2020年12月31日木曜日

20' Today's Topics - 12/30

[Today's Topics]

日本時間の大晦日ですね。本年はCOVID-19の影響もあり、更新も少しまばらでしたし、ドラフト等もあまり力を入れれなかったですが、来年は少しずつ良い状況に戻るといいですね。

嫌な話題も多く耳に入ってくる年でしたが、環境が変わると色々とそれに合わせた効率化をせざるを得なくなる訳で、個人的には在宅ワークなど、良い面での革新もあったと思うし、そういう部分には率先して合わせていかないといけないと思いました。

感染数も落ち着かず、特に病院関係者の方々は大変な思いをされているでしょうが、来年は状況が改善されることを祈ります。皆様、良い年をお迎えください。

2020年12月29日火曜日

20' Today's Topics - 12/28

[Today's Topics]

SDの動きが激しいですね。Luis Patinoなどを見返りに、Blake SnellをTBから引き抜いたのを皮切りに、個人的にBOSに狙って欲しかった、Ha-Seong Kimと合意の見込み。さらに今朝の情報でCHCのダルビッシュ有の獲得に近づいているようです。

ダルビッシュの見返りで誰が出ていくことになるのかはまだ分かりませんが、これが実現すると、先発はMike ClevingerがTJですが、ダルビッシュ、Snell、Dinelson Lamet (ケガの具合は不明)、Zach Davies 、Chris Paddackに、有望株のMacKenzie Gore、今のところリリーフのAdrian Morejonが控える形。

捕手はUTのAustin Nolaと有望株のLuis Campusanoに、ダルビッシュとパッケージでVictor Caratiniを獲るかもと。1BにEric Hosmer、2BにKim、3BにManny Machado、SSにFernando Tatis, Jr.がいて、LFには2BからJake Cronenworthを移し、CFはTrent Grisham、RFは20年に復活したWil Myersという布陣。

DHのことを考えて、OFにもう一人くらいレギュラー格を入れることも考えているでしょう。リリーフはDrew Pomeranz以外は抜けた選手がいないですが、Petco Parkの恩恵もあるだろうし、額面上はかなりのチームに見える。GMの人間性は大嫌いですが、敵ながらあっぱれなチーム作りではある。野手は高額のMachadoとHosmer以外は実績の浅い選手が多いし、21年は下落する選手が出て失敗することを希望します。

(追記)ダルビッシュとCaratiniの獲得が決まったようです。有望株中心のパッケージですが、GoreやCampusanoは含まれず、あとはMLBからDaviesがCHCに行くようです。

2020年12月28日月曜日

20' Today's Topics - 12/27

[Today's Topics]

有原航平は結局TEXへ。ポスティングフィーが$1.24M、最初の2年で$6.2M。あとは最低額と調停で計6年雇えるのかな?マイナーオプションもある訳で、このくらいの額なら、リリーフでも十分だし、一枠で計算するよりは、上手く行けば早く戦力になる海外FAという感覚で手を出せたので悪くなかったかもですが。

あとは出てきている噂だと、LADと2年契約のTommy Kahnleを真剣に狙っていたとか、Enrique "Kike" Hernandezに強い興味とか。Kahnleは21年はTJでほぼ全休で22年の戦力として、ということなのでしょうが、LADのような余裕のあるチームなら分かるけど、BOSのような穴だらけのチームは22年よりも21年のことを先に考えろ、と言いたいですが。今オフは無駄にロスター枠を食う訳だし。

E. HernandezもBOSがやや薄い2BやOFを中心にフレキシブルに守れる選手ということなのでしょうが、個人的にはプロテクションの強いLADだからこそそれなりの貢献ができた選手という印象が強く、BOSにフィットする気はしない。

色々守れると言っても、2BやLFなど、言ってしまえば割と誰でも守れるポジションが多いし、打てないならただの数合わせというだけだし、この前のAndrieseもそうですが、優先してMLB契約で枠をきっちり決めなければいけない優先度は低いように思う。Y. Munozを使ったり、Chathamやマイナーの選手を試せば十分に思える。

2020年12月26日土曜日

20' Today's Topics - 12/25

[Today's Topics]

待ちに待ったクリスマスプレゼントにAndrieseという微妙な感じの補強。う~ん。先発では、北海道日本ハムファイターズからポスティングされた有原航平のビッドでファイナリストの3チームの1つのようですが、こちらもこちらでまた微妙感。

AndrieseはBloomさんがTBから知っている選手で、先発、リリーフをこなせる利便性を買ったようですが、実際のところ先発としては数合わせというレベルにしか見えず、リリーフではそれなりに三振を奪ってはいるものの防御率、FIPと支配的な要素がなく、勝ちパターンに投げさせるような選手ではないので、わざわざMLB契約で抑えるべき選手ではないと思いますが。

有原はNPBのドラフト時は超大物で、15年の新人王。速球は最速95 mph程度と日本人としては本格派に入る選手ですが、NPBレベルでも平凡な奪三振率で、セカンドピッチやコマンドで戦える選手という訳ではないのは想像に難くなく、MLBレベルでは平凡な速球でどの程度やれるのかは未知数。NPBでもまずまず良い年もあるけど、平凡な年も多い。

どうもBloomさんのチーム作りのセンスは自分には合わないようですが、とは言え今季は予算面から十分な動きの幅が取れなかった訳で、来年こそは試金石。結果、H. Renfroe、Andriese、まだどうなるかわかりませんが、有原を含む先発の補強といったところが当たって、POに進めるなら脱帽するしかないですが。

あと、Assistant GMだったZack ScottがNYMの同ポジションに。元々BOSで一緒に働いていた過去のあるJared PorterがNYMのGMになり、誘われたようですが、同じポジションにも拘らず出ていかれるのはちょっと残念ですね。とは言え、新陳代謝は重要で、どんどん優秀な人材がチーム作りの重要なポジションに台頭してくれるなら良いことです。

2020年12月22日火曜日

21' Draft Watch - Draft Board 5 (College-RP)

カレッジのRPです。Jaden Hillは結局TJですが、先発へ転向。上位には純粋なリリーフはおらず、ケガなどの理由で先発できていない選手が多い。Spencer Scwellenbachは面白そうな選手ですが。


[21' Draft Board (College-RP)]

Spencer Schwellenbach, RHP/SS, Nebraska (Jr.)

Photo from NOLA.com

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 200
Last Drafted: 34th round (18') by CLE
Ranking: MLB #54
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: スカウトの間でも投手と野手の評価が分かれる、カレッジでは珍しいタイプの選手。HS時代には投手としてCLEから指名。一方で進学後は肘のケガもあって、最初の2年はマウンドに立っていない。それでもSSとして評価を高め、ドラ1~3レベルの評価を受けてきている。この春はケガからは解放されたが、慎重な起用をされており、野手メインで起用されて、試合終盤にリリーフとしてマウンドに立っている。速球は94~97 mph、最速99 mphとショートイニングとは言え素晴らしく、元々投手として評価していたスカウトに、期待を抱かせている。スライダーに沈みの良いチェンジアップも投げ、実績面はほとんどないものの、高い運動能力から先発の可能性も十分にあると見られる。野手としても上位指名の評価を受けるように、パワー、スピード、肩とオールラウンドなIFの可能性。レンジからすると常時SSよりは2B/3B中心になりそうとも言われるが。

21' Draft Watch - Draft Board 4 (HS-LHP)

HSのLHPです。現時点で飛び抜けたボールを投げる選手はいないですが、Anthony Solometo、Frank Mozzicatoの株が急上昇。BOS関連選手のところで紹介しますが、Connecticut州出身のローカルボーイのMozzicatoは気になる選手です。


[21' Draft Board (HS-LHP)]

Anthony Solometo, LHP, Bishop Eustance HS, NJ (HS)

Photo from Youtube

B/T: L-L
Height: 6-5
Weight: 220
Commitment: North Carolina
Ranking: MLB #17
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: 北東部New Jersey州出身。最近急上昇してきた選手で、Madison Bumgarner (ARI)やMacKenzie Gore (SD)のように大きく足を上げて、クロスファイヤー気味で投げる、少し大げさな投げ方の選手。一般的には好みが分かれそうですが、それらの選手の成功と、ボールの出どころの見にくさという利点、スタッフ自体への評価でマイナスポイントにはなっていない。速球は90~94 mphがメイン。身体も成長しており、もう少し伸びそう。スライダーとチェンジアップも進歩しており、いずれも平均以上になるかも。

21' Draft Watch - Draft Board 3 (College-LHP)

カレッジのLHPです。近年はカレッジ左腕でも90 mph後半を投げるようなパワーピッチャーが上位に名前を連ねていましたが、現時点ではそのようなタイプの大物はいなそう。Jordan Wicksはドラ1候補ですが、彼も含めてあまり魅力を感じる選手はいないかな。


[21' Draft Board (College-LHP)]

Jordan Wicks, LHP, Kansas State (Jr.)

Photo from The Battalion.com

B/T: L-L
Height: 6-3
Weight: 220
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #16
Projection: Mid 1st round

Comments: フレッシュマンの時から結果を残しているハイフロアーな左腕。速球は90~93 mph、最速95 mphとしっかりしている。今クラスでベストとも言われる、プラスプラスのチェンジアップが最大の武器。スライダー、カーブも投げるが、サードピッチレベルで、スライダーをカッターにしようと取り組んでいるよう。

21' Draft Watch - Draft Board 2 (HS-RHP)

HS-RHPです。Andrew Painterが元々評価が高かったが、個人的に推していた、Jackson Jobeが追い抜いている。Jobeは金額次第ではBOS-#4でも個人的にはアリですが。Bubba Chandler、Chase Pettyまでの4人が抜けている印象。


[21' Draft Board (HS-RHP)]

Jackson Jobe, RHP/SS, Heritage Hall HS, OK (HS)

Photo from PrepBaseballReport.com

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 190
Commitment: Mississippi
Ranking: MLB #7
Projection: Early 1st round

Comments: 速球は常時90~94 mph、最速96~97 mph。典型的なファイヤーボーラーというタイプではないが、十分にハイレベル。それよりも3,000 rpmを超えるスピン量のスライダーは今クラスでもベストと言われるボールで非常に評価が高い。チェンジアップも悪くない。アメフトのQBや、SSでもプレーするだけあって、運動能力が高く、クリーンなメカニクスも魅力。HS投手の中では好みの選手だ。最近評価が非常に高く、HS投手でNo.1の座を不動にしている。

2020年12月21日月曜日

21' Draft Watch - Draft Board 1 (College-RHP)

カレッジのRHP。Kumar RockerをJack Leiterが追い抜き、それをGunnar HoglundとTy Maddenが追う形でこの4人は全体Top 10は堅いと思っていましたが、HoglundはTJ。また、Jaden Hillも出足は良かったものの、スタッフが落ち、最終的にはこちらもTJに。


[21' Draft Board (College-RHP)]

Jack Leiter, RHP, Vanderbilt (So.)

Photo from Prospect365.com

B/T: R-R
Height: 6-0
Weight: 195
Last Drafted: 20th round (19') by NYY
Ranking: MLB #2
Projection: Top 5

Comments: 19年ドラフトでBOSの指名を期待していた選手で。Al Leiterの息子という恵まれた血筋と完成度の高さでHS時代から評判は高かったが、COVID-19の影響で機会が限られたものの、20年は素晴らしいカレッジデビュー。21年は更に球速が高いレベルで安定し、2試合連続でノーヒットピッチングを見せるなど、カレッジでNo.1投手との評価を不動にしている。速球は90~95 mph、最速97~98 mph。今季はほとんどが92~93 mph以上。70 mph後半の素晴らしいカーブを中心に、スライダー、チェンジアップもソリッドに投げる。制球はやや荒れるときもあるが、向上している。身長がやや低いが、運動能力が高く、先発としては問題ないだろう。同クラスでは年齢が高めで、ソフモアでドラフト候補となっている。

20' Today's Topics - 12/20

[Today's Topics]

この前のSlugger誌だったかで、Daniel Bardのカムバック賞の記事をやっていました。調子を崩したのは先発への転向もあったけど、睡眠障害から来たイップスが大きかったというのは聞いていましたが、何年かマイナーを転々とした後、一度はキャリアを諦めて、COL傘下で若手のメンタルコーディネーターをしばらくしている内に、自分の精神的なものも変わったのか、キャッチボールで90 mph半ばを簡単に投げれるようになって、復帰を決断したそうです。

この前COLと調停回避でまずまずの来年の契約をゲットしたようで、年齢的にもまだしばらくはMLBで投げるでしょうし、FAになったら、BOSに戻ってきてもらって、戦力だけじゃなく、若手を中心にメンタル面でチームを支える選手になってくれたらうれしいな、と思いました。

話は変わって、MLBのイニシャルのドラフトのTop 100が出ましたが、現時点では上位8人が飛び抜けているようですね。ボチボチドラフト候補の紹介も始めたいですが、その8人はカレッジの右腕3人(Kumar Rocker、Jaden Hill、Jack Leiter)に、SSが3人(Jordan Lawler、Matt McLain、Marcelo Mayer)、あとはカレッジバットのAdrian De CastilloとJud Fabianになるようです。

ちょっと前はHS-3B/SSのBrady Houseも評価が高かったけど、打撃が粗く、少し評価を落としたかな?あとは右腕のTy Maddenも90 mph後半の速球で、上位に割って入って来るかも。

個人的には、Del Castilloは打てるけど、捕手に残るかはわからないので、少し優先度は低く、Fabianは5ツールですが、コンタクトが若干不安。McLainはカレッジSSなので、上手く行けばX. Bogaertsの後釜に間に合うかもだけど、パワーが平凡で上限よりフロアーの選手にはなる。来年6月までにはまだまだ色々あるでしょうが、Rocker、Hill、Leiter、Lawler、Mayerの誰かが今のところ第一志望です。

2020年12月15日火曜日

20' Today's Topics - 12/14

[Today's Topics]

下にも書いていますが、RFにH. Renfroeを契約。純粋レギュラーとしては若干不安な実力の選手ですが、捕手のC. Vazquez、3BのDevers、SSのX. Bogaerts、CFのVerdugo、DHのJ.D. Martinezを固定として、1B、2B、LF、RFはDalbec、Chavis、C. Arroyo、Benintendi、Renfroe、Y. Munozあたりで流動的に回すというのも昨今のチーム作りの流行りからすると悪い選択肢ではないのかも。

夏ごろにはDuranが上がってくるかもしれないが、現状のバランス的には左打ちが欲しくて、RF/1BのRenfroe、Chavis、Dalbecには明確に左のヘルプが必要だと思う。ポジション的には2Bも弱いが、ChavisかMunozをマイナースタートにするのでなければ枠が厳しい。後者は40人枠を外れているので、そうしても問題はないのだが。

再建期であれば、再契約したOckimeyを使ってみるのも手だとも思いますがね。Dalbecを常時使いたいならRFあたりを練習させておいても、後々を考えて悪くないと思うし。まぁとにかくやっと動いたものの、これで終わりにするには難しいムーブとなったので、次の一手に注目ですね。

2020年12月13日日曜日

20' Today's Topics - 12/10

[Today's Topics]

Rule 5ドラフトでNYYからWhitlockをピック。19年にTJを受けた後、今季はマイナーシーズンが無かったこともあり、少し実績不足ということか、プロテクト漏れをしていたが、マイナー下層では先発として実績を残してきたし、18、19年とAAでもまずまず投げている有望株でRule 5ドラフト候補では名前の知れた選手だった。

Seaboldと同じくらいの有望株度、と見ている人もいたけど、大柄で、速球は飛び抜けてはいないものの、しっかりと投げ込める点ではSeaboldよりも少し上だと思うが、コマンドや制球はかなり遅れを取る。正直MLBでいきなり先発を任せるには苦しいレベルだと思うが、オープナー等でも起用することでそれなりに使えればスティールになる可能性もある。

ともかくこれで一応は先発が5枠埋まった形に。Eovaldi、E. Rodriguez、Pivetta、Houck、Whitlock。あとは5月以降に有望株のSeaboldやMataが上がってくるかもしれないのは別として、MazzaやWeberが一応マイナーに控え、夏ごろにはC. Saleが戻って来る。

とは言え、もう1枚は先発がいるでしょう。日本からポスティングの菅野智之やあとは、Jake Odrizziのような中堅どころにも興味という話も出ていますが。特にHouckは今季のイニング数を考えれば、一年間ローテで計算するのは難しいでしょう。Saleが戻ってきたら、一度リリーフに移すことも考えるかもしれない。先発であまりにも良かったら、それはそれで難しい判断になるけど。

とは言え、PivettaやEovaldiもリリーフで使える選手だし、場合によってはSale復帰後に、Eovaldiや新加入の投手をトレードで誰か出しても良い訳で、悩む理由もないと思いますがね。さっさと先発を決めて、Deversを筆頭とした契約延長やリリーフの整備を進めつつ、値崩れすれば、2BやOFの補強に動くのがよいかと。

あとちょっとまたフロント関係の話題ですが、BALからNYMにGMとして引き抜かれたJared Porterは、元々BOSのスカウトで、Daniel Navaとかを発掘した人だそうです。Theo Epsteinの弟子がまた一人ステップアップした形ですね。

更にDave DombrowskiがPHIの編成トップに就任。早速マイナーを根こそぎ出して補強に動くのでは?なんて話も出ています。PHIと言えば、今季ドラフトで目の前でBOSが狙っていたらしいHS-RHPのMick Abelを奪ったチーム。あんまりお互いのニーズがかみ合うと思えないけど、EovaldiやBenintendi、Chavisあたりを欲しがってくれれば夢を見れるのですが。

2020年12月11日金曜日

20'-21' Offseason Boston Red Sox -Dec.-

12月です。大きなところは何一つ進んでないですが何を考えているんですかね。PO争いの体制が十分整っておらず大胆なビッグトレードや契約は難しい状況とは言え、何も動かないなら高い給料を払う必要もないんですけど。(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 12/2
Agreed to one-year contracts with RHP Matt Barnes, RHP Ryan Brasier, RHP Austin Brice, LHP Eduardo Rodriguez, and C Kevin Plawecki, avoiding arbitration.
Agreed to one-year deals with RHP Chris Mazza and UT Yairo Munoz.
Tendered a contract to 3B Rafael Devers.

