2014年7月10日木曜日

Former Sox Prospect Review: Dedgar Jimenez, LHP

今回は、昨年のDSLのチームでエースを務め、今季USデビューを果たした、Dedgar Jimenez。既にしっかりとした体格で、伸びしろよりも、完成度で相手を抑えるタイプの先発ですが、国際経験も豊富な左腕。

Photo from SoxProspects.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Dedgar Jimenez (デドガー・ヒメネス)
Full Name: Dedgar Alfonzo Gallardo Jimenez
Position: LHSP/LHRP
Born: March 6, 1996
Birthplace: Acarigua, Venezuela
Height: 6-3
Weight: 230
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2012)
Signing Bonus: $175,000
How Left: Minor league free agency
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

契約時に16歳ながらDavid Wellsタイプと言われていた身体の持ち主。最速89 mphの速球に、カーブ、チェンジアップを投げる。身体的にも伸びしろは小さめと思われる。


[Background]

体重の重さがやや懸念されていたが、契約前の冬は254 lbsだったのを少し落としたそう。10歳の頃からベネズエラのナショナルチームの常連。


[Profile]

13' : DSLでプロデビュー。開幕投手を務め、そのままチームのエースとしてフル稼働した。年齢の割にズバ抜けてK/BBが良く、完成度の高さを示した。傘下のラテンプログラム最優秀投手に選出。

14' : GCLでのUS 1年目は、先発ローテの軸としてまずまずの投球を見せたが、やや支配力には欠ける印象。被打率が高めで、奪三振率も平凡。一方、制球はやはり年齢の割にはかなり進歩しているし、ゴロ率も高い。

15' : 開幕からしばらくXSTだったが、その後Low-A Greenvilleに合流。一時的なものかと思っていたが、結局そのままSS-Aをスキップして最後までLow-Aでローテを務めた。奪三振率は低く、被打率も高いが、制球の良さでダメージを最小限に抑えている。ゴロ率が高いのが長所。

16' : 20歳でHigh-A Salem開幕となったが、ボロボロに打ち込まれ、Low-Aへと降格。

17' : 大きく開眼。High-Aで非常に安定した投球を続け、AA Portlandへの昇格後も、奪三振率がかなり落ちたものの、安定して投げた。

18' : AAで今季も被打率が良く、悪くない成績。ただ上に上がるにはアピールが弱い。

19' : AAで序盤は先発を務めたが、Daniel McGrathと入れ替わりでブルペンへ。先発では奪三振率の低さが目立っていたが、ブルペンではそこそこ三振が取れている。

19' : MiLFAに。


[Comment]

こういう選手は若い内にどんどん上のクラスで投げさせて評価を上げて欲しいですね。

0 件のコメント: