2021年12月29日水曜日

21' Today's Topics - 12/28

[Today's Topics]

今年度も残りあと数日ですね。本年も皆さま大変お世話になりました。昨年よりは少し明るい兆しも出てきましたが、長引く自粛の疲労感もあり、つらい思いをされている方も多いかと思います。

来年は皆さまにとって良い年になりますように。また当ブログでも明るく、楽しい話題を多くできるといいですね。良いお年を!

22' Draft Watch - Draft Board 9 (Red Sox Linked Player)

今季のBOS関連の選手です。ニューイングランド出身者やニューイングランドのカレッジでプレーする選手。BOSの過去の指名選手、BOSでプレーした選手との血縁者のまとめ。個人的にBOSのドラ1に欲しいと思っている、Connor Prielipp、Reggie Crawfordの両左腕だけでなく、3年前に入団を熱望していたSebastian Keaneなど、気になる名前が多い。


[22' Draft Board (Red Sox Linked Player)]

Connor Prielipp, LHP, Alabama (Jr.)

Photo from blogspot.com

B/T: L-L
Height: 6-2
Weight: 170
Last Drafted: 37th round (19') by BOS
Ranking: MLB #25
Projection: Mid 1st round to Late 1st round
Connection: Former 37th round Pick (19')

Comments: HS時代の19年にBOSが指名。さほど大柄ではなく、球威は平凡だったが、ブレイキングボールのスピン量が非常に高く、才能はあると見られていた。カレッジ初年度は短縮シーズンとなったが、21 IPで失点0、多くの三振を奪うなど出色の内容。21年も素晴らしいスタートで22年の全体1位候補とも言われたが、TJに倒れた。速球は現在最速95 mphだが、定評のあるスライダーはカレッジ全体でもトップクラスのピッチ。最速90 mphと球速もある。チェンジアップは感覚は悪くないが、あまり必要としていない。6月にマウンドへ復帰。ひょっとするとBOSのピックまで残るかも。左腕であることと、上限、即戦力性もあり、ピック数があってリスクを取りやすいBOSのドラ1には最適な選手だと思う。

22' Draft Watch - Draft Board 8 (OF)

OFです。ポジション的には中軸を打てるOFが欲しいところですが、カレッジの選手はリスクが高めの選手が多い印象。HSの時に指名したJordan BeckはMock Draftでよく挙がっているが、個人的にはDylan Beaversの方が好みではあるが。


[22' Draft Board (OF)]

Druw Jones, OF, Wesleyan HS, GA (HS)

Photo from MaxPreps

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 180
Commitment: Vanderbilt
Ranking: MLB #1
Projection: Likely Top 3

Comments: 名選手Andrew Jonesの息子。その父やMike Cameronと比較される、ゴールドグラブレベルの守備とプラスプラスの走力を持つCF。同年齢時の父よりも痩身だが、筋肉が付けば、平均以上のパワーになるだろう。その守備力から高いフロアーがあり、血筋もあって、ドラ1上位指名は間違いなさそう。

2021年12月27日月曜日

22' Draft Watch - Draft Board 7 (M-IF)

2B/SSです。さすがにタレント豊富で気になる選手もちらほらいますが、Nick Yorkeや特にMarcelo Mayerがいるので、ややニーズは低くなってはいますが。


[22' Draft Board (M-IF)]

Jackson Holliday, SS, Stillwater HS, OK (HS)

Photo from Perfect Game USA

B/T: L-R
Height: 6-1
Weight: 175
Commitment: Oklahoma State
Ranking: MLB #2
Projection: Likely Top 5

Comments: Matt Hollidayの実子。やや大物狙いに行きがちだが、ディシプリン、コンタクトはクラスでも上位。今季はフィジカルが向上し、ナチュラルに長打を打っていけるようになった。筋肉が付いて鈍重になるのではなく、良い方向に進化しており、スピード、送球もその恩恵を受けている。スピードはプラス以上に。元々は2Bか3Bとも言われていたが、ベースボールIQも高く、SSになれる可能性は上がっている。

22' Draft Watch - Draft Board 6 (C-IF)

1B/3Bです。Cam Collierは凄く欲しかったけど、今の評価ならかなり上の指名になりそうですね。3BになれるならSal Stewartも良さそう。


[22' Draft Board (C-IF)]

Jacob Berry, 3B/OF, Louisiana State (So.)

Photo from Photo from Baseball America

B/T: S-R
Height: 6-0
Weight: 205
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #7
Projection: Likely Top 10

Comments: 21年はArizona大で17 HRなど、新人王候補になるほどの活躍だったが、LSUに移籍したコーチを追って今季からLSUへ。パワー、コンタクト、出塁のいずれもレベルが高く、一方で将来的なポジションがやや不透明なことから、Andrew Vaughn (CWS)にも比較される。そのオフェンスのフロアーの高さから、Top 5の有力候補で、他の候補次第では全体1位の可能性も。守備は肩や動きは酷いということはないが、フレッシュマンの時は大半がDHで出場。3B/1B/C-OFのどこかではプレーできると見られるが。

2021年12月25日土曜日

Former Sox Prospect Review: Ceddanne Rafaela, UT

今回は、今季傘下の最優秀ディフェンダーに選ばれた、Ceddanne Rafaela。小柄ながら意外なパンチ力もあり、ダークホースと見られていましたが、今季はCFを主戦場にして大きく飛躍。後半戦は打撃面でも進歩を見せた。

Photo from Old.Billionaireclubcollc.com

[Player Data]

Name: Ceddanne Rafaela (セダンネ・ラファエラ)
Full Name: Ceddanne Chipper Nicasio Marte Rafaela
Position: CF/SS/3B/2B/LF/RF
Born: September 18, 2000
Birthplace: Willemstad, Curacao
Height: 5-8
Weight: 145
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2017)
Signing Bonus: $10,000
MLB Debut: August 28, 2023 (Boston)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

元々小柄ながら意外なパンチ力を見せて来たが、22年に大きく開花。Mookie Bettsのようにバットを上手くしならせパワーを発揮する。早打ち気味なのが難点。守備、走塁はマイナー全体でもトップクラス。元々はIFだったが、21年にOFに移ると、CF中心に将来のゴールドグラブを予想させる守備。レンジに加え、飛びつきに優れ、数々のダイナミックなダイビングキャッチを見せている。一方SS守備も向上しており、そちらでも平均以上の存在になれる可能性。肩も強い。


[Background]

キュラソー出身で元BOSのマイナーの投手、Dennis Neumanが発掘してきた選手。12年のリトルリーグのWSでプレー。


[Profile]

18' : DSLでプロデビュー。中盤以降やや失速したが、3 HRも含め、チームではGilbert Jimenezと並ぶ、良いパフォーマンス。19盗塁とスピードも見せた。

19' : 開幕からGCLでやや打率は良くなかったが、6 HRと意外なパンチ力を発揮。GCLのシーズン終了後はSS-A Lowellで数試合プレー。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : Low-A Salemで、アベレージは伸び悩んだが、低調だった6月以外は酷くはなく、尻上がりな終わり方でもあった。10 HRとまずまずのパワーも見せた。前年まではIF 3ポジションがメインだったが、決して守備の評価の低くないTop ProspectのG. JimenezをRFに追いやり、CFでの機会を多く得て、傘下の最優秀ディフェンダーを受賞。

22' : 元々ノーパワーではなかったが、序盤からHigh-A Greenvilleでパワーが大きく成長。早打ち傾向は強いが、AA Portlandでもしっかり打つなど、コンタクトも開花し、パワー、スピード、そしてそれ以上の武器でもある守備で一躍全体Top 100にまで上り詰めた。

23' : AAでややスロースタートのあと、一気にギアを上げて、AA/AAA WorcetserでHRを量産。Mookie Bettsに比較されるバット使いで小柄ながら、上層でも抜きんでた打力を証明した。

24' : スロースタート気味だったが、出塁はともかく徐々に改善。守備では序盤CFに加えて、Vaughn Grissomの離脱もあり2Bにも入っていたが、Trevor Story離脱後は、Jarren Duranの存在もありSSを多く務めた。


[Comment]

キュラソーは比較的マイナーな地域で、割安で原石を掘り出せる可能性があるし、Neumanのコネクションは将来的に重要になると思うので、まずは彼が成功例になるといいですね。

Former Sox Prospect Review: Ryan Fitzgerald, UT

今回は、UDFA出身ながらマイナーで着実に結果を残して来ている、Ryan Fitzgerald。27歳になったということでランキングの対象から外していますが、今季の活躍はインプレッシブでした。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Ryan Fitzgerald (ライアン・フィッツジェラルド)
Full Name: Ryan Fitzgerald
Position: SS/2B/3B/RF/LF/1B/CF
Born: June 17, 1994
Birthplace: Hinsdale, Illinois
Height: 6-0
Weight: 185
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: Contract purchased from Gary of the American Association (May 2018)
Signing Bonus: Not Announced
College: Creighton
High School: Fenwick (IL)
How Left: Selected in the MiLB phase of the Rule 5 Draft by Kansas City (December 2023)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

フィジカルにはさほど恵まれていないが、コンスタントなコンタクトを見せる。生来のパワーは平凡だったが、スウィング軌道を変えて飛距離が出るように。インテリジェントな選手で、動き、グラブ捌きに優れ、SSとして問題のない守備を見せる。


[Background]

カレッジ時代は目立つ選手ではなく、ドラフトされずに独立リーグへ。スウィングの調整で結果を残し、BOSの目に留まった。


[Profile]

18' : C.J. Chathamの昇格があり、空席となったLow-A GreenvilleのSSに独立リーグから迎え入れた。なかなかの打撃を見せ、7 HRとパワーも示した。

19' : 開幕からJarren Duranと共にHigh-A Salemを猛烈に打ち込み、注目度を上げた。Duranが昇格した後半戦は大きく下落。パワー面はややトーンダウン。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : AA Portland/AAA Worcesterで更に成長。安定したコンタクトと選球眼に、計16 HRとパワー面でも成長。SSを中心としたIF全般に加えてOFにも対応。

22' : MLB入りを争った素晴らしいSTの後、4、5月だけで10 HRと素晴らしいスタートダッシュでMLBデビューも間近かと思ったが、その後深刻な不振で、トータルで見るとイマイチなシーズンに。

23' : AAAでのプレーぶりは問題ないのだが、MLBではチャンス無し。SSで起用されることもなくなり、マイナーの穴埋めで終わるのだろうか。

23' Dec. : マイナーのRule 5ドラフトでKCが指名。

24' : KC-AAAで数字を落としている。


[Comment]

左打ちで色々守れることから、特にJonathan Arauzを見切って動かすことがあるなら、22年にもMLBデビューの可能性を持っていると思います。ガンバってチャンスをつかんで欲しい。

22' Draft Watch - Draft Board 5 (C)

捕手編です。Kevin Paradaは無理として、Daniel Susacはドラ1で一番欲しい選手でしたが、評価が上がっているので無理かな。Dalton Rushingはドラ2くらいで指名できると良いかも。


[22' Draft Board (C)]

Kevin Parada, C, Georgia Tech (So.)

Photo from Georgia Tech University Athletics Official

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 195
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #6
Projection: Early 1st round

Comments: 20年ドラフトでも捕手全体の中で上位のHS捕手だったが、COVID-19の影響による短縮ドラフトになり、コミットもあって指名を受けなかった。守備はまだ評価が分かれるものの、21年はフレッシュマンながらカレッジ全体でも上位の成績を残し、Top 10かそれに近い指名の有力候補となっている。オーバースウィングせずにきっちり打っていくタイプ。出塁も良い。捕手としては比較的運動能力が高いが、守備の動きや送球面では改善を要する。

22' Draft Watch - Draft Board 4 (HS-LHP)

HSのLHPです。Jackson Ferris、Brandon Barreira、Robby SnellingのTop 3は現在のスタッフ、上限共にかなり良さそうに見える。その後はプロジェクションの選手になりそう。


[22' Draft Board (HS-LHP)]

Jackson Ferris, LHP, IMG Academy, FL (HS)

Photo from Youtube

B/T: L-L
Height: 6-4
Weight: 190
Commitment: Mississippi
Ranking: MLB #19
Projection: Mid 1st round to Late 1st round

Comments: 体格、レパートリー、球威と将来の先発三番手以上に求められる資質を高次元に備えた選手。速球は伸びる球筋で92~95 mph。もう少し筋肉が付いて伸びる可能性もありそう。IMG Academyの高いレベルでプレーしており、コマンド等の洗練度も高い。12-to-6のカーブ、チェンジアップも良い。

21' Today's Topics - 12/24

[Today's Topics]

皆さま、メリークリスマス。ロックアウト中ということで目立った動きがなく、ドラフトや海外FAの有望株の記事を作ったりくらいしかやることがなく、ちょっと更新が滞ってます。

40人ロスター外の動きはできるので、各チームマイナー契約はポツポツ見られますが、BOSはそのあたりも、既に情報が流れていた分以外はあまり動きがありませんね。

年明けまでは主なCBAの交渉は無いようですが、交渉が再開されても、何かがすぐに決まるような雰囲気もなく、下手したらSTやシーズン開幕もズレ込むのかも。

ポスティング交渉が中断されている鈴木誠也はどうなるんですかね?もしMLBシーズンが遅延するようなら、もう一年NPBでプレーして、なんてこともあるのかな?

2021年12月20日月曜日

22' International FA - Int'l FA Board

1/15から始まる海外FAのリストです。以前は7/2が解禁だったのが、COVID-19の影響で昨年から期間が変わった。MLBはロックアウト中ですが、アマチュア契約ということもあり、予定通りスタートのようです。


[22' International FA Board (MLB.com Top 30)]

Roderick Arias, SS, Dominican Republic → NYY ($3.5M) : MLB #1。17歳。今季のコンセンサスなNo.1。高いコンタクトスキルがあり、両打ちだが、特に右打席では高いパワーポテンシャルがある。ディシプリンも高いレベル。平均以上のスピードに素晴らしい肩の強さと柔らかいグラブ捌き。SSに留まるツールはあるだろう。NYYと契約予定。

22' Draft Watch - Draft Board 3 (College-LHP)

カレッジのLHPです。BOS関連選手のところで紹介する予定ですが、Connor Prielippは個人的にドラ1で指名して欲しい選手リストの上位。またReggie Crawfordも評価は落ちたけど気になる。


[22' Draft Board (College-LHP)]

Carson Whisenhunt, LHP, East Carolina (Jr.)