今季全休のE. Rodriguezと今季年俸の$8.3Mで合意したのを皮切りに、調停選手全員にテンダーし、Devers以外とは額で合意。Briceはノンテンダーで良かった気もしますけどね。全くダメな選手ではないけど、最低年俸で代役はいると思いますが。

Deversとはさっさと長期契約して欲しいんですけどね。1BやDHになるとしても申し分のない打撃成績を残せる選手だと思う。今季は少し苦しんだし、良いタイミングなんじゃないかと。

2020年12月4日金曜日

20' Today's Topics - 12/3

[Today's Topics]

複数年契約の無い選手への契約のテンダー/ノンテンダーのデッドラインでしたが、BOSは微妙なラインかと思われていたBriceを含め全員にテンダー(既にJose Perazaは切っていますが)。

ただ他チームはやはりCOVID-19の影響を受けてなのか、名の知れた選手が切られていますね。BOSはMINがノンテンダーの選択をしたEddie Rosarioに興味なんて話もありますが、彼は出塁があまりよくないし、同じOFならAlbert AlmoraやDavid Dahl、Kyle Schwarberなんかも検討しても良いかもですが。

手の方がむしろ気になりますね。リリーフで安く契約できるなら、Archie Bradley、Ryne Stanekなんかはハイリターンの可能性だし、さらには先発へのこだわりや金額次第ですが、Carlos Rodonなんかは一度リリーフで使ってみれば開花しそうな気もしますが。それにしても5年くらい前のProspectシーンを知っている人にとっては涎の出そうな名前が並びますね。

2020年12月1日火曜日

20' Today's Topics - 11/30

[Today's Topics]

早いものでもう12月。今年はコロナに始まり、コロナに終わる(無事終われる状況かも不透明ですが)一年になりましたね。誰しもが大変な時代ですが、明るく暮らせる日々を取り戻したいですね。皆自分のことで手が一杯で他人に気を遣う余裕がないのでしょうが、ホンの少しでも他人のことを思いやれるよう自分でも気をつけたいものです。

取り立てて話題もないですが、元BOSのCraig BreslowがCHCのAssistant GMに昇格したようで。Yale大出身の秀才ということも勿論あるでしょうが、17年に引退したばかりなので凄く速い出世ですよね。いつかBOSの指揮を執ってくれるかもしれませんね。

そのCHCはTheo Epsteinさんが最高責任者から外れ、Jed Hoyerさんが、ようやく全権を握る立場に。Epsteinさんは1年ほど休養を取るようですが、今季もBloomさんがパッとしなければEpsteinさんに戻ってきてもらいたいですが。

フロントの話ばかりしてても仕方ないので、少しだけ現場がらみでいうと、韓国からポスティングされる選手で、Ha-Seong Kimという内野手がいますが、TEXあたりが興味を示しているよう。SSですが、今季は韓国リーグで30 HRとパワーが開花。

3Bや2Bもできるようで、来季の2Bがやや不安なBOSも検討しても良いのではないかと思いますが。上手く適応するようなら、もしX. Bogaertsがopt. outで出ていく事態になった時にSSに移しても良い。ただ$100M級の契約になるかもしれず、MLB未経験者というところからするとちょっとリスキーではありますが。ポスティング$15M、契約が$50~60M程度ならいいんじゃないかと。

2020年11月26日木曜日

20' Today's Topics - 11/25

[Today's Topics]

あんまし興味はないのだけど、NPBは日本シリーズで福岡ソフトバンクホークスが二年連続で読売ジャイアンツを4タテしての4連覇。まぁしかし、セ・リーグの金満チームとパ・リーグの金満チームが毎年戦っているのを見て面白いですかね。

ソフトバンクは確かにスカウトや育成も高い球団なのはわかるのですが、それとて中心選手に出ていかれない資金力や外国人選手の他球団の引き抜きで培った、常勝チームというブランド力もあってと思うし、多くのチームに公平にチャンスがあるようなシステム改正ができているとも思えない。

そのソフトバンクにはかつて全米最高の有望株だった、Matt Mooreが所属しているようで。彼のMLBでの失敗は個人的には意外なものだったけど、それはそれとして、そのクラスの選手が日本行きを選ぶくらいには、環境も含めてNPBの価値は上がっていると思うのですが、より各チームの実力差を無くしてスリルある環境にしないと、いずれファンが離れて衰退すると思いますがね。

2020年11月25日水曜日

20' Today's Topics - 11/24

[Today's Topics]

Charlie MortonがATLへ。個人的にはALで実績の豊富で狙って欲しい選手でしたが、TBが破棄したのと同額の1年$15Mは今の相場やBOSの立ち位置からするとやはり高くて手を出せないところだと思うし仕方ない。

ここ数年、引退するする詐欺(?)で短めの年数ながらそこそこの額を受け取ってきた選手で、個人的には2年$14~18M+オプションくらいで狙いたかったし、それだけATLの意気込みが強いと取るしかない結果でしょう。

20'-21' Offseason Boston Red Sox -Nov.-

11月です。今のところRule 5ドラフトなどに向けたロスター整理のみで補強は進まず。ペイロールの制限なしでも慎重派だったようで。サーバーメトリクス重視タイプようだけど、それ系の数字が良かったからと言って、結果を出せていないのは何か要因があることも多い訳で、TBのようなチームならともかく、常勝を要求されるチームのトップに相応しいのかは疑問が強くなってきた。(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 11/4
New York Mets signed 2B/OF Jose Peraza.

Jose PerazaはNYMとマイナー契約。守備は便利だけど、打てない選手を優先して契約するのもよくわからないが。

2020年11月21日土曜日

20' Today's Topics - 11/20

[Today's Topics]

Rule 5ドラフトのプロテクト期限でしたが、Mata、Groome、Seabold、Wong、Potts、Rosarioの確実視されていた6人と、リリーフのBazardoをプロテクト。Bazardoは現在行っている秋のインストラクションリーグ(FIL)で、97 mphの速球に、3000 rpmに達する鋭い回転のカーブを投げており、評価上昇中。

先発だけを見ても、既にHouckがMLB昇格。MataとSeaboldは来年5~6月、WardやGroomeもその後に上がってくる可能性があり、Songも22年には帰って来る。フロントも投手若手層は過去一と考えているようで、非常に楽しみです。

20'-21' Offseason Boston Red Sox -Oct.-

10月です。Chaim Bloom体制初年だった昨年は、贅沢税リセットのこともあり、かなり動きづらいオフでしたが、来季は何が何でも、という状況にはまだないものの、今オフは再来年には再びWS目指して戦えるようにするためにしっかりと準備をする年になるでしょう。(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 10/13
Signed an international free agent OF Kevin Garcia.

キューバ出身の21歳のOFのK. Garciaと契約。額からしても大物ではなさそう。18年に亡命してからこれまで契約していなかったようだし。

20' Vanderbilt Commodores Season Stats

Vanderbilt大の今季の各選手のスタッツまとめです。昨年はカレッジワールドシリーズ制覇。今季も豪華な先発陣を中心に期待していましたが、残念ながらCOVID-19で不完全燃焼のままシーズンキャンセルに。


[Pitchers]

☆ Jake Eder (Jr.-LHSP) : 4-4 G-GS/W1-L1/3.60 ERA/20.0 IP/20 H/1 HR/9 R/8 ER/9 BB/1 HBP/27 K

2020年11月18日水曜日

20' Today's Topics - 11/17

[Today's Topics]

ベンチコーチにWill Venableを招聘だそうです。BOSでのプレー経験はないですが、何度かトレードの噂は出た記憶が。Princeton大出身ということで、頭脳明晰なんじゃないかと思いますし、良い人選じゃないかと。

戦力の方でいうと、BOSの補強の噂の多くが先発に関するものですが、C. Saleはやはり開幕は無理な一方、E. Rodriguezは体調が全快しているようで、開幕に間に合う見通し。心臓関係ということで無理はして欲しくないものの、昨年の状態に戻るならこれ以上ない補強です。

Rodriguez、Eovaldiに、Houck、Pivettaが一応候補で、シーズン途中からSaleが戻って来るとは言え、Charlie Mortonクラスのしっかりしたのを1枚に、バックエンドでHouck、Pivettaと争わせるくらいの選手をもう1枚は加えておきたいですが、その前にロスター整理か。

金曜日がRule 5ドラフトのプロテクト期限で、GroomeやMataなど、6人以上はプロテクトする必要があるため、2人以上はカットする必要あり。SpringsやHall、Mazza、Weber、ノンテンダー候補のBriceなど、個人的にはロスターを割く意味をあまり感じない選手も多いですが。

2020年11月9日月曜日

20' Today's Topics - 11/8

[Today's Topics]

いくつか投手の噂等も出てきていますが、その前に監督に前職のAlex Coraの復職が決定。20年はサスペンションということもあって職を解かれており、その原因もHOU時代のサイン盗みに関するものが直接的な要因でしたが、少しイメージも悪いし、何よりも手腕という点でもどうか。

18年は積極打法でWS制覇しましたが、そちらもそちらでサイン盗みのペナルティーを受けているし、実際19年の采配は光るものがなく、Ron Roenickeよりはマシかもしれませんが。

個人的には戻すにしても、Coraは例えばベンチコーチなどにして、マネージャーは候補だったSam Fuldや、もしくはいずれと言われ続けながら、未だにコーチ等の職についていないJason Varitekなどをメインに据えて心機一転した方がよかったんじゃないですかね。

Bloom自身も今季の手腕は若さが出たと見られているのか、OAKのBilly Beaneなんかをアドバイザー的に組ませるような噂も出ていましたが。それに反発してる訳でもないとは思いますが、傍から見ると良いアイデアに思うけど、本人にとっては煙たいだけという部分で同じ気持ちなのかもですね。

Former Sox Prospect Review: Hudson Potts, 3B/1B

今回は、Jeisson Rosarioと共にMitch Morelandの見返りでやってきた、Hudson Potts。三振が非常に多いタイプの3BでMichael ChavisやBobby Dalbecと被る部分がありますが、パワーがあり、元ドラ1の若い有望株だけに開花に期待。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Hudson Potts (ハドソン・ポッツ)
Full Name: Hudson James Potts
Position: 3B/1B/SS/2B
Born: October 28, 1998
Birthplace: Southlake, Texas
Height: 6-3
Weight: 220
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 1st round, 2016 by San Diego
How Acquired: Acquired from San Diego with Jeisson Rosario for Mitch Moreland (August 2020)
High School: Carroll HS (TX)
How Left: Minor league free agency (November, 2022)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

元々はSSだが、身長も高く、筋肉も十分付いており、現在は3Bがホームポジション。プラスのパワーがある反面三振が非常に多く、上のクラスでは苦戦している。フリースウィンガーではないが、やや早打ち気味。スピードは平均以下。グラブ捌きは良く、レンジ的にSSは無理でも2Bあたりも兼任するかもしれない。


[Background]

HS時代はTexas A&M大へコミットがあった。SDの16年のドラ1。ボーナスを浮かせる目的での指名ということもあり、スロット以下のボーナスで入団。AZLでのデビューは良かったが、その後は打者有利のCalifornia League (High-A)以外ではアベレージを残すのに苦労している。


[Profile]

21' : AA Portlandでプレー。ケガで出遅れたがチーム5位の打席を稼ぎ、持ち前のパワーを見せたが、1割後半から2割ちょっとの打率に終始。フリースウィンガーで三振も多く、良い点がほとんどなかった。

22' : AAで序盤1割台の打撃が続き、リリースも遠くないかと思っていたが、中盤戦以降はやや改善。持ち前のパワーも発揮しているが、フリースウィンガー傾向が続く。

22' Nov. : MiLFAに。

23' : ATL-AAでプレーも打率1割台。


[Comment]

元ドラ1という点と。マイナー下層ではそれなりに打っている部分である程度の評価はあるが、19年のAAでの成績を見ると不安も。3Bのパワーヒッターというプロフィールが被る選手も多く、良い時期を見てトレードバイトにするのも一手かも。

Former Sox Prospect Review: Jeisson Rosario, CF

今回は、Mitch Morelandの見返りでやってきた、Jeisson Rosario。同じトレードでやってきたHudson Pottsよりも伸びしろはあると言われており、Jarren DuranとGilberto Jimenez以外、若干層の薄いOFの有望株だけに期待したいところです。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Jeisson Rosario (ジェイソン・ロザリオ)
Full Name: Jeisson Antonio Rosario
Position: CF/LF/RF
Born: October 22, 1999
Birthplace: Santo Domingo, Dominican Republic
Height: 6-1
Weight: 190
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: Not drafted
How Acquired: Acquired from San Diego with Hudson Potts for Mitch Moreland (August 2020)
How Left: Claimed off waivers by New York Yankees (March 2022)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

優れたアスリート体格。筋肉はもう少しだけ付く余地がありそう。コンタクト能力自体はまずまずだが、スウィングの力強さがまだなく、強いボールは打てていない。パワー面については成長しても平均レベルに達しないかもしれない。海外FAの選手としてはかなりよくボールを見る方で、上手く行けば良いリードオフマンになれるかも。盗塁技術も未熟だが、プラスのスピードで、ディフェンスにも生かされている。肩は平均的だが、優れた守備の勘を持つ。


[Background]

16'~17'の海外FA市場でのランキングはBA #6/MLB #9と上位の有望株でSDが$2M程度のボーナスで獲得。17年にDSLをスキップしてUSでデビュー後、順調にクラスを上がって来ているが、パワー面に欠け、フルシーズンクラスではやや苦戦。


[Profile]

21' : AA Portlandで1年を過ごした。獲得直後はまずまずの評価だったが、前年のFILで打球の弱さが懸念された通り苦戦。持ち前の選球眼こそ健在だったものの、コンタクトもパワーも無ければ上の投手はストライクを奪いに来るだろう。

22' Mar. : ロスター枠を空けるためにDFAしたところをNYYがクレーム。

22' : NYY-AAでプレー。パワー面は少し伸び、BB/SOも良いが、まだAAなので先は長い。

23' : 前年同様NYY-AAでプレーもほぼ成長が見られず。


[Comment]

G. Jimenezと彼はHRは打てなかったとしても、どの程度しっかりラインドライブが打てるかですね。AAくらいで打ってくれれば、DuranがCFにハマった時にもトレードバイトとして有用なのですが。

2020年11月5日木曜日

Former Sox Prospect Review: Connor Seabold, RHP

今回は、Brandon WorkmanとHeath Hembreeの見返りでやってきた、Connor Seabold。最近では右腕では割と珍しい球威よりも制球やチェンジアップで戦うタイプですが、AAでの成績も申し分なく、先発の薄いBOSには貴重な先発候補です。

