

LAD、HOUとこの段階まで来ての確かな戦力差を感じる内容で敗戦が嵩みます。

そんな中、Wi. Abreuに続き、RafaelaがMLBデビュー。ブースターとしては若干遅きに失した感があり、たまたまロスターが欠けたからと言って呼ぶ選手ではない気がしますが、ともかくMLB初打席は安打。

失意のシーズンに残された、来季への淡い期待の一つとなって欲しいですね。

Result : BOS 5 - 13 HOU (W69-L63)

23' Minor League Stats - FCL Red Sox (Rk)

Rk-FCLのスタッツです。チームはW28-L25。MejiasやColmenares等、期待していた選手が出遅れ。野手も打てない選手が多く、既にLow-Aに行った、BrannonとJoh. Garciaの捕手コンビとYutenくらいしか気を吐かなかったシーズンに。


[Pitchers]

Eybersson Polanco, RHSP (21'-Int. FA)

23' Stats (FCL) : W0-L2/5.06 ERA/8 G/7 GS/0 CG/0 SV/32.0 IP/36 H/22 R/18 ER/3 HR/15 BB/22 K/1.59 WHIP/1.16 GO/AO

評価:D。19歳。昨年DSLで最も印象深かった選手で、期待していたが、US 1年目はやや苦戦。体格やボールの力はありそうなので、オフにしっかり鍛えて、Monegroのような上昇を期待。

2023年8月27日日曜日

23' Minor League Stats - DSL Red Sox Red (Rk)

DSL Red Sox Redのスタッツです。シーズンはW26-L26。投手はBuleチームほどローテが固定されていなかったものの、G. Batistaは良かった。野手は打てる選手が少なく、F. Ariasが出ていないと捕手の2人頼みに。


[Pitchers]

Gilberto Batista, RHSP (22'-Int. FA)

23' Stats (DSL) : W1-L3/3.54 ERA/11 G/9 GS/0 CG/0 SV/40.2 IP/34 H/17 R/16 ER/3 HR/8 BB/54 K/1.03 WHIP/1.03 GO/AO

評価:A。18歳。昨年末の契約選手で、今季がデビューになったが、DSL 2チームでも最も輝いた投手。開幕投手を務め、90 mph中盤を既に投げているというレポートも。次代のブレイク候補として注目。

2023年8月25日金曜日

23' Today's Topics - 8/24

[Today's Game (Game 128 @HOU)]

最初の2戦を落として崖っぷちだったBOSですが、昨日の接戦をモノにすると今日は綱引きで相手がバランスを崩した後のような内容で大勝。

Duran、ILには入っていませんが、Jansenとここに来て痛いケガですが、そのDuranに変わってMLBデビューとなったWi. Abreuがチームが欲していた起爆剤となり、勝ちを呼び込む原動力に。

Rafaelaを推す声も強かったものの、Duranと同じ左ということもあってでしょうがAbreuという選択肢が結果的にピタリでした。しばらくこの勢いが続くと良いですね。

またこれで来季のOF構想は嬉しい悩みが。左の吉田(LF/DH)、Duran (CF/LF)、Verdugo (RF)、Abreu (LF/CF/RF)に、右がRefsnyder (RF/LF/CF)、そして未デビューですが、中盤戦にはRafaela (CF)が上がって来るでしょう。

ケガからの復帰直後はイマイチだったものの、ここのところ再び上昇気味のDuvall (CF/RF)はデッドラインには出すべきと考えていましたが、ポジションや左右のバランスと、若手の押上げを考えると、実は手ごろに再契約できてバランスを整えることができるかもしれないと、再契約を望む意見には頷ける部分もあるようになって来た。

ただそれでもAbreuがこのままシーズン終了まで良い打撃を続けるようなら、左の誰かが若干余剰気味にもなって来る気も。残り期間が少なく、少しロッカールームでトラブルになっている様子のVerdugoが出される可能性が高いものの、RFは不足気味、LFは余剰気味と考えると考えどころ。

メンタル面で問題ないなら、Verdugoと安価に再契約し、他の誰かを話の内容如何では出す可能性も考えられるかも。皆惜しい気もするんですがね。全体のバランスを見ると、ここから一枚とProspectのパッケージでM-IFや先発を狙いに行くことは検討の余地がありそう。

Result : HOU 1 - 17 BOS (W68-L60)

23' Minor League Stats - DSL Red Sox Blue (Rk)

DSL Red Sox Blueのスタッツです。シーズンはW28-L26。CepedesとS. Nunezのコンビがよく打って期待度を上げています。特に元々期待の高いCespedesは来季USデビューで衝撃を与えるかもですね。


[Pitchers]

Jesus Garcia, RHSP (23'-Int. FA)

23' Stats (DSL) : W1-L1/3.30 ERA/11 G/10 GS/0 CG/0 SV/43.2 IP/41 H/17 R/16 ER/3 HR/15 BB/36 K/1.28 WHIP/0.98 GO/AO

評価:B。今季の契約投手の中で、韓国人のLeeを除いて、最大のボーナスを受け取った17歳で、期待度も最も高い。出足はイマイチだったが、終盤戦は良い投球が続いた。最近投手への投資が少ない中で、伸びて欲しい選手。

2023年8月22日火曜日

23' Minor League Season Memo -8/21~8/27-

Rkリーグは今週で終了。DSLのSSの2人とHigh-Aにさっさと行ったTeel以外はあまり目出つ選手のいなかったシーズンでした。前週の結果はこちら


〇 8/21

[DSL-R] : C/1B Liosward MarinがDSL-B (Rk)から移動。

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday

[FCL (Game1)] - Box
Cohenが4.0 IP/3 H/2 ER/2 BB/3 K。C. Ruizが2.0 IP/1 H/1 ER/2 BB/2 K。K. Campbellが2 H。

[FCL (Game2)] - Suspended (Rain)

