2015年7月23日木曜日

Former Sox Prospect Review: Gerson Bautista, RHP

今回は、GCLで投げているパワーピッチャー、Gerson Bautista。契約直後に薬物使用で出場停止を受けましたが、復帰して先発で使われているところを見ると、そのアームには割りと期待されているようです。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Gerson Bautista (ゲルソン・バティスタ)
Full Name: Gerson Bautista
Position: RHRP/RHSP
Born: May 31, 1995
Birthplace: San Juan de la Maguana, Dominican Republic
Height: 6-2
Weight: 170
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (April 2013)
Signing Bonus: $250,000
MLB Debut: April 17, 2018 (New York Mets)
How Left: Traded to New York Mets with Jamie Callahan and Stephen Nogosek for Addison Reed (July 2017)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

まだ細いが投手体型。速球は常時91~93 mph、最速95 mph程度と球威があるが、メカニクスが非常に堅く、クロスファイヤー気味に投げる。15年には100 mphに届いたよう。83~86 mphのスライダー、87 mph程度のチェンジアップも持つ。メカニクス的にはリリーフになりそうではある。


[Background]

13年の春にBOSと契約し、直後のDSLでプレーすると見られていたが、契約後のPEDで50試合の出場停止。


[Profile]

14' : 出場停止が明け、1年遅れでDSLでのプロデビュー。ローテの一人として投げ、奪三振率は低いものの、被打率、被HRも非常に低く、力のありそうなところを見せた。シーズンで0.96 ERAと素晴らしい成績でローテを守った。

15' : GCLでプレー。時折大きく崩れる試合があったが、全体的にはUS 1年目で文句無し。制球が粗く、K/BBはイマイチだが、被打率・ゴロ率が高く、力のあるボールを投げそうという印象は昨年と共通。

16' : 割とあっさりリリーフへ。SS-A Lowell開幕までXSTに留まらされていた割に、SS-Aをあっさり支配してLow-A Greenvilleへ。ややもったいない使い方だった。Low-Aでは最 初少し打たれたもののしっかり投げた。

17' : High-A Salemで開幕。傘下に残された最大のパワーアームということで期待したが、三振はまずまず奪うも、コマンドや変化球の不足を露呈。

17' July : リリーフ3人のパッケージでNYMへ。

17' : NYM移籍後は同じHigh-Aで大きく内容が向上。

18' : NYM-AAで被安打が多いものの、高い奪三振率を示し、シーズンの早い段階でMLBデビュー。平均97 mphの速球を見せたが、あまりにも未熟でAAAへ。三振は奪っているものの、そちらでも今一つ。オフにEdwin DiazなどとのトレードでSEAへ。

19' : Edwin Diazの見返りの一部でSEAへ。PCLへの適応に苦しみ、不安定な投球に終始。制球も大きく乱れている。
20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : SFと契約し、AAAで9試合に投げるもリリース。

22'-23' : メキシカンリーグでプレー。


[Comment]

こういった薬物使用等があった選手は、Theo Epstein前GMなら即効契約解除だったでしょうが。海外FAな上に、1年遅れてデビューしているので、それもあって、いずれはリリーフになりそう。

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