Photo from courtesy of the PawSox

[Player Data]

Name: Connor Seabold (コナー・シーボルト)
Full Name: Connor Seabold
Position: RHSP
Born: January 24, 1996
Birthplace: Laguna Hills, California
Height: 6-2
Weight: 190
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 3rd round, 2017 by Philadelphia; 19th round, 2014 by Baltimore
How Acquired: Acquired from Philadephia with Nick Pivetta for Brandon Workman, Heath Hembree (August 2020)
College: Cal State-Fullerton
High School: Newport Harbor HS (CA)
MLB Debut: September 11, 2021 (Boston)
How Left: Traded to Colorado for cash considerations or a PTBNL (January 2023)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

平均的な体格。速球は91~93 mphがほとんどで最速で95 mph。さほど目立つ球速ではないが、コマンドや変化球との使い分けで効果的に空振りを奪う。チェンジアップが素晴らしく、速球と同じ腕の振りから十分な球速差がある。スライダーもサードピッチだがまずまず。


[Background]

入団後の18年は可もなく不可もなくというレベルだったが、ケガのあった19年は一気にAAまで駆け上がり、シーズン後のAFLで17 IP/7 H/3 BB/22 Kと圧巻の投球で評価を高めた。


[Profile]

21' : 前年秋からSTにかけて球威が少し伸び、またスライダーも向上していることもあって、即戦力のローテ中位の可能性が出て来ていたが、右肘を痛めて出遅れ。TJこそ回避してAAA Worcesterで復帰したものの、一時伸びた球威がまた90 mph前半の平凡なレベルに落ち、チェンジアップへの感触も少し失っていると残念な結果に。

22' : AAAでは持ち前の制球力を武器に、なかなかの結果を残しているが、MLBでは相手を欺ける武器の不足で苦しい投球になっている。

23' Jan. : DFAの後、COLへトレード。

23' : COLで序盤先発としてまずまずの投球を見せたが、次第に捉えられてリリーフ降格。

24' : 韓国リーグでプレー。


[Comment]

マイナーの実績があまり多くなく、良い時だけを見ての評価である点は少し心配だが、完成度が高く、調子が良いなら早く上で使ってみたい選手ではある。

Former Sox Prospect Review: Jacob Wallace, RHP

今回は、Kevin Pillarの見返りでCOLからやってきた、Jacob Wallace。典型的なリリーフのパワーアームですが、U-Conn出身のローカルボーイ。生え抜きリリーフのBrandon Workman、Heath Hembreeらがトレードされ、Matt Barnesも残り1年になる中、Barnesの後輩として穴を埋める成長に期待です。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Jerry Coli

[Player Data]

Name: Jacob Wallace (ジェイコブ・ウォレス)
Full Name: Jacob Michael Wallace
Position: RHRP
Born: August 13, 1998
Birthplace: Lawrence, Massachusetts
Height: 6-1
Weight: 190
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 3rd round, 2019 by Colorado
How Acquired: Acquired from Colorado for Kevin Pillar (September 2020)
College: Connecticut
High School: Methuen HS (MA)
How Left: Traded to Kansas City for Wyatt Mills (December 2022)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

上背はなく、力の入った投げ方だが、常時90 mph中盤、最速97 mphの球威があり、それとスライダーを投げる典型的なリリーフタイプ。制球、コマンド、変化球とリファインが必要。


[Background]

U-Connの3年間もリリーフ。ドラフト時のランキングはMLB #116。ローカルボーイということで、このブログのドラフト前記事でも紹介していた。19年のCOL入団後はSS-Aで投げ、さすがに圧倒的な内容。


[Profile]

21' : High-A Greenvilleで傘下デビュー。前半戦は出したランナーが全て失点になるような登板が多く、期待を裏切られたが、7月以降は本来の姿を取り戻し、奪三振マシーンと化した。

22' : AA Portlandで、またも制球難に苦しんだ。被打率、奪三振率は優秀だが、四球でランナーを出すので安定感を欠く。

22' Dec. : リリーフ同士のトレードでKCへ。

23' : KC-AAで四球が多く安定感を欠く。

24' : KC-AAでは問題なく投げているが、決め手に欠け、AAAでは2試合に投げただけ。


[Comment]

先発で少し育てるという噂も出ていますが、変にいじるよりもショートイニングを思い切り投げさせた方がよさそうなタイプに見えるのですがどうか。

2020年11月3日火曜日

20' Today's Topics - 11/2

[Today's Topics]

更新が間延びしてしまい申し訳ありません。10月は半年以上ぶりに出張に出始めたり、初めてのオンラインの展示会とその後のフォローがあって、ものすごく忙しくしていました。

COVID-19の影響で何もかもがイレギュラーだった、20年シーズンはLADの久方ぶりのWSシリーズ優勝で幕を閉じました。まぁこれだけ継続的にPOに出て、かなりの回数WSにも出てたし、優勝してもおかしくない頃だったのも確かですが。毎年そのくらいの成績を残しながらも常にチームのアップグレードを目指して動いてきた結果、やはりチーム力で言うと他の29チームから一歩抜きんでていたようには感じます。

悪の帝国のイメージもあるものの、BOSから獲ったMookie Bettsと、(今季は働いてませんが)David Price、それにA.J. Pollock以外はほぼ生え抜きや、有名になる前に見出した選手たちで、特に投手陣はほとんどがそう。お金を使いながらも育成を常に重視している点が長く競争力を維持できる源泉だと思います。

回数で言うと、BOSの方が2010年以降に限ってもWS制覇回数は多い訳ですが、POに出られてもいない年も多く、やはり育成と的確な外部からの補強のバランスが今後は重要になるのは間違いないかと思います。

そんなこんなでオフシーズンが始まる訳ですが、BOSは少し意外でしたが、Martin Perezのオプションを行使せず。他チームでも例年ならイージーに行使と思われるようなオプションの拒否(Charlie Morton)や、調停選手のリリース(Brad Hand)が相次いでいます。

個人的にはHandはウェーバーでクレームしても良いかと思ったし、MortonもFA契約を狙ってよいと思っているけど、$10Mの年俸を払えば無償で獲れるHandにどこも手を出さなかったのを見ると、各チームのCOVID-19の影響による収支の悪化しているという兆候なのでしょう。

$15Mで先発2、3番手のMortonが高いという認識なら、先発3~5番手のPerezに$6.85Mは高いというのもわからなくはない。とは言え、傘下に代役もあまりいない状態で他からより安価な代役が得られるのかは疑問だし、そもそもオプション行使しないのなら、夏にトレードすべきだった気もしますが。

それを考えると、どうしても優勝を狙うというのでなければ、最低年俸か調停1年目程度までの比較的安いサラリーで雇える選手を多く獲り、誰かのブレイクに期待、というのも理にかなっているかもしれないし、Pivettaのような選手の獲得はそういう面での価値もあるのかも。

2020年10月19日月曜日

20'-21' Offseason Boston Red Sox -Rule 5 Draft & MiLFA-

ポストシーズン大詰めですが、こちらは一足先にオフの話題を。Rule 5ドラフトやMiLFAの対象の整理です。(前記事はこちら)。


[20' BOS Rule 5 Draft Eligible Players]

RHP - Christopher Acosta, Eduard Bazardo, Seth Blair, Gary Calvo, Kutter Crawford, Jose Espada, Raynel Espinal, Hunter Haworth, Jose Larez, Adam Lau, Bryan Lucas, Joan Martinez, Bryan Mata, Alexander Montero, Emerson Ortiz, Isaac Pinales, Antonio Police, Roniel Raudes, Denyi Reyes, Yasel Santana, Zach Schellinger, Alex Scherff, Connor Seabold, Mike Shawaryn, Caleb Simpson, Jake Thompson
LHP - Rio Gomez, Jay Groome, Matt Kent, Stephen Gonsalves, Dominic LoBrutto, Oddanier Mosqueda, Brendan Nail, Yorvin Pantoja, Bobby Poyner
C - Roldani Baldwin, Charlie Madden, Alan Marrero, Jhonny Pereda, Austin Rei, Connor Wong
IF - Garrett Benge, Pedro Castellanos, Ricardo Cubillan, Chad De La Guerra, Jerry Downs, Everlouis Lozada, Joey Meneses, Brett Netzer, Tanner Nishioka, Josh Ockimey, Michael Osinski, Hudson Potts, Jeremy Rivera, Kervin Suarez, Josh Tobias
OF - Tate Matheny, Johan Mieses, Jeisson Rosario, Jagger Rusconi

2020年10月12日月曜日

20'-21' Offseason By Position Outlook - Outfielder

続いてOF編です。黒字は基本的に枠確定しているメンバー。青字は25人枠にはほぼ確定しているけど、ポジション・起用法が決まっていない選手。赤字はトレードやノンテンダー等で、流出の可能性あり。緑字はマイナースタートの可能性もある選手。灰色はFAなど再契約しなければ流出予定の選手。*は40人ロスター外の選手。


[20' Outfielder's Contract Review]

LF/CF Andrew Benintendi (21': $6.6M, 23': arb.3)
LF/RF J.D. Martinez (21': $19.375M (can opt. out), 22': $19.375M)
RF/LF Alex Verdugo (21': min.)

1B/2B/LF Michael Chavis (21': min., MiL option: 2)

2B/LF Jose Peraza (21': arb.2, MiL option: 0)
OF Cesar Puello (21': min., MiL option: 0)
UT Tzu-Wei Lin (21': min., MiL option: 0)

UT Yairo Munoz (21': min., MiL option: 1)
OF Marcus Wilson (21': min., MiL option: 2)
*CF Jarren Duran (under MiL contract)
*CF Jeisson Rosario (under MiL contract, Rule 5)

CF Jackie Bradley, Jr. (FA)
1B/OF Nick Longhi (MiLFA)
*OF Rusney Castillo (MiLFA)

2020年10月5日月曜日

20'-21' Offseason By Position Outlook - Middle Infielder

続いてM-IF編です。黒字は基本的に枠確定しているメンバー。青字は25人枠にはほぼ確定しているけど、ポジション・起用法が決まっていない選手。赤字はトレードやノンテンダー等で、流出の可能性あり。緑字はマイナースタートの可能性もある選手。灰色はFAなど再契約しなければ流出予定の選手。*は40人ロスター外の選手。


[20' Middle Infielder's Contract Review]

2B Dustin Pedroia (21': $12M)
SS Xander Bogaerts (21': $20M, under contract through 24')

1B/2B/LF Michael Chavis (21': min., MiL option: 2)

2B/LF Jose Peraza (21': arb.2, MiL option: 0)
IF Christian Arroyo (21': min., MiL option: 0)
UT Tzu-Wei Lin (21': min., MiL option: 0)

SS/2B C.J. Chatham (21': min., MiL option: 2)
IF Jonathan Arauz (21': min., MiL option: 3)
UT Yairo Munoz (21': min., MiL option: 1)
*SS/2B Jeter Downs (under MiL contract)
*IF Chad De La Guerra (under MiL contract, Rule 5)

20'-21' Offseason By Position Outlook - Corner Infielder

続いてC-IF編です。黒字は基本的に枠確定しているメンバー。青字は25人枠にはほぼ確定しているけど、ポジション・起用法が決まっていない選手。赤字はトレードやノンテンダー等で、流出の可能性あり。緑字はマイナースタートの可能性もある選手。灰色はFAなど再契約しなければ流出予定の選手。*は40人ロスター外の選手。


[20' Corner Infielder's Contract Review]

1B/3B Bobby Dalbec (21': min., MiL option: 3)
3B Rafael Devers (21': arb.1)

1B/2B/LF Michael Chavis (21': min., MiL option: 2)

IF Christian Arroyo (21': min., MiL option: 0)

IF Jonathan Arauz (21': min., MiL option: 3)
UT Yairo Munoz (21': min., MiL option: 1)
*C/IF Connor Wong (under MiL contract, Rule 5)
*3B Hudson Potts (under MiL contract, Rule 5)
*IF Chad De La Guerra (under MiL contract, Rule 5)

1B Josh Ockimey (MiLFA)
1B/OF Nick Longhi (MiLFA)
IF Jantzen Witte (MiLFA)

2020年10月3日土曜日

20'-21' Offseason By Position Outlook - Catcher

続いてC編です。黒字は基本的に枠確定しているメンバー。青字は25人枠にはほぼ確定しているけど、ポジション・起用法が決まっていない選手。赤字はトレードやノンテンダー等で、流出の可能性あり。緑字はマイナースタートの可能性もある選手。灰色はFAなど再契約しなければ流出予定の選手。*は40人ロスター外の選手。


[20' Catcher's Contract Review]

C Christian Vazquez (21': $6.25M, 22': $7M option)
C Kevin Plawecki (21': arb.2)

C Deivy Grullon (21': min., MiL option: 3)
*C/IF Connor Wong (under MiL contract, Rule 5)

*C Jett Bandy (MiLFA)
*C Juan Centeno (MiLFA)
*C Jhonny Pereda (MiLFA)

2020年10月1日木曜日

20'-21' Offseason By Position Outlook - Reliever

続いてRP編です。黒字は基本的に枠確定しているメンバー。青字は25人枠にはほぼ確定しているけど、ポジション・起用法が決まっていない選手。赤字はトレードやノンテンダー等で、流出の可能性あり。緑字はマイナースタートの可能性もある選手。灰色はFAなど再契約しなければ流出予定の選手。*は40人ロスター外の選手。


[20' Reliever's Contract Review]

RHRP Matt Barnes (21': arb.3)
RHRP Ryan Brasier (21': arb.1, MiL option: 1)
LHRP Josh Taylor (21': min., MiL option: 2)
LHRP Darwinzon Hernandez (21': min., MiL option: 2)
RHRP Colten Brewer (21': min, MiL option: 1)
RHRP Phillips Valdez (21': min., MiL option: 2)

RHSP/RP Nick Pivetta (21': arb.1, MiL option: 0)

RHRP/SP Ryan Weber (21': min., MiL option: 1)
RHRP Marcus Walden (21': min., MiL option: 0)
RHRP Austin Brice (21': arb.1, MiL option:0)
RHRP Dylan Covey (21': arb.1, MiL option:0)
RHRP Robert Stock (21': min., MiL option: 1)
RHRP Andrew Triggs (21': min., MiL option: 1)
RHRP Robinson Leyer (21': min., MiL option: 3)
LHRP Jeffrey Springs (21': min., MiL option: 2)
LHRP Matt Hall (21': min., MiL option: 2)
LHRP Mike Kickham (21': min., MiL option: 0)

RHRP/SP Chris Mazza (21': min., MiL options: 1)
RHRP Domingo Tapia (21': min., MiL option: 3)
LHRP Yoan Aybar (21': min., MiL option: 2)
*LHRP Bobby Poyner (under MiL contract, Rule 5)
*RHRP Mike Shawaryn (under MiL contract, Rule 5)
*RHRP Eduard Bazardo (under MiL contract, Rule 5)
*RHRP Durbin Feltman (under MiL contract)
*RHRP Jacob Wallace (under MiL contract)

RHSP/RP Stephen Gonsalves (MiLFA)
LHSP/RP Daniel McGrath (MiLFA)
RHRP Seth Blair (MiLFA)
RHRP Trevor Hilldenberger (MiLFA)

2020年9月28日月曜日

20'-21' Offseason By Position Outlook - Starter

前トップが勝利最優先で走り続けた結果の負債がある中で、贅沢税リセットを決めた時点で今季の趨勢は大方決まっていましたが、予想通りの負けシーズンに。先発はその最大の要因でしたが、最後は明るい兆しも。そんな中で来季のポジション毎の展望など。まずはSP編から。

黒字は基本的に枠確定しているメンバー。青字は25人枠にはほぼ確定しているけど、ポジション・起用法が決まっていない選手。赤字はトレードやノンテンダー等で、流出の可能性あり。緑字はマイナースタートの可能性もある選手。灰色はFAなど再契約しなければ流出予定の選手。*は40人ロスター外の選手。


[20' Starter's Contract Review]

LHSP Chris Sale (21': $30M, under contract through 24')
LHSP Eduardo Rodriguez (21': arb.3)
RHSP Nathan Eovaldi (21': $17M, 22': $17M)
LHSP Martin Perez (21': $6.25M)

RHSP/RP Nick Pivetta (21': arb.1, MiL option: 0)

RHSP Zack Godley (21': arb.2, MiL option: 0)
RHRP/SP Ryan Weber (21': min., MiL option: 1)

RHSP Tanner Houck (21': min., MiL options: 3)
LHSP Kyle Hart (21': min., MiL options: 2)
RHRP/SP Chris Mazza (21': min., MiL options: 1)
*RHSP Bryan Mata (under MiL contract, Rule 5)
*LHSP Jay Groome (under MiL contract, Rule 5)
*RHSP Connor Seabold (under MiL contract, Rule 5)
*RHSP Denyi Reyes (under MiL contract, Rule 5)
*RHSP Thad Ward (under MiL contract)

RHSP/RP Stephen Gonsalves (MiLFA)
LHSP/RP Daniel McGrath (MiLFA)

20' Today's Topics - 9/27

[Today's Game (Game 60 @ATL)]

BALのシリーズに続き、最後のATLシリーズも勝ち越し。ということで、DETにも最後抜かれ(?)、来季のドラフト指名順位は全体#4となりました。ATL初戦は追いついて延長も、Springsが打たれて敗戦と理想的な展開でしたが、最後2戦はHouck、Pivettaが好投。

この2人は上がって来てから、二人でいずれも5.0 IP以上を投げての5戦5勝。今季悩まされ続けた投手陣に明るい話題を残してのシーズンエンド。ファンサイトで書いていた人がいましたが、あと10試合あれば、指名順位はTop 10圏外くらいまで落ちたかもなんて。

それくらい、最終盤の上昇雰囲気は明らかでしたし、その中で特殊な今季の日程もあり、全体#4を得られたのは儲けものと言えるかもしれません。来年までに選手の評価は大きく変動する可能性は高いですが、カレッジ投手のBig 3と言われる、Kumar Rocker、Jack Leiter、Jaden Hillの誰かを指名できる可能性はかなり高いし、そちらも楽しみです。

今季は本当に色々とフラストレーションの溜まるシーズンでしたが、皆様お疲れ様でした。この上昇気流を逃さない、効率的なオフのムーブをフロントに期待して、来季はもっと盛り上がりたいですね!