[DSL-B] - Box
Vargasが2.2 IP/6 H/4 ER/2 BB/4 K。S. Nunezが3 H、De Los Santosが2 H。

[DSL-R (Game1)] - Box
D. Nunezが3.0 IP/2 H/3 ER/1 BB/5 K。マルチ無し。

[DSL-R (Game2)] - Offday

2023年8月20日日曜日

23' Today's Topics - 8/19

[Today's Game (Game 123 @NYY)]

元気の無い宿敵に連勝。もう一つ勝って、HOU、LADとのシリーズに臨みたい。Deversが上向きかな?メンタル面の不調気味だったVerdugoもNYY戦は気合いが入るように見える。なんとか良い流れを続けたい。

昨日は上位打線がキーでしたが、今日は下位打線が発奮。今日は休養?のCasasはこの前の試合で今季20発目。MLB通算で25発目ですが、これを420 ABで達成しており、23歳以下では史上6位のスピードようです。

4番を打つことも出てきましたが、まだ対左ではベンチや下位ということも多いですが、いよいよ待望の生え抜き中軸として台頭してきましたね。契約延長はよ。

Result : NYY 1 - 8 BOS (W65-L58)

2023年8月17日木曜日

23' Today's Topics - 8/16

[Today's Game (Game 120 @WAS)]

リビルドチームからはしっかり稼いでおきたいところですが、同点からWhitlockが崩れ敗戦、前回の復帰後初登板では最速97 mphと良い投球でしたが、中2日の今日は球威が落ちてBP状態。

初物左腕を打てない病はいつもっちゃいつものことですが、昨日C. Martin、Winckowski、Jansenと使っていた中で同点では勝ちパターンをつぎ込めなかったか。

Whitlockもまだ以前の姿ではないものの、前回は良かったので、徐々に以前の支配力を取り戻してくれると期待。Schreiberも復帰直後はイマイチでしたが、このところ悪くないし。

そしてHouckが今日リハブ最終登板で次回復帰。先発で戻すみたいですね。6人ローテを挟んで再配置か?カウンターは、Murphyをマイナーに送るよりも、Lloveraをカットが妥当かと思います。

そこまで行くと、Sale、Bello、Crawford、PaxtonにHouck、Pivettaの6人の先発候補。左のBernardino、Murphy、右がSchreiber、Whitlock、Winckowski、Martin、Jansenといずれもリードで投げさせても良いレベルの投手陣に。

POに出て、ALDS以降に進めれば、投手的には面白い戦いができる気もしなくもないですが、やっぱり打つ方ですよね。Storyは順調だし、Uriasはイマイチも、P. Reyesもガンバっているので、OF陣やDevers、それに捕手がもう少し好調時に戻ってくれれば。

Result : WAS 6 - 2 BOS (W63-L57)

23' Minor League Season Memo -8/14~8/20-

Teelがデビューするやいなや優れた打撃であっさりHigh-A昇格。W. AbreuやS. Scottなどオフェンスで好調な選手が多い反面、投手はやや乱れる選手が増えて来た。フィナーレまでもうひと頑張りです。前週の結果はこちら


〇 8/14

[AAA] : RHP Dinelson LametがFAに。

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday

[FCL] - Box
F. Hernandezが1.0 IP/0 H/0 ER/0 BB/0 K。マルチ無し。Zanetelloがノーヒットの4三振。

[DSL-B] - Box
Vargasが4.2 IP/3 H/0 ER/2 BB/6 K。S. Nunez、F. Jimenezが2 H。

[DSL-R] - Box
W. Rodriguezが1.2 IP/4 H/2 ER/1 BB/0 K。Ariasが2 H。

2023年8月11日金曜日

23' Today's Topics - 8/10

[Today's Game (Game 116 vs KC)]

全体的には良いときの打撃の勢いはないものの、1番に抜擢されたP. Reyesの2安打などでシリーズでは一番まともな勝利。

Paxtonが良いときの投球を見せたのも良かったですね。Sale、Whitlock、Houckのリハブが開始。Whitlockはブルペン行きになるよう。

バルクリリーフで目覚めた投球を先発でも見せることに成功しているPivettaも含め、先発はBello、Paxton、Pivetta、Crawford、Sale、Houckの6人。更にオープナー/バルクリリーフのMurphyも一枠を務めてきた。

Crawfordが長いイニングをこのところ投げていないことや、Belloのイニング数など色々考えることもあるがどうなるかな?Houckもリリーフで戦力になる可能性がある一方、来年以降を主に考えるなら、先発で鍛えたい感もある。

Murphyにしてもショートリリーフでの投球も見たい一方、来季も先発やバルクリリーフの候補とするのかどうかも考えていく必要がある。

Result : BOS 2 - 0 KC (W60-L55)

23' Midseason Prospect Ranking -Outfield-

23年シーズン中間時点での、各ポジションごとの、BOSのMy Prospect Rankingです。Bleisこそやや期待通りではないものの、MLBではJarren Duranが覚醒。Rafaelaに加えて、Anthonyが大きく成長。吉田正尚も含め、近未来の構想は良くなっている。


[23' Midseason Outfield Ranking]

Four-Star Prospect

1 (1). Ceddanne Rafaela, CF/SS, AAA : 〇打撃、守備、UT性/×選球眼

2 (3). Roman Anthony, CF/RF/LF, High-A : 〇打撃、パワー、選球眼/×上層の実績

Three-Star Prospect

3 (2). Miguel Bleis, RF/CF, Low-A : 〇パワー、スピード/×選球眼

Two-Star Prospect

- (-). (Brainer Bonaci, SS/2B/3B/LF, High-A (SS))

- (-). (David Hamilton, SS/2B/CF, MLB (SS))

4 (4). Wilyer Abreu, LF/RF/CF, AAA : 〇パワー、選球眼/×上限

One-Star Prospect

5 (NR). Allan Castro, CF/LF/RF, High-A : 〇選球眼/×上限

6 (NR). Natanael Yuten, RF/CF/LF, FCL : 〇打撃/×上層の実績

7 (NR). Eduardo Lopez, CF/RF/LF/1B, High-A : 〇コンタクト、選球眼/×パワー

2023年8月9日水曜日

23' Midseason Prospect Ranking -Shortstop-

23年シーズン中間時点での、各ポジションごとの、BOSのMy Prospect Rankingです。AAでは少し苦戦していますが、Mayerの時代が近づいています。