Photo from East Carolina University Athletics Offcial

B/T: L-L
Height: 6-3
Weight: 205
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #30
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: 昨年のカレッジNo.1レフティーだった、Jordan Wicks (CHC)に似た投手との評価で高い完成度とまずまずのスタッフを持つハイフロアーな選手。速球は91~95 mph。82~85 mphのチェンジアップが彼のベストピッチで非常に多くの空振りを奪う。カーブは平凡。

2021年12月19日日曜日

22' Draft Watch - Draft Board 2 (HS-RHP)

HS-RHPです。Dylan LeskoがTJに。それでも落ちて来る可能性は低いと思いますが、魅力的な選手ではある。Brock Porter、Andrew Dutkanychの後はややランキングが離れていますが、上限の高そうな選手が一人くらい欲しい。


[22' Draft Board (HS-RHP)]

Dylan Lesko, RHP, Buford HS, GA (HS)

Photo from MaxPreps.com

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 195
Commitment: Vanderbilt
Ranking: MLB #14
Projection: Mid 1st round

Comments: 昨年くらいから今クラス最高のHS投手との評価を保つ右腕。バランスの良い体格から速球は常時92~95 mph、最速97 mph。沈む球筋。右腕ながらチェンジアップが素晴らしく、今クラスの投手の中で最も優れたチェンジアップを投げるとも。カーブは三番目のピッチだが、スピン量が多く、プラスになる可能性。メカニクスも安定しており、制球やコマンドも弱点がなく、フロアーと上限を兼ね備えた投手。カレッジと合わせても今季のNo.1投手だったがTJに。それでもドラ1中旬までには指名されそうだが、もし残っていれば指名して欲しい選手。

2021年12月18日土曜日

22' Draft Watch - Draft Board 1 (College-RHP)

元々飛び抜けた選手のいないクラスでしたが、Blade Tidwell、Peyton Pallette、Landon Simsと次々にケガに倒れ(Tidwellは復帰)、上位の薄いクラスに。Kumar Rockerは独立リーグでプレー開始。また個人的にGabriel Hughesは気に入っていますが。


[22' Draft Board (College-RHP)]

Kumar Rocker, RHP, No School

Photo from AP News

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 250
Last Drafted: 1st round (21') by NYM
Ranking: MLB #38
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: Vandyでの3年間全体1位候補として走り続けたが、21年は中盤に球速を落とし、ケガの懸念を受けた。NYMから全体#10で指名を受け、早々に合意の報も出たもののメディカルで揉め、結局は破談。ドラフト前に自分のメディカルレポートの提出を拒んていたとも言われ、またScott Borasクライアントで、このまま素直に来年のドラフトに出るのか、例えば日本経由のような手を使って来るのか、現時点では不明。良い時は99 mphにも達する速球とプラスプラスのスライダーで同年代のほとんどの投手を上回るスタッフと実績を持つが。

2021年12月8日水曜日

Prospect Profile: Alex Binelas, 3B/1B

今回は、Jackie Bradley, Jr.とHunter Renfroeのトレードでのメインターゲットだったと思われる、Alex Binelasくん。21年ドラフトでも一時はドラ1候補と言われた、優れたパワーを誇る選手で、期待通り未来の主砲になって欲しいですね。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Alex Binelas (アレックス・ビネラス)
Full Name: Alexander James Binelas
Position: 3B/1B
Born: May 26, 2000
Birthplace: Oak Creek, Wisconsin
Height: 6-3
Weight: 225
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 3rd round, 2021 by Milwaukee; 35th round, 2018 by Washington
How Acquired: Acquired from Milwaukee with Jackie Bradley, Jr. and David Hamilton for Hunter Renfroe (December 2021)
College: Louisville
High School: Oak Creek HS (WI)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

優れた体格からのパワーが最大の売りだが、コンタクトやアプローチもレベルが高く、広角に打ち分ける能力もある。守備は難があり、走力は比較的あるものの、守備のフットワークはイマイチで、送球モーションもスムーズでない。肩は3Bとしては平凡。1Bを守ることも多いが、そちらでも反応や動きに難がある。FenwayのLFが最適かも。


[Background]

ドラフト時のランキングはMLB #65。Louiville大でフレッシュマンの時に14 HRを放ち一躍21年のドラ1候補に。COVID-19で短縮となった20年はケガでほとんどプレーできなかったものの、Top 10候補として迎えた21年も開幕から不振で評価下落。ただ調子を上げてシーズンを終え、$700Kで入団したMIL傘下でもその打棒を見せたことで再び評価は上昇中。


[Profile]

22' : High-A Greenvilleで、序盤パワー面を含め素晴らしい出足で期待度を高めたが、その後一気にクールダウン。下降調子の中、AA Portlandに上げてみたものの、打率1割台という体たらくに終わった。ボールを見て、パワーはあるが、懸念のコンタクト不足は明らか。

23' : AA Portlandで、相変わらず当たりさえすれば長打にはなるが、満足にボールを捉えられていない。特にケガも無くフルシーズン帯同して300打席行かずでは、チーム内でも常時レギュラーとは言えないだろう。

24' : AAで当てる方に意識を向けたのか、前年に比べればコンタクトは改善。待球もあるので出塁も良いが、持ち前のパワーは一桁HRと低迷。


[Comment]

こちらのMLB公式の写真はJ.D. Martinezに似ているような。彼のようなどっしりと存在感のある中軸になってくれれば。

Former Sox Prospect Review: David Hamilton, SS/2B

今回は、この前のトレードでJackie Bradley, Jr.と共にMILからやって来た、David Hamilton。どちらかと言うとAlex Binelasの方がメインピースのような感じですが、スピードと左打ちという点で控えUTとしては便利な選手になりそうです。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: David Hamilton (デヴィッド・ハミルトン)
Full Name: David Lewis Hamilton
Position: SS/2B/CF
Born: September 29, 1997
Birthplace: San Marcos, Texas
Height: 5-10
Weight: 175
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 8th round, 2019 by Milwaukee; 28th round, 2016 by Los Angeles Angels
How Acquired: Acquired from Milwaukee with Jackie Bradley, Jr. and Alex Binelas for Hunter Renfroe (December 2021)
College: Texas
High School: San Marcos (TX)
MLB Debut: June 21, 2023 (Boston)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

小柄で運動能力の高い選手だが、プラスプラスとも言われるスピード以外は飛び抜けたツールは無い。コンパクトなスウィングでラインドライブヒッタータイプ。比較的選球眼も良い。守備面でもスピードは長所だが、グラブ捌き、肩と平均的で、フルタイムのSSよりはSS/2B/CFという形になりそう。


[Background]

HS時はLAAからドラフトされている。Texas大進学後、ジュニアーの年はアキレス腱のケガで全休もMILから指名を受けて、$400Kと順位の割には高めのボーナスで入団。20年がCOVID-19でキャンセルになった後、21年はいきなりHigh-Aからスタートし、途中からAAというペースだったが、まずまずの打撃内容を見せている。


[Profile]

22' : AA Portlandで出足好調も、5、6月は深刻な不振で一時は打率2割ちょっとに。7、8月もイマイチだったが、9月に爆発してシーズンを終えた。70盗塁は傘下記録。ボールもしっかり選ぶし、ノーパワーでもない。

23' : AAA Worcesterで、前年同様出足は素晴らしく、MLBのM-IFが壊滅的だったこともあり、MLBに呼ばれたがオーバーマッチ。

24' : Vaughn Grissom、Trevor Storyの故障、Enmanuel Valdezの不振の中で、貴重なM-IFとして定着。SS守備はツール面でやや不足もあったが、2B守備は良好。まずまずのコンタクト、パワー、選球眼に加え、スピードを売りにでき、Jarren Duran、Ceddanne Rafaelaあたりと務めた、8~2番打者の足で多くの好機を作った。


[Comment]

写真が髭のせいか、Mookie Bettsに似ている気がしますね。Bettsのように小柄ながらパワーが付けば面白そうです。

2021年12月6日月曜日

21' Today's Topics - 12/5

[Today's Topics]

SoxProspect.comで、J. Bradley, Jr.とHunter Renfroeのトレードのスレッドが盛り上がってて、別に投票のスレッドも立っていましたが、そのコメントの1つで、鈴木誠也と契約できれば、一連の動きとしてA評価だし、契約できないならCとかD評価、みたいなコメントも。

現地でもRenfroeのトレードは右打ちのRFのトレードの布石という印象を持たれているようで、そんな中で今日はMLBTRに、鈴木を最もアグレッシブに追っているのはBOS、NYY、TORのAL東の3チームという記事が出ていました。

その内容とコメントを見ているところ、NYYはAaron Judge、Giancarlo Stanton (DHメインでしょうが)、Joey Gallo、Aaron HicksとOFがいて、Hicksがケガ明けなことから欲しいのはCFだとも(鈴木をCFで使っても問題ない気もしますが)。

また、TORはラインナップが右に偏っており、更に不良債権化しているRandall Grichukをこれも狙いはBOSと同じで左のBradley, Jr.と交換しようとMILと話していたようですが、結果BOSが鼻先を入れてレースに勝った形になったことから鈴木を受け入れるにはロスターの別のムーブが必要になりそうとも。

更には個人的に確認はしていませんが、鈴木のインスタグラムでMLBチームの中でBOSのアカウントを唯一フォローしているよう。既にポスティングから10日ほど経ち、鈴木自身も渡米していくつか既にチームと面談していると思いますが、既にBOSは獲得希望を真剣に伝えているのではないかと思いますし、鈴木も情報が本当ならBOS入りの選択肢は強く考えているのではないかと。

日本の選手にはやはり気候が良く、日本に近い西海岸のチームは魅力でしょうし、その意味でSFやSEAは競合になりそうですが、代償や日本での露出という面も加味して、BOS側としては最重要ターゲットなのは間違いないでしょう。既にチームに沢村がいるのもプラス面になるでしょうし、上手く落札して欲しいところですね。

2021年12月3日金曜日

21' Today's Topics - 12/2

[Today's Topics]

ロックアウト中は動きがないのでしばらくは少し更新頻度が空くかもしれませんが、昨日までの動きについてBloomさんのインタビュー等があったので、少し補足とまとめを。

Wacha、Paxton、Hillと加えた先発陣ですが、Wachaはもしかするとロングリリーフが向いているかも、というコメントがあり、現時点では彼をロングリリーフ/バルクリリーフへ持って行く感度か。

となると先発は、Eovaldi、C. Sale、Pivetta、Hillの順で5番手をHouckとWachaが争うような序列で、現状は少しHouckが上と見ているのかと。まぁそれだとWachaの$7Mは$4~5M+インセンティブで良かった気はしますが。

後ろのリリーフがもう1枚必要というコメントもあり、リリーフはロングリリーフがWachaかHouck、後ろをクローザー経験のあるJeurys Familiaのような選手とBarnesを競わせ、それにWhitlockが21年のような勝ちゲームでのマルチを担当するイメージか。

J. Taylor、Brasierまでで6枚。残り2枠の左腕枠をD. Hernandez、A. Davisが争い、更にもう一枠を掛けて、沢村やP. Valdez、もしくはマイナーデプスも含めて争っていく形。夏にはPaxtonがローテに入り、誰かがリリーフへ。

野手は右打ちが必要とのことで、昨日書いたように鈴木誠也かKris Bryantあたりを追うのだと思う。C. Vazquez、Plawecki、Dalbec、Arroyo、Devers、X. Bogaerts、IF控え(Arauzか、できればJose Iglesias)、Verdugo、E. Hernandez、新RF、J. Bradley, Jr.、J.D. Martinezで12人。Kyle Schwarberまで手を伸ばすかは不明ですが、それに左の1Bで13人という形になるでしょう。

2021年12月2日木曜日

21' Today's Topics - 12/1

[Today's Topics]

やはりロックアウトとなり、しばらくは選手のトレーニングも含めて動けない状況になりますが、BOSも他チームに負けじとデッドライン間際に立て続けに動きを見せた。

Hunter RenfroeとJ. Bradley, Jr.のトレードについては下のトランザクションのところに詳しく書きましたので、そちらを見ていただければ。

もう一件は相思相愛だったようで、Hillを1年$5Mで契約合意。昨日のPaxtonに続き、これで3人目の先発補強。既に42歳のHillですが、まだまだ先発としてガンバっているし、一方で昨日書いたような先発/バルクリリーフの厚みを増やす戦略がよりはっきりと見えた印象。

昨日のPaxtonやその前のWachaの動きと合わせて考えると非常に良い印象を受ける。勿論絶対的なエースの獲得は夢が大きいけど、ケガなどのリスクもある訳で、誰でも先発できるし、誰でもリリーフできるというのは面白い戦略だと思う。

小予算のTBでは勿論そういったような戦略を取るしかない部分もあったでしょうが、BOSでもブレずにそういった戦略をEovaldiやC. Saleと組み合わせて戦力を底上げしつつ、大きいペイロールを生かして、野手を厚くしたり、昨季のAdam Ottavinoや今回のJ. Bradley, Jr.のような金銭負担による有望株の補強も上手くこなしている。2年連続で結果が出るならBloomさんの手腕への評価はうなぎ登りになるでしょう。

21'-22' Offseason Boston Red Sox -Dec.-

12月です。労使協定の期限切れと新契約の合意が間に合わず、ロックアウト濃厚ということで期限前に各チーム大きく動きました。BOSも大型契約こそなかったものの、懸案の1つだった先発を開幕アウトのPaxtonも含めて3枚確保。あとはロックアウト明けにまずはRF、そしてリリーフと2Bの補強があれば。(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 12/1
Signed LHP James Paxton to a one-year contract with two option years.

Paxtonと契約。1年目$6Mに残り2年のオプションが各$13M。23年オプションを破棄すると$4Mのプレイヤーオプションが付き、$10Mはほぼギャランティーという内容のようです。

オプション破棄はAAVにカウントでしたっけ?そうなると$10Mがカウントになるので、ちょっとペイロールを圧迫しますが、その分2年目あたりは少し余裕が出て来る形かな?

2021年12月1日水曜日

21' Today's Topics - 11/30

[Today's Topics]

Wachaに続き、先発強化でJames Paxtonと単年$10M+2年のオプションで合意。オプションが行使されれば、最大で3年$35Mになるよう。

カレッジ時代から球威はあるものの、身体がそれに耐えられないのか、やや故障の懸念が強い投手で、MLBでも瞬間風速的には良いパフォーマンスもあるものの、通年健康ということがなく、160 IP程度がこれまでの最高。

19年まではそういった部分がありながらも、SEA、NYYでで先発を務めていましたが、20年の故障離脱に次いで、21年は最初の試合の2 IP目に負傷。キャリア2度目のTJを受けています。

復帰は来年の中盤程度が妥当なところということで、ここ2年ケガに苦しんでおり、来年も半分程度しか働けないにしては$10Mは高いですが、一方でかつての力を取り戻した場合に残り2年は少し割安で使える可能性とそのフレキシビリティーという部分に保険を払った形でしょう。

それを含めて考えても$10Mは少し高い印象は受けるし、2度目のTJからの復活の可能性という部分も含めると、Paxtonの力量にはやや疑問もありますが、上手く復活するなら、守銭奴Scott Borasを相手にお互いにメリットが出る可能性のある面白い契約をまとめたように思います。

Bloomさんの頭の中のストラテジーを勝手に想像すると、Paxtonの復帰する予定の夏には先発、リリーフともにヒエラルキーがある程度できているでしょうから、そこから下位のブルペンをドロップし、先発にPaxtonを入れて、先発から誰かをバルクリリーフに、という算段ではないかと。

昨今のフラッグディールでのリリーフ補強の高くつきようは尋常ではない一方で、ある程度先発として実績のある選手であれば、先発としてはイマイチでもリリーフに移せばパフォーマンスを上げる可能性が高いことはGarrett Richardsも証明してくれた。

夏場からPOに掛けてのバルクリリーフの価値も高くなっているし、極端な話をすれば、ペイロールが許すなら、先発を13人揃えて、良い選手から順番に投げさせてもよい訳で、リリーフ専門の選手の補強に拘る必要はないのかもしれない。

Paxtonが戻ってきたら、Wacha、Houck、Pivetta、あとはこうなるとリリーフスタートかとは思うけど、もし先発で投げているならWhitlockの内の誰かをリリーフで起用、という絵を描いているのではないかと。

2021年11月30日火曜日

21' Today's Topics - 11/29

[Today's Topics]

CBAのエクスパイヤーと、その後の新CBAの合意ができるまでのロックアウトの可能性が現実味を帯びる中、選手もチームもその前に状況を確定させたいと、駆け込みで大型契約が次々確定。

特に先発とSSが激しく、大物の半分以上が既に確定した形に。そんな中、合意が近いと言われていたWachaと1年$7Mと可愛らしい契約をまとめたのみの現状。

ファンを置き去りで、互いのメリットを譲らない、機構と選手会の新CBAの協議詳細はあまり細かく見る気がしませんが、オフ中にまとめられるつもりなんでしょうかね?