Result : ATL 1 - 9 BOS (W24-L36)

2020年9月24日木曜日

20' Today's Topics - 9/23

[Today's Game (Game 56 vs BAL)]

ホームとは言え、BALに完勝で二連勝。いくつかの新戦力もあり、来季に向けて上向きなのは間違いない。昨日はBOSデビューとなったPivettaが5.0 IP/4 H/1 ER/3 BB/8 Kと好投。PHIでもこういう時もあって、ファン期待を抱かせながら結局はチームの中核になり切れず、だったので、まだ何とも言えませんが、ポジティブな要素にはなった。

あとはリリーフで言えば、100 mphを連発する剛腕のTapiaなんかも少し面白いですね。今季は限られた予算で、多くのMiLFA契約やウェーバー獲得というAAAAタイプ気味のリリーフを多く試しましたが、P. ValdezとTapia、あとはBriceくらいは来季に残しても良いかな。

現在ARIと同率で下から三番目の勝率。ポジティブな結果は出しつつも、不謹慎ですが、下位のリリーフが打たれてくれて負けてドラフト高順位を得るのがベストかと。

Result : BOS 9 - 1 BAL (W22-L34)

2020年9月22日火曜日

20' Today's Topics - 9/20

[Today's Game (Game 54 vs NYY)]

宿敵とのシリーズは今季最終で相手の有望株を投手のHouckをはじめとしたこちらの有望株たちが砕き散らかす形で一矢を報いて終了。

デビュー二戦目のHouckは、前回最速96 mphだった速球が、今日は初回から91~92 mph、最も遅いボールは87 mphということで、状態的にはベストではなかったのかもしれないが、エラーと四死球のランナーを要所でゴロ併殺に打ち取る老獪な投球で6回を85球で投げ切り、1安打自責点0。


2シームを多く投げたというコメントも見たし、一方で球威に定評のあるNYYのDeivi Garciaも90 mph前半だったようだから、少しコンディションや計測的な部分もあったのかもしれない。ただもし若干でもケガの可能性があるのであれば、今季はもうシャットダウンで良いと思うが。

明日はPivettaが投げるよう。どうやら保有期間を1年延ばすためにこの時期までマイナーに置いておいたらしい。計算できない選手を多く抱えても仕方ないので、来季上の候補として見ているのなら、それもそれで微妙な面も感じるが。

来季の先発はどうなりますかね。C. SaleとE. Rodriguezは開幕からフルコンディションになる可能性は低そうなので、Eovaldi、M. Perez、Houckに上手く行けばPivettaというイメージなのだろうが。

まぁ個人的にはPivettaはリリーフに移した方が良いと思っているし、残り期間の短いPerezも場合によってはトレードを検討すべきだと思うので、来季もリビルド中心から後半戦にかけて、22年に戦う体制を整えるべきだと思っているが。

Result : BOS 10 - 2 NYY (W20-L34)

2020年9月18日金曜日

20' Today's Topics - 9/16

[Today's Game (Game 50 @MIA)]

残り10試合を切ってきたので、両リーグ最下位はPITで確定ですかね。来季のドラフト指名順位の決め方は明らかになっていないけど、全体1位の可能性はほとんど消滅。それでも、大物投手を取れる可能性のある順位で終わり、かつMLBデビューしたHouckのような来季に向けてのポジティブな要素で上向きでシーズンが終わるなら悪くない。

そのHouckはMIA初戦でデビューし、5.0 IP/2 H/0 ER/3 BB/7 Kと堂々のデビュー。試合前には三振を取るごとに寄付することをTwitterで明らかにするなど、精神面でも非常に成熟した投手という感じを受けました。

速球は常時93~95 mph、最速96 mphあたり。4回くらいから球速が91~93 mphのレンジに落ちたようだけど、今季の状況とMLBデビュー戦ということでの疲労も考えると仕方ないでしょう。

フリスビースライダーも右打者から三振を奪った。対左打者をソリッドに攻めることができれば先発としてやっていける可能性は十分に感じられましたね。カッターやチェンジアップ/スプリッターを少し進歩されられれば。

Result : MIA 3 - 5 BOS (W18-L32)

2020年9月15日火曜日

20' Today's Topics - 9/13

[Today's Game (Game 48 @TB)]

首位TBと痛み分け。Dalbec、Y. Munoz、Arroyoなど、最近上がってきた選手たちが盛り上げている感じ。次のMIAシリーズ初戦にはHouckがデビュー予定。ドラフト指名順位が下がるのはそれはそれで悩ましいけど、来年を見据えたら、新戦力が出てきてくれる方が大きいのは確か。

現時点での来季の野手のイメージでいうと、ロスター枠がどうなるかわかりませんが、恐らく投手が不安定で多めに枠を割きたい形になるでしょうから、来季も野手枠は13が妥当か。捕手はC. Vazquezのトレードの可能性は否定できませんが、その場合は代役がいるだろうし、正捕手と控えのPlaweckiという布陣になるでしょう。

IFは1BにDalbec、3BはDevers、SSはX. Bogaertsはまずは確定。2BはPerazaはノンテンダーの可能性が高い。控えはLFも兼ねるChavisにArauz、Arroyo、T. Lin、それとOF中心で起用されているが、IFもできるはずのMunozも一応は候補か?

真剣に戦うなら2Bは補強が必要に思うが、もう1年様子見ということであれば、前3人を控えを含めて競わせる形になるのかも。まだまだ分からないが、Arroyoがこのくらい打てるのなら、彼がファーストオプションになるかも。

OF/DHはJ.D. Martinezは出ていかない可能性が高いと思うし、Verdugoも確定。Benintendiも今季は不振だが、トレード価値も暴落しており、復活を期待するしかない。J. Bradley, Jr.は額次第だが、高い年俸を払ってまでは、積極的には連れ戻さないだろう。

ここも戦うなら、FA補強を考えるべきだが、これまではLF中心だったBenintendiをひとまずCFにスライドさせて、LFでChavis、Munozあたりを使うという選択肢もある。トレーニングサイトで好調のDuranをBradley, Jr.の後釜に据えて欲しいところだが、ここまでコールアップされておらず、開幕からレギュラーとして計算するのは難しそう。

オフのRule 5ドラフト対策の枠と、保有期間を考えているのか。ただ上記の布陣だと、BenintendiとVerdugoは一応CFを守れるとはいえ、CFが薄目。開幕からかどうかは不明だが、早い段階でDuranを呼びたいところ。

Result : TB 3 - 6 BOS (W17-L31)

2020年9月11日金曜日

20' Today's Topics - 9/10

[Today's Game (Game 45 @TB)]

昨日までは両リーグで単独最下位でしたが、ここ5試合で3勝と少し勝ちが伸びて、TEX、PIT、ARIとゲーム差なしに。何といっても球団の新人記録となる5試合連発(4試合の時点で新記録のようです)のDalbec。

少しフォームを弄って上向いたようですが、それでも当たればHRもそれ以外は三振という極端な打撃で、今後はさらにマークがきつくなり苦しみそうですが、投手への威圧感を身に付けて、甘いボールだけでいいので打ってくれれば。

Result : TB 3 - 4 BOS (W16-L29)

20' Season Boston Red Sox -September-

9月です。短いシーズンも残りわずか。残念なことですが、Prospectの昇格と、来年のドラフト順位が一番の楽しみ(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 9/2
Placed LHP Kyle Hart on the IL.
Recalled RHP Andrew Triggs.

HartがIL入り。臀部のケガのよう。先日クレームしたTriggsをコールアップ。

2020年9月5日土曜日

20' Today's Topics - 9/4

[Today's Game (Game 39,40 vs TOR)]

この前の黒人男性の射殺問題で延期になった分のダブルヘッダー。Kevin Pillarの放出の代わりに上がってきたY. Munozが2試合で6安打と活躍。一方で、Dalbecはデビュー戦でHRを含む2安打もその後全く打てず、打率1割台へ。穴があるとは言え、昇格直後はもうちょっと打てるかと思ってたけど。

Result : BOS 7 - 8 TOR, BOS 3 - 2 TOR (W13-L27)

2020年9月1日火曜日

20' Today's Topics - 8/31

[Today's Game (Game 35 vs ATL)]

Mitch Morelandに続いて、今日はKevin PillarとJosh Osichを放出も、それで打ち止め。EovaldiとTEXのRoughned Odorの噂や、C. VazquezとBarnesにNYMが興味で、BOSもNYMのProspectを調査など、噂は数多く出たものの、残り契約年数の少ない選手を中心とした小幅な動きで終わりました。

売るつもりがなかったのか、売れなかったのかは不明ですが、Bloomが「放出するつもりはなく、長くいて欲しい。」と語った、J. Braldey, Jr.については今オフにFAでScott Borasクライアントということもあり、後釜にDuranが台頭している状況も踏まえれば、話があるなら出すべきだったかとは思います。

一方で、今季の状態を考えればVazquezやBarnesも出すべきという意見も多かったですが、Devers、X. Bogaerts、Verdugoといった選手が全盛期に入る中で、来季か遅くとも再来年に再度コンテンダーとして戦うには、主力で契約期間の残る選手を完全に放出し切るのは得策ではないと思うので、これで良かったのではないかと(Barnesは21年オフにFAなので微妙なところですが)。

Result : BOS 3 - 10 ATL (W12-L23)

2020年8月31日月曜日

20' Today's Topics - 8/30

[Today's Game (Game 34 vs WAS)]

トレードの噂で選手も落ち着かないでしょうが、そんな中、WASに勝ち越し。Deversが上がって来たのと、X. Bogaertsが絶好調。今日はトレードされたMitch Morelandの代わりに上がって来たDalbecがデビュー戦で第一号を放つなど、良いムードでした。

Result : BOS 9 - 5 WAS (W12-L22)

2020年8月30日日曜日

20' Midseason Prospect Ranking -Outfield-

20年シーズン中間時点での、各ポジションごとの、BOSのMy Prospect Rankingです。昨夏から順位はほとんど変動がありませんが、トレーニングサイトのシミュレーションゲームでDuranが素晴らしいよう。さらに評価が上がってきている。


[20' Midseason Outfield Ranking]

Three-Star Prospect

1 (1). Jarren Duran, CF, AA : ○打撃、スピード/×特になし

2 (2). Gilberto Jimenez, CF, SS-A : ○コンタクト、スピード/×選球眼

Two-Star Prospect

3 (New). Jeisson Rosario, CF, High-A : ○スピード、運動能力/×パワー

4 (4). Marcus Wilson, CF/RF/LF, AA : ○パワー、選球眼/×コンタクト

One-Star Prospect

5 (3). Nick Decker, RF, SS-A : ○パワー/×コンタクト

20' Today's Topics - 8/29

[Today's Game (Game 33 vs WAS)]

トレード期限まで残り数日。ATLやSDは積極的に動いていますね。BOSも噂は数多く出ているものの、最終的に何件成立するかな?その中にはC. Vazquezの放出の噂なんかもありますが、個人的にはそれはナンセンスだと思いますが。

具体的にはTBなんかの名前が出ているし、例えば捕手の弱いSDなんかも候補ではないかと言われていて、SD傘下にはMookie Bettsのトレード候補で話題になった有望捕手ProspectのLuis Campsanoなんかもいますが、Prospectが予定通りに成長するかは賭けですしね。

自前の代役候補も不在な中で確立された、まだあと数年はトップレベルのパフォーマンスを期待できる捕手を放出する手はないと思いますが。本人もBOS残留希望を出しているし、むしろさっさと契約延長するべきかと。

Result : BOS 5 - 3 WAS (W11-L22)

2020年8月28日金曜日

20' Midseason Prospect Ranking -Shortstop-

20年シーズン中間時点での、各ポジションごとの、BOSのMy Prospect Rankingです。X. Bogaertsと契約延長しましたが、Opt. Out条項もあり、後継者は育っておくに越したことはない。


[20' Midseason Shortstop Ranking]

Four-Star Prospect

1 (New). Jeter Downs, SS/2B, AA : ○上限、パワー/×SS適性

Two-Star Prospect

2 (2). C.J. Chatham, SS, AA : ○コンタクト、守備/×パワー、選球眼

3 (1). Matthew Lugo, SS, GCL : ○上限/×打撃

4 (3). Cameron Cannon, SS/2B, SS-A : ○打撃/×守備、SS適正

One-Star Prospect

5 (4). Antoni Flores, SS/2B, SS-A : ○守備/×打撃、ケガ

2020年8月27日木曜日

20' Today's Topics - 8/26

[Today's Game (Game 31 @TOR)]

前回なかなかの投球で、もう少し見たいと思っていたBrewerが3.2 IP/5 H/4 ER/2 BB/4 K。今季カナダで試合ができず、AAAのホームスタジアムで開催されているTORのホームゲームで少し球場も小さいのかな?被弾に泣いた形で内容そのものは速球は最速96 mph。得意のカッターも92~94 mphでカーブも良かったようだし、良い点はあったよう。

ただやはりコマンド、制球は課題を残すような感じで、甘く入って痛打が多いよう。良いものは持っていると思いますが、ボールが良い選手はごまんといる訳で。個人的にはやはり4 IPまで引っ張る選手とまでは現状思えない。せっかくオープナーを取り入れて、もしかしたらその一番手でショートイニングに集中すれば結果も出るかもしれないので、しっかり見極めて欲しい。

Result : TOR 9 - 1 BOS (W10-L21)

20' Midseason Prospect Ranking -Thirdbase-

20年シーズン中間時点での、各ポジションごとの、BOSのMy Prospect Rankingです。既存の面子にドラフトで新たにJordanが加入しましたが、みんなパワーがある反面、コンタクトが不安というタイプ。


[20' Midseason Thirdbase Ranking]

Four-Star Prospect

1 (1). Bobby Dalbec, 3B/1B, MLB : ○パワー、守備/×コンタクト

- (-). (Triston Casas, 1B/3B, High-A (1B))

Two-Star Prospect

2 (New). Hudson Potts, 3B/2B, AA : 〇パワー/×コンタクト

3 (New). Blaze Jordan, 3B, YTD : 〇若さ、パワー/×コンタクト、守備

- (New). (Connor Wong, C/2B/3B, AA (C))

One-Star Prospect

4 (2). Brandon Howlett, 3B, Low-A : 〇パワー/×コンタクト、守備

5 (3). Nick Northcut, 3B, SS-A : 〇パワー/×コンタクト

2020年8月26日水曜日

20' Midseason Prospect Ranking -Secondbase-

20年シーズン中間時点での、各ポジションごとの、BOSのMy Prospect Rankingです。ドラ1でYorkeを取ったし、。昨年のトップピックのCannonも最終的には2Bになる可能性が高い。どちらかがいずれPedroiaの後釜になってくれれば。