[23' Midseason Shortstop Ranking]

Five-Star Prospect

1 (1). Marcelo Mayer, SS, AA : 〇5ツール全般/×上層の実績

Four-Star Prospect

- (-). (Ceddanne Rafaela, CF/SS, AAA (OF))

Two-Star Prospect

2 (3). Mikey Romero, SS/2B, Low-A : 〇打撃/×SS適性

3 (-). Brainer Bonaci, SS/2B/3B/LF, High-A : 〇打撃全般、選球眼、守備/×特になし

4 (New). Nazzan Zanetello, SS, FCL : 〇運動能力、上限/×SS適性

5 (New). Antonio Anderson, SS, YTD : 〇パワー、上限/×SS適性、スピード

- (-). (Chase Meidroth, 3B/2B/SS, AA (3B))

6 (-). David Hamilton, SS/2B/CF, MLB : 〇スピード/×SS適性、肩

7 (NR). Eddinson Paulino, SS/2B/3B, High-A : 〇UT性/×コンタクト

2023年8月8日火曜日

23' Today's Topics - 8/7

[Today's Game (Game 112 vs KC)]

選手交代等、全力で勝ちに行って、審判の誤審気味の判定でようやく下位KCに辛勝というのが今のチーム状況。

ホンの少し前のATL戦は良いムードだったのに、フロントの動かなさもあって、Verdugoの件とか一気の雰囲気が悪くなった。

厳しいところですが、幸いカードには恵まれているので、拾った勝ちを機に、連勝の波に乗ればチームの空気も変わるはず。Go Sox !!

Result : BOS 6 - 2 TOR (W58-L54)

23' Minor League Season Memo -8/7~8/13-

先週はRafaelaが大爆発。また新加入のTeelも早速High-Aに昇格するようで、最後まで見逃せない戦いが見られそうです(マイナーリーグはね)。前週の結果はこちら


〇 8/7

[AAA] : RHP Dinelson LametをMLBへコールアップ。

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday

[FCL (Game1)] - Box
E. Polancoが2.2 IP/3 H/1 ER/2 BB/2 K。C. Ruizが1.1 IP/3 H/2 ER/2 BB/1 K。マルチ無し。

[FCL (Game2)] - Box
F. Hernandezが4.0 IP41 H/0 ER/0 BB/2 K。D. Jonesが2 H/1 HR (1,2)。

[DSL-B] - Suspended (Rain)

[DSL-R] - Suspended (Rain)

23' Midseason Prospect Ranking -Thirdbase-

23年シーズン中間時点での、各ポジションごとの、BOSのMy Prospect Rankingです。Rafael Deversがしばらくいるとは言え、少しずつDHでの出場も考えていく必要があるでしょうが、最近の指名方針からはピュアな3Bは少ない。


[23' Midseason Thirdbase Ranking]

Three-Star Prospect

- (-). (Enmanuel Valdez, 2B/3B, MLB (2B))

- (1). (Blaze Jordan, 1B/3B, AA (1B))

Two-Star Prospect

- (-). (Brainer Bonaci, SS/2B/3B/LF, High-A (SS))

1 (-). Chase Meidroth, 3B/2B/SS, AA : 〇打撃、選球眼/×上限

- (-). (Eddinson Paulino, SS/2B/3B, High-A (SS))

One-Star Prospect

2 (-). Matthew Lugo, 3B/LF/2B/SS, AA : 〇パワー/×選球眼、守備、上層の実績

3 (NR). Nick Sogard, 3B/2B/SS/LF/RF, AAA : 〇コンタクト、選球眼、守備/×パワー、上限

2023年8月7日月曜日

23' Midseason Prospect Ranking -Secondbase-

23年シーズン中間時点での、各ポジションごとの、BOSのMy Prospect Rankingです。Trevor StoryをしばらくはSSメインで使いながら、Mayerに引き継ぐのかと思いますが、肩を考えると、2Bでも併用する形が良いかとは思っていますが、Luis Uriasの獲得でどうなるか。


[23' Midseason Secondbase Ranking]

Four-Star Prospect

1 (1). Nick Yorke, 2B, AA : 〇打撃/×守備

Three-Star Prospect

2 (2). Enmanuel Valdez, 2B/3B, MLB : 〇打撃、パワー/×守備

Two-Star Prospect

- (-). (Mikey Romero, SS/2B, Low-A (SS))

- (3). (Brainer Bonaci, SS/2B/3B/LF, High-A (SS))

- (-). (Chase Meidroth, 3B/2B/SS, AA (3B))

- (4). (David Hamilton, SS/2B/CF, MLB (SS))

- (-). (Eddinson Paulino, SS/2B/3B, High-A (SS))

2023年8月6日日曜日

23' Midseason Prospect Ranking -Firstbase-

23年シーズン中間時点での、各ポジションごとの、BOSのMy Prospect Rankingです。Casasが卒業してやや薄くなりましたが、捕手が厚くなり捕手と1Bの兼務の有望株はそこそこ多くいる。


[23' Midseason Firstbase Ranking]

Three-Star Prospect

1 (-). Blaze Jordan, 1B/3B, AA : ○打撃、選球眼/×守備

Two-Star Prospect

- (-). (Stephen Scott, C/1B, AAA (C))

One-Star Prospect

2 (2). Niko Kavadas, 1B, AAA : 〇パワー、選球眼/×コンタクト、守備

2023年8月5日土曜日

23' Today's Topics - 8/4

[Today's Game (Game 109 vs TOR)]

これが勝ちたいという意思を上が明確にしたチームとの違いなのでしょうかね。Paxtonもちょっと前が価値のピークだったかな~。

まぁでもそれよりも踏ん張ればまだ可能性のある中で次々失点するAAAAレベルの下位リリーフも敗因ではあるかと思いますが。

ArroyoをDFA。上がってきたUriasをしばらく2Bのメインで使うことになりそうですが、ブーストになるか、それとも足を引っ張るのか。

とにかく、Storyの復帰にすがるしかない状況。このシリーズにでも戻って来て欲しい状況ではありますが。

Result : BOS 3 - 7 TOR (W57-L52)

23' Season Boston Red Sox -Aug.-

8月です。デッドラインは動かなかったというより動けなかったなのでしょうが、かと言って売りにも回らず、ほぼ現状維持。とは言え、C. Sale、Storyの復帰が見えて来ており、これらと獲得したUriasでPOの後押しになれば、ということか(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 8/1
Acquired 2B Luis Urías from Milwaukee in exchange for RHP Bradley Blalock and optioned him to AAA Worcester.

