皆様明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。新トップのBreslowの元でもオーナー側からのペイロール削減方針が続くようで、そうなるとやはり若手の育成は競争力の最大の源泉になる。現野手陣にMayer、Teel、Anthony、Yorkeが加われば野手はかなりのレベルになりそう。あとは投手です。
*26歳以下の選手が対象。( )内は昨季のランキング。NRは昨季のTop 50圏外だった選手、Newは今年度からの新加入選手。
[24' BOS My Top 50 Prospects]
1 (2). Marcelo Mayer, SS : Rank A。AA昇格後の苦戦はケガもあったよう。Jackson Holliday (BAL)やJordan Lawlar (ARI)に少し先行された形だが、High-Aでのプレーを見る限りは特に過剰な懸念は必要ないだろう。ただやや堅く見える身体とそれもあるのか細かいケガを抱えてのプレーが多いのは改善したいところ。
2 (New). Kyle Teel, C : Rank A。同時期のAdley Rutschman (BAL)を上回るパフォーマンスには驚嘆させられる。現時点ではややパワー面の進歩が他のツールには及んでいないが、Joe Mauerのような守備とシュアな打撃で、いずれパワーも平均的になっていくのではないか。卒業しなければ来オフには全体Top 10の可能性もありそうだが、BOS的にはPO争いをしているなら、24年夏頃には上がって来てもらいたいところ。
3 (17). Roman Anthony, CF/RF : Rank A (Borderline A-)。まだまだ未完のBleisを除けば、Jarren Duran以降やや小粒な選手が多かったOFに現れた大器の新星。素晴らしいパワーに加えて、コンタクトもここまでは上々。スピードは落ちて来るだろうが、CFである程度プレーしている選手なので、広いFenwayのRFにはフィットしたプロフィール。肩は劣るだろうが、選球眼のあるJosh Reddickのようなイメージか。
4 (3). Ceddanne Rafaela, CF/SS : Rank A-。選球眼のところでまだフロアーが見えない部分はあるが、守備に加えて、パワー面がフロックではないところを見せたことから、MLBの戦力になる見込みは高くなって来たと思える。M-IFが不安な直近においては、彼がOFのローテーションとM-IFの控えでプレーできるのは大きい。良い春を過ごして開幕MLBを目指して欲しい。
5 (4). Nick Yorke, 2B : Rank B+。出足好調も、中盤以降あまり目立たず。AAAへの昇格もなかったのは残念。一方で打球の質は比較的高いようだし、ボールも選べる。懸案の守備も印象重視ではあるが、各リーグの監督が投票で選ぶリーグの最優秀ディフェンダーにも選ばれており、改善傾向か。やや増えた三振を減らし、コンスタントにラインドライブを打ってくれれば。
6 (13). Wilkelman Gonzalez, RHSP : Rank B+。出足は今一つだったが、途中からコンスタントに2桁奪三振など成長を見せ、元々期待していた選手に近づいてきた。AAAでこけている先発の有望株が多い中、40人枠に入り、来季終盤にはMLBデビューしても良いくらいのレベルまで上昇を期待したい。
7 (19). Luis Perales, RHSP : Rank B+ (Borderline B-)。W. Gonzalezと双璧だが、昇格後のパフォーマンスと上層での実績を加味してシーズン中盤のランキングと入れ替えたが、上限で言うと勝っていると思っている。High-Aまでで40人枠に入ってしまったのが育成に影響を与えかねないが、24年は早期にAAに上がって欲しいところ。
8 (9). Blaze Jordan, 1B/3B : Rank B (Borderline B+)。傘下上位有望株でもあまり話題に取り上げられることが少ない選手だが、20歳でAAでもまずまずの成績を残しており、Anthonyを除くほぼ全ての有望株より年齢より上のクラスで活躍している選手になる。ドラフト時の評価とは異なり、三振が少なくコンタクトが異様に良い一方、パワーや選球眼も悪くないレベルに成長。24年は少し体重を減らしてフィジカルになって臨むようで、近未来にTriston Casas、Rafael DeversとC-IF/DHを埋めてくれそう。
