2016年4月21日木曜日

Former Sox Prospect Review: Austin Glorius, RHP

今回は、昨年UDFAで契約した選手ながら、最速97 mphの速球で一気に注目度を上げた、Austin Glorius。少し残念なことに、この春既にリリーフにコンバートされてしまいましたが、上限は高い選手だと思います。名前がまた、"Glorious (栄光)"を思わせる素晴らしい名前。BOSに栄光をもたらす選手になって欲しいですね。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Austin Glorius (オースティン・グロリアス)
Full Name: Austin Charles Glorius
Position: RHRP/RHSP
Born: May 10, 1993
Birthplace: Orlando, Florida
Height: 6-3
Weight: 205
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: Undrafted free agent (August 2015)
Signing Bonus: Not Announced
College: Valdosta State
High School: Windermere Prep (FL)
How Left: Released (January 2019)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

若干まだ細いが素晴らしい投手体型で、運動能力も高い。メカニクスはやや堅く、力が入り気味だが、速球は常時92~94 mph、最速97 mphと非常に威力がある。制球はまだ粗い。82~84 mphと球速のあるチェンジアップはまだムラがある。スプリッターに近いボール。78~80 mphのカーブに、カッター気味の小さな変化のスライダーも投げる。


[Background]

15年のドラフトでは、MINやKCなど、いくつかのチームがドラ30~40で興味を示していたそうだが、最終的に名前が呼ばれることは無かった。スモールスクールでプレーしたことも影響したのかも。しかし、サマーリーグで好投を見せると、各チームからオファーがあったそうだが、BOSのオファーが一際高く評価していたこともあり、BOSへUDFAで入団。


[Profile]

15' : SS-A Lowellでプロデビュー。97 mphの速球に加えて、26.2 IPで36 Kを奪うなど、支配力を見せて、注目度を上げた。

16' : 今季はSTでのアピールに失敗し、Low-A Greenvilleで先発落ち。速球も球速が落ちていたよう。前半戦制球も悪く、不安定な内容だったのが、後半戦も含めて、最終的にはまずまず見れる数字に落ち着いた。

17' : High-A Salemでリリーフで投げた。今季は制球が大幅に悪化。

18' : GCLでリハブ後、High-Aまで戻ったが、ケガもあって鳴かず飛ばず。特に制球が酷い。

19' Jan. : リリース。

19'-21' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

もう少し先発で見たかったな、というのが正直な感想ですが、メカニクスの堅さとセカンドピッチ以降の未熟さからして、リリーフ向きというのは大方の見方ではあった。セットアップ以上への成長を期待しています。

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