MILからUriasを獲得。見返りはHigh-Aの右腕Bradley Blalock。Uriasは今季ケガもあり不調のため、調整を兼ねて一旦AAAへ。

UriasはSD傘下で元々評価の高い有望株だった選手。守備指標はイマイチも、オフェンスはMLBでもある程度の結果を出して来ており、もう一皮むければ2Bで数年使える可能性がある。

個人的には見返りのBlalockは、投げ方がよく、TJ後の球威上昇と比較的制球が安定しており、どちらかと言うと一般よりも買っている方だったので、少しトレードの評価は辛くなるが、オフにRule 5ドラフト対象になるという点も含めれば収支自体は酷いものではないかと思う。

ただ奪三振率やまだHigh-Aと考えるとBlalockはプロテクトしなくても獲られなかった可能性が高いと思うし、それならGambrellやLiuもしくはHagenmanあたりの扱いが難しい選手でどうにかならなかったのか。

さらに今季$4.7Mとあまり安くない年俸、あと2年ちょっとしか雇えないことや、今季のヘルプとして期待できる状態ではないことも含め、売り手市場になりがちな、デッドラインで獲得する選手だったかは疑問。

Mondesiも無駄な獲得に終わりそうで、何も動かなかったという批判を和らげるだけの応急措置にしか見えない。ベストケースで言えば、来季左のE. Valdezと組み合わせて2Bの候補になるが、Storyの状態を考えると、MondesiのようにSSを問題なく守れる選手の方がフィットしているし、ちぐはぐ感は否めない。

23' Midseason Prospect Ranking -Catcher-

23年シーズン中間時点での、各ポジションごとの、BOSのMy Prospect Rankingです。ちょっと前まで野手で最も薄いポジションですが、若手の成長に、今季ドラ1のTeelがケーキの上のサクランボで乗っかった。


[23' Midseason Catcher Ranking]

Four-Star Prospect

1 (New). Kyle Teel, C, High-A : 〇打撃、肩、守備/×実績

Three-Star Prospect

2 (1). Nathan Hickey, C, AA : 〇パワー、コンタクト/×守備

Two-Star Prospect

3 (5). Stephen Scott, C/1B, AAA : 〇選球眼、パワー/×守備

4 (4). Brooks Brannon, C, Low-A : 〇パワー、メイクアップ/×上層の実績

One-Star Prospect

5 (NR). Johanfran Garcia, C/1B, FCL : 〇パワー/×上層の実績

2023年8月4日金曜日

23' Midseason Prospect Ranking -Reliever-

23年シーズン中間時点での、各ポジションごとの、BOSのMy Prospect Rankingです。Murphyがリリーフで頭角を現していますが、ピュアなリリーフがあまり育っていない。


[23' Midseason Reliever Ranking]

Two-Star Prospect

- (-). (Brandon Walter, LHSP/RP, MLB (SP))

1 (-). Chris Murphy, LHRP/SP, MLB : 〇球威、奪三振率/×実績

One-Star Prospect

2 (NR). Luis Guerrero, RHRP, AA : 〇球威、被打率/×制球

3 (New). Nick Robertson, RHRP, MLB : 〇上層の実績/×支配力

4 (NR). Ryan Fernandez, RHRP, AAA : 〇球威、制球/×支配力

2023年8月2日水曜日

23' Midseason Prospect Ranking -Starter-

23年シーズン中間時点でのBOSのMy Prospect Rankingです。多くの入れ替わりがあり、明確な上位有望株がいませんが、Drohan、Perales、W. Gonzalezあたりが傘下のトップを争っている。


[23' Midseason Starter Ranking]

Three-Star Prospect

1 (NR). Luis Perales, RHSP, High-A : 〇球威、上限、奪三振率/×制球、先発適性

2 (8). Wikelman Gonzalez, RHSP, AA : 〇上限、奪三振率/×制球、先発適性

3 (9). Shane Drohan, LHSP, AAA : 〇メカニクス、レパートリー/×支配力

Two-Star Prospect

4 (3). Brandon Walter, LHSP/RP, MLB : 〇奪三振率、フロアー/×球威低下

- (5). (Chris Murphy, LHRP/SP, MLB (RP))

5 (NR). Elmer Rodriguez-Cruz, RHSP, Low-A : 〇球威、伸びしろ/×制球、上層の実績

6 (2). Bryan Mata, RHSP, AAA : 〇球威/×制球、健康、先発適性

One-Star Prospect

7 (NR). Hunter Dobbins, RHSP, AA : 〇球威、下層の実績/×上限

8 (NR). Yordanny Monegro, RHSP, Low-A : 〇球威、体格/×先発適性、上層の実績

9 (7). Noah Song, RHSP, DNP : 〇上限/×ブランク

10 (NR). Angel Bastardo, RHSP, High-A : 〇奪三振率/×先発適性

23' Today's Topics - 8/1

[Today's Game (Game 107 @SEA)]

デッドラインが過ぎました。先発、リリーフの補強が必要と言っておきながら、結局今季のブーストになる可能性がやや低いUriasを獲得したのみ。

NYYのBrian Cashmanも同様に批判を受けていますが、地区下位という状況を踏まえて、大枚を果たして中長期構想にマイナスを残すことまでして補強する適当なサイズの案件が無かったということでしょう。