9 (23). Wilyer Abreu, OF : Rank B (Borderline B+)。上限はやや低めだが、終盤戦のMLBでしっかりプレーしたことにより、フロアーで一気に評価を高めた。MLBでもボールをしっかり見て、長打も出ているのでネガティブ要素が少なく、守備もピュアなCFではないが、肩が比較的強いようなので、Fenwayであれば3ポジションいずれでもプレーできるのも魅力。既に24年は戦力として計算されているだろう。
10 (New). Richard Fitts, RHSP : Rank B (Borderline B+)。NYYが比較的得意とする、ミッドタイアーのカレッジ右腕の育成の成功例。左右の違いと1年後輩というところだが、上限やステップアップのイメージはRule 5で奪われたShane Drohanに近いだろうか。スタッフはまずまずだが、プレミアムアームではない。NYYや、同じくNYYから来たGarrett WhitlockのようにまずはマルチイニングのリリーフでMLBに定着した上で、他との兼ね合いで先発にチャレンジするチャンスが来ればという感じ。制球が比較的良いスタッツの一方、先発としてはやや球種が少ない印象なのでなおさら。
11 (7). Miguel Bleis, RF/CF : Rank B (Borderline B+)。潜在能力で今でも評価が高いが、23年はほぼ爪痕を残せず。Low-Aでこの数字ではいくらツールがあっても懸念が強い。一時期弱かったOFに生え抜きが多く台頭し、RosierやAnthonyもMLBに近づいている中、彼を計算しなくても良いのはある意味好都合か。失敗しても将来構想に響かない一方、再度上昇気流に乗るならアップグレードが期待できるので。
12 (11). Mikey Romero, SS/2B : Rank B。ほぼ一年何もできなかったが、潜在能力を信じて評価は大幅ダウンは無し。ただケガの多さもあってか、SSでの起用比率が上がらないのは気になる。最近は多くの選手にマルチポジションを守らせているとは言え、SSを守れてこそのドラフトでの評価も大きかったと思うので、2Bメインだとちょっと上限を欠く感。
13 (New). Nazzan Zanetello, SS : Rank B (Borderline B-)。身体能力は間違いないだろうが、コンタクトに懸念のあるデビューに。SSとCFでプレーさせると聞いているが、さっさとOFに移して打撃を磨いた方が良さそうなタイプには見えてしまうが。
14 (46). Corey Rosier, OF : Rank B (Borderline B-)。獲得時はあまり評価していなかったが、今季の特に中盤以降好調で評価上昇。C-OFメインの割にややパワーを欠いてはいるものの、足を絡めてそれなりに長打も出るし、四球で出塁して盗塁でチャンスを広げることもできる。左打ちで小粒なDuranという感じ。AAで結果を残して来ているので、貴重なデプスとなった。
15 (16). Nathan Hickey, C : Rank B- (Borderline B)。やや数字を落として終わったものの、打撃に関してはここまでのところあまり不安はない。ただTeelもいる今、無理して捕手で使い続けるよりは、かつてのKyle SchwarberのようにLF/DH/1Bといったところで活路を見出すべきか。それでもCasasの存在もあり、ブロック気味にはなってしまっているが。
16 (6). Brandon Walter, LHSP/RP : Rank B-。STでは良く見えたが、昨季のケガの影響で、以前の平凡な投手に少し逆戻りしてしまった感。ただ以前よりもフィジカルの向上は間違いなので、しっかり回復とトレーニングを経て、良かった頃の投球を取り戻したい。少しでも戻れば、最低限対左中心の勝ちパターンにはなれるレベルの能力は持っているはず。
17 (10). Chris Murphy, LHRP/SP : Rank B-。リリーフとは言え、MLB実績でWalterより先に行っているが、能力が戻った時の先発としての上限を加味してWalterを上にした。バルクリリーフや先発でも起用されているが、マルチ投げるのは良いとしてもまずはリリーフでしっかりと戦力にしたい。現時点で左のセットアップ候補としては最も期待している。
18 (New). Antonio Anderson, 3B : Rank B-。SSでの指名だったが、既に3Bへコンバート。体格を見ると、いずれパワーが付けば1Bの候補かも。Zenetello同様とにかくコンタクトで上手く育成できるか。不安も大きいが上限には期待したい。
19 (30). Elmer Rodriguez-Cruz, RHSP : Rank B-。無名気味のドラフティーだったが、ここまではスカウトの目が正しかった。大きな穴はなく、体格も含めてまだまだ伸びしろも十分。もう一段のブレイクを期待している。