[20' Midseason Secondbase Ranking]

Four-Star Prospect

- (New). (Jeter Downs, SS/2B, AA (SS))

Two-Star Prospect

- (New). (Hudson Potts, 3B/2B, AA (3B))

- (-). (Cameron Cannon, SS/2B, SS-A (SS))

1 (New). Nick Yorke, 2B, YTD : 〇コンタクト/×パワー、肩

- (New). (Connor Wong, C/2B/3B, AA (C))

One-Star Prospect

- (-). (Antoni Flores, SS/2B, SS-A (SS))

2020年8月25日火曜日

20' Midseason Prospect Ranking -Firstbase-

20年シーズン中間時点での、各ポジションごとの、BOSのMy Prospect Rankingです。Chavisも良くないし、Dalbecは出番があるでしょうが、Casasも60人枠に入れており、使う可能性があるのか?トレーニングサイトで経験を積ませたいだけかもですが。


[20' Midseason Firstbase Ranking]

Four-Star Prospect

- (-). (Bobby Dalbec, 3B/1B, MLB (3B))

1 (1). Triston Casas, 1B/3B, High-A : 〇パワー、選球眼/×上層での実績

One-Star Prospect

2 (2). Josh Ockimey, 1B, AAA : ○パワー、選球眼/×三振、対左投手

3 (4). Pedro Castellanos, 1B, High-A : ○コンタクト/×パワー、選球眼

2020年8月24日月曜日

20' Midseason Prospect Ranking -Catcher-

20年シーズン中間時点での、各ポジションごとの、BOSのMy Prospect Rankingです。Mookie BettsのトレードでLADからやってきた、WongはSTでも結構良い打撃を見せていたし、UT兼のバックアップ捕手になれるかも。依然としてその他は壊滅的ですが。


[20' Midseason Catcher Ranking]

One-Star Prospect

1 (New). Connor Wong, C/2B/3B, AA : 〇パワー、UT性/×守備

20' Midseason Prospect Ranking -Reliever-

20年シーズン中間時点での、各ポジションごとの、BOSのMy Prospect Rankingです。昨年はJ. Taylorが台頭。毎年一人ずつでもマイナーから出てくるといいですね。Feltmanもそろそろ本領を見せて欲しいところ。


[20' Midseason Reliever Ranking]

Three-Star Prospect

- (-). (Tanner Houck, RHSP/RP, AAA (SP))

Two-Star Prospect

1 (1). Durbin Feltman, RHRP, AA : 〇スライダー/×スタッフの低下

One-Star Prospect

2. Yoan Ayber, LHRP, High-A : 〇球威/×制球、実績

2020年8月23日日曜日

20' Midseason Prospect Ranking -Starter-

20年シーズン中間時点でのBOSのMy Prospect Rankingです。中間地点と言っても今季はマイナーシーズンがないため(MLBデビューしたHart以外は、クラスも昨年終了時のものになっています)、昨オフから大きな変動はありませんが、60人枠に入っているMata、Groome、Houckあたりは良い話も聞こえて来ており、久しぶりに組織として充実し始めている感じ。


[20' Midseason Starter Ranking]

Four-Star Prospect

1 (1). Bryan Mata. RHSP, AA : 〇球威、若さ/×制球

Three-Star Prospect

2 (5). Noah Song, RHSP, SS-A : 〇球威、完成度/×兵役

3 (4). Jay Groome, LHSP, SS-A : 〇球威、カーブ/×健康

4 (2). Tanner Houck, RHSP/RP, AAA : 〇球威、スライダー/×制球、先発適性

Two-Star Prospect

5 (6). Thad Ward, RHSP, High-A : 〇球威、完成度/×上層での実績

6 (New). Chih-Jung Liu, RHSP, YTD : 〇球威/×健康、先発適性

One-Star Prospect

7 (New). Connor Seabold, RHSP, AA : 〇制球、チェンジアップ/×球威、上限

8 (New). Shane Drohan, LHSP, YTD : 〇上限/×実績

9 (8). Ryan Zeferjhan, RHSP, SS-A : 〇球威/×先発適性

10 (NR). Chris Murphy, LHSP, SS-A : 〇完成度、カーブ/×上層での実績

20' Today's Topics - 8/22

[Today's Game (Game 28 @BAL)]

今季は延長になると、無死二塁からスタートしますが、10回表に1点を入れた後の満塁を生かせず。逆にその裏に新守護神のBarnesがエラーもあって逆転サヨナラ負け。

噂によると、Heath Hembreeと同じ残り1年強のBarnesもトレード候補のようですが、こういう感じだと中途半端な見返りしかなさそうですね。まぁ来年戦う予定なら、後ろを投げられるリリーフを全員出してしまうのも微妙なので、よほど良いオファーが無ければ残留しそうではありますが。

既にHembreeとBrandon Workmanの放出がありましたが、BOSの今後の話題と言えば、誰を出すか、また9月になったら、(Prospectの)誰を上げるか、ということになります。放出候補で言うと、まずは今オフにFAのPillarは筆頭か。

あとはオプションがありますが、好調のMorelandも買い手が付けば出していく予定でしょう。M. PerezやPlawecki、Briceあたりも可能性はありそう。そしてちょっと注目なのが、直近では平均96 mphと2年前の調子を取り戻してきているBrasierには注目が当たってきているよう。

あとはオフにFAですが、J. Bradley, Jr.は欲しがるチームは少ないでしょうし、出してもほとんど何も得られないだろうから、年俸負担以外の目的で出す可能性は低い。残り1週間くらいですが、どうなるか注目です。

Result : BAL 5 - 4 BOS (W9-L19)

20' Today's Topics - 8/21

[Today's Game (Game 27 @BAL)]

試合中にかな、Brandon WorkmanとHeath Hembreeがトレード。そのため最後はBarnesが締めて三連勝。Osichが壊しかけましたが、先発のBrewerと二番手のD. Hernandezが無失点。

個人的には元々COVID-19が無ければ、Hernandezをオープナーにして、そのあとにWaldenあたりを投げさせても良いかと思っていましたが、Waldenは今季イマイチで、その代わりにBrewerがハマって来るかも。もう1、2回この2人の組み合わせを試したい気がする。

それはそうと、来年のドラフトの順位はもしかすると、昨年の勝ち負けとの合算になるかもとか。個人的にはそれはそれで納得できる部分も無くはないけど、そんなことはシーズン開幕前に決めておくべきことであって、今更ルールを変えるのはおかしい。

MLB機構のRob Manfredコミッショナーになってからはこういう後出しが多すぎる気がする。サイン盗みにしてもHOUやBOSは後から罰則を決めて強制執行。一方でNYYもそんな疑惑が出たけどうやむや。そんなつもりではないのかもしれないけど、後出しばかりだと後ろ暗い利害関係を疑ってしまう。

Result : BAL 5 - 8 BOS (W9-L18)

2020年8月19日水曜日

20' Today's Topics - 8/18

[Today's Game (Game 24 vs PHI)]

6回にリリーフが炎上して逆転負け。9連敗。J. Taylorが先頭死球後、二死まで粘ったのですが、抑えきれず、そのあとも今リリーフで一番信用できるHembreeをつぎ込んだものの、火消しできず。

しかしCOVID-19明けのTaylorをいきなり連投させる采配にも疑問が強いですが。信頼できるリリーフが少ない中で難しい判断にはなりますが、勝ちたいならまずはHembreeで良かったような。先頭のDidi Gregoriusが左なので、完調なら勿論Taylorで良いと思いますが。

まぁトレーニングサイトでは通常通り投げていたようだし、結果論の批判ではありますが、新監督にはどうも良い印象がない。どこと言って凄く悪い印象という訳でもないんだけど、名将とは思えない。

あと、昨日は少し打っていたけど、C. Vazquezも開幕直後は好調だったけど、下がってきましたね。投手陣のリードがちょっと負担なのかな、と思ってしまう。こんなシーズンだし、VazquezはEovaldiとM. Perezだけ受けて、残りはDHか2B/3Bあたりで起用しても良いんじゃないかな。

Result : BOS 6 - 13 PHI (W6-L18)

2020年8月14日金曜日

20' Today's Topics - 8/13

[Today's Game (Game 19 vs TB)]

MLBデビューとなったHartでしたが、2.0 IP/7 H/5 ER/3 BB/4 K。数字ほど内容は悪くはなかったとも聞きましたが、球威がないのでやはり甘く入ると厳しい。まぁしかしそれにしてもこれだけ良いところのないチームも記憶にないですが。現在PITに次ぐワースト2位の勝率。

Result : BOS 8 - 17 TB (W6-L13)

2020年8月11日火曜日

20' Today's Topics - 8/10

[Today's Game (Game 16 vs TB)]

TORに勝ち越し後、TBには黒星スタート。終盤追い上げましたし、打撃絶好調の控え捕手Plaweckiなど、打線はBenintendiなど一部の選手を除けば上向きか。それでも今日もBrasierオープナーの後のBrewerが打たれるなど、先発/Piggy-Back陣の乱れが敗因に。

Result : BOS 7 - 8 TB (W6-L10) 

20' Season Boston Red Sox -August-

8月です。先発の酷さだけでなく、ブルペンも打線も低調なスタート。相手が下位のチームなら五分五分で上位には完敗という感じが続く(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 8/1
Outrighted C Jonathan Lucroy to the Team Training Site.

Lucroyをがウェーバーを通過してマイナーへ。ひとまずマイナー待機ということで受け入れたのでしょうかね。とはいえ、ロスター枠も26人枠まで狭まっていくので、捕手三人を置く余裕は今後小さくなるでしょうし、C. VazquezとPlaweckiがいる限りは出番は無いでしょうが。

2020年8月6日木曜日

20' Today's Topics - 8/5

[Today's Game (Game 12 @TB)]

AL最下位争いから1勝して浮上。まぁまだ順位争いどうのこうの言えるほど試合数がありませんが、なんせシーズンが短いので。来年の全体#1指名があると、一昨年ドラフトからのお気に入りで、Vandyへ進学した、Kumar Rockerを指名できる可能性があるので楽しみなのですが。

どうせ負けるなら中途半端に負けるよりも、徹底的に負けた方が立て直しは早くなると思いますが、ペイロールとチームのステータスから、なかなかそうも言えないか。

M. Perezが二回続けてボチボチの投球。野手ではChavisの3 H/1 HR (2)もありましたが、Verdugoの第1号も良かったですね。どんな打球だったかは見ていませんが、腰の骨折も影響してか、開幕から打球がゴロばかりだったので。

Result : TB 0 - 5 BOS (W4-L8) 

2020年8月2日日曜日

20' Today's Topics - 8/1

[Today's Game (Game 9 @NYY)]

先発の酷さもさることながら、打線もなかなかに状態が悪いですね。NYY先発の田中将大は初回こそ良かったし、球速は出ていましたが、2回以降はさほどシャープにも見えませんでしたが、捉えきれず。

Pillarはゴロを転がして安打を稼ぐスタイルなので良いとしても、それなりに強い打球を打てているのは辛うじて、X. Bogaertsくらい。あとは甘いボールでそれほど広くないYankeeスタジアムでも外野定位置程度の飛球ばかり。

Alex Cora監督が就任した直後の積極打撃はどこへ行ってしまったのか。挙句の果てにはセーブシチュエーションにも関わらず、MLBデビューの新人やら下位ミドルリリーフのDavid Haleを出されて、きっちり5 IP無失点に抑えられる始末。完全に格下のリビルドチームとなめられてますね。まぁそれも仕方ないプレーぶりなので何にも言えないですが。

Godleyは前回の4 IP/7 Kを評価されての先発でしたが、序盤球が高く浮いて、二発のHRに沈んだ。より広い球場なら、二発目は無かったかもしれないし、3回以降はそれなりに立ち直ったが、平凡以下の投手という印象しかない。速球もカッター中心なのか動くボールがほとんどですが、鋭く落ちるボールもなく、目線を変えるようなレパートリーがない状態では、先発は無理でしょうね。

Mazza、Brasier、Osichはそれなりの投球を見せたけど、NYYも明らかにギアを落としている状態だったし何とも。Brasierが1.0 IP/2 Kが復活の兆候なら良いんだけど。ちなみにE. Rodriguezはやはりシーズンアウトが確定。致し方ないし、血栓の影響とかなら今後のキャリアも心配ですが、しっかり回復してくれるのを祈るのみ。

Result : NYY 5 - 2 BOS (W3-L6)

2020年8月1日土曜日

20' Today's Topics - 7/31

[Today's Game (Game 8 @NYY)]

今季初めて観戦できましたが、観客のいないゲームは淡々と進んでしまい、好プレーでの盛り上がりも直接は感じられず。選手は辛いですね。MIAが18人もCOVID-19陽性者を出すなど、チーム内でのクラスター感染のリスクは高く、いくら給料をもらっているとは言え、精神的に辛いでしょう。

まぁとは言え、それは両軍条件は同じな訳で、負けの理由にはなりませんが。Chavisの今季第1号で先制したものの、Weberでは守り切れるはずもなく。何を思ってこの選手で先発が回ると思ったのでしょうね。いくら資金面の制限があったとは言え、さすがにこれは無いでしょう。

リリーフはBriceはあまり良い印象はないですね。利き手側に浮いて抜けるボールが多すぎ。一方でValdezはまずまずの印象。球威はないので、接戦で投げさせるべきかは微妙ですが、思い切りよく腕を振って、速球と手元で変化するチェンジアップ、スライダーを織り交ぜて投げている。

Result : NYY 5 - 1 BOS (W3-L5)

Prospect Profile: Blaze Jordan, 3B/1B

今回は、今季のドラ3、Blaze Jordanくん。ドラ1で浮かせたボーナスをつぎ込んで獲得した選手で才能的にはドラ1後半からドラ2上位とも。非常にパワーがあり、将来的にはTriston Casasなどと中軸を打ってくれるかも。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Bryan Green

[Player Data]

Name: Blaze Jordan (ブレイズ・ジョーダン)
Full Name: Blaze Jordan
Position: 3B/1B
Born: December 19, 2002
Birthplace: Southhaven, Mississippi
Height: 6-2
Weight: 220
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 3rd round, 2020
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $1,750,000
High School: DeSoto Central (MS)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

トップクラスのパワーがあり、スウィングスピードも素晴らしい。一方で、コンタクトはやや未熟で三振が多い。体重を減らし、3Bとしても向上しているが、プロでは1Bと見るスカウトが多い。スピードもあまりなく、打てないと価値があまりない選手だけにリスクは高めか。


[Background]

HS時代にはMississippi州立大へのコミットがあった。元々は21年ドラフトクラスだったが、20年ドラフトに打って出ることになり、同クラスでも最も若い選手の一人。ドラフト時のランキングはMLB #42/BA #90/PG #48。


FCLで素晴らしい打撃、パワーを見せて、Low-Aへ。そこでも早々に2 HRを放ち、期待度は大きく上昇。 [Profile]

21' : FCLでプロデビュー。素晴らしい打撃、パワーを見せて、Low-A Salemへ。そこでも早々に2 HRを放ち、期待度は大きく上昇。

22' : Low-A/High-A Greenvilleで安定したコンタクトに、年齢の割には三振が少なく、BB/SOも優秀と、完成度の高さを見せている。一方でポジション的にはもう少し長打が増えて欲しいところ。

23' : High-A/AA Portlandでプレー。前年同様、三振の少なさが指折りで選球眼もまずまずと年齢の割に洗練された打撃を見せている。四球もちゃんと選んでおり、爆発力にやや欠けるが、欠点の少ない選手。

24' : AAで苦戦。パワー、出塁が下がり、平凡なスラップヒッターとなっている。


[Comment]

パワー以外のツールを欠くので打てないことには始まらない。Casasはまだ下のクラスで1年とはいえ、それなりに打っているが、近年のHSのパワーバットを上手く育成できておらず、ハイリスクではあるが。

Prospect Profile: Shane Drohan, LHP

今回は、今季最後のピックドラ5で指名した、Shane Drohanくん。体格とシンプルなフォームがJon Lesterにも比較されており、制球・コマンドが改善されて球威が少し伸びれば、ローテ中位以上を狙える可能性があると思います。

Photo from Salem Red Sox Official

[Player Data]