個人的には欲しい選手が全員いなくなる、ということさえなければ、チーム側は新CBAの内容が固まってから動くで問題ないかとは思いますが、あと1日ちょっとのデッドラインまでに何か動きがあるでしょうかね。

2021年11月27日土曜日

21' Today's Topics - 11/26

[Today's Topics]

選択肢の狭まり具合が速く、ファンをやきもきさせていた先発候補に、TBからFAのMichael Wachaを加えることがほぼ決まった模様(フィジカルをパスすれば)。単年との情報ですが、額はまだ不明。$8M以下なら良いかな~という感度ですがどうでしょう。

12年のドラフトではその完成度の高さでトップレベルのカレッジ投手で、STLが指名・契約。13年には早速MLBに上がって来て、WSではSTLの先発としてBOS戦でも投げた。その後も細かいケガを抱えやすい選手なイメージはあるが、19年までSTLの先発の一角として活躍。その後、NYM、TBと渡り歩いて来ています。

カレッジ時代は球威はもう一歩も、非常に制球が良い投手という印象でしたが、MLBではキャリアを通じて速球は平均で93 mph以上と、まずまずの球威があり、カレッジ時代からトップクラスと言われていたセカンドピッチのチェンジアップ、それにカッターと多少カーブも交える投球内容。

一方で、制球に関しては平凡なレベルでしたが、21年はその面で向上している。ただ速球のパワーにやや欠ける印象は拭えず、HR率が高い選手としても知られています。海外に行って少し制球に苦戦して来た日本人投手のような感覚。

21年は被弾もあって防御率を含めたスタッツはイマイチも、K/BBから向上する見込みということでしょうかね?ただ速球の被打率は数字よりも内容が悪いようで更に悪化する懸念もあるという分析もあり、これで先発の一角は安泰!という気分にはならないですが。

まぁ最低限これでシーズンを始められなくはない、という形を整えた上で、もう一枚、FAなのかトレードなのかはわかりませんが、足元を見られにくい状況を作って、じっくりとチャンスを伺い、アップグレードできた場合にはWachaはバルクリリーフへ、という戦略であれば悪くない、くらいの印象です。

2021年11月24日水曜日

21' Today's Topics - 11/23

[Today's Topics]

BOSがFAの中で最も強く惹かれていた印象のSteven Matzですが、振れられしまう形でSTLへ。4年$44M。AAVはともかく、MLBTRで3年$27Mとの予想からすると、期間、総額共にちょっと値が吊り上がってしまった印象で、$36M以上はちょっと微妙感もあった。

ちなみに同じくFA中堅先発の1人のAnthony DeSclafaniが、その3年$36MでSFと再契約。実は08年のドラ22でBOSが指名したものの、Florida大に進学した投手で、その縁もあり少し気になっていましたが、QOを受けていた点と実績にやや欠けることからこちらも追い切るべきかは微妙な判断だったので仕方ないか。

現行CBAが12月頭に失効し、次の内容が見えないということで、今回のMatzのように早めに決めてしまいたいFAも多い感じで、先発投手市場は早い動きを見せている。まぁ贅沢税のペナルティーが重くなるとFAには不利ですからそれも納得ではあります。

Eduardo Rodriguez、Justin Verlander、Matz、DeSclafani、Alex Woodと消え、市場の大物はKevin Gausman、Robbie Ray、Max Scherzer、Clayton Kershaw、Marcus Stroman、Carlos Rodon、Jon Grayという感じに。BOSはRayが最優先のターゲットっぽいですが、TORもこうなると引き留めに掛かりそうですしどうかな?

Bloomさんのスタイルだと、価格が合わないなら、HouckとWhitlockを先発で、という形にして、野手を厚めに契約しに行く可能性もある気もしています。

あと何気に個人的にはリリーフで一番欲しかった、Kendall GravemanがCWSと3年$24M。一方でBOSはJeulys Familiaに興味なんて話が出ていて、確立されたクローザーよりもBarnesの復活を期待して、彼とポジションを争わせるくらいの立ち位置の選手を狙っているのでしょうかね。

2021年11月21日日曜日

21' Today's Topics - 11/20

[Today's Topics]

昨日がRule 5ドラフトに向けたプロテクト期限でしたが、Bello、Crawford、Winckowski、J. Downsとプロテクト確実と言われていた4人を40人枠に。

プロテクト漏れとなった主な有望株としては、Ward、Feltman、German、V. Santos、Sugart、Politi、Cottam、G. Jimenez、Rafaela、P. Castellanos、Granberg、Fitzgeraldといったあたり。

この中で最も大物はJimenezで、スピードを中心に高い身体能力と上限があるが、まだLow-Aまでの経験までしかなく、今季はオフェンス面で打率はともかく、印象が少し弱かったので指名は無いだろうということか。

またWardについては評価の高い右腕だが、TJで22年は全休の見込み。ルール上22年はILに登録し、23年に90日アクティブロスターに置けば権利が移るため、指名の可能性はゼロではないが、他チームにとってもオフのロスター枠を1つ割くにはAA以上での実績がやや少ないという判断か。

その他、リリーフのFeltman、UTのRafaelaとFitzgeraldはできればプロテクトして欲しいと思っていたし、指名の可能性はゼロではないが、今のところインパクトのある選手に育つ可能性は低めで奪われてもダメージは少ないと見ているのかと思う。

ただこれからFAもしくはトレードなどで26人枠に加えないといけない選手も出て来るとは言え、現状37枠までしか埋まっておらず、さらにArauz、P. Valdez、J. Rosario、Potts、A. Davis、Locastroと言ったカットしても影響のなさそうな選手もロスターにはいる。

BOSも今季はWhitlockで大儲けしましたが、過去にはRyan PresslyとJosh Fieldsを奪われて痛い目を見ている。プロテクト漏れした選手が奪われて結果を残し、戦略ミスということにならないことを祈る。

2021年11月16日火曜日

21' Today's Topics - 11/15

[Today's Topics]

07年WS優勝メンバーの1人だった、Julio Lugoが45歳の若さで心疾患で死去。現役を知っているだけに悲しいです。Cora監督にとっては同じSSとしてバックアップを務めた相手であり、前記の通りWSも共に戦っているので、悲しみもひとしおかと。ご冥福をお祈りいたします。

そして昨日QOを拒否した、Eduardo RodriguezがDETと5年$77M+インセンティブで契約。この冬の大型ムーブの第一号となりました。昨年のCOVID-19感染による心筋症の影響も心配されたものの、結果的には.362というBABIPが足を引っ張り、防御率こそ振るわなかったものの、K/BBの内容は良く、DET以外にもTORやLAAが興味を示していた。

元々は14年の夏にAndrew MillerをBALへ放出して得た有望株。15年のMLBデビューから7年弱チームを支えてくれました。凄く目立つ選手ではなかったものの、やはり生え抜きのスターターが一人でもいるとチーム運営が楽になるという例ですね。

他チーム出身の選手が近年一の当たり投手というのも少し残念だし、早く次世代の有望株が育って穴埋めして欲しいところ。Rodriguezはともかく良い契約が得られて良かった。気持ち良く送り出してあげましょう。

ちなみにBOSはComp. Round Bのあとの補償ラウンドの指名権を得て、順位は他のFA契約で少し変動するものの、#70~75くらいの指名位置になるようです。BOSの指名は#24 (Rd.1)、#41 (Jud Fabianと契約しなかったことによる補償)、#57 (Rd.2)、#7? (E-Rodの補償)とTop 80に4つの指名権がありますが、もしQOを受けたFAと契約すると#57を喪失するようです(2nd Highest Pickが消失ですが、#41はプロテクトされるようです)。

2021年11月11日木曜日

21' Today's Topics - 11/10

[Today's Topics]

昨日は野手について書きましたが、今日はFAになりQOを申請中のEduardo Rodriguezに複数年契約をオファーという話題と、同じく左腕FAのSteven Matz (TOR)に興味とか。MatzもQOが無くて悪くないけど、それなら確かにチームで実績のあるRodriguezが良い気もする。ただ乗り換えによりドラフトピックが1つ増えるメリットも小さくはありませんが。

BOS的にはRodriguezに残ってもらうなら、年齢を考えてもQOの$18.4Mよりも複数年でAAVの低い契約の方が良いと思う。QO付きとなると少し市場での人気が落ちる可能性が高いし、それをRodriguezが嫌って受諾する前に両者にメリットのある契約を提案した形ではないかと思う。

ただMLBTRの予想である5年$70M規模はさすがに提示してはいないでしょう。HOUがCarlos Correaの予想が10年$320Mに対して半分の5年$160Mを提示したようですが、BOSも恐らく自分たちが他チームよりも交渉上優位(ドラフトピック補償の部分と慣れ親しんだ環境で)な部分を生かして少し抑えた内容を提示しているのではないかと予想します。

MLBTRのMatzの予想額が3年$27Mで、恐らくそれに近いレベル3年$27~36Mくらいのオファーじゃないかな?Max Scherzer (LAD)はQOがないので魅力ですが、MLBTRの予想の3年$120MはDeversの延長等にも与える影響が甚大で簡単には出せる額じゃないでしょう。

Robbie Ray (TOR)は内容は良いし、AL東の実績があるのは魅力ですが、19、20年はエースとまでは言えない内容だし、QOを受けている点が少しネック。Marcus Stroman (NYM)は悪くないですがエースではないと思うし、Rodriguezからアップグレードと言えるかは微妙。

Justin Verlander (HOU)は大ベテランでTJ明けですが、ショーケースでは素晴らしかったようで、エースの実績という点で気になる選手ですが、QO持ちでさほど安くもならないでしょう。FA市場に絞り込むなら、Kevin Gausman (SF)の競売に勝つ気で参戦するか、Matz、Jon Gray (COL)、Carlos Rodon (CWS)のように明確なアップグレードになるかは疑問も、スタッフ的に伸びしろもあって、比較的安く済み、RodriguezのQO補償を受けられる選手か、というのが選択肢になりそう。

個人的にはGausmanか、もしくはRodonというのが好ましいかな。昨オフもRodonを推していましたが、現状少しケガの懸念はあるものの、今季の内容はエース級でした。QOを受けていない点も魅力。本人にとっては大型契約を狙うためのステップの契約が希望なのかもしれませんし、そうなるとストップギャップにはなりますが、出て行く時もそれなりのものを残してくれる可能性は十分あるので良いかと。

2021年11月10日水曜日

21' Today's Topics - 11/9

[Today's Topics]

オフが始まり、各ポジションのデプスチャートや展望等をまとめた記事を投稿しましたが、OFについて、広島東洋カープからポスティング見込みの鈴木誠也選手が良いのでは、というコメントを何件かいただきましたので、そのあたりについて少し。

自分はあまりNPBを見ないので、あまり詳しくは知らなかったですが、走攻守に優れた5ツールのOFで今季は38発。ちなみにMLBTRでは(ポスティングですが)FAランキングで#20となっており、ポスティングフィーが$10M程度、契約は5年$55Mと予想されています。またWEEIのRob BradfordさんもBOSが鈴木を注視しているとの記事を出していました。

このオフの野手の補強箇所を考えると、まずはC. Vazquezのオプションを行使した捕手、J.D. MartinezがOpt. outしなかったDH、それにCFのE. Hernandez、OFの一角のVerdugoの4ヶ所はほぼ確定と見て良いでしょう。

ポジション別の記事でも書いた通り、SS/3BはSSをFAで獲得しての玉突きでX. Bogaertsの3B、Deversの1Bの可能性は無くはないでしょうが、Martinezの残留でDHが空かなかったことと、Casasの存在により、可能性は低いかと。

23年度以降のBogaertsのOpt. outによる流出もしくは守備指標のダウンによるコンバートの可能性を考えるとSSが豊富な今オフに先を見据えて動いておくというのも一つの可能性ではありますが、22年を考えると大きな不満のないポジションに過剰な補強をする形になるように思う。

SS/3BがBogaerts、Deversとした場合に、残る補強箇所は1B、2B、C-OFの一角となるが、1Bは上にも書いたようにCasasが控えるので、22年はDalbecと左のヘルプでスタートし、途中でCasasを上げていくのが理想的。

2Bはこれもポジション別で書いたが、22年だけ見ればアップグレードして良いポジションではあるものの、守備位置のヒエラルキー的な優先度の高くないポジションで、2BもこなせるHernandezがいて、近い未来にはYorkeも控えていることから、ストップギャップ気味の補強で済ませても良いかと思う。

勿論SSもこなせるMarcus Semien (TOR)やUTでOFもこなせるChris Taylor (LAD)のようなアップグレードもフィットしていると思うが、個人的にはドラ2の補償があり、比較的良い年と言われる来年のドラフトで今後の長期的な競争力を維持するためのベースになる有望株の獲得を見込んでいるし、今季まではQOを受けたFAは出来る限り回避したいという考えがある。

そうなるとC-OFの一角をRenfroeからアップグレードしたいというのが希望。一案としてはKyle Schwarberと再契約するのが手だろう。この場合、良い右投手に対して左の有力打者を多く揃えられる利点があり、また、1Bで開幕当初はDalbecのヘルプで使いつつ、Casasが上がって来ればLF/DHをメインに、そして来季以降はDH/LFでMartinezの後釜という流れになる。一方でポジション別でも書いたがLF/DHあたりが厚くなる反面、RFがかなり薄くなりVerdugoの負担もしくはケガへの対応が難しくなる。

FA市場を見ると、Taylorは上記した通りだが、あとはKris Bryant (SF)はQOがなく、魅力的なターゲットではある。3B/1Bでも使える点も魅力的ではあるが、そちらに持って行くとやはり上と同じくCF/RFが手薄気味になるのは否めないが。ただ問題はやはりコストの方だろう。MLBTRの予想は6年$160Mだが、Scott Boras物件でもあり、ギリギリまで粘った上にかなりのコスト高になるのは見えている。

有力FAがAAVで$20Mを超える可能性が高い中、AAVで$10M程度になりそうな鈴木は非常に魅力的な選択肢に思えてくる。RFメインでCFのバックアップも務まり、右打ちなので、Duranとの相性も良い。投手の補強次第で余裕があるなら、鈴木を獲った上でSchwarberあたりを組み込むのも不可能ではない。USへの適応という部分は読みづらいものの、積極的に追って良い気がしてきました。

また12/1までにそれを決めた場合、Renfroeをテンダーせずにコストカットもできるし、来季予想の$7.5Mの内の$3M程度の負担と少しの有望株もしくはD. Hernandezあたりを付けることで、リリーフの補強などに使うことも不可能ではないかと思う。Bloomさんの決断に期待します。

2021年11月8日月曜日

21' Today's Topics - 11/7

[Today's Topics]

J.D. Martinezはやはり残留。総額なら同額くらいの契約は得られたと思うし、やや前半の好調に助けられているとは言え、今季の成績は立派なもので、来オフに出て行くとして、今季より良い契約を得られる見込みは低いとは思うのですが。

まぁとは言え、今でもケガの影響が無ければしっかりした実力の功労者ですし、来季も主軸打者として活躍してくれることを期待します。あとはEduardo RodriguezのQOの結果も少し影響しますが、本格的に来季に向けて動き出すでしょう。

21'-22' Offseason Boston Red Sox -Nov.-

11月です。HOUにALCSで敗れて今季が終了しましたが、再三書いている通り、過渡期のチームにしては非常に素晴らしい戦いぶりでした。来季はもう一段飛躍し、WS制覇に手が届くことを祈っています。そのための良いオフにしましょう(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 11/3
RHP Adam Ottavino, RHP Hansel Robles, LHP Eduardo Rodriguez, 1B Travis Shaw, and UT Danny Santana declared free agents.