20 (49). Allan Castro, OF : Rank B- (Borderline C+)。体格、ツールにはさほど恵まれていないが、結果を残して存在感を増している。Low-Aではボチボチだったが、High-A昇格後は素晴らしいプレーぶり。選球眼も良く、穴はあまりない。更に評価を上げる可能性のあるダークホース。
21 (NR). Yordanny Monegro, RHSP : Rank B- (Borderline C+)。圏外からでは最も大きく上昇して来た投手有望株だろう。一昨年DSLで好投したものの、昨季はRk-FCLで苦戦したが、球威の上昇もあってか、23年はFCLで開幕も一気にHigh-Aまで駆け上がった。体格、球威、アウトピッチは問題ないので、サードピッチやコマンドの向上が先発としての大成のカギだろう。
22 (NR). Johanfran Garcia, C/1B : Rank B- (Borderline C+)。不作だった捕手有望株が今季は次々ブレイク。どちらも守備の完成度はまだまだだが、パワーや肩といったツールの評価の高い、Joh. GarciaとBrannonは切磋琢磨しての成長が期待される。何度か書いているかもしれないが、先行するWongをいずれ左のTeelがオーバーテイクし、さらにその数年後は右のGarciaかBrannonがWongの後釜になるのが待ち遠しい。
23 (New). Yoeilin Cespedes, SS : Rank B- (Borderline C+)。一点集中ではなく、分散投資を重視する海外FA戦略の中で、Bleisはともかく、比較的大きめの額を費やした選手がこけていることが多い中で、久しぶりにスマッシュヒットになりそうな選手。コンタクトが良いだけでなく、しっかりとボールを叩けている感じのスタッツで、上のクラスでも対応できそう。SSよりは2Bか3Bと見られており、Jose Altuve (HOU)のようなオフェンシブな2Bになってくれると良い。
24 (14). Eddinson Paulino, IF : Rank C+ (Borderline B-)。比較的期待されていた中で、やや目立たないシーズンに。一方で、この2年、Mayer、Bonaciと並んでプレーする中で、スポットライトが当たりづらかったとも言える。2年連続でほぼ全てのスタッツで同じような数字が並び、ある意味着実には成長しているのか。左打ちで、SSを含めてマルチポジションをソリッドに守れることから、MLBのロスター構成を考えると割と有用になれる可能性が高い。Bonaciがどうなるかわからない中で、24年はAAでこの2年と最低限同等、できればもう一段上の数字を期待したい。
25 (41). Chase Meidroth, IF : Rank C+ (Borderline B-)。High-Aでロケットスタートを切り、傘下でもTop 15に近い位置に上がって来たが、やや尻すぼみで終わった。マークが厳しくなったということなのだろうか。パワー、スピード、守備はあまり高い価値がなく、とにかくコンタクトが必要とされるので、24年は勝負の年になりそう。
26 (50). Jedixon Paez, RHSP : Rank C+ (Borderline B-)。年齢の割に洗練された選手で、ハイフロアー/ローシーリングタイプではあるが、スタッフと成績の両面で着実な進歩を見せている。High-Aで更にそれらが成長した姿を見せれば、一気にTop 10入りの可能性。Monegroには少し追い抜かれた印象だが、下層の投手の中でも期待している選手の一人。
27 (5). Bryan Mata, RHSP : Rank C+。オプション切れに向けて、リリーフでも良いからMLBで可能性を見せて欲しいシーズンだったが、あえなくケガ。最後のチャンスのAFLでもイマイチ。40人枠に余裕が多少でもあれば、有象無象のAAAAリリーフよりは残して欲しいと思うし、STで素晴らしければワンチャンだと思うが可能性は低い。DFAしてもクレームされる可能性は半々以下だろうが、WASあたりのリビルドチームなら手を出す可能性も。
28 (NR). Grant Gambrell, RHSP : Rank C+。TJ明けの出足はイマイチだったが、シーズン後半はAA/AAAで好投。Rule 5ではプロテクトしても良いと思っていたが、プロテクトされず、指名も受けなかった。データ上はJosh Winckowskiみたく、リリーフならすぐにでも上で使えると思うチームがありそうだったが、実際はそこまでではないのだろうか?