Name: Shane Drohan (シェーン・ドローハン)
Full Name: Shane Liam Drohan
Position: LHSP
Born: January 7, 1999
Birthplace: Fort Lauderdale, Florida
Height: 6-3
Weight: 195
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: 5th round, 2020; 23rd round, 2017 by Philadelphia
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $600,000
College: Florida State
High School: Cardinal Newman HS (FL)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

HS時代はアメフトのQBでプレーしていて、運動能力が高い。HS時代に最速92 mphだった速球は現在、常時92~93 mph、最速95 mph。なかなかの威力と共に、まだ伸びしろもある。制球が未熟だが、カレッジのジュニアーのシーズンには改善を見せた。


[Background]

父のBill DrohanはKC傘下でプレーした経験がある。3年前もHS-LHPとしてドラフトのTop 100前後の選手だった。ドラフト時のランキングはMLB #147/BA #189/PG #104。


[Profile]

21' : Low-A Salemでプロデビュー。良い試合と悪い試合が交互に来るような一年に。四球の多さが示す通り、制球、コマンド、変化球がまだ未熟ということだろう。一年間しっかりローテを守ったのは良かった。

22' : 課題の登板ごとの波や制球難もまだ傾向は多少見えるものの改善傾向。High-A Greenvilleでは素晴らしい奪三振率を見せ、AA Portlandのデビューも順調。

23' : AAで投げた前半戦はSTから球威の上昇が伝えられた通り素晴らしい内容で、傘下トップの投手有望株へ台頭。しかし、AAA Worcester昇格後は壁にぶつかった。

24' : オフのRule 5での指名を受けたが、STで肩を手術。リハブも良くなくリターンされた後、しばらく調整。一応復帰できたが大荒れ。


[Comment]

そこそこボーナスも高めとなったが、ドラ5としては伸びしろがあり、良い指名だと思う。BOS傘下の投手の指導力は若干疑問があるが、上手く磨いてもらいたい。

Former Sox Prospect Review: Nick Yorke, 2B/LF

今回は、驚きのドラ1指名となった、Nick Yorke。事前情報からだと正直期待外れな指名という印象ですが、良く打てるM-IFで、Dustin PedroiaやMookie Bettsのような選手に成長する上限はあるので、そうなれるようガンバって欲しい。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Nick Yorke (ニック・ヨーク)
Full Name: Nicholas Anthony Yorke
Position: 2B/LF/SS/CF/3B/RF
Born: April 2, 2002
Birthplace: Newport Beach, California
Height: 6-0
Weight: 200
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 1st round, 2020
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $2,700,000
High School: Archbishop Mitty HS (VA)
MLB Debut: September 16, 2024 (Pittsburgh)
How Left: Traded to Pittsburgh for Quinn Priester (July 2024)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

コンタクトスキルが売りのM-IF。選球眼がよく、右打ちを得意とする優等生タイプ。一方で上背はないが、比較的完成された身体で、パワーもある程度は発揮できる可能性がある。HSではSSでプレーしており、レンジやグラブ捌きは問題ないが、肩のケガがあり、2Bでプレーするのでは、と見られている。


[Background]

Arizona大へのコミットがあった。ドラフト時のランキングはMLB #139/BA #96/PG #271。ドラ3~4の候補と見られていたが、BOSはドラ3には残っていないと見て、ドラ1で指名。


[Profile]

21' : Low-A Salemでプロデビュー。序盤から高卒2年目ながら問題なくLow-Aでプレー。アベレージに加えて、BB/SOがほぼ1と簡単に空振りをしないのが好印象だったが、圧巻は8月以降。HRを1ヶ月で10本近く放ち、High-A Greenville昇格後も全く苦にしなかった。

22' : High-Aで、ケガに悩まされ、失意のシーズンに。11 HRを放っており、それらの打席では良い打球を放っているのでツールは問題ないが、細かい離脱を繰り返し、明らかにプレーに影響が出ていた。

23' : AA Portlandで、ケガで冴えなかった前年に比べると悪くはないが、もう一歩上を期待していたのも事実。パワー、コンタクト、選球眼と大きな弱点はないが。

24' : AAで数字はもう一歩も打球データは向上。守備も評価が上がり、比較的早期へAAA Worcesterへ昇格。昇格後はコンスタントに長打を放つなど輝きを取り戻した。

24' July : Quinn PriesterとのトレードでPITへ。

24' : PIT移籍後はマルチロール対応など準備をしながら好調で、9月にMLBデビューを飾った。


[Comment]

小柄だけど、以外とパワーもありそう。野手にとって最も大事なコンタクトへの評価が高く、ドラ1半ばというプレミアムピックを費やすのでなければ割と良い指名だと思うが、全体#17と、オールスタークラスになれる可能性のある選手が残っていそうな順位での指名は吉と出るか凶と出るか。

2020年7月31日金曜日

20' Today's Topics - 7/30

[Today's Game (Game 7 @NYM)]

M. Perezの二度目の登板は、ストライク率が低いながら、何とか6回途中まで2失点。微妙感はあるが、ローテ4、5番手なら使えなくもない、という感じか。リリーフはHembree、Barnes、Workmanと揃いぶみ。

昨日あまり良くなかったWorkmanだけど、今日はまずまずかな。打線は今日はお休みだったけど、Deversは少し上向きかな?Benintendiは相変わらずよくないし、Chavisはそもそもバットに当たらない。

しかしそんな中、C. Vazquezがチームを勝利に導く2 HR/3 RBI。Yadier Molina (STL)を彷彿とさせるキャリアになってきましたね。契約延長の優先度はBenintendiが落ちて、Devers、Vazquez、E. Rodriguezという感じになるでしょうか。

Result : NYM 2 - 4 BOS (W3-L4)

2020年7月28日火曜日

20' Season Boston Red Sox -July-

7月です。何とかシーズン開幕にこぎつけましたが、予想通りに先発陣の酷さが足を引っ張りそうですね(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 7/25
Claimed LHP Stephen Gonsalves off waivers from New York Mets and optioned him to the Team Training Site.

NYMがDFAしたGonsalvesをクレーム。そのままマイナーに送っています。13年のMINのドラ4。ドラフトイヤーに入る前はドラ1候補とも言われたものの、スタッフ、成績ともに伸び切らず。プロ入りしてからもマイナー下層では比較的完成度を見せていたものの、上層以降では平凡。

20' Today's Topics - 7/27

[Today's Game (Game 4 vs NYM)]

Osichをオープナーにもってきたものの、初回からヨレヨレで2回には2ランを浴びて今日も先行を許す展開に。状況次第に2 IP目まで引っ張るという作戦だったのかな?Ronicke監督が十分にストラテジーを理解しているのかも疑問が。

Result : BOS 4 - 7 NYM (W1-L3)

2020年7月26日日曜日

20' Today's Topics - 7/25

[Today's Game (Game 2 vs BAL)]

前言撤回。BALだけと戦ってもPOに出られるかわからないくらい今年のBOSは弱い気がしてきました。新加入のM. Perezが初回から2 IPで5失点。その後やや立ち直ったものの、BAL相手に一巡目から捕まるようでは...。

寒い時期は過ぎてるけど、試合勘とか、トレーニング不足はどちらかと言うと投手有利に働きやすいと思うのだけど。せっかく点差を詰めた直後にCoveyを出して5点差に戻された監督の采配も疑問。

また打線では、Verdugoが4 AB/3 Hと良いBOSデビューを飾ったものの、開幕から2戦でヒットの無い、Benintendi、Deversの生え抜き若手2人が心配ですね。Deversはややウェイトオーバー気味のよう。Chavisと言い、一度ブレイクした若手が研究されたのか、失速する傾向が多いのもコーチ陣の力量に問題がある気も。

また、E. RodriguezがCOVID-19の後遺症で心筋の炎症を起こし、復帰時期が不透明になっています。まだ病態のよくわかっていない新規感染症で心臓の問題となると慎重にならざるを得ない。ますます暗雲が濃くなってきた感じです。

Result : BOS 2 - 7 BAL (W1-L1)

2020年7月25日土曜日

20' Today's Topics - 7/24

[Today's Game (Game 1 vs BAL)]

EovaldiはSTからずっと良いボールを投げていたようで、色々あっての繰り上げ開幕投手でしたが、それに恥じない投球で開幕白星を飾りました。まぁとは言え、相手が相手ですからね。BALと30試合やらせてくれれば、今季の戦力ですらPOに出れそうですが。

遅ればせながら、Mookie BettsがLADと史上最大規模の契約延長。インフレが続いていて、高いとは思うけど、それだけのプレーを見せ続けてきたことに対する評価なので、おめでとうというべきでしょう。

しかし、コメントの返信にも書かせていただきましたが、生え抜きのスーパースターを一度も延長できずに、保有期間内に売り捌かざるを得なかったことと、契約延長も可能なチームに1年レンタルの見返り分しか得られなかった交渉手腕というフロントの手腕には疑問が残りますが。

Result : BOS 13 - 2 BAL (W1-L0)

20' Boston Red Sox Opening Roster

COVID-19でどうなるか混沌としていた20年シーズンが本日開幕です。C. Saleの離脱が無かったとしても、そもそも貧弱なローテで、どちらかというと贅沢税のリセットが目的になる、半分捨て気味のシーズンではありますが、短いシーズンだけに勢いに乗れば、というのはあります。Go Sox !!


[Starter]

RHP Nathan Eovaldi
LHP Martin Perez
RHP Ryan Weber

2020年7月22日水曜日

20' Today's Topics - 7/21

[Today's Topics]

Godleyを加えたものの、E. RodriguezがCOVID-19から復帰したものの、完調ではないようで、開幕からフルには戻らなそう。またMcHughがシーズンをオプトアウト。そんな中、TBからCoveyを獲得。

開幕はEovaldi、2戦目はM. Perezで、その次はWeberまでは確定か。Rodriguez次第ですが、出遅れなら、B. Johnson、Hall、Godley、Coveyで残り二枠を争う形になりそう。

2020年7月18日土曜日

20' Today's Topics - 7/17

[Today's Topics]

ドラフトピック全員と契約が終了。マイナーリーグの開幕がいつになるのか調べていないけど、プレーしてくれるのが楽しみですね。

BOSはDETをリリースされていたGodleyと契約。先日レポートされていた選手も併せて、60人ロスターが全員発表になりました。E. RodriguezとD. HernandezもCOVID-19陽性から復帰してキャンプに合流。開幕に向かって調子を上げてもらいたいですね。

20' Draft Results

20年のドラフトの最終契約結果です。太字が契約者。( )内は契約額で、+/-は-がスロットより浮いた分、+がオーバースロット分の額です。COVID-19の影響とドラ2の剥奪の中で、難しいドラフトだったのは間違いないですが、ドラ1でスロットを浮かせる指名をしたのがどう出るか。


[20' Draft Signing Result]

1 (#17). Nick Yorke, 2B ($2.7M (-$909.7K))
3 (#89). Blaze Jordan, 3B/1B ($1.75M (+$1.0821M))
4. Jeremy Wu-Yelland, LHP ($200K (-$287.9K))
5. Shane Drohan, LHP ($600K (+235.6K))
UD. Merfy Andrew, RHP ($20K)
UD. Jacinto Arredondo, RHP ($20K)
UD. Maceo Campbell, RHP ($20K)
UD. Casey Cobb, RHP ($20K)
UD. Jordan DiValerio, RHP ($20K)
UD. Graham Hoffman, RHP ($20K)
UD. Robert Kwiatkowski, RHP ($20K)
UD. Cole Milam, RHP, RHP ($20K)
UD. Henry Nunez Rijo, RHP ($20K)
UD. Joey Stock, RHP ($20K)
UD. Nate Tellier, RHP ($20K)
UD. Brian Van Belle, RHP ($20K)
UD. Jose Garcia, C/1B ($20K)
UD. Juan Montero, C ($20K)
UD. Cuba Bess, 1B ($20K)
UD. Jake MacKenzie ($20K)

Total Bonus Spending - $5,250,000 (+$120.1K)
Total Bonus Pool - $5,129,900
Pool +5% overage - $5,386,395

2020年7月16日木曜日

20' Today's Topics - 7/15

[Today's Topics]

世界が大変な時に国の内外で気の滅入るような話しか聞こえてこないので嫌になりますが、とにかくMLBは開幕に向けて進んでいるよう。BOSは陽性だったDalbecは既に検査を通過して戻っていますが、先発のE. Rodriguezにリリーフの2人と代役の少ない左腕ばっかり3人が出遅れの予定。

そもそも極薄の先発にDETをリリースされた、Nick Godleyと契約間近のようですが、う~ん。McHughが復帰までのつなぎと考えればよいのかもだけど、McHugh自体戻って来れるのかどうか。

当初発表の47人に、Lucroy、Simpson、Kickhamを加えた60人枠に、ProspectのHouck、Mata、Groome、Downs、Duranの5人を追加。Groomeは少し驚きですが、年齢的にはそれなりに上のクラスで投げている時期ですし、マイナーで良ければ試せると良いですね。

2020年7月8日水曜日

20' Today's Topics - 7/7

[Today's Topics]

E. RodriguezとDalbecの陽性も判明。ただでさえ先発が悲惨なのに、エース格が抜けるとは。出遅れなら、Eovaldi、M. Perez、Weberにロスター外のB. Johnsonで何とか4人。他チームは6人ローテとか言ってる中で、5人どころか、実績のないWeberやJohnsonを合わせて何とか4人、実質MLBレベルで(一応)計算できるのが2人とは。

補強資金が限られているのはわかりますが、ちょっとトップの手腕としてどうよ、と。Ben Cheringtonのように、ラインや部門のマネージャーとしては優秀でも舵取り役として、全体のバランスを取る能力は今のところ疑問が強い。

それはそうとDavid PriceのシーズンOpt. Outで、$6Mほど贅沢税の計算からは除かれるようですね。先発補強も一つだけど、その分をDeversの延長に割り当てるのが最も正しいんじゃないかな。

19'-20' Offseason Boston Red Sox -July-

7月です。まだオフシーズン真っ只中。開幕7/24と予定されていますが、そこにこぎつけられるかな?(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 7/2
Added C Jonathan Lucroy to the Club Player Pool.

Lucroyを60人ロスターに追加。

2020年7月5日日曜日

20' Today's Topics - 7/4

[Today's Topics]

各チーム、プレーを拒否している選手以外は再度のSTをスタートしたようですが、各チーム数人ずつCOVID-19陽性選手が出ていますね。プレー前にテストしたのでしょうが、発症までの期間とかも考えると検査をすり抜けて、チームで蔓延なんて事態も出てきそうですが。

BOSでは、J. TaylorとD. Hernandezが陽性になったよう。予定通り7/24開幕なら、調整期間からして、恐らく開幕出遅れに。二人とも左腕のリリーフ有力候補で、結構痛いですね。Osichあたりはとりあえず代役で使うしかなさそう。あとはHallやSpringを入れるのか、右腕でしのぐのか。

大物でプレーを拒否する選手も増えてきてますね。BOSがオフにLADへトレードしたDavid Priceもその一人。LADにしてみれば、Mookie Bettsを獲るために、仕方なく引き取った形で、サラリーを払わなくていいならその方がうれしいかもだけど、今年プレーしないなら、その席を若手投手が奪う可能性は高いし、来年以降はむしろ更に持て余すことにもなりそう。

2020年6月30日火曜日

20' Today's Topics - 6/29

[Today's Topics]

今季は不測の事態に備えてか、40人ではなく、60人ロスターになるそうです。マイナーオプションとかは関係ないのかな?BOSは47人まで発表していて、詳細は載せませんが、今のところ、40人枠の選手やNRIの選手ばかりで、Prospectの新顔はいないよう。

そんな感じで開幕に向けて動き出してはいますが、プレーを拒否する選手も出てきていますね。本人や家族の命に関わることだし、その決断は批判できませんが、球団もその選手を起用できると仮定してチーム作りをしている訳だし、契約もある訳なので、いきなりプレーしないと言われると厳しいですね。

2020年6月25日木曜日

20' Today's Topics - 6/24

[Today's Topics]

各チームがぼちぼちドラフトの契約を済ませてきていますね。BOSもそろそろかな?開幕関連は、COVID-19の陽性報告がむしろ増えてきている感じですね。USは第二波が来ているような感じだけど、そんな中でキャンプが始まると、チーム内感染が一気に増えそうですが。

2020年6月24日水曜日

19'-20' Offseason Boston Red Sox -May~Jun.-

5月です。COVID-19の影響で4~5月はほとんど動きがなく、5月末にようやく活動を再開しました。7月の開幕に向けて、ロスター整理とドラフト契約を進めることになりそうです。(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 5/29
Released RHP Robbie Baker, RHP Connor Berry, RHP Mason Duke, RHP Matthew Gorst, RHP Eddie Jimenez, RHP Chris Machamer, RHP Zach Schneider, RHP Dylan Thompson, LHP Alex Demchak, LHP Kelvin Sanchez, C Joe DeCarlo, C Breiner Licona, C Samuel Miranda, IF Korby Batesole, IF Andre Colon, IF Nick Lovullo, IF Juremi Profar, IF Nilo Rijo, OF Marino Campana, OF Edgar Corcino, OF Keith Curcio, and OF Trenton Kemp.