Eduardo Rodriguezを含めた5人がFAに。オプション持ちはこの後ディシジョンがあるでしょう。

2021年11月5日金曜日

21'-22' Offseason By Position Outlook - Outfielder

続いてOF編です。赤字は26人枠の候補。緑字は他ポジションからのコンバートもしくは、マイナーから昇格の可能性によるデプス。青字はFA/MiLFAまたはオプション破棄やノンテンダー濃厚な流出予定者。


[22' Opening Roster Candidates]

LF/RF J.D. Martinez (22': $19.375M)
LF/CF/RF Alex Verdugo (22': $3.55M)
CF/2B Enrique Hernandez (22': $8M)
CF/RF Jackie Bradley, Jr. (22': $9.5M, 23': $12M Mutual option, Acquired from MIL on 12/1)


[MLB Depth]

CF Jarren Duran (22': min., MiL option: 2)
LF/1B Franchy Cordero (under MiL contract, Rule 5)
LF/1B Pedro Castellanos (under MiL contract, Rule 5)
OF/1B Devlin Granberg (under MiL contract, Rule 5)
UT Ryan Fitzgerald (under MiL contract, Rule 5)


[Players Projected to Go]

LF/1B Kyle Schwarber (22': $11.5M Mutual option, Option declined on 11/4)
RF/CF Hunter Renfroe (Traded to MIL on 12/1)
UT Danny Santana (FA)
OF Johan Mieses (MiLFA)
OF Tate Matheny (MiLFA)
UT Taylor Motter (MiLFA)
UT Yairo Munoz (MiLFA)
UT Jack Lopez (MiLFA)

2021年11月4日木曜日

21' Today's Topics - 11/3

[Today's Topics]

ATLのWS優勝で22年シーズンも終了。ストーブリーグが正式に開幕で、早速DETとCINでトレードが成立したりしています。BOSはというと、まずはSchwarberを含めたオプション持ちとOpt. out条項を持つJ.D. Martinezの動向ですかね。

昨オフまでは贅沢税の関係と、再び長期に競争力を維持するための土壌作りという部分を重視して、無理をしない小幅な動きが多かったですが、今オフは条件が合えば多少大がかりなFA契約やトレードの可能性もあるでしょう。良いオフになることを期待しています。

21'-22' Offseason By Position Outlook - Middle Infielder

続いてM-IF編です。赤字は26人枠の候補。緑字は他ポジションからのコンバートもしくは、マイナーから昇格の可能性によるデプス。青字はFA/MiLFAまたはオプション破棄やノンテンダー濃厚な流出予定者。


[22' Opening Roster Candidates]

2B/SS Trevor Story (22': $23.3M, under contract through 27', signed on 3/20)
2B/SS Christian Arroyo (22': $1.2M, MiL option: 0)
SS Xander Bogaerts (22': $20M, 23': $20M (can be opted out), under contract through 25')
CF/2B Enrique Hernandez (22': $8M)


[MLB Depth]

SS/2B Jeter Downs (22': min., MiL option: 3, Added to the 40-man roster on 11/19)
IF Jonathan Arauz (22': min., MiL option: 2)
IF Yolmer Sanchez (under MiL contract, Rule 5)
UT Ryan Fitzgerald (under MiL contract, Rule 5)


[Players Projected to Go]

UT Danny Santana (FA)
SS/2B Jose Iglesias (MiLFA)
IF Chad De La Guerra (MiLFA)
UT Taylor Motter (MiLFA)
UT Yairo Munoz (MiLFA)
UT Jack Lopez (MiLFA)

2021年11月3日水曜日

21'-22' Offseason By Position Outlook - Corner Infielder

続いてC-IF編です。赤字は26人枠の候補。緑字は他ポジションからのコンバートもしくは、マイナーから昇格の可能性によるデプス。青字はFA/MiLFAまたはオプション破棄やノンテンダー濃厚な流出予定者。


[22' Opening Roster Candidates]

1B/3B Bobby Dalbec (22': min., MiL option: 2)
3B Rafael Devers (22': $11.2M)


[MLB Depth]

C/IF Connor Wong (22': min., MiL option: 2)
IF Jonathan Arauz (22': min., MiL option: 2)
1B Travis Shaw (under MiL contract, signed on 3/18)
1B Roberto Ramos (under MiL contract, signed on 2/9)
1B Triston Casas (under MiL contract)
LF/1B Franchy Cordero (under MiL contract, Rule 5)
LF/1B Pedro Castellanos (under MiL contract, Rule 5)
OF/1B Devlin Granberg (under MiL contract, Rule 5)


[Players Projected to Go]

LF/1B Kyle Schwarber (22': $11.5M Mutual option, Option declined on 11/4)
1B Travis Shaw (FA)
UT Danny Santana (FA)
1B Josh Ockimey (MiLFA)
IF Chad De La Guerra (MiLFA)
IF/C Roldani Baldwin (MiLFA)
UT Taylor Motter (MiLFA)
UT Yairo Munoz (MiLFA)

2021年10月31日日曜日

21'-22' Offseason By Position Outlook - Catcher

続いてC編です。赤字は26人枠の候補。緑字は他ポジションからのコンバートもしくは、マイナーから昇格の可能性によるデプス。青字はFA/MiLFAまたはオプション破棄やノンテンダー濃厚な流出予定者。


[22' Opening Roster Candidates]

C Christian Vazquez (22': $7M option, Option exercised on 11/7)
C Kevin Plawecki (22': $2.25M)


[MLB Depth]

C/IF Connor Wong (22': min., MiL option: 2)
C Ronaldo Hernandez (22': min., MiL option: 1)
C Kole Cottam (under MiL contract, Rule 5)


[Players Projected to Go]

C Chris Herrmann (MiLFA)
C Jhonny Pereda (MiLFA)
IF/C Roldani Baldwin (MiLFA)

2021年10月28日木曜日

21'-22' Offseason By Position Outlook - Reliever

続いてRP編です。赤字は26人枠の候補。緑字は他ポジションからのコンバートもしくは、マイナーから昇格の可能性によるデプス。青字はFA/MiLFAまたはオプション破棄やノンテンダー濃厚な流出予定者。


[22' Opening Roster Candidates]

RHRP/SP Michael Wacha (22': $7M, signed on 11/27)
RHRP/SP Garrett Whitlock (22': min.)
RHRP Matt Barnes (22': $7.25M, 23': $7.5M, 24': $8M option)
LHRP Jake Diekman (22': $3.5M, 23': $3.5M, 24': $4M option, signed on 3/16)
LHRP Josh Taylor (22': $1.03M, 23': arb.2)
RHRP Ryan Brasier (22': $1.4M, 23': arb.3)
RHRP Hirokazu Sawamura (22': $1.2M, 23': $3M Mutual option)
LHRP Matt Strahm (22': $3M, signed on 3/15)
LHRP Darwinzon Hernandez (22': min., MiL option: 2)
LHRP Austin Davis (22': min., MiL option: 2)


[MLB Depth]

LHSP/RP Rich Hill (22': $5M, Signed on 12/1, Projected as SP)
RHSP/RP Tanner Houck (22': min., MiL options: 2, Projected as SP)
RHRP Phillips Valdez (22': min., MiL option: 1)
RHRP Eduard Bazardo (22': min., MiL option: 2)
RHRP Ralph Garza (22': min., MiL option: 2, claimed on 3/24)
LHSP/RP Kyle Hart (under MiL contract, Rule 5)
RHSP/RP Frank German (under MiL contract, Rule 5)
RHSP/RP Andrew Politi (under MiL contract, Rule 5)
RHSP/RP Victor Santos (under MiL contract, Rule 5)
RHRP Hansel Robles (under MiL contract, signed on 3/19)
RHRP Geoff Hartlieb (under MiL contract, Rule 5)
RHRP John Schreiber (under MiL contract, Rule 5)
RHRP Kaleb Ort (under MiL contract, Rule 5)
RHRP Durbin Feltman (under MiL contract, Rule 5)
RHRP Joan Martinez (under MiL contract, Rule 5)
LHRP Derek Holland (under MiL contract, Signed on 3/21)


[Players Projected to Go]

RHSP/RP Garrett Richards (22': $10M option, Option declined on 11/7)
LHSP/RP Martin Perez (22': $6M option, Option declined on 11/7)
RHRP Adam Ottavino (FA)
RHRP Hansel Robles (FA)
RHSP/RP Brad Peacock (MiLFA)
RHSP/RP Raynel Espinal (MiLFA)
LHSP/RP Stephen Gonsalves (MiLFA)
RHSP/RP Daniel Gossett (MiLFA)
RHRP Colten Brewer (MiLFA)
RHRP Austin Brice (MiLFA)
RHRP Yacksel Rios (MiLFA)
RHRP Jose De Leon (MiLFA)
RHRP Jose Adames (MiLFA)
RHRP Seth Blair (MiLFA)
RHRP/SP Denyi Reyes (MiLFA)

2021年10月24日日曜日

21'-22' Offseason By Position Outlook - Starter

一旦は勝ち星でリードしながらも残念ながらHOUに敗れて今季終了。WSは続きますが、BOSはオフスタートということで早速ポジション別のオフの展望について。トップの交代から2年。一旦再建寄りに舵を切り、有望株も溜まって来ている一方、今季の結果から来季もPO進出、そしてWSに向けて期待が高まっている重要なオフになります。

まずはSP編から。赤字は26人枠の候補。緑字は他ポジションからのコンバートもしくは、マイナーから昇格の可能性によるデプス。青字はFA/MiLFAまたはオプション破棄やノンテンダー濃厚な流出予定者。

昨年までと少し書き方を変えて、マイナーデプスチャートはクラス別に書かずに、上のクラスの選手から順番に並べています。またMLB関連はトランザクション内容を記録しますが、マイナーは適時選手リストの更新だけにします。


[22' Opening Roster Candidates]

RHSP Nathan Eovaldi (22': $17M)
LHSP Chris Sale (22': $30M, under contract through 24', Likely on IL)
RHSP Nick Pivetta (22'; $2.65, M23': arb.2)
LHSP/RP Rich Hill (22': $5M, Signed on 12/1)
RHSP/RP Tanner Houck (22': min., MiL options: 2)
LHSP James Paxton (22': $6M, 23': $13M option/$4M Player opion, 24': 13M option, signed on 12/1, on 60-day IL)


[MLB Depth]

RHRP/SP Michael Wacha (22': $7M, signed on 11/27, Projected as RP)
RHRP/SP Garrett Whitlock (22': min., Projected as RP)
RHSP Connor Seabold (22': min., MiL options: 2)
RHSP Kutter Crawford (22': min., MiL option: 3, Added to the 40-man roster on 11/19)
RHSP Josh Winckowski (22': min., MiL option: 3, Added to the 40-man roster on 11/19)
RHSP Brayan Bello (22': min., MiL option: 3, Added to the 40-man roster on 11/19)
RHSP Bryan Mata (22': min., MiL options: 3)
LHSP Jay Groome (22': min., MiL options: 2)
RHSP Thaddeus Ward (under MiL contract, Rule 5)
LHSP/RP Kyle Hart (under MiL contract, Rule 5)
RHSP/RP Frank German (under MiL contract, Rule 5)
RHSP/RP Andrew Politi (under MiL contract, Rule 5)
RHSP/RP Victor Santos (under MiL contract, Rule 5)


[Players Projected to Go]

RHSP/RP Garrett Richards (22': $10M option, Option declined on 11/7/Signed with TEX on 3/18)
LHSP/RP Martin Perez (22': $6M option, Option declined on 11/7/Signe with TEX on 3/12)
LHSP Eduardo Rodriguez (FA/Signed with DET on 11/15)
RHSP/RP Brad Peacock (MiLFA)
RHSP/RP Raynel Espinal (MiLFA)
LHSP/RP Stephen Gonsalves (MiLFA)
RHSP/RP Daniel Gossett (MiLFA)
RHRP/SP Denyi Reyes (MiLFA)

2021年10月23日土曜日

21' Today's Topics - 10/22

[Today's Game (ALCS Game6 vs HOU)]

残念ながら今季はこれで終戦。HOUも勿論良いプレーをしたものの、三連敗はこちらの打線が機能しなかったのが最大の敗因でしょう。

シーズンの調子の悪い時期と全く同じ負け方で、元々期待しづらい下位打線を抱えて、上位がここまで淡白な打撃を見せるとそりゃ点も取れません。RISPの安打数が象徴的。

終わった日からが「来季に向けて」、ということになりますが、今季自体は来年以降の常勝チームとしてPOに出続けるための下地としては満足のできるシーズンでしたね。今オフは、大胆な入れ替えは必須ではないと思いますし、最低限Schwarberの引き留めもしくは同様の左打ちのOF兼1Bの確保。

加えて、投手で先発1人、リリーフ1人かできれば2~3人(クローザー/セットアップ1~2人、ロングリリーフ1人)を確保できれば恰好は付くとは思いますが、ライバルも強力な中、今POのチームベースでどこかでアップグレードが無いとすると少し苦戦しそうな気も。

Casasを筆頭とした若くて勢いのある選手の台頭を待ちたい反面、来年もPOに出るのはノルマと言えるし、スタートで引き離されたくはない。オフのBloomさんの舵取りに注目です。

とにもかくにもCOVID-19の影響が残る中でもシーズンを悪くない結果で終えられて本当に良かったです。皆さま、そして選手、関係者と本当にお疲れ様でした。

Result : BOS 0 - 5 HOU (W2-L4)

2021年10月21日木曜日

21' Today's Topics - 10/20

[Today's Game (ALCS Game5 vs HOU)]

またも打線が繋がらず、ソロHRの得点のみで、前日同様中盤以降に差を付けられる展開で崖っぷち。打順の調整はともかく、ここまでPOではほぼ固定面子で戦って来ましたが、Renfroeあたりは明らかに打線を切ってしまっており、第6、7戦は一考が必要にも。

捕手のC. VazquezもALDSでは打撃でも良いところを見せましたが、ALCSでは音がなく。第6戦はEovaldiなのでPlaweckiが受けると思いますが、結果如何では第7戦も検討がいるかもですね。

あとが無くなったとは言え、第6、7戦の相手先発は第2、3戦で打ち込んだ、Jake Oddorizzi、Jose Urquidyになるかと思いますので、序盤でしっかり得点を稼ぎたい。ここ2戦は急に当たりの止まった、1、2番がまた鍵になりそうです。Go Sox!!

Result : BOS 1 - 9 HOU (W2-L3)

2021年10月20日水曜日

21' Today's Topics - 10/19

[Today's Game (ALCS Game4 vs HOU)]

ちょっと勝ちがちらつき出したところからの痛い逆転負け。球審の判定にはかなりファンから文句も出ていましたが、Eovaldiのカーブがストライクなら、Jason Castroの一打は防げたので、多少の不運もありましたが、一方で追加点を全く取れなかった展開であり、敗戦という結果もいたしかたない部分もある。

先の2戦は先発や先発タイプの2番手投手を打ち込みましたが、シリーズを通じて、HOUのミドルリリーフをHR以外であまり崩せておらず、立ち上がりでしっかりリードを取らないとジリ貧気味なのは明らか。一発は勿論ポストシーズンゲームのような重みのある試合では大事ですが、それに縛られるのも良くない。

しっかりボールを見て、甘いボールをコンパクトに打ち返す意識も再確認した方が良いかと。まぁHOUもこれで息を吹き返す可能性が高いですが、なんだかんだ先発の状態に加えて、リリーフも早い回から投げていくのでそれなりに負担もあるでしょう。明日はまたしっかり打ち崩して王手を掛けれるように期待しています。Go Sox!!

Result : BOS 2 - 9 HOU (W2-L2)

2021年10月19日火曜日

21' Today's Topics - 10/18

[Today's Game (ALCS Game3 vs HOU)]

07年のWS優勝時のクローザーだった、Jonathan PapelbonがALCS本拠地開幕の始球式に。もう40歳なんですね。時が経つのは早い。足元を滑らせていましたが、身体的にはまだアスリートっぽかったし、一旦マイナーの選手兼コーチくらいで帰ってきて、将来は指導者になってくれないかな?

試合の方は、初回から連打、とはいかなかったものの、2回に苦しいHOUの先発台所事情で先発が回って来た、Jose Urquidyを責め立て、今シリーズ3本目の満塁弾でHOUの戦意を叩く、完璧な試合展開。

その後も3発を追加して大勝。こちらも先発事情は決して良い状況ではない中で、大量点で少しプレッシャーが除かれたか、E. Rodriguezが4回を除いてほぼ完璧な内容。打たれた後の5、6回に立ち直りを見せたのは明るい材料です。

ブルペンも主要な投手の多くを休ませられ、ALCSの残り試合に向けても視界良好。Fenwayで残り2戦も同じような戦いを見せて、WSまで駆け上がりましょう。Go Sox!!