再三書いている通り、それならNYMしかりで、更に下がりそうなPO可能性を捨てて、すっぱり来季に掛ける方が良かったのではないかと思いますが、NYYやBOSのような人気球団が勝ち越している中でそれはできないというなけなしのプライドでしょうか。

Eduardo RodriguezにフラれたLADにJames Paxtonをトレードして、三角トレードで来季以降も契約の残るRodriguezの再獲得を狙う等、素人目には理論上はできそうな動きもあったような気はしますが。

Result : SEA 4 - 6 BOS (W57-L50)

2023年8月1日火曜日

23' Minor League Season Memo -7/31~8/6-

デッドラインは明日の昼まで。今のところ目立った動きは無し。ドラフト組もまだプロデビューしていない状況。前週の結果はこちら


〇 7/31

[AAA] : LHP Joe JacquesをMLBへコールアップ。
[AA] : RHP Joe Jonesをリリース。
[FCL] : 2B Drew Ehrhardがロスター入り。

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday

[FCL] - Box
E. Polancoが4.0 IP/4 H/0 ER/2 BB/4 K。F. Hernandezが2.0 IP/1 H/1 K。Joh. Garciaが2 H。Zayasが2 H。

[DSL-B] - Box
Y. Vargasが0.1 IP/1 H/3 ER/4 BB/0 K。S. Nunez、K. Salazarが2 H。

[DSL-R] - Box
B. Arredondoが4.0 IP/7 H/3 ER/2 BB/2 K。マルチ無し。

2023年7月31日月曜日

23' Today's Topics - 7/30

[Today's Game (Game 105 @SF)]

初戦良い勝ち方をしたものの、その後二連敗。僅差の我慢し合いで先に土俵を割った形ですが、両チームともRISPで決め手を書いたという結果でもあるか。

クリアーなセラーとバイヤーの間で取引が次々成立する中、あとデッドラインまで数日。BOSで言うと具体的な話はむしろ売り側ですが、TORやBALが動く中、POに出たいなら戦力強化に踏み切らざるを得ない。

コメント欄にも書きましたが、今の状況で全く動かないはそれが一番の失策だと思うので、買うか、売るか、二つに一つだとは思いますが果たして。

Result : SF 4 - 3 BOS (W56-L49)

2023年7月29日土曜日

Prospect Profile: Matt Duffy, RHP

今回は、今季指名の投手の中で最も上位で指名された、Matt Duffyくん。世間の評価はそれほどでもないですが、チームはロスターフィラーではなく、有望株と見ているとのこと。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Matt Duffy (マット・ダフィー)
Full Name: Matthew Wilson Duffy
Position: RHSP
Born: October 4, 2001
Birthplace: Burlington, Ontario
Height: 6-2
Weight: 205
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 4th round, 2023
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $350,000
College: Canisius
High School: Assumption Catholic HS (ON)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

平均的な体格。やや低めのスリークォーターからボールをよく隠す。速球は90 mph前後、最速は95 mphとなっているが、多くは93 mph程度まで。あまり球威はない。スライダーとチェンジアップに投球術で打ち取る。


[Background]

ドラフト時のランキングはBA #474。シニアーイヤーはSouth Carolina大へトランスファー予定だった。


[Profile]

23' : FCL/Low-A Salemで顔見せ程度に投げたのみ。

24' : Low-Aで先発として年間ローテを守り、制球も含め安定していたが、カレッジからのドラフティーでそこそこの上位指名にしては支配力に欠ける。


[Comment]

ドラフト時のプロフィールとかはThaddeus Wardとイメージが被る。速球だけでなく、変化球のキレ等が良くなれば、バックエンドスターターの可能性はあるかも。

Prospect Profile: Johanfran Garcia, C/1B

今回は、Rkクラスで猛打を見せている、Johanfran Garciaくん。海外FA産の捕手は不作が続いていたけど、ようやく楽しみな選手が出てきました。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Johanfran Garcia (ヨハンフラン・ガルシア)
Full Name: Johanfran Alberto Garcia
Position: C/1B
Born: December 8, 2004
Birthplace: Valencia, Venezuela
Height: 5-10
Weight: 205
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (January 2022)
Signing Bonus: $850,000
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

上背はあまりないが、頑健でフィジカルな身体。優れたバットスピードとパワーで打撃の評価が高い。スピードはほとんどないが、平均以上の肩で、守備は磨けば、捕手でプレーできる可能性がある。1Bと併用で起用される可能性もある。


[Background]

契約時のランキングはMLB #34。傘下の有望株Jhostynxson Garciaの弟。


[Profile]

22' : DSLでプロデビュー。捕手と1Bでプレー。オフェンスは出足不調だったものの、最終的にはそこそこ打っており、K/BBも良好だが、パワー面は示せず。

23' : Brooks BrannonとFCLで競うように猛打を見せると、Low-A Salemへの昇格はやや遅れを取ったが、昇格後も終盤やや向上を見せた。

24' : Low-Aで正捕手として開幕から勢いよく打ち続け、上位有望株に名乗りを上げようとした矢先に膝のケガでシーズンエンド。


[Comment]

昨年は今一つだったが、今季はFCLでBrannonと開幕から競い合うように打っている。HRもコンスタントに出ており、上のレベルでもこの打撃なら、ポジションがどうであれ、MLBに到達できる可能性がありそう。旬な有望株で見ているのが楽しい。

Former Sox Prospect Review: Nick Robertson, RHP

今回は、先日のトレードでLADからやって来た、Nick Robertson。MLBレベルではまだ実績が少ないものの、PCLのAAAでも文句なし。スタッフもなかなかで、BOS傘下のリリーフならトップを争うくらいの選手をKike Hernandezの見返りでポンとくれるLADはマイナー層厚いな~と。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Nick Robertson (ニック・ロバートソン)
Full Name: Nicholas Parker Robertson
Position: RHRP
Born: July 16, 1998
Birthplace: Roanoke, Virginia
Height: 6-6
Weight: 265
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 7th round, 2019 by Los Angeles Dodgers
How Acquired: Acquired from Los Angeles Dodgers with Justin Hagenman for Enrique Hernandez and cash considerations
College: James Madison
High School: Franklin County HS (VA)
MLB Debut: June 7, 2023 (Los Angeles Dodgers)
How Left: Traded to St. Louis with Victor Santos for Tyler O'Neill (December 2023) Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