29 (New). Isaiah Campbell, RHRP : Rank C+。完全に即戦力と言えるかは不明だが、元ドラ2でスタッフもしっかりしており、MLBでのデビューも良かった。オプション持ちでマイナーに置いておけるデプスアームとしては申し分ない。少しマイナーで鍛えても良いのでセットアップに育てたい。
30 (NR). Hunter Dobbins, RHSP : Rank C+。Gambrellと並び、やや地味めだが、スタッフと成績の両面でしっかりとしており、近未来にリリーフでの可能性も含め、MLBでの貢献が期待できそうな選手。Gambrellよりスタッフ面は少し上だが、先発での実績とAAA実績の差でこの順に。リリーフで使って球威が伸びれば更に面白いかも。
31 (24). David Hamilton, SS/2B : Rank C+。二年連続で出足は良かったが失速。マイナーではパワーを見せているものの、MLBではそこまで打席での脅威になりそうにない。一方で守備は今季SSが多かったものの、MLBでは2Bがベストか。スピードとUT性が重要になるだろうが、後者ではSSやCFをそれなりに守れないと価値が低い。Enmanuel ValdezやRafaelaがいる中でロスターに置き続けるには結果を出すしかない。
32 (36). Brooks Brannon, C : Rank C+。Joh. Garciaよりも先行していたが、ケガで離脱して追い抜かれた印象。とは言え、パワーを中心に期待できるスペックはあり、24年はブレイクの期待が掛かる。
33 (New). Kristian Campbell, 2B/OF : Rank C+ (Borderline C)。スピードと運動能力があり、スペック的にはD. Hamiltonに似ている。既にSSからコンバートされており、スピードがある割には両翼と2Bなので、プレミアムな守備者という付加価値はあまりないが、比較的体格があり、フィジカルの成長次第ではUT性も含めて有用になる可能性。
34 (37). Luis Guerrero, RHRP : Rank C+ (Borderline C)。STの出来からするとややインパクトに欠けるシーズンとなったが、ひとまずAAAには到達。球威を武器にリリーフの中では期待している選手なので、24年は戦力として期待したい。球速の高いレベルでの安定が欲しい。
35 (New). Zach Penrod, LHSP : Rank C (Borderline C+)。まだ実績が少ないのでこの位置にしているが、AFLでのプレーぶりからはもっと上に行ける可能性を持つ。年齢は高いのでブルペン起用も頭には入っているだろうが、24年が楽しみな選手ではある。
36 (NR). Marvin Alcantara, SS/2B : Rank C (Borderline C+)。23年は出足は良かったが予想外に苦戦。前年の活躍で同年代の海外FA契約選手の中では最も期待度が高かったが。BOSの好む、小柄だがエネルギッシュでバットコントロールに優れた選手だが、フィジカルが成長せずに貧打な選手も多く、どちらに行くか。
37 (New). Justin Riemer, SS : Rank C (Borderline C+)。カレッジのM-IFらしい選手で、飛び抜けた身体能力はなさそうだが、ハイフロアータイプだろう。現状SSでリストされているが、最適は2Bになりそう。上層でSSでプレーできないとなるとあまり高くは評価しづらくなるが。Meidrothのようにコンタクトで生き残っていきたい。
38 (48). Angel Bastardo, RHSP : Rank C。一時期90 mph中盤から後半を投げていたようだが、先発で多くのイニングをこなした23年はそこまでの球速ではなかったよう。ボールのムーブもそこまでとの評価だが、一方で23年はマイナー全体でも多く空振りを奪っており、キレなのか変化球とのコンビネーションなのか投げ方なのか。素質はあると思うので、ブルペンも含めて上手く使って行きたい。
39 (NR). Natanael Yuten, OF : Rank C。2年連続でRkクラスでは優れたコンタクトを示した。波の少なさも魅力でファンダメンタルの高さを感じる。両翼としてはもう少しパワーが欲しいが、全く長打を打てていない訳でもないので、身体が成長すればランキングを駆け上がる可能性もありそう。
40 (27). Cutter Coffey, IF : Rank C。デビュー以来低空飛行が続く。BB/SOなど見ても、全くのオーバーマッチではなさそうで、当たればそれなりに長打も出ている。AnthonyやA. CastroなどもLow-Aではイマイチだったのが、High-Aでは打っていたので、もしかすると今後離陸する可能性もあるが、今のところ期待外れ気味。