Result : BOS 12 - 3 HOU (W2-L1)

2021年10月17日日曜日

21' Today's Topics - 10/16

[Today's Game (ALCS Game2 @HOU)]

昨日書いた通り最後D. Hernandezでハラハラさせられましたが、序盤の大量得点のおかげで比較的楽な展開で2戦目を取り、1勝1敗のイーブンに。

CSで2戦目を取ったチームの勝率は8割強だとか。3~5戦目はホームFenwayに帰れるし、油断はできないけど、現時点で多少有利な戦況にはなったかと。

BOSはBOSでブルペンに悩んでいる訳ですが、HOUは逆に先発台所事情が火の車。元々Justin VerlanderがTJ。ALDSでLance McCullers, Jr.を失い、今日はLuis Garciaが離脱。

3戦目はJose Urquidyが投げるようですが、第4戦はZack Greinke?Christian Javier?今日緊急で元々4戦目の予定だったJake Oddorizziが投げたようなので、元々ブルペン待機予定だった選手を先発に回すしかないよう。

相手の不運を喜んではいけませんが、BOSも余裕を言えない状況だし、相手の弱みにはつけ込みたいところ。この2戦、HOUブルペンはあまり打てていないだけに、第3、4戦も3回くらいまでにしっかり相手先発を捕まえ、逆にこちらの先発はそこまでは試合を作るのは勝ち抜く上での最低限の必要条件でしょう。

相手が右投手なので、恐らく好調のE. Hernandezを2番に置き、1番にSchwarberを起用するのかと思いますが、まずは1回の第一打席でSchwarberが出られれば、HOU先発に大きなプレッシャーを掛けられる。注目です。

Result : HOU 5 - 9 BOS (W1-L1)

2021年10月16日土曜日

21' Today's Topics - 10/15

[Today's Game (ALCS Game1 @HOU)]

ALCSが開幕。HOUとはHOUがWS制覇した17年、BOSが勝ってWSを制した18年にも激突。HOUは強豪ですが、OAKを除くAL西チームが如何に不甲斐ないかを示しています。

それはそれとして、両軍ほぼ同じようなチームスタッツの試合となり、敵地で試合中盤までリードする互角の戦いぶりでしたが、残念ながら結果だけが付いてこず。

2発にスーパーキャッチのE. Hernandezの獅子奮迅の活躍を生かしきれなかったのは残念ですが、継投含め特にミスなくこの結果なのでまぁ仕方ないですね。TBにも一つ取られてからの三連勝でしたから、切り替えて行きましょう。

ただ全く批判する意図ではないのですが、6回Houckだけはどうでしたかね。1 IP以上投げてくれれば大きい、というような状況だっただけに、マルチイニングをこなせるHouckという選択肢は間違いではないと思いますが。

ただ下位打線からのイニングだったし、Brasierをもう1人、2人引っ張る、もしくは先にRoblesという継投でも良かった気も。Houckも元先発だけにもしかすると接戦リードを守る展開よりも同点や僅差ビハインドのような展開の方がすんなり試合に入れるかも、という何の根拠もない想像もあります。

それにしてもやはりブルペンが苦しい。Ottavinoが少し復調してきたようなプラスの材料もありますが、Barnesは仕方ないにしろ、A. Davisをロスター外として、沢村、M. Perez、D. Hernandez、と三人もがALDSまで1試合も投げていない選手に。

沢村、Perezは明らかに地に足がついていなかったし、元々制球に不安のあるD. Hernandezも投げる場面が来たら来たで、祈るような気分になるのは間違いないでしょう。Richardsの離脱も結構痛いですね。

Result : HOU 5 - 4 BOS (W0-L1)

21'-22' Fall-Winter League Roster

昨年はCOVID-19の影響もあり、AFLはキャンセルでしたが、今季は例年通りの秋季・冬季リーグが開催されます。各リーグのロスターまとめです。AFLは色々とルール変更を試験的に取り入れるようですね。


[Arizona Fall League]

RHP Connor Seabold, Scottsdale
RHP Josh Winckowski, Scottsdale
RHP Andrew Politi, Scottsdale
LHP Brendan Cellucci, Scottsdale

C Connor Wong, Scottsdale
C Kole Cottam
1B Triston Casas, Scottsdale
SS/2B Jeter Downs, Scottsdale
SS/2B Christian Koss, Scottsdale

2021年10月12日火曜日

21' Today's Topics - 10/11

[Today's Game (ALDS Game4 vs TB)]

祝!ALCS進出一番乗り!

男泣きするCora監督、というのが象徴的で、感動的な勝利でした。とにかくこれぞPOという白熱の展開。1戦目にやられた、Shane McClanahanを二番手で持って来たTBに対し、それを捉えて5点をリードも、終盤Brasierがリードを守れず同点に。

しかし、連夜のピンチを完璧に乗り切ったWhitlock。手が痛いながら先制の3ランのDevers。無死一塁からそこまで慣れている訳ではないだろうバントを完璧に決めたArroyo。連夜のサヨナラを演出したC. VazquezとE. Hernandezなど、この試合だけでも数々のヒーローが現れてALDSを突破。

それだけの良いプレーがあって、尚且つTBの3BのYandy Diazの守備がちょっとまずく、Shawを落ち着いて一塁でアウトにできなかったりしたのもあっての、本当に本当に厳しいギリギリの勝利でしたが、選手たちほぼ全員が何らかの形で勝利に貢献した、チーム一丸となった素晴らしい戦いでした。

HOUが2勝1敗でリードするもう一方のALDSは今日悪天候で順延。CWSが直近の試合を取っており、もう少し縺れてくれれば、Whitlock、Houck、Pivettaと完璧な連投もしくはロングリリーフで勝ちを手繰り寄せた救援陣も休みが取れて楽になりそうです。

NLの方は、ATL-MILは接戦が3つ続いていますが、今日取ったATLが2勝1敗で王手。LAD-SFはMax Scherzerで1点差ゲームを落としたディフェンディングチャンピオンのLADが後が無くなっています。

始まる前は、さほど調子が良くなく、NYYにさえ勝てば、TBに三連敗でも仕方ないかと思っていたぐらいですが、こうなると欲が出てきますね!しっかり休養しながらもテンションを保ってALCSに向かいましょう。Go Sox!!

Result : BOS 6 - 5 TB (W3-L1)

2021年10月11日月曜日

21' Today's Topics - 10/10

[Today's Game (ALDS Game3 vs TB)]

4-2とリードして、第2戦の勢いもあり、王手で決まりかと思い始めた8回に最近の勝ちパターンの一人だったRoblesが捕まり4-4の同点に。

まだ全部見切れていないのですが、最後はプレー続行ならランナーが返った打球をRenfroeが触ってスタンドに入り、次の塁に進塁でストップというプレーが結局勝負を分けて連勝。

ホントにギリギリの攻防でさすがに楽には勝たしてくれません。これで連勝で王手、次戦もFenwayで、という状況ですが、明日も難しい戦いになりそうです。特にWander Francoは注意しててもなかなか抑えられていないので、如何に得点圏にランナーがいない状態で彼を迎えるかですね。

両チーム先発が良くわかりませんが、BOSは初戦で2回も投げていないE. Rodriguezが中3日で行くのかな?左投手だし、Francoをしっかり抑えてくれるといいのですが。

逆にTBは誰でしょうね?Shane McClanahanはRodriguezと同じく中3日ですが、初戦に5回80球以上投げているのでないか?TBとしては上のラウンドに進むには第5戦まで戦うのが必須なので、第4戦を凌いだ上で、第1戦と同じ状況でMcClanahanで必勝を期したいかと。

そうなるとMichael WachaかColin McHughくらいしかいないけど、どっちも第2戦でBOSが打っているので、オープナー、もしくはMatt Wislerがケガのようなので、誰かを代替で加えるのかな?(誰が他にいるのかよく知らないですが。)まぁとにかく明日で決めましょう!Go Sox!!

Result : BOS 6 - 4 TB (W2-L1)

2021年10月9日土曜日

21' Today's Topics - 10/8

[Today's Game (ALDS Game2 @TB)]

零封負けから一夜明けて、立ち上がり先制はしたものの、POではエースに相応しい投球を見せられていないC. Saleが満塁弾を浴びて逆転を許す苦しい展開でしたが、それを救ったのはHouck。

Saleからタスキを受けた後、2、3、4回を9人パーフェクト、5奪三振と完璧に立て直し、5回表の逆転を呼び込む働き。正にチームを救ったと言って良いでしょう。今日も5 IPを投げたように長いイニングを投げる力はあるし、来年はローテ投手でしょうが、物怖じしない性格、マウンド上のプレゼンス、三振を奪える2球種など、偉大なクローザーになりうる素養もあるようにも思いました。

打線も中軸にいずれも一発。E. Hernandezの大爆発など、残りの試合に向けて好材料が多かったですね。ただ2BのArroyoだけは蚊帳の外。攻守に少し精彩を欠いている印象で、少し守備は心配ですが、FenwayではSchwarberをLF、Hernandezを2Bで使う布陣を優先した方が良いかも。

最後に9回は点差が開いたこともあり、不振でロスターを外れていたものの、Richardsのケガで追加でロスター入りしたBarnesを起用も精彩を欠く状況は変わらず。テストというよりはCora監督の親心もあったと思うし、勿論WSまで勝って行こうと思うなら、Barnesの復調は外せない、ということで我慢して最後まで投げさせたのでしょう。

結果からすると、やはりグリップの問題でしょうが、速球はほぼグローブ側に引っ掛けて外れ、カーブはワンバウンドとボールを操れていない印象。素人の印象ですが、グリップ力を気にするあまり、ボールが離れる瞬間の親指と人差し指/中指の力のバランスが崩れているのではないかと。

イップスになりかねないし、正直今季はこれでシャットダウンで良いと思います。希望的観測からすると来年はボールの変更でグリップを気にしなくても良くなれば、今季前半のような状態に戻る可能性もある。

まぁでもそういったところはCora監督の上手いところかなと。19年のPO逸とサインスティールの問題もあり、一時は采配能力に疑問を持ちましたが、BOSのようなチームには、頼れるお兄さんのような立場で、選手の感情を上手くコントロールし、雰囲気を良くする彼のようなタイプが合っているように思います。

Result : TB 6 - 14 BOS (W1-L1)

2021年10月8日金曜日

21' Today's Topics - 10/7

[Today's Game (ALDS Game1 @TB)]

NYYを破った勢いで先勝したかったですが、肝心なところで一発が出ず、相手には効果的にHRで点数を重ねられて力負け。夜録画を見ますが、やっぱり中軸のケガやそれもあっての不調が響いていますかね。

X. Bogaerts、Deversと一応安打は出たのですが。Bogaertsは手首を痛めてから、NYYのHR以外はほとんど長打が無いし、Deversも今日空振りで手首を痛めたかも。ケガを抱えながらだと良い投手が打てないとか、長打が出ない、ってなっちゃいますね。

Shane McClanahanには前回もやられましたが、分析できてたんですかね?そのあたりも注目してみたいです。上に行こうと思ったら、彼を次は打たないといけないと思うし。

まぁでもその前に明日ですね。BOSの苦手とする初物のShane Bazが投げるみたいで、これもなかなか苦しい戦いになりそうですが、C. Saleの意地に期待したい。Go Sox!!

Result : TB 5 - 0 BOS (W0-L1)

21' Minor League Stats - Worcester Red Sox (AAA)

AAA Worcesterのスタッツです。W74-L54と今季はチーム力が優秀だった。Seabold、Duran、J. Downsなど、期待されたほどにはステップアップできず、躓いた選手もいましたが、MLBのデプス、来季以降にMLBに上がる可能性のある有望株の終盤戦の昇格などAAAチームならではの役割も十分に果たせて良いチームだったと思います。


[Pitchers]


Connor Seabold, RHSP (20'-Acquired from PHI)

21' Stats (FCL) : W0-L0/3.18 ERA/2 G/2 GS/0 CG/0 SV/5.2 IP/3 H/2 R/2 ER/0 HR/3 BB/12 K/1.06 WHIP/0.40 GO/AO
21' Stats (AAA) : W4-L3/3.50 ERA/11 G/11 GS/0 CG/0 SV/54.0 IP/43 H/24 R/21 ER/6 HR/19 BB/52 K/1.15 WHIP/0.49 GO/AO
21' Stats (MLB) : W0-L0/6.00 ERA/1 G/1 GS/0 CG/0 SV/3.0 IP/3 H/2 R/2 ER/1 HR/2 BB/0 K/1.67 WHIP/0.75 GO/AO

評価:D。昨年PHIから獲得時は制球とチェンジアップの良い、ローテ下位タイプと言われていたが、秋からSTにかけて球威が少し伸び、またスライダーも向上していることもあって、即戦力のローテ中位の可能性が出て来ていたが、右肘を痛めて出遅れ。TJこそ回避したものの、一時伸びた球威がまた90 mph前半の平凡なレベルに落ち、チェンジアップへの感触も少し失っていると残念な結果に。AAAではそれでも持ち前の制球で素晴らしいアウティングもあったが、捉えられる日もあり、MLBで活躍するにはケガをしっかり癒して良い時期の状態に戻る必要があるだろう。

2021年10月6日水曜日

21' Today's Topics - 10/5

[Today's Game (WC Game vs NYY)]

アディオスNYY!

Gerritt Coleとの相性はともかく、ブルペン陣の状態と終盤戦の苦戦もあり大方の予想で不利と見られていましたが、ホームの観客の前でライバルのシーズンに止めを刺す会心の勝利。

WS優勝も07、13、18年と3回見て来ていますが、どれも一発勝負で負けたらシーズン終わり、という最高の緊張感の中での試合ではなかったし、それもNYY相手ということで過去3回のWS優勝に匹敵する嬉しさでした!

また最後止めを刺したのが、NYYからRule 5ドラフトでタダで奪ってきたWhitlockというのがもうね(ニヤニヤ)。

初回のX. BogaertsのHRや、効果的な追加点。先発のEovaldiは勿論、確固たる継投が存在しない中で、マウンドに上がり、きっちり仕事を果たした、Houck、Robles、Whitlock。また最高の布陣を引けない状況で、勝利につながる采配を見せたCora監督など、チーム全体が最高のパフォーマンスを見せたと思います。

ALDSのTB戦も不利な戦いが予想されますが、この雰囲気で一つ目を取れば、勢いで行ける可能性も十分あると思います。Go Sox!!

Result : BOS 6 - 2 NYY (W1-L0)

2021年10月5日火曜日

21' Season Boston Red Sox -Oct.-

10月です。最終戦までもつれてギリギリ滑り込んだWCゲームで宿敵NYYを降しています。下馬評は高くないですが、勢いに乗って上を目指すチームをファンも盛り上げていきましょう。(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 10/3
Optioned RHP Eduard Bazardo to AAA Worcester.
Activated RHP Garrett Whitlock from the IL.

WhitlockがPOに間に合って復帰。BazardoがAAAへ。

21' Today's Topics - 10/3

[Today's Game (Game 162 @WAS)]

祝!PO進出!

青息吐息でしたが、勝てば官軍。WAS三連戦は下位に沈んでファイヤーセールを実施した相手に苦戦し、後ろ2試合は終盤に同点、逆転の薄氷の勝利。

今日はC. SaleがNLの試合ということもあり、3回途中で降板。最後はE. Rodriguez、Pivettaをつぎ込む総力戦で何とかWCをもぎ取りました。相手は今日は何とか勝利したNYY。Eovaldi vs Gerritt Coleになる見込みです。

とにかく後半戦は苦しいシーズンでしたが、PO出場はよくやったとチーム、ファン皆で喜びましょう。そしてその後はどうでも良い...は言い過ぎですが、NYYだけには勝ちたい!全力で応援して勝利を手繰り寄せましょう!Go Sox!!