非常に大柄。速球は沈む球筋で、最速98 mphを記録する。コマンドは平凡だが、制球自体はまずまず。チェンジアップがセカンドピッチ。スライダーも悪くない。


[Background]

17年にTJ。19年の下位指名でLAD入りし、COVID-19の後、いきなりAAにジャンプアップし、結果を残して、23年にMLBデビュー。


[Profile]

23' : BOS傘下では同じくLADから来たJustin Hagenman同様イマイチ。

23' Dec. : Tyler O'NeillのトレードでSTLへ移籍。

24' : STLで酷くはなかったが、40人枠削減でDFAされてLAAへ。


[Comment]

コマンドなどを少し磨ければすぐにでもMLBに定着できそう。まだ長く雇えるし、早めにチャンスを与えて行きたい。

2023年7月27日木曜日

Prospect Profile: Antonio Anderson, 3B/SS

今回は、ドラ3のパワーヒッター、Antonio Andersonくん。何と言ってもドラ2のNazzan Zanetelloとは同じSSで、指名順位も1巡違いということで何かと比べられると思いますが、切磋琢磨してMLBで競演して欲しいですね。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Antonio Anderson (アントニオ・アンダーソン)
Full Name: Antonio Anderson
Position: 3B/SS
Born: June 28, 2005
Birthplace: Atlanta, Georgia
Height: 6-3
Weight: 205
Bats: Both
Throws: Right
Drafted: 3rd round, 2023
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $1,500,000
High School: North Atlanta HS (GA)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

両打だが、シンプルなスウィングの左打席の評価が高い。体格もあり、オフェンスの上限は非常に高い。少なくとも20 HRを打てそうなパワーに加えて、ブレイキングボールの対応やディシプリンも高い才能を持つ。HSではSSを務め、投手としても91 mphを投げる肩も申し分ないが、長身に加え、運動能力も平凡で、恐らく3B/1Bがメインになるだろう。


[Background]

ドラフト時のランキングはMLB #77/BA #75/PG #68。Georgia Tech大へコミットがあった。


[Profile]

23' : FCL/Low-A Salemでのプロデビュー後は3Bのみで出場。Zanetello共にあまり印象の良くない開幕。

24' : Low-Aで終始1割台と期待外れ。ボールをある程度見るのはポジション柄ちゃんとやっているし、当たればそれなりに長打は出ているが。


[Comment]

両打ちの中軸候補は少ないので楽しみですね。Georgia州の選手は最近当たりが多い気がするし期待しています。

Prospect Profile: Gabriel Jackson, RHP

今回は、開幕から昨年同様Low-Aのブルペンで投げていましたが、昇格で空いた先発枠に入った、Gabriel Jacksonくん。上限はありそうですが、制球やセカンドピッチの不足でここまでは平凡。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Gabriel Jackson (ガブリエル・ジャクソン)
Full Name: Gabriel Jackson
Position: RHRP/RHSP
Born: Setpember 7, 2001
Birthplace: Samana, Dominican Republic
Height: 6-2
Weight: 205
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2018)
Signing Bonus: $350,000
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

投手体格だが、やや贅肉が付いた下半身。速球は24年に少し成長を見せ常時94~96 mph。重く、沈む球質で、ゴロ率が高い。スライダーとチェンジアップも投げるが、コマンド共に未熟。


[Profile]

19' : DSLでプロデビュー。滑り出しは悪かったが、7月以降は防御率3点以下。粗削りなのだろうが、K/BBは年間を通してイマイチだが、力のあるボールで後半戦は被打率が優秀。ゴロ率も高く、被HRがゼロ。

20' : COVID-19でシーズンキャンセル。

21' : FCLでUSデビュー。主にブルペンから投げ、球威はあるようだが、制球難の傾向が強い。

22' : Low-A Salemでフルシーズン投げたが、支配力を欠く。まずまず球威があるというレポートで、ゴロ率も高いが、速球以外に頼れずに、待たれているのかも。

23' : Low-A/High-A Greenvilleでブルペンメインに。期待していた選手だが、昇格ペースが上がらず、そろそろ厳しい立場に。重い球が特徴で、ゴロ率が高いが、空振りを奪えるボールが少ない。

24' : High-Aで球速アップもあったようでまずまず。終盤にはAA Portlandへ。


[Comment]

同期入団のWikelman Gonzalezとは、ボーナス額も含め高い期待を掛けられていたが、ここまでは水を空けられている。もう一歩成長して欲しいところ。

Prospect Profile: Isaac Coffey, RHP

今回は、今季突如ブレイクした右腕、Isaac Coffeyくん。フルシーズン4クラスの開幕ローテの中で有望株としてあまりステータスが高くないかと思っていましたが、その座を手繰り寄せただけの力を見せている。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Isaac Coffey (アイザック・コフィー)
Full Name: Isaac Coffey
Position: RHSP/(1B/3B)
Born: June 21, 2000
Birthplace: Goleta, California
Height: 6-1
Weight: 205
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 10th round, 2022
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $7,500
College: Oral Roberts
High School: Dos Pueblos HS (CA)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

カレッジでは3B/1Bでもプレーしていた2way選手。大柄ではなく、体格の伸びしろは少ないが、まずまずの運動能力。サイドに近いアームスロットから投げる速球は90 mph前後。成績は良いが球威は平凡。コマンド、制球は良い。アームスロットもあり、フリスビースライダーを投げる。


[Profile]

22' : FCLでプロデビュー。2試合に登板。同じ名前のCutter Coffeyと間違えられて野手でScore Boxに出た時があった。

23' : High-A Greenvilleのローテに抜擢され、傘下指折りの成績でAA Portland昇格。そちらでもしっかり投げた。

23' : AAで序盤はらしくない四球の多さでやはり軟投派ではAAは厳しいかと思ったが、終盤は素晴らしい奪三振率で支配的な登板が続いた。


[Comment]