新型コロナウィルスの影響で各チーム多くのマイナー選手をリリースして経費削減しているようですが、BOSも22人の選手をリリース。ただ面子からして通常なら3月に切られていた感じの選手が多いし、8月までは給料を払うとか?

Matthew Gorst、Chris Machamer、Trenton Kempあたりは残念。Machamerはリリーフで試しても良かったような。Kempは才能はあるけど、故障が多すぎた。

2020年6月22日月曜日

20' Today's Topics - 6/21

[Today's Topics]

ドラフト初日に合意との報が流れたものの、続報のないドラ1のNick Yorkeを含め、未だに正式サインの発表は無し。急ぐことでもないかもだけど、どうせ他にやることも多くない今の状況で、さっさと交渉を進めないのもよくわかりませんが。

ところで、例年7/2から始まる海外FA契約ですが、1/15へ後ろ倒しに。来年以降も同じくズレていくよう(その年の12/15まで?)。それにしても変な時期にやりますね?FA契約がある程度落ち着いた後で、予算のやりくりに失敗するチームが出づらいように、という配慮でしょうか。

まぁ、7/2に契約しても結局丸1年くらいはDSL等でプレーできないので、それくらいの方が実際良い気はしますが。ついでにRule 5ドラフト対象を1年後ろ倒しにしてくれるとありがたい。

BOSはMiguel BleisというOFと$2M以上で契約するという噂。このところ、海外FAではOFをターゲットにしているけど、そろそろ開花してきてほしいですね。

2020年6月17日水曜日

20' Today's Topics - 6/16

[Today's Topics]

シーズン開幕が怪しくなってきましたね。双方に言い分はあるでしょうが、Yahooのパブリックコメントなどではファンを置いてけぼりにしてない?なんてコメントも多いですね。

まぁMLBの最低年俸選手ですら、一般人から比べると莫大な額をもらっているとは言え、現役期間を考えると、仕事の収入が減るのは受け入れがたいものでしょうが、こういう契約って、もし球団が破産して消滅したりしたらどうなるんでしょうね?

前も書いたけど、選手会側の主張からすると、試合をやらなくても給料は出せ、ってことなんだから、少しでも球団に多く収入が入るように早くシーズンをスタートするのが、結局は両者ともよいはずだと思うのですが。

20' Draft Signing Rumor

今年もドラフト選手の最新の契約に関する噂はトップに置いて、最新の情報以外はこちらに移していきます。またサイドバーに簡単な契約状況を示しています。


[20' Draft Signing Rumor]

☆ Nick Yorke (2B, Rd.1)とは指名直後にスロット以下の額で合意との報。(6/10)

2020年6月13日土曜日

20' Today's Topics - 6/12

[Today's Topics]

ドラフトが終了。ペナルティーでドラ2を失ったとは言え、全体#17とそこそこの高順位のドラ1があり、プレミアムな有望株を獲れると期待していたものの、結果はドラ1後半以降でも取れたような選手しか指名できず。

個人的には若いBloomさんには就任時には期待していましたが、この半年ほどでかなり萎んできています。冬のトレード市場もそうだったけど、理論派で細部まで拘って、色々画策するものの、そのせいで最も大事なディールのタイミングを逃している感(Mookie Bettsのトレードにしろ、今回のドラ1にしろ)。

それはそれで有能な面もあるし、TBのようなスモールマーケットのチームには向いていると思うけど、BOSのようなチームのトップとしては豪胆さに欠けている印象が強い。まぁ前任者があまりにも細かいことを気にしないタイプだったので、改善される部分もあるだろうし、まだ半年でこれまでのムーブの結果も出ていないので、あくまで印象ではありますが。

2020年6月11日木曜日

20' Draft Results - Day 2

ドラ1はMick Abelが2つ前のPHIに指名された上に、アンダースロット契約狙いかつそれなりの選手になる可能性とは言え、ドラ1全体でもダントツにランキングの低い選手を選んでおり、ダブルでショック。あまり期待していませんが、浮いたボーナスでそれなりの有望株を残り3人狙うようなので、少しでも良い結果になってくれるように祈ります。


[20' Draft Day 2 Results (June 11, 2019)]

3 (#89). Blaze Jordan, 3B/1B, DeSoto Central HS, MS (HS)

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 220
Commitment: Mississippi State
Ranking: MLB #42/BA #90/PG #48

Comments: 元々は21年クラスだったが、今ドラフトに打って出ることになり、今クラスでも最も若い選手の一人だが、トップクラスのパワーがあり、スウィングスピードも素晴らしい。一方で、少し年齢の上の選手と対戦することが多い影響もあるが、コンタクトはやや未熟で三振が多い。体重を減らし、3Bとしても向上しているが、プロでは1Bと見るスカウトが多い。スピードもあまりなく、打てないと価値があまりない選手だけにリスクは高めか。

2020年6月10日水曜日

20' Draft Results - Day 1

新型コロナウィルスのせいでシーズン開幕できないままドラフトに突入。せっかく豊作なのにドラ2も奪われるし、残念な年になってしまっていますが、その分ドラ1では是非とも将来の柱を選んで欲しいですね。在宅ではありますが、一応勤務なのでリアルタイムには追えないと思いますがよろしくお願いいたします。


[20' Draft Day 1 Results (June 10, 2020)]

1 (#17). Nick Yorke, 2B/SS, Archbishop Mitty HS, CA (HS)

B/T: R-R
Height: 6-0
Weight: 200
Commitment: Arizona
Ranking: MLB #139/BA #96/PG #271

Comments: 西海岸でもトップクラスというコンタクトスキルが売りのM-IF。選球眼がよく、右打ちを得意とする優等生タイプ。一方で上背はないが、比較的完成された身体で、パワーもある程度は発揮できる可能性がある。HSではSSでプレーしており、レンジやグラブ捌きは問題ないが、肩のケガがあり、2Bでプレーするのでは、と見られている。

2020年6月8日月曜日

20' Today's Topics - 6/7

[Today's Topics]

ドラフトがいよいよ近づいて来ました。現地時間の6/10なので、日本では6/11の朝にドラ1、その日の日本時間の夜にドラ2~5まで。最近の予想だと、HS投手(Mick Abel、Jared Kelley、Nick Bitsko)かカレッジ投手(Garrett Crochet、Cade Cavalli、Cole Wilcox)、HS-OF(Pete Crow-Armstrong)という感じでしょうかね。

2020年6月2日火曜日

20' Draft Watch - Draft Board 10 (Red Sox Linked Player)

今季のBOS関連の選手です。ニューイングランド出身者やニューイングランドのカレッジでプレーする選手。BOSの過去の指名選手、BOSでプレーした選手との血縁者のまとめ。


[20' Draft Board (Red Sox Linked Player)]

Aaron Sabato, 1B, North Carolina (So.)

Photo from Greenwich Time

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 230
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #41
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round
Connection: Played for HS in Connecticut

Comments: 生まれは北東部New York州だが、ニューイングランドConnecticut州のHSに通っていた。フレッシュマンだった昨年は出足は悪く、また肩のケガで夏もプレーできなかったが、カレッジの環境に適応後は17 HRを放つなど、今クラスでも上位のパワーを示した。ボールをよく見るため、三振は多いが、典型的なスラッガータイプ。他のツールは平均以下で見るべきものがあまりないが、練習熱心でソリッドな1Bのディフェンダーだ。Pete Alonso (NYM)に似ているとも。

2020年6月1日月曜日

20' Today's Topics - 5/28

[Today's Topics]

選手会と機構?とオーナー側の給料支払いの内容がなかなか合意に達しませんね。各チームマイナー選手が結構カットされているし、警官が黒人の男性を殺してしまった件で全米各地で暴動が起きており、ストレスが爆発して変な事件が起きないといいですが。

20' Draft Watch - Draft Board 9 (OF)

OFです。Top 20まででは最も層が厚いポジション。投手でなければBOSもOFから選ぶ可能性が高くなりそう。パワー系、バランス系、スピード系と多士済々な感じですが、BOS的にはパワーのある選手なら。ところでPCを更新したこともあり、写真は再度アップできるようになりました。


[20' Draft Board (OF)]

Austin Martin, OF/3B/2B, Vanderbilt (Jr.)

Photo from Vanderbilt University Athletics Official

B/T: R-R
Height: 6-0
Weight: 185
Last Drafted: 37th round (17') by CLE
Ranking: MLB #2
Projection: Top 3

Comments: 昨年のJ.J. Bledayに続き、今季もVandyの選手がOFのトップに。開幕前は全体#1の有力候補とも言われていたけど、ヒットは出るものの、パワー面があまり見られない内にシーズンが中断。フレッシュマンの途中から素晴らしいコンタクトでレギュラーに定着。パワーは無くはないが、平均的でどちらかと言うとリードオフや2番打者タイプ。比較的アグレッシブな打者。走力も平均以上で、ベースランニングにも優れる。ポジション的にはHS時代はSSで、今季はそちらでプレーするかと思ったが、3B/CFがメインとなっている。フルタイムのSSとしては少し肩が足りないが、非常時に守るには十分。2B/3B/OFを中心に他の選手に合わせてポジションを変えてプレーできる利便性の高いレギュラーになるだろう。

2020年5月29日金曜日

20' Today's Topics - 5/28

[Today's Topics]

NPBが6/19だったかに一足先に開幕。MLBも開幕に向けて進もうとはしているものの、給与問題もそうですが、STのやり直しをどこでやるかとか、それも他チームと試合をしないとか、ぶっつけで本番に臨むようなシーズンになりそうです。

そんな中、もうあと10日あまりに迫ったドラフトはと言うと、6/10から2日間、ドラ5までの指名を行い、それ以外にも6/14までなら、$20K以下の選手は好きなだけUDFA契約できる、という内容に決まったよう。

$20Kだと今季の状況を踏まえてもさすがに有望なHS選手は狙えないし、カレッジのジュニアーでも、シニアーで再度と思う選手が多そう。各チーム財政悪化に備えて、結構なマイナー選手をカットしており、せいぜいがロスターフィラーの入れ替え程度になるか。

BOSはというと、ドラ1が#17と比較的高順位にはあるものの、ドラ2をペナルティーで剥奪されており、ドラ1とドラ3~5の4人から将来のコアを輩出しなければいけない、という難しいタスクになり、一年目のBloomさんにとっては厳しい船出になりそうですね。

各誌を見ていると、Garrett Mitchell (Jr.-OF)、Garrett Crochet (Jr.-LHP)なんかの予想もありますが、全体的にはJim Callisさんを始めとして、HSの一番良い選手という噂のようです。上のチームはカレッジ選手狙いが多いようで、なかなかの大物を指名できる可能性がある。

候補としては投手のMick Abel (HS-RHP)、Jared Kelley (HS-RHP)、Nick Bitsko (HS-RHP)か、野手のTyler Soderstrom (HS-C)、Ed Howard (HS-SS)、Austin Hendrick (HS-OF)、Robert Hassell (HS-OF)、Pete Crow-Armstrong (HS-OF)あたりがランキング的に該当しますが、個人的にはさほどパワーの無さそうなCrow-Armstrong以外なら割と誰でも満足。

理想的にはAbelかBitskoの両右腕がかなり魅力的で、Callisさんが最新のモックドラフトでAbelをあてがっているのには興奮していますが、捕手のSoderstromやSSのHowardもポジション的にも欲しいところではあるし悪くない。

あとはドラ2があればJ.T. Ginn (So.-RHP)あたりを指名できれば文句なかったけど、ドラ2がなくて、ドラ1がHS選手なら、ドラ3~5はあまり大博打はできなそう。ところで毎年会社の休みを取って見ていますが、今季は会場でやらないみたいだし、今のところはリアルタイムでのチェックは予定していません。来年はまた盛り上がりたいな~。

2020年5月28日木曜日

20' Draft Watch - Draft Board 8 (M-IF)

2B/SSです。昨年はBobby Witt, Jr.やC.J. Abramsなど、HSの有望株がドラフト全体でも最上位でしたが、今季はHS勢は目ぼしい選手が少なそう。カレッジの選手はHS時代にドラフトされていない選手が多いですね。


[20' Draft Board (M-IF)]

Nick Gonzalez, SS/2B, New Mexico State (Jr.)

Photo from HERO Sports

B/T: R-R
Height: 5-10
Weight: 190
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #5
Projection: Likely Top 5

Comments: HS時代からTVゲームのような打撃成績を残し続けている、ピュアヒッターだが、HS、カレッジとややレベルの低いコンペティションでプレーしていたことで、スカウトの評価が伸び切らなかったが、昨夏のCape Cod LeagueでMVPに輝いてからはそんな声も無くなった。この春のスタートダッシュも圧巻。ノーパワーではないし、カレッジではそれなりにHRも打っているが、中軸タイプではないだろう。また走力、守備も平均的。今季からSSを務めているが、基本的には2Bになっていくと見られる。Keston Hiura (MIL)と比較されているが、Nick Madrigal (CWS)にも似ているタイプという印象。

2020年5月27日水曜日

20' Draft Watch - Draft Board 7 (C-IF)

1B/3Bです。近年はカレッジの1Bの層が厚いことが多かったですが、今季はSpencer Torkelsonこそ全体#1候補の評価をされているものの、その後ろはかなり空いている。Austin Martinを3Bで指名するなら話は少し変わりますが。


[20' Draft Board (C-IF)]

Spencer Torkelson, 1B, Arizona State (Jr.)

Photo from Cronkitesports.com

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 220
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #1
Projection: Top 3

Comments: Andrew Vaughn (CWS)と比較されることが多く、右打ちでそれほどサイズも大きくないカレッジの1Bということで、一般的にスカウト受けしづらい要素が多いにか拘らず、ドラフト全体でもトップクラスの評価をされている選手。Vaughn同様に、コンタクト、パワー、選球眼を満遍なく高いレベルで備え、文句無しの中軸候補。守備も高い意識で取り組んでおり、1Bならソリッドに守れるだろう。3BやLFも少し経験があるが、1Bとして起用して問題のない打力。

2020年5月24日日曜日

20' Draft Watch - Draft Board 6 (C)

捕手です。昨年はAdley Rutschmanが全体#1のProspectと言われていて実際にトップピックとなったけど、今季はそこまでの大物はいなそう。


[20' Draft Board (C)]

Patrick Bailey, C, North Carolina State (Jr.)

Photo from North Carolina State University Athletics Official

B/T: S-R
Height: 6-2
Weight: 190
Last Drafted: 37th round (17') by MIN
Ranking: MLB #17
Projection: Mid 1st round to Late 1st round

Comments: HSではWil Myersの後輩。Myersもかつては捕手だった。捕手としては運動能力の高い点もMyersに似ているが、こちらは打撃が十分に伸びずとも控え捕手になれる可能性があると言われているしっかりした守備力と強肩も売り。捕手としては比較的細身だが、パワーがある。またボールもしっかり見れる選手だ。ただコンタクトの評判はもう一歩で、木のバットでの実績にも欠ける。

2020年5月22日金曜日

20' Draft Watch - Draft Board 5 (College-RP)

カレッジのRPです。あまり紹介する選手は多くなさそうなので、先発と混ぜて紹介しようかとも考えましたが、投稿数稼ぎがてらに(冗談です)。


[20' Draft Board (College-RP)]

Burl Carraway, LHP/OF, Dallas Baptist (Jr.)