Result : WAS 5 - 7 BOS (W92-L70)

2021年10月4日月曜日

21' Minor League Stats - DSL Red Sox Red (Rk)

DSL Red Sox Redのスタッツです。シーズンはW31-L27。Peralesの早々の離脱が非常に残念でした。Bleisを筆頭に今年契約したばかりの若い選手が多いのもあって、打線が苦戦。来年の成長に期待です。


[Pitchers]

Luis Perales, RHSP (19'-Int. FA)

21' Stats (DSL) : W0-L0/4.50 ERA/1 G/1 GS/0 CG/0 SV/2.0 IP/1 H/1 R/1 ER/0 HR/1 BB/3 K/1.00 WHIP/0.50 GO/AO

評価:-。18歳。たった$75Kで入団した選手だが、入団後に速球が95 mph程度まで伸び、カーブも素晴らしいと評価がうなぎ登りで、BAのBen Badlerを筆頭に高い評価を受ける。満を持して開幕投手としてプロデビューしたが、何とその試合で戦線離脱。残念だが、秋のUS遠征には帯同しているようで、DSLでの実績はほとんどないものの、来季はUSで衝撃を与えてくれると期待。

21' Minor League Stats - DSL Red Sox Blue (Rk)

DSL Red Sox Blueのスタッツです。シーズンはW38-L20。投手は少し有望株が少なかったけど、野手は19-20年シーズン契約の有望株が多いこともありRedチームより良いパフォーマンスでそれが勝率に直結した感じ。


[Pitchers]

Jedixson Paez, RHSP (21'-Int. FA)

21' Stats (DSL) : W2-L1/2.86 ERA/13 G/13 GS/0 CG/0 SV/50.1 IP/43 H/18 R/16 ER/5 HR/9 BB/49 K/1.03 WHIP/1.00 GO/AO

評価:B。21年シーズンの契約した投手の内、最も大きなボーナスを受け取った17歳。契約時のレポートでは速球は最速91 mphで、球威よりも完成度の評価の高い選手とのことだったが、実際シーズン終盤は80 mph中盤から後半の球威ながらも安定して試合を作った。非常に制球が良く、傘下のラテンプログラム最優秀投手に選ばれるだけの成績を残したことは契約時の評価に見合うが、上のクラスに上がっていくにはフィジカルを鍛えてパワーアップする必要がありそう。

2021年10月3日日曜日

21' Today's Topics - 10/2

[Today's Game (Game 161 @WAS)]

Houckが5.0 IPノーヒッター、8奪三振と素晴らしい今季の最終先発。ここ2試合は、打線が絶好調とは言えないまでも、良いところで一発が出て、それをOttavino、Barnesが不安定な厳しいブルペン事情の中、Brasier、Roblesあたりが踏ん張り大きな大きな連勝。

SEAが昨日負けてくれたため、TOR、SEAと1 G差で最終戦。勝てば自力でWC進出、負けても163試合目以降のWC出場権を争うクリンチゲームの出場までは既に確定。またNYYがTBに連敗し、今日の時点で同率に。

明日は4チームいずれも絶対に勝利が必要な大一番で結果次第では4チームが横一線の可能性もある一方、しっかり勝って、NYYが負ければWCの1位となる可能性も出てきた。C. Saleがこの大一番で投げるし期待して結果を待ちたいですね。Go Sox!!

Result : WAS 3 - 5 BOS (W91-L70)

2021年10月1日金曜日

21' Today's Topics - 9/30

[Today's Game (Game 159 @BAL)]

BALに負け越しは悲しい限りですね...。OAK-SEAは昨日で三連戦を終えていましたね。見間違えでした。OAKは脱落済ですので、SEAと0 G差、TORと1 G差で最終三連戦へ。

2 G差あるNYYのWC首位はまず確定でしょうから、3チームで最後の席争い。いずれも格下とですが、今の状態だと直近11戦10勝のSEAを上回るのは、ちょっと望み薄ですね。

Result : BAL 6 - 2 BOS (W89-L70)

2021年9月30日木曜日

21' Today's Topics - 9/29

[Today's Game (Game 158 @BAL)]

NYY戦三連敗が尾を引き、BALにすら力なく初戦敗れましたが、今日はEovaldiが奮起して連敗ストップ。しかしWC争いの他チームがつぶし合っているカードが、NYY-TORはTOR、SEA-OAKはSEAが勝ち、WCに滑り込む上では楽にならない結果となり、SEAと0.5 G差、TORと1 G差は変わらず。

もう一戦同じ相手とやった後、最後の三連戦はNYY、OAKは順位が確定したTB、HOUと、OR、SEAは下位のBAL、LAAとのカードなので、他力本願ではダメでしょうし、残り4つは全勝するしかないと思っていきましょう。

Result : BAL 0 - 6 BOS (W89-L69)

2021年9月28日火曜日

21' Minor League Season Memo -9/27~10/3-

今季はFILがないのか、あってもDSLの選手は基本的には参加しないようですが、数人のDSLの有望株がFenwayを訪れるようですね。なかなか情報が入って来ませんが、面白そうな選手が多いので、USでプレーしてくれるのが待ち遠しいです。前週の結果はこちら


〇 9/27

[AAA] - Offday

[DSL-B] - Box
J. Reyesが3.0 IP/6 H/3 ER/1 BB/1 K。Zapeteが2 H。

[DSL-R] - Box
Talavera3.0 IP/1 H/1 ER/1 BB/4 K。A. Jamesが2 H/1 HR (3)。Ayubi、Astacioが2 H。

2021年9月27日月曜日

21' Today's Topics - 9/26

[Today's Game (Game 156 vs NYY)]

三連敗だけは避けたかったですが、きっちり三連敗。後ろ2戦はリードをブルペンが守り切れず。Barnesはルール変更後の不振にCOVID-19感染が輪を掛け、復帰後は安定感無し。

今日の敗戦の原因のOttavinoは疲れなのか、マイナーなケガなのか、ここ2週間はあまり出番がなく、出ても今日のような状態。Barnes、Ottavinoは短縮シーズンだった昨季から急なイニング増加も影響しているのでは?という話も。

更にWhitlock、J. Taylorが直近のIL入り。D. Hernandezはノーコンで勝ちパターンは現状無理。沢村も後半不調(前半も内容自体は決して良くはなかったですが)では打つ手がない。

現状のブルペンではRichards、Houck、それに全幅の信頼を置けるかは微妙ですが、Roblesを勝ちパターンで投げさせるくらいしかなく、そのRichards、Houckを昨日、今日は複数イニング引っ張らざるを得ず、結果ランナーを出して調子の落ちている選手にスィッチしてジエンド。

NYYに1 G差を付けられ、TORが1 G差で迫る中で残り6戦ですが、そのNYYとTORが三連戦を残しているので、BAL、WASとの残り6試合をきっちり勝ち切ればWC自体を手にすることはできるでしょうが、勝ちパターンが無い今、それも少し怪しいし、よしんばPOに出られたところで勝ち抜くのは難しいでしょう。

WCに出て、相手はNYYになる可能性が高いですが、C. Sale → Eovaldiで全力で1試合勝ち、NYYを蹴落とした後、TB戦は白旗くらいが望みうる最高の結果ですかね。それでも今季はPOは厳しいと思っていたので、十分と思うしかないかも。あと残り6戦は何とか勝ちましょう。

Result : BOS 3 - 6 NYY (W88-L68)

2021年9月25日土曜日

21' Today's Topics - 9/24

[Today's Game (Game 154 vs NYY)]

先に一つ取ってプレッシャーから解放されたかったですが、Eovaldiが炎上してジエンド。う~ん。WCに出られたとしてNYYになる可能性が高く、NYY戦に強い印象のあるEovaldiは有力候補でしたが。

今現在4人のローテになっていてその順ならPivettaですが、どこかでHouckを挟むと思うので、順当にいけばEovaldiがWCゲームなんだけど。まぁとにかく目先をがんばるのが先決。打線自体は悪くない状態なので、明日は勝ちたいですね。

Result : BOS 3 - 8 NYY (W88-L66)

21'-22' Offseason Boston Red Sox -Rule 5 Draft & MiLFA-

ポストシーズン前の重要な時期ですが、時間のある時にまとめておいてしまおうということで。Rule 5ドラフトやMiLFAの対象の整理です。(前記事はこちら)。


[21' BOS Rule 5 Draft Eligible Players]

RHP - Brayan Bello, Gary Calvo, Felix Cepeda, Kutter Crawford, Osvaldo De La Rosa, Durbin Feltman, Ryan Fernandez, Frank German, Zack Kelly, Bryan Lucas, Joan Martinez, Alexander Montero, Kaleb Ort, Yusniel Padron-Artiles, Aaron Perry, Antonio Police, Andrew Politi, Roniel Raudes, Jesus Rosillo, Yasel Santana, Victor Santos, Zach Schellinger, John Schreiber, Gregori Segovia, Chase Shugart, Miguel Suero, Jake Thompson, Thaddeus Ward, Josh Winckowski
LHP - Kyle Hart, Rio Gomez, Dominic LoBrutto, Oddanier Mosqueda, Brendan Nail
C - Kole Cottam, Jonathan Diaz, Charlie Madden, Alan Marrero, Elih Marrero, Oscar Rangel
IF - Marco Cardoso, Ricardo Cubillan, Jeter Downs, Ryan Fitzgerald, Antoni Flores, Brett Netzer, Tyreque Reed, Grant Williams
OF - Cole Brannen, Pedro Castellanos, Franchy Cordero, Tyler Dearden, Tyler Esplin, Devlin Granberg, Gilberto Jimenez, Ceddanne Rafaela

21' Minor League Stats - Portland Sea Dogs (AA)

AA Portlandのスタッツです。シーズン成績はW67-L47。オリンピックで抜けた期間もあったものの、Casasが飛躍。投手もBelloのブレイクと、Bello、C. Murphy、Groomeなどの昇格もあり、見どころが多くて楽しかった。


[Pitchers]

Brayan Bello, RHSP (17'-Int. FA)

21' Stats (High-A) : W5-L0/2.27 ERA/6 G/6 GS/0 CG/0 SV/31.2 IP/25 H/10 R/8 ER/3 HR/7 BB/45 K/1.01 WHIP/1.81 GO/AO
21' Stats (AA) : W2-L3/4.66 ERA/15 G/15 GS/0 CG/0 SV/63.2 IP/66 H/34 R/33 ER/5 HR/24 BB/87 K/1.41 WHIP/1.36 GO/AO

評価:S。今季の傘下の最大の収穫の一人。元々球威には高い評価があったが、開幕から常時90 mph中盤~後半の速球を見せてインパクトを与え、更には奪三振の山を築くプラスのチェンジアップと、変化が向上しているスライダーで三振を量産。早い段階でAAへ昇格し、そちらでも同様の投球を続け、未来のスーパースターが集まるFutures Gameにも選出。そこまでは順調だったが、その辺りから暑さや疲れ、そしてマイナーなケガもあったのか、少し内容が低下。元々三振は取れるし、制球の良さも特筆すべき選手だが、コマンドなのか打たれる時はあっさり打たれる印象があり、スタッフの割に被打率が高く、それが出てきた印象。とは言え、傘下の投手有望株の頂点を争うまでに成長し、満点の年なのは間違いない。来季はMLBデビューの準備になる。

2021年9月24日金曜日

21' Today's Topics - 9/22

[Today's Game (Game 153 vs NYM)]

大事な稼ぎポイントだった、BAL 3連戦、NYM 2連戦はきっちり5連勝。NYYと2 G差、TORと3 G差、SEA、OAKとは5 G差以上で最後の山場NYYとの三連戦を迎えます。

三連敗でもWC 2位以上で、その後のBAL×3、WAS×3を残すだけになるので、状況としては最高ですし、最低限1勝すればノルマ達成だと思いますが、POに向けて2勝はしたいですね。Go Sox !!

Result : BOS 12 - 5 NYM (W88-L65)

2021年9月22日水曜日

21' Minor League Stats - Greenville Drive (High-A)

High-A Greenvilleのスタッツです。シーズン成績はW67-L53。最後昇格していったGroomeを除けば、大物はあまりいないロスターでしたが、そのGroomeを含め、Cannon、Howlett、Deardenなど、評価を戻した選手が多くて良かった。


[Pitchers]

Brandon Walter, LHSP/RP (19'-26th)

21' Stats (Low-A) : W1-L1/1.45 ERA/13 G/2 GS/0 CG/2 SV/31.0 IP/21 H/7 R/5 ER/0 HR/6 BB/46 K/0.87 WHIP/2.25 GO/AO
21' Stats (High-A) : W4-L3/3.70 ERA/12 G/12 GS/0 CG/0 SV/58.1 IP/46 H/35 R/24 ER/6 HR/14 BB/86 K/1.03 WHIP/3.30 GO/AO

評価:S。何の変哲もない下位指名のシニアーサインが別人のように変貌。90 mph後半の速球と、球威アップでキレを増した変化球でLow-Aを牛耳り、最初はブルペンだったが、急遽先発転向。その後すぐにHigh-Aに昇格して、そこでも素晴らしい登板を続けた。奪三振率、被打率も勿論だが、やや変則的な投げ方ながら制球も安定しており、ゴロ率の高さもボールの威力を示している。

2021年9月21日火曜日

21' Minor League Stats - Salem Red Sox (Low-A)

Low-A Salemのスタッツです。シーズン通算はW71-L48。ディビジョンを制しています。多くの昇格があった中で後半戦も今季ドラフト組を含めた新加入選手の活躍もあり好結果。M. LugoやNorthcutなど評価の落ちていた選手も終盤に掛けて成績を上げており、ポジティブな一年に。


[Pitchers]

Wikelman Gonzalez, RHSP (18'-Int. FA)

21' Stats (FCL) : W4-L2/3.60 ERA/8 G/7 GS/1 CG/0 SV/35.0 IP/29 H/16 R/14 ER/1 HR/8 BB/46 K/1.06 WHIP/0.67 GO/AO
21' Stats (Low-A) : W0-L0/1.53 ERA/4 G/4 GS/0 CG/0 SV/17.2 IP/13 H/5 R/3 ER/1 HR/8 BB/20 K/1.19 WHIP/0.83 GO/AO

評価:S。契約したクラスの中では期待度の高い投手で、19年のDSLデビューもまずまずだったが、今季は大きく飛躍。さほど大柄ではなく、元々比較的まとまった選手との評価だったが、今季は球威が成長し、常時90 mph中盤から後半に。Rkクラスで安定した投球を見せた後、昇格したLow-Aでも4試合ながら問題なく投げた。評価はうなぎ登りで、同じ年齢の選手が多い、今季のドラフトに出ていればJackson Jobe (DET)に次ぐ選手だったと言う識者も。

21' Minor League Season Memo -9/20~9/26-

Low-A~AAの3チームはPOに進めずシーズンエンド。一足先にシーズンを終えたFCLも含め、楽しみが少なくなってしまいますね。秋季リーグやFILのある選手もいますが、取りあえず来年に向けてしっかりとオフを取ってもらいたい。前週の結果はこちら


〇 9/20

[AAA] : LHP Alex Claudioをリリース。
[AAA] : C Chris HerrmannがIL入り。
[AAA] : RHP Josh WinckowskiがPortland (AA)から昇格。
[AAA] : C Ronaldo HernandezがPortland (AA)から昇格。
[AAA] : 1B Triston CasasがPortland (AA)から昇格。
[AA] : RHP Jose AdamesがWorcester (AAA)から移動。
[AA] : RHP Seth BlairがWorcester (AAA)から移動。
[AA] : OF/1B Joey MenesesがWorcester (AAA)から移動。
[AA] : UT Jeremy RiveraがWorcester (AAA)から移動。

[AAA] - Offday

[DSL-B] - Box
Monegroが4.0 IP/1 H/0 ER/2 BB/6 K。A. Hernandezが2 H/1 HR (2)。

[DSL-R] - Box
J. Ramirezが4.0 IP/3 H/0 ER/2 BB/5 K。Raveloが2 H/1 HR (1)。Liraが3 H、A. Castro、K. Diazが2 H。A. Jamesに第1号。

2021年9月20日月曜日

21' Minor League Stats - FCL Red Sox (Rk)

Rk-FCLのスタッツです。チームはW37-L20。雨などで試合数が少ない印象がありましたが、ドラフト組がMayerを筆頭に期待以上だったし、最後は上のクラスに行った、W. Gonzalezなど投手も明るい未来を感じさせるシーズンとなりました。


[Pitchers]

Ryan Zeferjhan, RHSP (19'-3rd)

21' Stats (Low-A) : W1-L4/6.91 ERA/12 G/12 GS/0 CG/0 SV/41.2 IP/53 H/41 R/32 ER/2 HR/15 BB/41 K/1.63 WHIP/0.98 GO/AO
21' Stats (FCL) : W0-L0/3.21 ERA/4 G/4 GS/0 CG/0 SV/14.0 IP/12 H/6 R/5 ER/2 HR/3 BB/18 K/1.07 WHIP/1.00 GO/AO