41 (-). Noah Song, RHSP : Rank C。Rule 5ドラフトでの指名から帰って来たものの、やはりブランクを感じさせる内容で、スタッフも以前の彼ではなく。ケガもあったし、じっくりトレーニングをすれば復活の可能性はあると思っているが。リリーフでも良いのでサクセスストーリーを築いて欲しい。
42 (22). Brainer Bonaci, SS/2B : Rank C。本来はこんなところにいる選手ではないが、事件を起こして復帰は未定。才能があり、開花して来ただけにもったいない。
43 (NR). Alex Hoppe, RHRP : Rank C。目立たないまでも球速に期待していたが、いきなりHigh-Aということもあってか、出足は苦戦。それでも尻上がりに内容を上げ、最後はフルシーズン1年目でAAへ。最終盤でも90 mph後半の速球を見せており、近々リリーフ有望株でトップになり得る選手。
44 (26). Stephen Scott, C/1B : Rank C。打つ方はよくやっていると思うが、捕手でなければ、というところはあるし、その捕手の守備面とポジションが被る1Bや捕手、DHがCasasやTeel、吉田正尚で当面埋まりそうなので今以上の打撃を見せないとチャンスが回ってきづらい。
45 (8). Matthew Lugo, 3B/LF : Rank C。一年で株は大暴落。あまり評判は良くなかったとはいえ、昨年は途中まではSS専門で、シーズン通じてもSSでのプレーが一番多く、その中で早打ちとは言えコンタクトとパワーを見せたが、今季はコーナーポジションに完全に移った上で打撃が鳴かず飛ばずでは。オフェンスの上限はある選手だと思うが、向上に取り組むメイクアップを改善できないと厳しい。
46 (NR). Isaac Coffey, RHSP : Rank C。マスタフルな投球で傘下でもトップクラスの成績を残したが、上層を支配できるだけのスタッフには欠ける。少し前ではVictor Santos、現在はVan Belleと彼はAAAで好成績を残すところまでは行ってもそこ止まりになってしまいそう。
47 (New). Flanklin Arias, SS : Rank C。DSLの選手だが、Cespedesは別格にしてもここ数年でもトップクラスの活躍。シーズンの多くの期間で4割を超えるアベレージを維持した。Cespedesよりも守備寄りと言われ、こちらがSSに留まる可能性が高そうだが、一方でフィジカルを欠く印象なので、上のクラスでこの打撃を維持できるかは今後の成長次第になりそう。
48 (NR). Nick Sogard, UT : Rank C。昨年は大きく後退したパワーが少し戻り、M-IFが悲惨な状況で使ってみるチャンスもあったと思うが、やはり攻守に決め手を欠くか。レポート的にはSSをそれなりに務められそうなのだが、マイナーでも3Bが多く、そちらも身体能力がネックか。
49 (NR). Dalton Rogers, LHSP : Rank C。同期左腕のDeanほどではないものの、三振はまずまず獲れるが制球難で、先発としての大成は難しそう。球速はあるし、あまり先発に拘るよりもリリーフで戦力になるなら、と思う選手の一人だが。
50 (34). Tyler McDonough, UT : Rank C。プロデビューは良かったが、ここ2年は低迷。UTな選手だが、MLBでプレミアなポジションを守るレベルには無さそう。パワーとコンタクトのバランスがやや悪い感で、もう少しラインドライブを打つことに集中すればアベレージはマシになりそうな気もするが。
Honorable Mention : RHSP Wandy Abreu; RHSP Gilberto Batista; RHSP Luis Cohen; RHSP Willian Colmenares; RHSP Matt Duffy; RHSP Jesus Garcia; RHSP Chih-Jung Liu; RHSP Chansol Lee; RHSP Alvaro Mejias; RHSP Eybersson Polanco; RHSP Elvis Soto; (40) RHSP Tyler Uberstine; (29) LHSP Jeremy Wu-Yelland; LHSP/RP Noah Dean; LHSP Connelly Early; (38) RHSP/RP Juan Daniel Encarnacion; RHSP/RP Cristian Nunez; RHRP/SP Luis De La Rosa; RHRP/SP Gabriel Jackson; RHRP Taylor Broadway; RHRP Felix Cepeda; RHRP Theo Denlinger; (28) RHRP Franklin German; RHRP Justin Hagenman; RHRP Nicholas Judice; RHRP Reidis Sena; RHRP Chase Shugart; RHRP Justin Slaten; RHRP Christopher Troye; RHRP Jacob Webb; RHRP Ryan Zeferjhan; C Enderso Lira; C Daniel McElveny; C/1B Andruw Musett; C Ronald Rosario; C/1B Kleyver Salazar; (33) 1B/3B Alex Binelas; (18) 1B Niko Kavadas; 1B Armando Sierra; 2B/3B Ahbram Liendo; (39) 3B/SS Freili Encarnacion; (43) 3B/1B Lyonell James; 3B/2B Starlyn Nunez; SS/2B Luis Ravelo; (21) IF Christian Koss; (45) LF/RF Miguel Ugueto; CF/RF Jhostynxon Garcia; CF Nelly Taylor; RF/LF Juan Chacon; OF Kelvin Diaz; OF/1B Bryan Gonzalez; (35) OF Gilberto Jimenez; OF Eduardo Lopez; OF Cristopher Paniagua; UT Fraymi De Leon; (47) UT Max Ferguson; UT Andy Lugo
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5 件のコメント:
CWSのDylan Cease獲得に向けてBOSとのトレードが進んでるみたいですね。
どういうパッケージで交渉しているのか....そもそも合意できるのか....
Ceaseとのトレードはあまりしてほしくないなあ・・・今永取れそうだし、どうせトレードで取るならCorbin Brian Burneの方が対価少なく済むのでは?
フェンウェイパークさん
ソウシさん
MLBTRにはそれっぽいのはなかったですがそうなんですか?
まぁ一人は欲しいので見返り次第ですかね。残り二年なので、法外な見返りでなければとは思いますが。
現状、今永はレッドスックスとカブスのどっちかみたいですが(エンゼルスはよっぽどの事がない限り行かないので)そもそも今永取りの意欲はどんな感じなんでしょうね
というかレッドスックス自体噂は色々流れますがどの投手に関しても(野手もですが)いまいち本気で取りに行ってる感じがないですよね
セールのトレードは良かったし情報漏れないように動いてるだけならいいんですが
吉田のトレード話もニュースにはなってますが昨年はWBCあって初めてのMLBだったので今年の成績見てから考えた方がいいですよね
そもそも吉田はNPBでは後半成績が上がる選手だったので今季は期待できるはずだし
ソウシさん
向こうでも引用されていましたが、日系のスポーツ誌だと、SFかLAAで決まりなんて情報もあって、決まるまではなんともですね~。
Borasクライアントがなかなか決まらないオフが続いているので、少し要求下がってきてMontgomeryと6年$140Mくらいならいいんじゃないかと書いている人もいましたが、少し駆け引きがでてきそうですね。
ここ数年限りある予算では、欲しい選手がいるからと言って、やり繰りを考えると交渉がまとまりづらいのも確かだと思います。
そんな中、今のところトレードで、Bloom(とその前から)残された余剰や不良債権を整理しながらチームを形づくり始めているBreslowはよくやっていると思います。
個人的には立ち位置から考えると、吉田は出すべきとは言いませんが、出しても良い範疇かと。それこそCeaseの見返りのセンターピースでと言われたら自分だったら喜んで出すと思います。
それは吉田本人の問題ではなく、あくまで他選手との兼ね合いでということですが。
一方で日本人選手の多くはどうしても終身雇用的な扱いの方がしっくり来るようなので、一年で放り出すとなると今後のNPBの選手獲得にも影響するだろうし、よっぽどの話が来ない限りは無いとは思っていますが。
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