Photo from SoxProspect.com
[Player Data]
Name: Rafael Devers (ラファエル・デバース)
Full Name: Rafael Calcano Devers
Position: 3B/SS
Born: October 24, 1996
Birthplace: Sanchez, Dominican Republic
Height: 6-0
Weight: 195
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2013)
Signing Bonus: $1,500,000
MLB Debut: July 25, 2017 (Boston)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube
[Scouting Report]
C-IFとしてはさほど上背はないが、既にしっかりした下半身でAdrian Beltre (TEX)を思わせるとも。素晴らしいバットスピードを持ち、将来的には平均以上からプラスのパワーを示すだろう。コンタクトも十分で、アプローチは年齢の割に非常に進歩している。パワー、アベレージ、出塁を兼ね備えた中軸打者に成長する可能性がある。スピードは平均以下。3B守備はそこそこ守るし、肩もしっかりしているが、飛び抜けた守備者にはならないだろう。3Bに留まる可能性は持っているが、体格の成長次第ではLFや1Bに移るかも。そちらでも十分な打力は持ちうる。
[Background]
7/2のProspect RankingではBA #3/MLB #6。そのクラスでLuis Encarnacion (PHI)と共に最高の打者と言われていた。契約前の冬にFort Myersで行われた、PG主催のショーケースや1月中旬に行われたMLB機構のショーケースで活躍。1月に5'11"/190 lbsだった体格は、契約時には6'1"/215 lbsまで成長したそう。
[Profile]
14' : 打席をできるだけ稼がせるためか、予想外にDSLでプロデビューとなったが、いきなり3 H/1 2B/1 HRのど派手なプロデビュー。1ヶ月ほどDSLに居た後、ようやくGCLへ。そこでもデビュー戦で4 H/1 2B/1 3Bという成績。若いにも関わらず、既にパワー・選球眼も示しているのは素晴らしい。
15' : 18歳にして、開幕からLow-A Greenvilleでプレーしたが、そこを十分を打ちこなし、高い期待を全く裏切らなかった。若干好不調の波があり、特に8月は初めてのフルシーズンで疲れも出ているのかと思ったが、最後は再び点火してシーズンを終えた。HRも7月に量産体制に入ったように思えたが、8月の不調で伸び切らなかったのがわずかに残念な点。Low-AのオールスターゲームとFutures Gameに出場。
16' : High-A Salemで、開幕からしばらくAVGが.200前後を彷徨い、心配したが、月を追うごとに数字を伸ばし、最終的には19歳でHigh-Aとしては文句なしの成績。11 HRも少ないように見えるが、かなりパワーナンバーを削られる環境の影響もあった。
17' : AA Portland開幕で貫録の打撃。オールスターやFutures Gameにも当然のように選ばれ、夏の時点で全体でもトップを争うProspectになった。Pablo Sandovalの予想通りの不振もあり、コールアップが取りざたされるが、フロントは守備を懸念してそれを否定し、取りあえずAAA Pawtucketへ昇格させるが、結局10ゲーム足らずで辛抱できず、コールアップへ踏み切った。SFの3Bだった、Eduardo Nunez獲得もほぼ同時だったが、昇格後数試合で8 HRと凄まじい打撃を見せ、瞬く間にレギュラー定着。NunezはDustin Pedroiaの故障した2Bへ回った。あっさりProspectを卒業し、POでも不振のチームで一人2 HRと気を吐いた。
18' : 攻守共に2年目のジンクスに嵌まって苦戦。ただ、パワーは継続的に見せているし、良い時期もあるので、遠からずブレイクすると思います。
19' : 飛ぶボールの影響もあっただろうが、ついに才能が開花。Xander Bogaertsと共に、3割50二塁打30発をクリア。守備面でも中盤以降長足の進歩を見せ、名実共にチーム、MLBを代表する選手へ成長。MVP投票12位。
20' : COVID-19の影響で出足のコンディション調整に苦戦。チームの不振と足並みを揃えてしまった。パワーはさすがも、コンタクト、出塁が落ち込み。
21' : 開幕少ししてから調子を上げ、夏場まではMVP候補でオールスター出場。38 HRを放ち、シルバースラッガーも獲得。ただ終盤からポストシーズンに掛けて、オーバースウィングで痛めた手首の影響が少し見え、また守備面でも苦戦した。
22' : STで契約延長でチームと開きがあり、チームも不振とモチベーションにあまり良いシーズンではなかったが、打席では前年同様の活躍。オールスター出場。
23' : 長期契約1年目はチームの不振にも飲み込まれ、2割半ばをうろうろだったが、最終的には.270超えに33 HRとまとめて来た。
24' : かつてのMiguel Cabreraを思わせるコンスタントさだが、シーズン中では波も目立った。それでも例年のレベルに乗せるのが凄いが。
[Comment]
現在の傘下は左打ちも少ないし、その中でも中軸打者になれるパワーの可能性を持った選手はほとんどいない。鳴り物入りで入団した彼が本物っぽいのは非常に大きい。既にRkクラスでは相手を圧倒しており、来季にはフルシーズンクラスで見られるでしょう。2、3年後には全マイナーでNo.1 Prospectを狙える器だと思う。
2 件のコメント:
ララさん、こんにちは、去年優勝しただけに今年の墜落ぶりはBOSファンにはショックですがBRAZILファンよりもましかな?なんて思ってます(^^ まあ、見守っていきましょう(^^
赤とんぼさん
こんにちは~!
まぁ自分は昨年が予想外に出来過ぎだったとは思っていたので、ここまでは予想してなかったけど、優勝争いはできないだろうな、とは薄々思っていました。
ブラジルは悲惨でしたね。まぁ自分は前のワールドカップの後にもちょっと書いたけど、ドイツのトーマス=ミュラーが好きなので、今年もドイツを応援しています。あとはスイスも好きだったけど、残念ながらPK戦の末に敗退してしまいました。
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