評価:E。開幕Low-Aのローテで投げたが、打ち込まれた。7月にRkレベルへ降格。しばらくは試合で投げずに練習を積み、8月後半にFCLで復帰。悪くはなかったが、年齢等を考えるとまだまだの内容。早期のリリーフ転向など、何らかの処置が必要そう。

2021年9月19日日曜日

21' Today's Topics - 9/18

[Today's Game (Game 150 vs BAL)]

取りこぼし厳禁という意味である意味重要なBAL戦はきっちり最初の2つを取り、TORと1 G差、NYYと1.5 G差に。残り試合を考えるとSEAはほぼ脱落かな?この前の勝ち越しは大きかった。

徐々にCOVID-19での戦線離脱者も帰って来ており、チーム状態は最後の最後で上向き。このところ自信が付いて来た感じのDalbecを中心に、C. Vazquezや新加入のIglesiasも割と好調で下位打線が打てているのが大きい。

E. Hernandezを2B、VerdugoをCF、SchwarberとJ.D. MartinezがLF/DHというのがオフェンス重視の布陣ですが、守備面が厳しい感じで、打撃好調のIglesiasを2Bにした布陣が残り試合の基本になりそうです。

IglesiasはPOは出れないのがもったいないですね。さすがに今の打撃は出来過ぎだとは思いますが、SS経験等も踏まえて来季チームに残すことを考えても良いかも。

Result : BOS 9 - 3 BAL (W85-L65)

2021年9月16日木曜日

21' Today's Topics - 9/15

[Today's Game (Game 148 @SEA)]

TB、CWS、SEAとPOを目指すチームとの連戦で、TB、CWSには負け越しも、WCのライバルSEAには大きな勝ち越し。CWSの三連戦がいずれも1点差でもう1つ、2つ勝てていれば楽だったのですが。

NYY、TOR共に勝っていて、WCはAL東の3チームが横一線。OAKが3.5 G差は今日も変わらず、SEAとはこれで4 G差。BOSの残り日程はNYYとの三連戦の除けば比較的楽な相手ばかり。取りこぼしをせず、NYY相手に逆スウィープさえなければ何とかなるはずですが気を抜かずに行きましょう。

Houckは少し不運な当たりもあり、4回途中3失点で降板。18年が120 IP、19年が140 IP、昨年はCOVID-19で公式戦は20 IP以下。今季はこれで78 IP。レギュラーシーズン残りは2試合か3試合なので、10~15 IPくらいかな?

球数の制限もあるみたいないので仕方ないですが、イニング的にはPO入れても100~110 IPで問題ないと思うし、ブルペン事情を考えるともう少し投げてくれると良いのですが。

Result : SEA 4 - 9 BOS (W83-L65)

2021年9月15日水曜日

21' Minor League Season Memo -9/13~9/19-

AAAとDSLは10月初旬までシーズンがあるようですが、その他のクラスは今週がレギュラーシーズンの最終週のようです。雨の多い年だった印象ですが、投手有望株が伸びて来た年だった気がします。前週の結果はこちら


〇 9/13

[AAA] : RHP Brandon Brennanをリリース。
[AAA] : RHP Brad PeacockがMLBから移動。
[AAA] : RHP Eduard BazardoがILから復帰しオプション。
[AAA] : LHP Stephen GonsalvesがMLBから移動。

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday

[FCL (Game1)] - Box
L. De La Rosaが4.0 IP/3 H/0 ER/1 BB/6 K。Mejicanoが3 H。

[FCL (Game2)] - Box
Senaが2.0 IP/3 H/2 ER/2 BB/3 K。Meredith、Mayerが2 H。

[DSL-B] - Box
K\J. Reyesが5.0 IP/3 H/0 ER/0 BB/2 K。L. Jamesが3 H。

[DSL-R (Game1)] - Box
S. Santosが4.0 IP/2 H/1 ER/2 BB/4 K。Asigenが3 H、Ayubi、Astacio、Richetti、K. Garciaが2 H。

[DSL-R (Game2)] - Box
Mejiasが2.0 IP/4 H/1 ER/1 BB/1 K。Liendo、K. Diaz、Motaが2 H。

2021年9月12日日曜日

21' Today's Topics - 9/11

[Today's Game (Game 144 @CWS)]

昨日、今日とポストシーズンを戦おうしているチーム同士の緊迫したゲームに。昨日は悔しくも敗戦でしたが、今日は8回表に1点差を追い付き、ノーアウト2塁から始まる延長の最後もJ. Taylorが無死1、3塁を切り抜けて薄氷の勝利。

MLBデビューとなったSeaboldは3.0 IP/3 H/2 ER/2 BB/0 K。ハイライトを後で見たいと思いますが、AAAでは良い試合が多いものの、今季は半分以上ケガで長期離脱。少し準備が整いきっていないかなという印象。

また5点差リードから早めにSeaboldを下げて継投したRichardsが誤算。元先発でこのところリリーフで良い投球を見せていたのが、大量リードで気持ちが入らなかったのかもだけど、信頼度をまた下げる結果に。

Brasierもやはり少し球威が落ちているし、ブルペンが苦しい時期が続きますね。D. Hernandezの復帰と昨日コールアップしたOrtはプラスの材料になれるかな?COVID-19穴埋めルールを利用してFeltmanも試して欲しいところです。

(追記)ハイライトを見ましたが、Richardsを除いてはやはり素晴らしいゲームでしたね。X. Bogaertsのファインプレーや最後のアウトもE. Hernandezの悪送球気味を上手く捌いたDalbecが素晴らしかった。

Dalbecは8月以降、明らかに打席内容が向上しているし、今日のタイムリー安打も以前なら簡単に空振りしていた外のスライダーをしっかり我慢して打ち返していた。Casasも好調ですが、Dalbecもストップギャップの1Bでは終わらないかもですね。良いことです。

Seaboldは速球は90 mph少し。80 mph強のチェンジアップ、80 mph半ばのスライダーは、手元で動く悪くないボールですが、やや変化が小さく、球速がさほどないので、MLBの打者だと変化に付いて行って当てられてしまう印象。良い時はもう少し球速が出るかとは思いますが、それで速球、変化球の切れ、変化が大きくなってくれないと少し厳しいかも。

Result : CWS 8 - 9 BOS (W81-L63)

2021年9月9日木曜日

21' Today's Topics - 9/8

[Today's Game (Game 142 vs TB)]

TBとの直接対決はレギュラーシーズン最後のシリーズになりましたが、前2つは乱打戦の末敗戦。厳しいですが、最後の一つはEovaldiが気を吐き、接戦をものに。NYYが少し調子が落ちていて、今日で地区2位に再浮上かな?

次は中地区首位のCWSと。残り日程で比較的楽な相手は、BALと5戦、WASと4戦、NYMと2戦。逆に手ごわいのはCWSと3戦、WCを争うNYYとSEAと3戦ずつ。あと少しがんばりしょう。

Result : BOS 2 - 1 TB (W80-L62)

2021年9月7日火曜日

21' Minor League Season Memo -9/6~9/12-

MLBが大混乱の中、CrawfordがMLBデビュー。Pivettaが次回もスキップするなら、今度はSeaboldがデビューになるかも。マイナーではGroomeがAAへ。投手有望株が良い感じで嬉しいですね。前週の結果はこちら


〇 9/6

[AAA] : RHP Michael FelizがMLBへコールアップ。
[AAA] : RHP Kutter CrawfordがMLBから移動。
[AAA] : RHP John SchreiberがMLBから移動。
[AAA] : UT Jack LopezがMLBから移動。
[FCL] : 2B/SS Karson SimasがPortland (AA)から移動。

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday

[FCL (Game1)] - Box
L. De La Rosaが5.0 IP/3 H/1 ER/1 BB/2 K。T. Millerが2 H。

[FCL (Game2)] - Box
Zeferjhanが4.0 IP/2 H/0 ER/0 BB/4 K。マルチ無し。

[DSL-B] - Box
Paezが5.0 IP/7 H/2 ER/0 BB/3 K。Y. Ramorezが3 H。

[DSL-R] - Box
F. Hernandezが3.1 IP/4 H/3 ER/2 BB/2 K。K. Diazに第1号。

2021年9月6日月曜日

21' Today's Topics - 9/5

[Today's Game (Game 139 vs CLE)]

先発予定のPivettaが感染の波に巻き込まれ、急遽AAAから今季TJから復帰して好投していたCrawfordを呼びましたが、2 IP/5 Rと打たれて3つ取り切れず。ただポテンヒットや球速の低い安打もあったし、多少不運気味ではあったか。

ハイライトを見ただけですが、速球は93~95 mph出ていたし、90 mph弱のカッター(名前がKutterだけに)、80 mph弱のカーブも変化自体は悪くない印象。制球は評価の高い選手ですが、コマンドがもう一歩成長するか、チェンジアップが使えるようになれば、先発のポテンシャルはあるようにも。

Result : BOS 5 - 11 CLE (W79-L60)

2021年9月5日日曜日

21' Today's Topics - 9/4

[Today's Game (Game 138 vs CLE)]

CLEとのシリーズに入り、2日とも綱渡りの試合展開でしたが連勝。下位打線の貢献がほとんど期待できない中(昨日はArauzは活躍)、Schwarber、Deversを1、2番に置くのが功を奏した印象。

先発Eovaldi、Houckもしっかり試合を作った。気になるのはOttavino。TB最終戦と今日と連続で失点。ちょっと酷使の影響が見える。今日は4点差での登板でしたが、Barnesのいない中、接戦の8、9回以外はあまり使わない方が良い気もしますが。

Result : BOS 4 - 3 CLE (W79-L59)

21' Season Boston Red Sox -Sep.-

9月です。TBには遠く離され、NYYにも逆転を許している状況でCOVID-19のアウトブレイクが起き、苦しい状況ですが、何とかWCに滑り込むべく、チームはガンバっています。ファンも応援で支えたいですね。(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 9/1
Placed SS Xander Bogaerts and UT Yairo Munoz on the COVID-19 related IL.
Activated RHP Ryan Braiser and UT Danny Santana from the IL.
Selected RHP John Schreiber and UT Jack Lopez from AAA Worcester.

X. BogaertsとY. Munozも陽性で離脱。セプテンバーコールアップでロスター枠が28人に増えることもあり、BrasierとD. Santanaの復帰に加えて、SchreiberとJ. Lopezも呼んでいます。

Lopezは11年ドラフトのジャーニーマンですが、今季はオリンピック代表にMLBデビューと嬉しい年になりましたね。とは言えまともに戦力と言えるのは状態が戻っている前提でBraiserくらいでしょう。

2021年9月3日金曜日

21' Today's Topics - 9/2

[Today's Game (Game 136 @TB)]

あっさり2つ取られて全敗も覚悟した4連戦でしたが、X. Bogaertsまで離脱した中で後ろ2つを取ってイーブンに。非常事態にチームの結束が高まったようなところもあったでしょうか。

今日は7、8、9番がD. Santana、J. Lopez、Arauzという無惨な打線に、6番のC. Vazquezも合わせて無安打も、最近良い感じのDalbecが2安打2打点も良かったですが、勝因はやはり投手。

C. Sale、E. Rodriguezも踏ん張りましたが、何と言ってもWhitlock、Richardsのマルチイニングリリーフが光りましたね。Richardsはスパイダータックかそれに類する粘着物質の使用を認めており、実際に売りだったボール回転数が大幅に落ちたものの、リリーフ転向以降は好投が多い。

回転数が多いせいでボールを操り切れないのが逆にマイナスだった部分もあるのかもしれませんね。今もボール自体は割と荒れてる気がしますし、まだ全幅の信頼は置いてないですが、今のチームには重要な存在になりつつある。

Result : TB 0 - 4 BOS (W77-L59)

2021年9月1日水曜日

21' Today's Topics - 8/31

[Today's Game (Game 134 @TB)]

COVID-19アウトブレイクが無くても捻られていた可能性の高い相手に中核リリーフがほとんど抜けた状態では手も足も出ず。X. Bogaertsまで陽性のようで、明日、明後日も厳しい戦いに。明日のC. Saleで一つ取れれば御の字か。

感染の延焼が続くようだとPOも厳しいですね。なんせリリーフはOttavinoと毎日は使えないWhitlockしか勝ちパターンで投げられる選手がいない状態。SaleやHouckは長いイニング投げられない可能性が高いので、序盤好投しても勝てる見込みがあまり無いのがつらいですね。

Result : TB 8 - 5 BOS (W75-L59)

2021年8月31日火曜日

21' Minor League Season Memo -8/30~9/5-

先週はYorkeとW. Gonzalezの上のクラスへの昇格があり、傘下であと大きなところはGroomeのAAの昇格が見られるかどうかくらいですかね。前週の結果はこちら


〇 8/30

[AAA] : RHP Raynel EspinalがMLBへコールアップ。
[AAA] : RHP Phillips ValdezがMLBへコールアップ。
[AA] : IF Tanner Nishiokaが引退。

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday

[FCL] - Box
L. De La Rosaが5.0 IP/4 H/2 ER/2 BB/3 K。Mayer、Ugueto、T. Miller、Belen、Jo. Garciaが2 H。

[DSL-B (Game1)] - Box
Monegroが2.0 IP/1 H/0 ER/1 BB/0 K。マルチ無し。

[DSL-B (Game2)] - Box
Paezが5.0 IP/3 H/1 ER/0 BB/4 K。Chaconが2 H。

[DSL-R (Game1)] - Box
Ortunoが3.0 IP/5 H/0 ER/3 BB/3 K。マルチ無し。

[DSL-R (Game2)] - Box
Sotoが3.1 IP/6 H/4 ER/2 BB/3 K。マルチ無し。

2021年8月29日日曜日

21' Today's Topics - 8/29

[Today's Game (Game 131 @CLE)]

TB、NYY(今日ようやく13連勝でストップ)とはかなり離されてしまいましたが、この2シリーズは、MIN、CLEと比較的容易な相手で6戦5勝。

リリーフのBarnesの不調、ラインナップでも身内関連のRenfroe、COVID-19のE. Hernandez、Arroyoと抜ける中で、なんとかやり繰りして勝ち星を重ね、WC戦線に踏みとどまっています。

WC戦線は、OAKと3.5 G差、SEAと5.5 G差、TORと6.5 G差までがライバルと言えるところか。TBと7戦、NYYと3戦を除けば、比較的容易な相手が多いし、取りこぼしをしなければ十分滑り込めるはず。あとちょっとガンバって。

Result : CLE 3 - 5 BOS (W75-L56)

2021年8月25日水曜日

21' Today's Topics - 8/24

[Today's Game (Game 127 vs MIN)]

Barnesが2試合連続で炎上。例年春先は素晴らしいものの、疲労なのか後半戦調子が落ちる傾向にありましたが、今季も例外なく。ただ粘着付与物質の禁止も影響しているようですね。チームではRichardsと彼が禁止措置前後でボールの回転数が大きく落ちているらしく、影響が出ている様子。

ボールの球威、変化自体はさほど悪くないと思うけど、やはり指先に気を使って投げる分、制球が乱れたり、コマンドが甘かったりするのかなと推測。Eovaldiのようなどこ吹く風に凄まじい速球と変化球の変化を見せ続けている選手もいるにはいますが。

とは言え、他に代役もなく、持ち直してもらうしかない。Schwarberを2番に置いた打線が少し機能し始めているような雰囲気だし、しばらくはこれまでの低迷の分、打線がチームを引っ張るつもりでガンバってもらいたいところです。

Result : BOS 11 - 9 MIN (W72-L55)

2021年8月24日火曜日

21' Minor League Season Memo -8/23~8/29-

例年もうボチボチシーズン終了の時期なのですが、今季は開幕が遅くて、AAA/AAは120試合のシーズンなようなのでもう少しマイナーシーズンが続くと思います。前週の結果はこちら