AAでも今のところかなり三振を奪っている。球威はないものの、ひょっとすると使えるかも。

23' Today's Topics - 7/26

[Today's Game (Game 102 vs ATL)]

Spencer Strider相手にリードを許し、厳しいかと思いきや、CasasのHRなどで追いすがり、逆転勝ち。このプレーが続くならPOも夢ではないか。

Casasは試合を追うごとに良くなってますね。既にOPSで8割を突破。今のペースが続けば、25 HR/OPS 9割弱も可能性ありそう。

先発のBelloはしっかりと試合は作った。ゴロを打たせられるのが強いですね。とは言え、彼のポテンシャルならもう一歩上を目指して欲しい。

Result : BOS 5 - 3 ATL (W55-L47)

2023年7月26日水曜日

23' Today's Topics - 7/25

[Today's Game (Game 101 vs ATL)]

投打に渡る生え抜きの輩出と囲い込み、的確なトレードと、MLB屈指のロールモデルかつ現在MLB勝率トップと羨ましいチーム状態のATL相手に先発の足りないBOSが快勝。

Schreiberのオープナーはともかく、Pivettaが今日も素晴らしかった。バルクリリーフとしては、現在MLB最強との声も。

言っては悪いですが、やや頭痛の種だったKike HernandezをLADに売却でき、Storyも近々復帰と、良いニュースが続いた今日でした。

Duvallには相手のATLが注目しているようで、アピールしてトレードできるとありがたいけど、VerdugoがDay-to-Dayの様子なので難しいかな?

Result : BOS 7 - 1 ATL (W54-L47)

23' Draft Results

23年のドラフトの最終契約結果です。太字が契約者。( )内は契約額で、+/-は-がスロットより浮いた分、+がオーバースロット分の額です。デッドラインが過ぎて確定。今季もほぼギリギリまで使い切りました。


[23' Draft Signing Result]

1 (#14). Kyle Teel, C ($4M (-$663.1K))
2 (#50). Nazzan Zanetello, SS ($3M (+$1,302K))
3 (#83). Antonio Anderson, SS ($1.5M (+$653.2K))
4. Matt Duffy, RHP ($350K (-$230.2K))
4c. Kristian Campbell, SS ($492.7K (+$0))
4c. Justin Riemer, SS ($500K ($12.2K))
5. Connelly, Early, LHP ($408.5K (+$0))
6. C.J. Weins, RHP ($50K (-$270.2K))
7. Caden Rose, OF ($150K (-$100.3K))
8. Trennor O'Donnell, RHP ($50K (-$151K))
9. Blake Wehunt, RHP ($100K (-$78.6K))
10. Ryan Ammons, LHP ($50K (-$117.9K))
11. Nelly Taylor, OF ($300K (+$150K))
12. Max Carlson, RHP
13. Cade Feeney, RHP ($150K (+$0))
14. Jojo Ingrassia, LHP
15. Phoenix Call, SS
16. Isaac Stebens, RHP
17. Dylan Schlaegel, OF
18. Zach Fogell, LHP
19. Stanley Tucker, OF ($100K (+$0K))
20. Robert Orloski, RHP
UD. Cooper Adams, RHP ($150K (+$0K))
UD. Drew Ehrhard, 2B ($150K (+$0K))

Total Bonus Spending - $10,801,200 (+$506.1K)
Total Bonus Cap - $10,295,100
Cap +5% overage - $10,809,855

2023年7月25日火曜日

Prospect Profile: Nazzan Zanetello, SS

今回は、ドラ2のスーパーアスリート、Nazzan Zanetelloくん。ドラ2のスロットを大きく超える$3Mで契約しており、チームの期待が伺わせます。SSでもプレーできるツールがありますが、CFに対応できるダイナミズムがあり、Ceddanne Rafaelaのようなタイプを思わせる。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Nazzan Zanetello (ナザン・ザネテッロ)
Full Name: Nazzan Avant Zanetello
Position: SS/2B
Born: May 25, 2005
Birthplace: Bridgeton, Missouri
Height: 6-2
Weight: 180
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 2nd round, 2023
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $3,000,000
High School: Christian Brothers HS (MO)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

5ツールのバランスが良く、またメイクアップも評価される。美しいスウィングという訳ではないが、優れたバットスピードで、パワーポテンシャルも比較的高い。選球眼も優れている。スピードは70の評価を付けるスカウトもいるが、筋肉が付くと少し落ちて平均から少し上くらいになりそう。SSでプレーできるツールはあるが、CFなどマルチロールでプレーしていく可能性も。


[Background]

ドラフト時のランキングはMLB #52/BA #110/PG #85。Arkansas大へコミットがあった。


[Profile]

23': FCL/Low-A Salemでデビュー。サンプルが少なすぎて何とも言えないが、FCLでも多くの三振を喫しており、なかなか磨くのは大変な印象。

24': 出遅れの後Low-Aへ。当たった時のパワーは光るものがあるが、なんせ打席の半分が三振では話にならない。


[Comment]

運動能力だけで言えば、ここ数年の傘下有望株の中でもトップを争うと見られます。上手く磨いて5ツールのプレーヤーに育てたいですね。

Prospect Profile: Freili Encarnacion, IF

今回は、昨年の海外FA契約で最も大物だった、Freili Encarnacionくん。今季USデビューしましたが、ケガもあり苦戦中。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Freili Encarnacion (フレイリ・エンカーナシオン)
Full Name: Freili Encarnacion
Position: 3B/1B/SS
Born: January 26, 2005
Birthplace: Santo Domingo, Dominican Republic
Height: 6-1
Weight: 180
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (January 2022)
Signing Bonus: $1,100,000
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

まだ細身だが優れたフィジカル。バットスピードがあり、プラスのパワーポテンシャルを秘める。強肩だが、スピードは平凡なので、成長すれば3Bになりそう。守備自体は悪くない。


[Background]

契約時のランキングはMLB #19。


[Profile]

22' : DSLでプロデビュー。ケガなのか出場機会も安定せず、消化不良気味のデビューイヤー。3 HRを放ったように将来は3Bとも言われる打力のポテンシャルは感じた。

23' : FCLでUSデビューもケガで何もしない間に1年が終了。

24' : 途中からLow-A Salemへ合流。ケガに泣かされた前年に続き低空飛行。SSからも外れ、C-IFに移ったにも関わらず、さほど打てていない上に、パワー、選球眼も絶望的。


[Comment]

同世代で多くのSSを取ってしまったので厳しい立場だが、今季は開幕から既に3Bがメインとなっており、南米選手ならではの上限等は魅力。しっかりとフィジカル・スキルを磨いて欲しい。

Former Sox Prospect Review: Ryan Fernandez, RHP

今回は、昨年球威が向上し、傘下のリリーフの中ではトップを争う選手になった、Ryan Fernandez。昨年もRule 5ドラフトのプロテクト候補に名前が挙がっており、そろそろMLB昇格をアピールして欲しいところ。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Ryan Fernandez (ライアン・フェルナンデス)
Full Name: Ryan Fernandez
Position: RHRP
Born: June 11, 1998
Birthplace: Tampa, Florida
Height: 6-0
Weight: 200
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 23rd round, 2018
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $125,000
College: Hillsborough CC
High School: Alonso HS (FL)
MLB Debut: April 3, 2024 (St. Louis)
How Left: Selected in the MLB phase of the Rule 5 Draft by St. Louis (December 2023)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

平均的な体格。速球は元々最速95 mph程度だったが、22年に向上し、最速99 mphとなっている。制球も良いが、球速の割には比較的被打率が高い。カッター、スライダー、カーブ、チェンジアップとレパートリーは豊富。


[Background]

ドラフト時のランキングはPG #455。


[Profile]

18' : GCLでプロデビュー。デビュー後しばらく素晴らしい投球を見せていたが、ちょこちょこ打たれる試合も。

19' : SS-A Lowellでプレー。奪三振率は今ひとつだが、全体的には悪くない。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : Low-A Salemで安定した投球を見せ、最終盤にHigh-A Greenvilleへ昇格。

22' : High-A/AA Portlandで常時96~98 mphと球威が上昇したようで、素晴らしい投球。奪三振率に加え、持ち前の制球力も健在。

23' : AAは問題なくクリアしたものの、AAA Worcesterで壁に。

23' Dec. : プロテクト漏れし、Rule 5ドラフトでSTLが指名。

24' : MLBのブルペンに定着。チームでも2番目の登板数となった。


[Comment]

制球がよく、変化球も色々投げるので、もう少し支配力のある内容でも良さそうですが、AAAではやや苦戦。Chris MurphyなんかもMLBでは良いので、色々なルール変更の影響が投手を苦しめているのか?

23' Minor League Season Memo -7/24~7/30-

先週も書きましたが、W. Gonzalez、Peralesが昇格後も良い感じで嬉しい。ドラフト選手と契約は完了。トレードデッドラインは少し動きがありそう。前週の結果はこちら


〇 7/24

[AAA] : RHP Justin Garzaをオプション。
[AAA] : LHP Brandon Walterをオプション。
[AA] : UT Pablo Reyesがリハブ終了。
[AA] : RHP Wyatt OldsがILから復帰。
[FCL] : UT Claudio SimonがSalem (A)から移動。

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday

[FCL] - Box
E. Polancoが5.0 IP/2 H/0 ER/2 BB/1 K。F. Hernandezが1.0 IP/1 H/1 K。Joh. Garciaが2 H。

[DSL-B] - Box
Y. Vargasが4.0 IP/5 H/2 ER/1 BB/2 K。Semeriteが2 H。Cespedes (5)、F. Jimenez (3)にHR。

[DSL-R] - Box
W. Rodriguezが3.0 IP/6 H/4 ER/1 BB/3 K。マルチ無し。

2023年7月24日月曜日

Former Sox Prospect Review: Kyle Teel, C

今回は、今季のドラフト組からトップバッターで、Kyle Teel。アンダースロット戦略を取ることが多かった近年のBOSのドラフト組の中では、Marcelo Mayerに次ぐ正真正銘の大物有望株。チームの要のポジションにようやく生え抜きのレギュラーが誕生しそうでワクワクしています。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Kyle Teel (カイル・ティール)
Full Name: Kyle Henry Teel
Position: C/(RF/LF/CF)
Born: February 15, 2002
Birthplace: Ridgewood, New Jersey
Height: 6-1
Weight: 190
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 1st round, 2023
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $4,000,000
College: Virginia
High School: Mahwah HS (NJ)
How Left: Traded to Chicago White Sox with Wikelman Gonzalez, Chase Meidroth and Braden Montgomery (December 2024)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

優れたオフェンスのポテンシャルを持つが、パワーを優先しようとすると少しコンタクトが粗くなる。元々はナチュラルヒッタータイプだった。比較的運動能力があり、捕手には留まれるツールがあるが、カレッジではOFでもプレーすることがあり、SSやCF以外ならどこでも守れる可能性がある。肩が非常に強く、Henry Davis (PIT)とも比較される。リーダーシップも高い。


[Background]

ドラフト時のランキングはMLB #7/BA #10/PG #6。北東部New Jersey州出身。父のGarettはLAD傘下でプレー経験がある。BOSスカウトのRay Fagnantとは親しい間柄。


[Profile]

23' : FCLでプロデビュー後、すぐにLow-Aを飛ばしてHigh-A Greenvilleへ。最後はAA Portlandまで到達。ドラフトイヤーにAAでこれだけの成績を残せる選手はパワーポジションの選手でもそうはいないだろう。

24' : もう少しパワー面があると良いが、捕手の重責の中でドラフトの次の年にAAA Worcester昇格。そこでも多少適応期間は要したものの、終盤は問題なく打っていた点は素晴らしい。

24' Dec. : 悲しいですがGarrett Crochetの見返りでCWSへ。


[Comment]

左打ちなのも正捕手として理想的ですね。守備も十分な基礎ツールはあるので、打てさえすれば3年以内には正捕手候補になるでしょう。