Photo from Dallas Baptist University Athletics Official

B/T: L-L
Height: 6-0
Weight: 175
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #49
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: HS時代は80 mph程度の球速でそこまで有望とは見られず、OFとして入学したが、ソフモアの年に球威が伸びてクローザーとしてブレイク。速球は常時93~96 mph、最速98 mph。スピンの鋭いカーブと合わせて三振を奪える。制球はやや粗い。小柄で、力の入った投げ方のため、リリーフ専門の選手だろう。

20' Draft Watch - Draft Board 4 (HS-LHP)

HSのLHPです。トップクラスの選手の一人だった、Nate Savinoが卒業を早めてUVaへ進学したため、MLB公式ランキングでTop 50に一人のみ。昨年に引き続き不作気味(なのか他のポジションが強いだけなのか)。


[20' Draft Board (HS-LHP)]

Dax Fulton, LHP, Mustang HS, OK (HS)

Photo from Theyukonreview.com

B/T: L-L
Height: 6-6
Weight: 225
Commitment: Oklahoma
Ranking: MLB #43
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: この春は新型コロナウィルスの影響で投げられていないが、昨年から今クラスHS選手でトップLHPの一人と見られていた。優れた体格から投げ下ろす速球は最速93 mph。今季が普通にプレーできていれば、もう少し上の球速が見られたかも。パワーカーブもプラスのボール。元々は口頭でのVandyコミットだったようだが、現在はOklahoma大にコミットがある。

20' Draft Watch - Draft Board 3 (College-LHP)

カレッジのLHPです。ローテ上位になれる可能性のある選手はケガが多かったり、制球難気味だったり。指名するには、スカウトの眼力が大事になりそうな選手が多い。


[20' Draft Board (College-LHP)]

Asa Lacy, LHP, Texas A&M (Jr.)

Photo from The Battalion.com

B/T: L-L
Height: 6-4
Weight: 215
Last Drafted: 31st round (17') by CLE
Ranking: MLB #3
Projection: Top 5

Comments: HS時代からそこそこ有望と見られていたが、ボーナス要求でスリップ。昨年はソフモアながら、D-I全体でもトップクラスの成績を残し、Top 5の有力候補になった。速球は92~97 mph。投げ下ろす角度も良い。スライダー、カーブの両方を投げるが、スライダーの方が良く、プラスのボール。チェンジアップも平均以上。少しハードに投げすぎているきらいがあり、制球、コマンドはやや不安要素。昨年から実績を残している点は今季のドラフトでは非常に有利に働きそうだが、自然は範囲で出る球速で言うと、エース格には少し足りないか。

2020年5月19日火曜日

20' Draft Watch - Draft Board 2 (HS-RHP)

HS-RHPです。何か突然写真がアップロードできなくなって困っています。傘下の選手と違って、この時くらいしか見ない選手もいるので、文字情報だけだと味気なくなるので引用写真を載せたいのですが。レポートからはTop 3~4の選手はなかなか良さそうですね。


[20' Draft Board (HS-RHP)]

Mick Abel, RHP, Jesuit HS, OR (HS)

Photo from USA Today

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 190
Commitment: Oregon State
Ranking: MLB #11
Projection: Early 1st round to Mid 1st round

Comments: 素晴らしい長身から投げる速球は昨夏から頻繁に93~95 mphを計時。体格の伸びしろを含めて、トップクラスの球速になる可能性。二種類のブレイキングボールにチェンジアップも高い可能性がある。

2020年5月16日土曜日

20' Draft Watch - Draft Board 1 (College-RHP)

スケジュールがわからなかったのと、情報が少ないということで記事を作るのが遅くなりましたが、例年通り6月に指名数を減らして実施するようですね。まずはカレッジのRHP。今季の指名順なら、Emerson Hancock以外は可能性は無くはないでしょうが、J.T. Ginnは結構気になっている。


[20' Draft Board (College-RHP)]

Emerson Hancock, RHP, Georgia (Jr.)

Photo from Georgia University Athletics Official

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 215
Last Drafted: 38th round (17') by ARI
Ranking: MLB #4
Projection: Top 5

Comments: HS時代も有望な選手だったが、地元Georgia大への進学意志が強くてスリップ。19年は序盤素晴らしい投球を見せ、今クラスで最高の投手との評価を強くしたが、ケガで2週間ほど離脱。今季の春も気温が上がる前の短い期間ではあるが、昨年ほどの投球は見せていない。今季のドラフトの不確定さを表す選手の一人と言えそう。Casey Mize (DET)と比較されるように、球威だけでなく、豊富なレパートリーを自由にゾーンに投げ込む能力がある。速球は94~97 mph、最速99 mph。スライダーがセカンドピッチ。カーブもHS時代から評判が高い。チェンジアップはあまり多く使わないが、プラス以上の可能性とも。

2020年5月12日火曜日

20' Today's Topics - 5/11

[Today's Topics]

7月上旬開幕の81試合(半分)程度、無観客、同地域(AL-EastならAL-EastかNL-East)対戦を基本としてオーナー側と機構が合意したとか。何にせよ明るい嬉しいニュースですね。

再度STやってる内に、チーム内クラスターとか出て、再度延期なんて可能性もありえるので、選手、スタッフの方々は(夜も)気をつけて開幕にこぎつけてもらいたいもんです。贅沢税がリセットされそうで、そちらの意味でもホッとした。

2020年5月7日木曜日

20' Today's Topics - 5/6

[Today's Topics]

各国で新規感染者数が落ち着いて来て、そろりそろりでしょうが、経済活動を再開しそうですね。USでレムデシビルが緊急措置としての使用を承認され、日本でも今日にも追随するという話。

潜伏期間が最大2週間なので、あと2週間は本格的な活動は無理でしょうが、形だけでも治療薬があれば、ステイホームでストレスが溜まっている人も少しは安心できそうですね。まぁ医療現場のことを考えると、もうしばらくは緩みからのぶり返しを起こさないようにするしかないでしょうが。

 GWの間、何する訳でもなく、せっせと2、3日おきの散歩がてらの買い物と、毎日の料理作りにいそしみ、あとはゲームや映画を見るくらいしかしてなかったけど、特に書く記事もなく、更新できていませんでした(汗)。

取りあえず、今季が開幕するとして、腰の疲労骨折で出遅れと言われていたVerdugoが開幕から出場できそうです。それにしても保有期間とかはどうなるんでしょうね。コロナの期間中はロスターにいた日数にカウントされるんでしょうか。

2020年4月25日土曜日

20' Today's Topics - 4/24

[Today's Topics]

外出自粛はいたしかたないですが、フランスで暴動が起きたりしてて、やっぱりストレス溜まりますよね。自粛延長になりそうな気配はありますが、経済事情に加えて、そういったもめ事、争い事も増えるだろうし、持って5月中な気はしますね。

今のところアビガン(ファビピラビル)が効果ありそうだし、治療薬があれば、経済活動は再開できるでしょうから期待したいところですね。

それはそうと、ビデオルーム不正使用問題は最終的に、今季のドラ2の剥奪とビデオルームスタッフの処分に決まったようです。スタッフのJ.T. WatkinsはBOSのスカウトだったかの息子で、捕手としてBOSにドラフトされて入団したものの、結局徴兵でほとんどプレーせずに引退した選手。

ドラ2は痛くない訳はないけど、まぁドラ1じゃなかっただけでもマシかな。処分が軽すぎる、という声が多くて、HOUへのペナルティーとかからするとそう見える。まぁしかし違反行為にあらかじめ罰則を規定していない方がおかしいという気もするけど。選手のプレーを見れない中で、どんなドラフトになるか不明だけど、こうなったらドラ1だけはきっちりモノにしたい。

2020年4月16日木曜日

20' Today's Topics - 4/15

[Today's Topics]

書くネタが何もない状態ですが、ひとまず元気でやっています、ということで。不安ばかりであまり明るいニュースもないですが、皆さまご無事で過ごされていますことをお祈りしております。

自分もこの状況から在宅勤務となっていますが、何だかんだ普段はシンドイと感じることもある通勤だけでも運動と気晴らしになっていて、やっぱり朝晩は楽とはいえ、家にこもりっきりも辛いものがありますね。

ちなみに数少ない話題で言うと、シーズンが全キャンセルになると、今季$208M以内に抑えればリセットされるはずだった贅沢税の税率はリセットされないらしいですね。J. Bradley, Jr.の$11Mが消えるけど、代わりのOFが必要になるし、Workmanが抜けるかもしれないクローザーや現状のローテからすると、今季でリセットしておきたいところですが。

2020年4月5日日曜日

Prospect Profile: Chih-Jung Liu, RHP

今回は、98 mphの速球の鳴り物入りで、久しぶりに台湾からの有望株としてやってきた、Chih-Jung Liuくん。SSとしても有望な二刀流選手で、大谷翔平の存在もあり、そんな話も出ていますが、ひとまずは投手として育てるでしょう。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Chih-Jung Liu (チーユン・リウ)
Full Name: Chih-Jung Liu
Position: RHSP/(SS)
Born: April 7, 1999
Birthplace: Tainan City, Taiwan
Height: 6-0
Weight: 185
Bats: Both
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (October 2019)
Signing Bonus: $750,000
College: Culture (TW)
High School: Chong Xue Guo Xiao HS (TW)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

投手としては小柄。6'0"という登録だが、それよりも低く見える。SSを務めるだけあって、運動能力は抜群で、それもあって、BOSは先発としての資質に自信を持っているそう。元々投手のはずだが、投げ方は少し野手投げっぽい感じがある。オーバーユーズによりデッドアームになり、1年ほど野手のみでプレーしていたが、19年秋にマウンドに戻り、常時93~96 mph、最速97~98 mphを記録して話題となった。球筋はフラット気味なので、コマンド等を磨く必要がありそう。スライダーは手元で鋭く変化するボールで、動画を見る限り、間違いなくプラスになりそう。チェンジアップも投げる。


[Background]

17年に18Uのワールドカップに出場。その後アジア圏のHSにありがちなオーバーユーズでデッドアームとなり、18年はマウンドに上がらず、SSでのみプレーした。マウンドに戻った19年は最速98 mphの速球でナショナルチームをアジアのチャンピオンシップ大会の金メダルに導き、自身もMVPを受賞。そのチームではBOSのTzu-Wei Linとチームメイトであり、BOSの話を多く聞けたことが、BOS入りのポイントの一つとなった。


[Profile]

21' : COVID-19もあり、19年秋の契約から1年以上たってFCLでようやくプロデビュー。FCLで1試合に投げた後すぐにLow-A Salemへ昇格。再び90 mph後半を記録する姿を取り戻し、Low-Aでも問題なく投げた。

22' : 飛躍を期待されたシーズンだったが、High-Aで躓き。出足は悪くなかったが、7月頃は非常に内容が悪かった。9月は本来の姿を取り戻した。

23' : AA Portlandでほぼローテを守り切った。トータルで見ると四球が多いくらいで、まずまずの成績なのだが、中盤戦は捉えられる試合も多かった。最後2試合は、雨でローテ順が変更になったことも影響したかもしれないがリリーフで登板。

24' : ケガでシーズンのほとんどを棒に振ったが、三振はしっかりとれている。


[Comment]

アジア圏の投手にありがちな肘のダメージ蓄積が少し心配で、特に小柄なこともあり、耐久性が懸念ではありますが、まだ非常に若いし、場合によっては早めにTJをしておいても良いかもしれない。

Former Sox Prospect Review: Thaddeus Ward, RHP

今回は、昨年の活躍で評価うなぎ登りの、Thaddeus Ward。今だと傘下のTop 10に入りそう。これは良いピックでした。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Thaddeus Ward (タデウス・ウォード)
Full Name: Thaddeus J. Ward
Position: RHSP/(RHRP)
Born: January 16, 1997
Birthplace: Fort Myers, Florida
Height: 6-3
Weight: 185
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 5th round, 2018
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $275,000
College: Central Florida
High School: Bishop Verot Catholic HS (FL)
MLB Debut: April 1, 2023 (Washington)
How Left: Selected by Washington in the Rule 5 Draft (December 2022)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

少し細身だが、運動能力が高く、バランスの良い身体。速球は入団以降少し伸びて、常時91~95 mph、最速96 mph。深いイニングまで球速を保てる能力があり、先発投手としては平均以上。19年には80 mph後半のカッターをレパートリーに加え、非常に効果的に使えている。また80 mph前半のスライダーも平均以上からプラスのボールでカッターとはしっかり投げ分けられている。カーブ、スプリッター気味のチェンジアップも投げるが、チェンジアップは19年はほどんど投げなかったよう。


[Background]

Fort Myersの出身で、子供の頃は、BOSのボールボーイもしていたそう。カレッジではあまり先発しておらず、リリーフ投手として使われていたが、BOSは先発として指名。


[Profile]

18' : SS-A Lowellでプロデビュー。カレッジシーズン後のデビューで先発移行もあったためか、まずまずというくらいの内容。

19' : 前半戦はLow-A Greevilleの相手打者を軽く捻り、一躍注目の存在に。後半戦はHigh-A Salemへ。投球回制限なのか少しイニングが少なくなったのと、やや制球は悪化したが相変わらず三振は取れていて、被打率も低い。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : MLB昇格も期待された年だったが、AA Portlandで2試合に投げてTJへ。

22' : 終盤戦Low-A~AAでスタッフの部分も含め、TJから順調な復帰を見せた。

22' Dec. : Rule 5ドラフトの全体1位でWASが指名。

23' : さすがにいきなりジャンプした幅が大きすぎて苦しんだ。ILに入ってシーズンエンド。

24' : マイナー(WAS-AAA)で再修業となったが、K/BBがほぼ1とかつての洗練された姿はどこへやら。


[Comment]

一時は投手に関しては荒野のような状況だった傘下マイナーも、少しずつ楽しみな選手が出て来ており、こういったミッドレベルの投手が成長してMLBに貢献してくれると凄く大きい。楽しみな選手の一人です。

Former Sox Prospect Review: Kyle Hart, LHP

今回は、咋秋にRule 5ドラフト対策で40人枠入りした、Kyle Hart。カレッジから5年目のシニアーの年にドラ19で入団。ボーナスもたった$5Kでしたが、マイナーで結果を残してここまで来ました。BOSの現況からすると、AAAで結果を残していればチャンスは確実に来るでしょう。

Photo from MassLive

[Player Data]

Name: Kyle Hart (カイル・ハート)
Full Name: Kyle Patrick Hart
Position: LHSP
Born: November 23, 1992
Birthplace: Cincinnati, Ohio
Height: 6-5
Weight: 170
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: 19th round, 2016
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $5,000
College: Indiana
High School: Sycamore HS (OH)
MLB Debut: August 13, 2020 (Boston)
How Left: Minor league free agency, signed with Philadelphia (November, 2022)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

長身で腕が長く、投手体型。少し細身だが、元々フィジカルなタイプではなく、大きく成長することは無さそう。速球は80 mph後半、最速92 mphとあまり球威がないが、長身からの角度とボールを隠すフォームでまずまず戦えている。チェンジアップがセカンドピッチで、彼のレパートリーの中では最も優れたボール。カッターとカーブも見せ球程度だが投げる。


[Background]

カレッジでのジュニアーイヤーにTJを受けてRed-Shirtに。5年目のRed-Shirtシニアーの年にドラフトされて入団。


[Profile]

16' : GCLでプロデビュー。年齢が高いこともあり、11.2 IP/19 Kと良い結果を残した。

17' : Low-A Greenville/High-A Salemの先発として好投。軟投派だが、しっかり三振を奪えている。

18' : AA Portlandで先発として投げた。中盤戦調子を崩したが、序盤と終盤は安定した投球。奪三振率が低下。また四球もやや多い。

19' : AA/AAA Pawtucketまで到達。AAでもイニング数以上の奪三振率を残したことで、Prospectとして認知されてきた。被打率も優秀。AAAではさすがに少し奪三振率が落ちたが。

20' : オフに40人枠に入っていたこともあり、勝負の決まった8月にコールアップも前年からスタッフがやや落ちていたこともあり大きく打ち込まれた。

21' : 40人ロスター枠からも外れたが、スタッフは少し上向きだったよう。似たようなタイプでもう少し三振の取れるStephen Gonsalvesがいたこともあり、MLBからは声は掛からず。

22' : AAAで出遅れて開幕し、AAから多くの先発有望株が上がって来た際には穴埋めでAAへ。最終盤にAAAに戻っている。まずまず投げてはいるが、再びMLBから声が掛かることは無さそう。

22' Nov. : MiLFAに。

23' : PHI傘下では育成リストで過ごすなど出番が与えられなかったが、リリースされてSEA入り後はAAAでまずまずの投球。

24' : 韓国リーグでプレー。


[Comment]

タイプ的にはリリーフに嵌まればなんとか、という感じだけど、BOSの状況からすると平均を少し下回ってでもいいから先発で使えると嬉しい、という期待でプロテクトしたのだろう。BALへ行ったChandler Schepherdくらいの立ち位置かと。