〇 8/23

[AAA] : IF Christian Arroyoがリハブ終了。
[AAA] : IF Jonathan Arauzをオプション。

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday

[FCL (Game1)] - Box
W. Gonzalezが5.0 IP/5 H/1 ER/1 BB/5 K。Simasが2 H。Mayerが2試合連発の第2号。B. Gonzalezに第5号。

[FCL (Game2)] - Box
J. Webbが1.0 IP/0 H/0 ER/0 BB/3 K。E. Paulinoが3 H、Cubillanが2 H。0

[DSL-B] - Box
Monegroが4.0 IP/2 H/1 ER/3 BB/1 K。Chacon、Jh. Garciaが2 H。

[DSL-R] - Box
J. Ramirezが5.0 IP/1 H/0 ER/0 BB/3 K。マルチ無し。

2021年8月22日日曜日

Former Sox Prospect Review: Niko Kavadas, 1B

今回は、今季のドラフトから4人目の紹介で、Niko Kavadas。がっしりした体格から強烈な打球を放つパワーヒッター。ドラ11ですが、シニアーでは有名な選手なので来てくれないのかと思っていましたが無事入団。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Bryan Green

[Player Data]

Name: Niko Kavadas (ニコ・カヴァダス)
Full Name: Nikolas Siade Kavadas
Position: 1B/(3B/LF)
Born: October 27, 1998
Birthplace: South Bend, Indiana
Height: 6-1
Weight: 235
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 11th round, 2021
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $250,000
College: Notre Dame
High School: Penn HS (IN)
MLB Debut: August 16, 2024 (Los Angeles Angels)
How Left: Traded to Los Angeles Angels with Matthew Lugo, Yeferson Vargas and Ryan Zeferjhan for Luis Garcia (July 2024)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

ややずんぐりした体形だが、HRを打つことに関しては、同クラスのカレッジ選手全体でも最も実績のある選手の1人で、木のバットでも十分な実績。球速の高い選手からもしっかりと打てることを示している。打球速度も非常に速い。選球眼も悪くなく、ハイレベルな打者。過去には3BやLFをプレーした経験はあるが、基本的に1Bオンリーで守備者としては平凡。


[Background]

ドラフト時のランキングはMLB #135/BA #158/PG #147。シニアークラスの選手としては著名な選手だったが、COVID-19の影響でシニアーももう1年カレッジでプレーできる例外措置があり、要求が高いと見られたのかスリップ。


[Profile]

21' : GCLでプロデビュー後、Low-A Salemへ。ケガがあったのか、Low-A昇格後、あまり多くはプレーできなかったが、限られた機会ではさすがのパワー。

22' : Low-A SalemからAA Portlandまで一気に2クラス昇格。High-A Greenvilleまでは特に言うことのない完璧な打撃。さすがにAAでは三振が増え、3割を常に打てるような打者にはならないと思うが、マイナー全体3位の102四球とパワーでDH/1B候補として台頭。

23' : AA/AAA Worcetserで、出塁、パワーはらしさを見せているものの、コンタクトや空振り率がマイナーレベルでも厳しい数字に。

24' : AAAで前年とはうって変わって、コンタクト、パワー、選球眼と安定した実績。

24' July : フラッグディールでLAAヘ。

24' : MLB昇格も大型扇風機状態。


[Comment]

地面に根が生えたようなどっしりとした広いスタンスから。大きなフライボールを飛ばすのは、まさにクラシカルなパワーヒッター。このタイプがしっかり球速のあるファストボールを打てると間違いなく、結果を残せると思います。

Prospect Profile: Jeremy Wu-Yelland, LHP

今回は、昨年のドラ4、Jeremy Wu-Yellandくん。昨年の指名時はランキングが少し低かったこともあり、紹介記事を作っていませんでしたが、同期で同じ左腕のShane Drohanと共に今季は波もありながら、Low-Aで先発としてしっかりとした投球を見せています。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Gwinn Davis

[Player Data]

Name: Jeremy Wu-Yelland (ジェレミー・ウー=イェランド)
Full Name: Jeremy Daniel Wu-Yelland
Position: LHSP
Born: June 24, 1999
Birthplace: Seattle, Washington
Height: 6-2
Weight: 220
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: 4th round, 2020
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $200,000
College: Hawaii
High School: Central Valley HS (WA)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

平均的な体格。アームの強さが売りで、速球は左腕ながら常時92~96 mph、最速97 mphと平均以上。ただ制球難気味でコマンドもアバウト。スライダーとチェンジアップを投げ、スライダーはスピン量の高さなど平均以上の可能性を持つが、まだ自信を持って投げられていない。


[Background]

ドラフト時のランキングはBA #261/PG #178。カレッジでは制球難気味の傾向でブルペンからの登板が多かった。


[Profile]

21' : 同期のDrohan同様、デビューイヤーでLow-A Salemでしっかりとローテを守り、多少の浮き沈みはあったものの合格点のデビューとなり、最後はDrohanに一足先がけてHigh-A Greenvilleへ。左腕としては球威がある反面、コマンドや変化球にはまだまだ課題があり、乱れる試合も。

22' : TJで全休。

23' : TJから戻ってFCLでリハブを開始したが、3試合に投げて再離脱。術後の経過が思わしくないのか。

24' : TJもあり、High-Aでリリーフへ。制球が酷いが終盤戦は良かった


[Comment]

少し乱れることもありますが、思ったよりは制球はマシだし、球威があるのは何にも代えられない才能で、リリーフとしても有用だろうからソリッドな有望株に思います。Drohanと切磋琢磨して階段を上って欲しいですね。

2021年8月21日土曜日

Prospect Profile: Nathan Hickey, C

今回は、今季のドラフトから3人目の紹介で、Nathan Hickeyくん。最終日付近まで契約せず、高額ボーナス要求をしていてハラハラしましたが無事入団。その打棒で活躍を期待しています。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Bryan Green

[Player Data]

Name: Nathan Hickey (ネイサン・ヒッキー)
Full Name: Nathaniel Tomas Hickey
Position: C/1B/(3B)
Born: November 23, 1999
Birthplace: Jacksonville, Florida
Height: 6-0
Weight: 210
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 5th round, 2021
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $1,000,000
College: Florida
High School: Providence HS (FL)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

オフェンス型の捕手で、ややオーバースウィングだが、20~25本以上打てるパワーに、しっかりとしたコンタクト、選球眼を見せる。Florida大入学後、20ポンド以上体重を落としており、身体の切れ味は上がっているが、それでも将来的に捕手に留まる可能性は低く、1B転向が既定路線とも。肩は強い。


[Background]

ドラフト時のランキングはMLB #141/BA #132/PG #78。名門Florida大で同年ドラ2でBOSが指名したJud FabianとはチームメイトもFabianは入団せず。


[Profile]

21' : GCLでプロデビュー後、Low-A Salemへ。デビューが遅くなったのと、父親の病状からチームを離れた時期もあり、機会は限られた。

22' : Low-A/High-A Greenvilleで、少しケガがあったものの、優れたBB/SO、パワーにコンタクトも合格点。

23' : やや数字を下げて終わったものの、負担の大きい捕手であることも考慮すれば、オフェンスは順調と言って良いだろう。AA Portlandでもオーバーマッチはなく、MLBまでもう一歩。ただ全く走者を刺せない肩を含め、守備は厳しい。

24' : AAA Worcesterで開幕し、よくボールを見て、当たれば長打は出るものの、大型扇風機状態。Kyle Teelと入れ替わりで降格に近い扱いとなったのが響いたのかAAではHR無し。


[Comment]

最近はUTが流行っているし、1B兼たまに捕手でも打てさえすれば問題ないと思います。かなりスウィングが速そうだし、左打ちの強打者なので個人的にはかなり期待しています。

Former Sox Prospect Review: Brandon Walter, LHP

今回は、球威アップで先発転向が大成功し一気に注目度を上げている、Brandon Walter。今個人的に傘下で一番気になっている選手です。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Bryan Green

[Player Data]

Name: Brandon Walter (ブランドン・ウォルター)
Full Name: Brandon Lee Walter
Position: LHRP/LHSP
Born: September 8, 1996
Birthplace: New Castle, Delaware
Height: 6-2
Weight: 200
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: 26th round, 2019
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $35,000
College: Delaware
High School: Hodgson Vo Tech HS (DE)
MLB Debut: June 22, 2023 (Boston)
How Left: Released (August 2024)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

平均的な身体。カレッジの動画と今の写真を見比べると少しシェイプアップしてアスレティックな体形になったようにも見える。17年にTJを経験。速球はカレッジ時代から19年の入団後までは90 mph前後と平凡だったが、20年にリリースをサイドハンド気味に変えてから球威が上昇。21年はリリーフでスタートしたが、先発転向後も常時92~94 mph、最速97~98 mphと速球派へ急変している。スライダーもそれに伴い威力を増し、またチェンジアップも効果的になって来ている。


[Profile]

19' : 年齢の高い選手ながらGCLでプロデビュー。さほど期待されている扱いではなかった。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : 90 mph後半の速球と、球威アップでキレを増した変化球でLow-A Salemを牛耳り、最初はブルペンだったが、急遽先発転向。その後すぐにHigh-A Greenvilleに昇格して、そこでも素晴らしい登板を続けた。

22' : AA Portlandでは更に進化した投球。1度だけ炎上した試合があったが、50 IP投げて36 H/3 BB/68 K/1.90 GO/AOは出色の出来。しかしAAA Worcester初戦は打ち込まれた後、2戦目は改善を見せたが、その後首回りの不調でシーズンエンドに。

23' : STではMLB相手にすぐに通用しそうだったが、シーズンが始まると、AAAでも支配力に欠ける内容。ケガの影響か一時期良かった球威がダウンしたのが大きいだろう。

24' : STでも状態が上がらずだったが、そのままTJに。

24' Aug. : リリースに。


[Comment]

まさに突然の開花でNowhereから現れた有望株。リリーフでも有効なタイプだろうし、存在価値は高い。ブレイクの可能性を見越してスカウトしたのなら凄いと思って確認したところ、元BOSマイナーでプレーしてスカウト転身したReed Gragnaniの契約でした。

(24'追記)少なくともリリーフで使えると思ってましたが、ケガでキャリアが暗転。とうとうリリースに。

21' Today's Topics - 8/20

[Today's Game (Game 124 vs TEX)]

失意のNYYから1日空き、気を取り直しての下位TEX戦は初戦完勝。ライバルに勝てない以上、下位相手に取りこぼさずに食らいつくしかない。残り38試合。26勝12敗くらいは欲しいところ。

話は変わって、MLBTRを見ていて、オフのQO候補の記事が出ていましたが、E. Rodriguezが"Likely"になっていて、まぁ妥当かな?とか思っていたのですが、その他の中でJustin VerlanderとAdam Wainwrightの名前を見て、息の長さに感嘆しました。

まだ定期的にMLBを見ていた訳でもない06年にふとTVを見るとWSをやっていて、その時確か新人でクローザーだったのが、Wainwrightでしたが、新人だった(デビューは前年ですが)ことと、渦を巻くようなカーブに感動した記憶があります。

それからもう15年経ちますが、未だに現役でトップクラスの先発をやっているのは凄いですね。確か当時はマイナーでTJがあって、先発耐久性に少し懸念を持たれていたかと思いますが、結果なんのその。

平均90 mphちょっとの速球、チェンジアップはあまり投げない、など、マイナー選手の先発適性を測る上で気にされる指標ではさほど目立たないにもかかわらず、これだけの実績があるのは、安定した制球・コマンドでいつでもストライクを取れるからなのかなと思います。

Wainwrightは高卒で00年のドラフト、05年デビューで178勝。Verlanderは大卒で04年のドラフト、05年デビューで226勝、そして我らが元エースJon Lesterは今季上記の2人に比べると成績下降が著しいですが、高卒で02年のドラフト、06年のデビューで197勝。HOFは当確とは言えませんが、あと2年くらいはガンバってHOFを目指して欲しいですね。

Result : BOS 6 - 0 TEX (W70-L54)

2021年8月19日木曜日

Prospect Profile: Tyler McDonough, UT

今回は、今季のドラフトから2人目の紹介で、Tyler McDonoughくん。Brock Holtに似ていると言われる、小柄でエネルギッシュなコンタクトの良いUTタイプ。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Bryan Green

[Player Data]

Name: Tyler McDonough (タイラー・マクダノー)
Full Name: Tyler Scott McDonough
Position: LF/2B/CF/SS/RF/3B/(C)
Born: April 2, 1999
Birthplace: Liberty Township, Ohio
Height: 5-10
Weight: 180
Bats: Both
Throws: Right
Drafted: 3rd round, 2021
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $828,600
College: North Carolina State
High School: Moeller HS (OH)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

HS時代は捕手だった選手で、カレッジではCFを中心に、2Bや3Bでもプレーしている。元々はコンタクト重視のスウィングだったが、21年のカレッジシーズンではより強くボールを叩いており好成績。将来的に15 HR以上打てる可能性があると言われる。ディシプリンも高い。スピード自体は平均的だが、CFに対応できる守備スキルはあり、UTとしてスペックは高い。


[Background]

ドラフト時のランキングはMLB #112/BA #127/PG #88。名選手Ken Griffy, Jr.、Barry Larkinと同じHS出身。


[Profile]

21' : FCLでプロデビュー後、すぐにLow-A Salemへ。指名は2Bだったが、プロではややCFが多くなっており、そちらでダイナミックなプレーを見せているよう。コンタクトに加えて、パワーもまずまず。

22' : High-A Greenvilleで、非常に三振が多い上に、パワー、選球眼、スピードといずれも今一歩。失望気味のシーズンに。

23' : AA Portlandで、引き続き期待外れ気味なのは間違いないが、終盤戦はまずまずの打撃。

24' : AA/AAA Worcesterでフルイヤーでプレーしながらも5 HR。


[Comment]

Jud Fabianが入団しなかったため、今季のドラフトではMarcelo Mayerに次いで評価の高い選手になる。Rkレベルでのデビューは文句なしで、コンタクトの良さはフロックではなさそう。

Former Sox Prospect Review: Brainer Bonaci, SS/2B

今回は、今季USデビューの海外FA組で最も評価の高い野手、Brainer Bonaci。契約時に名前が知られていた選手ではありませんが、基礎スキルが高く、コンタクトも良いのでハイフロアーな有望株です。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Bryan Green

[Player Data]

Name: Brainer Bonaci (ブレイナー・ボナチ)
Full Name: Brainer Alfredo Bonaci
Position: SS/2B/3B/RF
Born: Born: July 9, 2002
Birthplace: Catia La Mar, Venezuela
Height: 5-10
Weight: 140
Bats: Both
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2018)
Signing Bonus: $290,000
How Left: Released (October 2024)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

上背はあまりないが、リストされている体重は入団時に近いものだろうと思われ、既にかなり筋肉が付いて来ており、特に下半身はそう。バットスピード、パワー共に、生来のフィジカルは平均的だが、洗練されたスキルで結果を残している。守備も肩は比較的強いが、スピードはあまりなく、スキルでカバーしているタイプ。


[Profile]

19' : DSLでプロデビュー。序盤は4割を超える打率で猛威を振るったが、7月以降失速。DSLのSSで8エラーというのもファンダメンタルの高さを伺わせる。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : FCLでUSデビュー。プレー自体は悪くなかったものの、若干数字は伸び悩み。終盤戦はLow-A Salemへ。

22' : Low-Aで、Marcelo Mayer、Eddinson Paulinoとの共存で2Bが最多に。メイクアップ、ファンダメンタルに優れた選手で、今季は非常に多くの四球を選んだ。一方で終盤はAVGやパワーもやや向上。

23' : ケガで出遅れ、AA Portland昇格後も最後ケガでシーズンエンドとケガに泣かされたが、出ている時のパフォーマンスは傘下屈指。元々の守備力や選球眼といったポリッシュネスに加え、身体が成長し、前年までとは別人のようなコンスタントにパワーを見せた。

24' : 未成年への婦女暴行容疑で制限リストで過ごした。

24' Oct. : リリース。才能があっただけに残念。


[Comment]

Marcelo Mayerと同じクラスで同じSSというのが最大の課題か。USでもしっかり打てているし、楽しみな選手であることは間違いない。