2014年9月30日火曜日

15' Draft Watch - Boston's Strategy ver.1

14年のMLBシーズンが終了しました。ドラフトまでまだ時間はありますが、まずは15年ドラフトクラスを真剣に追い始める段階の、個人的なドラフト展開の希望などを。BOSは夏のJon LesterのトレードでOAKからロッタリーピックのドラ2sを受け取っていますが、それも含めて今季はFA補償でピックを喪失する可能性は高い。


[15' Boston's Strategy ver.1]

1st round (#7)
Ideally - Michael Matuella (Jr.-RHP)
Other Favorite - Kyle Funkhouser (Jr.-RHP), Brady Aiken (Fr.-LHP), Brendan Rodgers (HS-SS/2B)
Realistically - Walker Buehler (Jr.-RHP), Phil Bickford (So.-RHP), Ashe Russell (HS-RHP), Nathan Kirby (Jr.-LHP), Kolby Allard (HS-LHP), Justin Hooper (HS-LHP), Ian Happ (Jr.-2B/OF), Alex Bregman (Jr.-SS/2B), Daz Cameron (HS-OF)

2年前と同じく、全体#7ということで、非常にシンプル。良い選手をNo.1~7にランクして、残っている中でベストを選べば良いのだから。現時点では、Michael Matuella、Brendan Rodgers、Brady AikenがTop 3の有力候補。中でも抜群の球威と体格を誇るMatuellaは、残っていればベストな選択肢だろうが、現時点では恐らく落ちて来ない。とは言え来年の6月までに何があるかはわからないので。

RodgersはSSでやっていけるのか、Aikenは14年全体#1で指名されながら合意できなかった原因となったメディカルへの不安がそれぞれどうなるか次第だが、どちらも全体#1になってもおかしくないポテンシャルを持つ。セカンドタイアーのグループでは、サマーリーグで評価を上げたWalker BuehlerやPhil Bickford、それに少し前は全体#1最有力とも言われていたDaz Cameronなどか。

BuehlerやBickfordももちろん優れたアームだが、前者は体格の小ささが、後者はアームスロットと実績不足が気にはなる。Cameronは父のMikeがBOSでプレーしたこともあり、悪くない選択肢だが、このところ少し評価を落としている。それよりも個人的にはKyle Funkhouserが好み。身長は6'2"とズバ抜けた長身ではないが、既に完成された体格から、常時92~94 mphの速球を投げる。

サードピッチや制球への不安はあるが、カレッジでも最も支配的な選手の1人で、フロントラインクラスの上限がある。他では、このところのショーケースで評価を上げているJustin Hooper、Kolby Allard、Ashe RussellといったHS-Pが目立つ。ただ6月までには評価はかなり変わるだろうし、現時点で特にお気に入りの選手はいない。強いて言えばHooperだろうが、全体#7でHS-LHPは2年前の苦い記憶が蘇るので。

最近の上昇株にどうしても注目が当たり、少し目だたなくなっているがNathan KirbyやAlex Bregman、Ian Happらも15年シーズンで再び活躍すればTop 10の候補だろう。ただBregmanもHappも守備に疑問があり、どちらも2BやCFでプレーするとなると、SSほどの魅力は無いが。Kirbyは12年のドラフトでも個人的に気に入っていたし、個人的には候補としては悪くないと思っている。


Supplemental round or Later
Favorite - James Kaprielian (Jr.-RHP), Josh Staumont (Jr.-RHP), Tomas Eshelman (Jr.-RHP), Ryan Burr (jr.-RHP), Austin Smith (HS-RHP), Chris Shaw (Jr.-1B), David Thompson (Jr.-3B/1B), John Aiello (HS-SS/3B), Nick Shumpert (HS-SS), D. J. Stewart (Jr.-OF), Rhett Wiseman (Jr.-OF)

ドラ1s以降で可能性のある中で、個人的に気に入っている選手のリストです。BOSが今季ドラ1後に、サプリメンタルピックを受けるとすれば、FAの上原にQOした上で他チームに行った場合ですが、これは現実的には可能性はほとんど無い。再契約か、QOを受け入れての残留が濃厚。もちろんロッタリーピックをトレードで得る可能性はありますが、トレードバイトもあまり無い。その後はドラ2が#45~50前後にあって、ドラ2の後ろのロッタリーピックがある。

ただオフは投手陣の整備が必須で、FA市場に有力投手が出てくることを踏まえて、夏にCespedes等をトレードで得たことから、ドラ2、またはドラ2sくらいまで喪失する可能性は高い。Lesterであればピック補償はないですが、再契約は難しいとも言われていて、BOSはJames Shields (KC)を好んでいるとも。また3BにPablo Sandoval (SF)あたりを狙う可能性もある。どっちみちFAで失うなら、見返りにドラフトピックをもらうべきだったのかはかなり疑問ですが。

まぁそれはともかく、もしドラ2があるなら、個人的には一番最近気になっているのはAustin Smith。体格とスムーズなメカニクス、それに球威を兼ね備えた上限の高い選手です。また現時点ではドラ1候補だけど、D. J. Stewartが残っていれば指名したい。CFを守るスピードは無いが、とにかく打てるし、BOSに必要な左打ちのC-OF。あとはJames KaprielianやJosh Staumontなども球威があって、このあたりで獲れるなら上限の高い選手。

血筋絡みでは、M. Bettsの従兄弟であるNick Shumpertも魅力的。5ツール揃った選手で、体格も大柄過ぎず、SSに残るなら非常に高い上限がある。Chris ShawはローカルボーイでBoston大でプレーする左のパワーヒッター。ドラ2sかドラ3で獲れればベストだけど、最近評価を上げている。ドラ2でも欲しい選手になるかも。ローカルボーイで言えば、Rhett Wisemanもいる。15年は成績を上げてBOSで来てくれたら嬉しい。

2 件のコメント:

赤とんぼ さんのコメント...

こんばんは。
今年もお疲れ様でした、昨年の頂点から、底に転落してしまいましたが、来年に期待したいです。
今年は、どこがWS勝つのかな?個人的にはKCにガンバッテ欲しいです(^^)

ララ さんのコメント...

赤とんぼさん

こんにちは~!

まぁ終わってしまったことはしょうがないので、また来年ですね。

BOSの卒業生だらけのOAKを応援していたのですが、負けちゃったからなぁ...。DET、LAD、LAA、STL、SFあたりは所謂強豪やメジャーチームなので、ひねくれものの自分としてはそれ以外を応援したいところです。同地区でBALか、OAKに勝った勢いでKCか、NLでWASあたりが優勝してくれた方が嬉しいかな。

なんやかんやで大舞台の経験でSTLやDET、LADあたりがやっぱり有利かとは思いますが。